ビッグ･ラブ (字幕版)

ソルトレイクシティの郊外に住む、一夫多妻のビル･ヘンリクソンが、３人の妻と７人の子供の生活を支えるために奮闘する様子を、ときに感動的に、ときにロマンチックに描く。ビルは、より良い生活を目指し、経営している“ホーム･プラス”という、ホームセンターの２店舗目を開店させる。また、カルト集団のパワフルなリーダーや両親、義理の兄弟とも折り合いを付けようとする。シリーズ第一作。

ニッキーは、彼女の大切な日にバーブに対して失礼な態度を取ったビルを責め立てる。ところが、バーブが見返りを受けたのに対し、ニッキーの言動は裏目に出てしまう。ローマンの脅威を懸念し、ビルはセキュリティシステムを３軒の自宅に導入しようと検討する。一方、病院で療養してたフランクリンは、ローマンの訪問により退院することに。また、ビルの娘サラは新しい友情を築いていく。そしてビルは、家族の膨れ上がる要望に応えようとする。

ニッキーは、その浪費癖をビルから注意されていたのにも関わらず、５歳の息子ウェインの豪華な誕生日パーティをホテルで開催しようと計画する。一方、ビルは防御システムを自宅周辺に導入する。バーブは家族の秘密を近所の人々から守ろうとする。マージンは、自分のために立ち上がる。そして、ホーム･プラスには歓迎されない客が訪れる。

薄気味の悪い夢をみたビルは、その意味するものを明らかにしようとする。息子ベンとハンティング旅行に出かけ、そこで自分がずっと探していたものを見つける。一方、バーブは教員の定職に就き、ニッキーとマージンにプレッシャーを与える。ニッキーは債権者を追い払う。また、ジョーイはローマンに関する暴露話を土産に、ビルのもとを訪れる。そして、ヘザーはサラを悪党から救い出そうとする。

ビルとバーブの密かな行動は、ニッキーの疑惑を招く。一方、ビルとドンは司法長官の“複婚王”に匿名電話をかけて、ローマンの顔に泥を塗ろうとする。ビルの経営するホーム･プラスの従業員は、ある告発をしようとする。マージンは近所に住むパムと友情を築くが、その他２人の妻たちを不安にさせる。そして、ニッキーは喜ばしい発表をするのだった。

ビルは、父親の最初の妻ロベルタの葬式に参列するため、ローマンが断りづらいであろう和解案を携えて、ジュニパークリークへと向かう。ビルの母親ロイスは、ロベルタの死を、自分が一番の妻になれる機会と捉える。一方、バーブはホーム･プラスの混乱からニッキーを救い出す。ベンは、父親ビルと同じ道を歩むかどうか思い悩むのだった。

ビルはローマンと確執があるのにも関わらず、ホーム･プラスの高額なマーケティングキャンペーンを計画する。ニッキーが宣教師２人を追い返す一方で、マージンはパムの教会に招待される。また、ベンは神学校の学生たちと一緒にロードトリップへ出かける。アルビーは自分の時間を確保する新しい方法を見つける。バーブはニッキーの秘密に気づく。そして、ローマンはビルからの提案に対し答えを出す。

フランクリンは、仮宿を追い出され、妻たちや犬と共に、復活祭を祝うビルのもとに押しかける。そこでジョーイは、新たなスタートを模索する。一方、ビルは訴訟問題の渦中にいることに気づく。ニッキーは借金を抱えているのは自分だけではないことを知る。サラは予想外にもロイスと仲良くなる。そして、ビルは最終的な和解案を出してローマンを驚かせる。

ビルは、ローマンの圧力から開放されたことを喜ぶが、“預言者”の干渉はまだ続くかもしれなかった。最悪の事態を恐れたニッキーは、ビルに秘密話を打ち明け、許しを請う。ドンはベティという女性に夢中になる。そして、警察と揉め事を起こしたビルは、サラにそのことを愚痴る。また、投票好きなマージンは“チャド”を虜にする。

バーブのもとに、その結婚スタイルに反対する姉妹シンディが訪れる。一方、ローマンとの仲が悪くなるにつれて、ビルはUEB聖職カウンシルに入ろうとする。また、ベンはブリンに彼の愛情の証を与え、その結果大きなものを得る。落ち込んでいるマージンはティニーの洗礼式で変化を見せる。

ヘンリクソンの株は上昇する。バーブは“マザー･オブ･ザ･イヤー”のファイナリストに選ばれ、ビルはソルトレイクシティのリーダーシップ･リーグに新メンバーとして参加しないかと誘われる。そんな中、3人の妻はそれぞれの希望に沿った生活の条件を検討するが、ハッチャーがこれをビルに伝えると、彼女たちはごまかすために要求を抑えるのだった。

シーズン１最終話。ビルとジョーイは、UEB聖職カウンシルの会合でローマンに不意打ちを食らわす。しかし、彼らの勝利は続くのか...。一方、ワンダの悪い習慣は、アルビーが訪れた際に復活してしまう。アデリーンはロンダを逃避から引き戻す。ニッキーの家族への忠誠心が試される一方で、バーブは“マザー･オブ･ザ･イヤー”の授賞式で脚光を浴びる。