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マチネの終わりに(文庫版) (コルク) Kindle版
深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。
出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。
スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。
愛とは運命なのか、それとも、私たちの意志なのか?
芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。
- 言語日本語
- 出版社コルク
- 発売日2019/6/6
- ファイルサイズ4417 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。著書は小説、『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)『ドーン』(ドゥマゴ文学賞受賞)『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』等がある。 2014年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
登録情報
- ASIN : B07SPKVPGW
- 出版社 : コルク (2019/6/6)
- 発売日 : 2019/6/6
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 4417 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 420ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,592位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 423位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。
1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。
以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在した。
美術、音楽にも造詣が深く、日本経済新聞の「アートレビュー」欄を担当(2009年~2016年)するなど、幅広いジャンルで批評を執筆。2014年には、国立西洋美術館のゲスト・キュレーターとして「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」展を開催した。同年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
また、各ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。
著書に、小説『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』、『ある男』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』等がある。
2019年に映画化された『マチネの終わりに』は、現在、累計58万部超のロングセラーとなっている。
2021年5月26日、長編小説『本心』(文藝春秋社)刊行。
photo: @ogata_photo
–
[受賞歴]
『日蝕』(1999年 芥川龍之介賞)
『決壊』(2009年 芸術選奨文部大臣新人賞受賞)
『ドーン』(2009年 Bunkamuraドゥマゴ文学賞)
『マチネの終わりに』(2017年 渡辺淳一文学賞)
『ある男』(2019年 読売文学賞)
–
[審査員・選考委員履歴]
三島由紀夫賞(2008年~2019年)
写真の町東川賞(2008年~2017年)
木村伊兵衛賞(2018年~)
芥川龍之介賞(2020年~)
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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あーっ、この話の続きが知りたい!!!
だった。
面白くて読みいってしまい、
風呂で3時間以上読み続けてしまった!
おかげで、皮膚がふやけたのか、身体がかゆくなってしまった。
ネタバレになるが、
運命の人に出逢ったのに結ばれない、
つらい話だった。
最後はハッピーエンドになるのかと期待して読み続けたが、
良い方向に行く可能性だけみせて
話が終わってしまった。
とても残念!
この続きがハッピーエンドなのか、
それともやはり、
結ばれないのか。
なんとなく、
結ばれない気がする話だった。
それでも、
2人の愛は続く気がした。
相思相愛になれたのに、
偶然のタイミング、
恋愛感情を持つ第三者からの意図的な妨害、
守りたい亡命してきた友人、
さまざまな理由と
真面目で、
豊富な知識や正義感、
それが2人を別れさせてしまった。
お互いを愛するあまり、
誤解してしまうってこともあるのかなと考えた。
納得するまで、
話し合うのが、
愛するひとへの行動になると僕は思う。
なので、この小説は少し無理がある。
だけれども、その感情表現、
相手を思いやる気持ち、
本人のこころの葛藤が
細やかに文字になっている。
その文章に読みいってしまい、
こころを掴まれてしまった。
こんな恋愛小説は初めて読んだ。
映画があるらしいので、どのように映像にしたのかが
もても楽しみである!
とはいえ、普通に読み応えはあります。
ある男、が気に入って昔の作品も読んだクチなので、表現は最近のもののほうが面白いように思う。
その内情は相手に伝わらず、錯綜していく。
あえて、伝えないほうがいいのか当事者になったとしても分からない。
彼らの恋愛、人生の行方も気になるところですが、この未来に対するメッセージがあるおかげでラストはポジティブな気持ちに。
筆者がこの作品に込めたものの一つだと思いました。
あまり恋愛小説は読まないのですが、この作品は心に余韻が残りました。