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とにかく散歩いたしましょう Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 462個の評価

人気作家の日常。締切を前に白紙の恐怖に怯え、店員とのやりとりに傷つき、ハダカデバネズミに心奪われる。
たとえ何があっても、愛犬と散歩すれば前に進める・・・心温まるエッセー集。

<目次>
「る」と「を」
ハンカチは持ったかい
イーヨーのつぼの中
本の模様替え
散歩ばかりしている
ポコポコ頭を叩きたい
盗作を続ける
長編み、中長編み、長々編み
肉布団になる
自分だけの地図を持つ〔ほか〕

(本文より)
”夜眠れない時、世界のどこかで一生懸命働いている人のことを考える。
コインを洗ったり、魚を数えたり、自分に与えられた役目をきちんと果たしている人の姿を思い浮かべる。
すると、明日また、自分は小説を書こうという気持ちになれる。
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出版社より

からだのび 妊娠カレンダー やさしい訴え 猫を抱いて とにかく散歩
からだの美 妊娠カレンダー やさしい訴え 猫を抱いて象と泳ぐ とにかく散歩いたしましょう
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
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5つ星のうち4.3
462
価格 ¥1,760 ¥638 ¥759 ¥814 ¥748
文藝春秋刊/小川洋子の本 ボールを投げるイチローの肩、羽生善治の勝利に震える中指、ゴリラの背中、スピンするときの高橋大輔の魅惑的な首、ハダカデバネズミのたっぷりとした皮膚のたるみ、貴ノ花のふくらはぎ、赤ん坊の握りこぶし――身体は秘密に満ちている。隠された美を掬い取り、やわらかに照らし出す。著者の創作の真髄に迫るような、極上の随筆16篇。 「文藝春秋」大好評連載を書籍化。 姉が妊娠した。つわりに苦しみ、家族に八つ当たりし、 母となる不安に苦しむ姉と接するうち、妹の心に芽生える不思議な感情。姉を苦しめるモノから姉を妹は守りたいという気持ちと裏腹に、妹はやがて、めまいのするような悪意の中へすべりこんで行く。家族の妊娠をきっかけとした心理と生理のゆらぎを、きらめく言葉で定着した芥川賞受賞作「妊娠カレンダー」。 謎に包まれた寂しい学生寮の物語「ジミトリイ」、小学校の給食室に魅せられた男の告白「夕暮れの給食室と雨のプール」。透きとおった悪夢のようにあざやかな三編の小説。 夫から逃れ、山あいの別荘に隠れ住む「わたし」が出会った二人。チェンバロ作りの男とその女弟子。深い森に『やさしい訴え』のひそやかな音色が流れる。挫折したピアニスト、酷いかたちで恋人を奪われた女、不実な夫に苦しむ人妻、三者の不思議な関係が織りなす、かぎりなくやさしく、ときに残酷な愛の物語。 「大きくなること、それは悲劇である」。 成長を恐れた少年は、十一歳の身体のまま成長を止め、チェス台の下に潜み、からくり人形「リトル・アリョーヒン」を操りチェスを指すようになる。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、いつしか「盤下の詩人」として奇跡のような棋譜を生み出す——。静謐にして美しい、小川ワールドの到達点を示す傑作。 愛犬ラブと朝晩散歩をする暮らしの中で、月に1回発表されたエッセイ46篇。「る」という文字を偏愛する三歳の姪の話で始まり、昔読んだ小説を読み返し、ストーリーが全然違うことに驚くことがしばしばあること、「偽医者」と「盗作」の記事を決して見過ごせないこと、ハダカデバネズミの社会への感嘆、眼鏡の数と加齢の話、「もう一人の小川洋子さん」と食事をしたこと、文鳥の理想の鳥かごを手に入れるまでの苦労など、すべてのエッセイに小説が隠れているような、磁力のある一冊。
判型 単行本 文庫 文庫 文庫 文庫

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00DU4B2D2
  • 出版社 ‏ : ‎ 毎日新聞出版 (2013/7/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/7/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 560 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 155ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 462個の評価

著者について

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小川 洋子
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1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。

1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。主な著書に『やさしい訴え』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの記憶』『薬指の標本』『夜明けの縁をさ迷う人々』『猫を抱いて象と泳ぐ』等。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
462グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愛犬ラブちゃんの思い出は、突然書かれていて、そしてこの本のエッセンスとなっている。心に少しわだかまりがあったとしても、心地よく読める一冊でした。
2024年2月17日に日本でレビュー済み
先月小川氏の作品を久方ぶりに読み、改めてその「静けさ」を堪能しました。その後Kindleでお勧めされたのが本書。

作品の印象とはまた違った、作家さんの素?が見え隠れして実に面白かったです。小川さんの日々の生活(作家の日常、取材、家族やペットの話、本の話)が描かれています。

・・・
で、まず感じてしまったのは親近感。

小川さん、岡山出身なんですね。しかも関西は西宮近辺にお住まいなご様子。

かなり勝手な親近感ですが、私も人生で5年くらい関西に住んでおり、その半分強が西宮近辺でした(私は尼崎でしたが)。小川さんは取材で訪れた関西学院大学のグラウンドの広さに驚いたそうです。私は引っ越してきた当時、未だに残る自然の豊かさみたいなのに驚きました。梅田から20分程度で、駅から15分も歩くと田んぼや畑が広がり、カエルや蛇が時に出現し、農業水路にはナマズや鯉が体をくねらせる。幼稚園児だった子どもたちとパンくずをナマズにあげたり、田んぼのあぜ道を歩き小枝を田んぼに差し込み蛇を探しに行ったりしたことを思い出しました。

ああ、あの近くを小川さんも歩いたのかもしれない、と勝手に夢想した次第。

で、ちょうど大阪在住時、岡山へは月に一回は出張していたんです。

これまた岡山というのが何というかパンチのない明るい都会(ごめんなさい)で、地味な印象なのです。確かに良く晴れているけど。

名が売れる前の高橋大輔さんへの取材の様子が書かれていましたが、岡山の朗らかな土地で小川さんの才能が育まれたのかと勝手に感動。ちなみに岡山市の中心街はえらく一方通行が多かったことを思い出します。

・・・
さてさて。本の内容で言うとですとね、作家さんですし当然ですが、連想力が半端ないです。

タイトルにもありますが、散歩の話が結構多い。散歩といえば、といって、散歩シーンの出てくる小説タイトルがポンポンと出てくる。「ノルウェイの森」とか「檸檬」とか。

散歩中に近所の中学の吹奏楽部が「ふるさと」を演奏しており自然に涙ぐんできてしまい、「ふるさと」といえば、「二十四の瞳」云々、とか。

作家さんですし、エッセーだからかもしれませんが、現実世界の驚きから、それを書籍の一シーンや場面に結び付ける連想力がすごい。

普段の生活ではきっと、話のオチとか流れとかとは全く離れた、ふと思って気づいてそれを喋っちゃう人なのかな、とか感じました。で、周りの人は??みたいな顔をしてしまう、みたいな笑 知らんけど。
旦那さんは、そういう性格の小川さんを暖かく見守るタイプなのかな、とか、かなり妄想じみた想像をしてしまいましたよ。

・・・
そのほか、ハダカデバネズミに執着したり(その社会システムに驚き、気持ちを夢想したり)、過去読んだ本の思い違いに驚いたり、ペットのラブラドールのラブの話とか、ほっこりするストーリー多めです。

・・・
ということで作家小川洋子さんのエッセイでありました。

作品の書き口とは一味もふた味もちがった作家本人のエッセイでした。
天然な方?なのかもしれませんね。逆に、この書きぶりを意図して書かれたとしたらかなりな悪女さんかもしれません。こういうちょっと抜けているかも?という女性のことは男性はけっこう好きなんじゃないかなあ。

改めてですが、小川さんの作品が好きな方にはお勧めできると思います。作品を読むのとは違った驚きが味わえると思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の小川洋子さんの大ファンです。

小川さんが飼い犬のラブと散歩する中で
考えを巡らせるように、日々のことにとつとつと
思いを馳せるエッセイです。

考えことで頭がいっぱいのとき、
なんだか無性におちこむとき、
この本を読むと小川さんのことばの海に
たゆたうようで幸せになれます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月13日に日本でレビュー済み
アンネの日記、愛犬、琥珀、、、作者の小説のモチーフや関連性を連想させるお話がいくつも出てきます。
この本を読む前に、小説を何冊か目を通しておいたほうが楽しめると思います。
私は、小説の世界観の方が好きです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どのように表現するのが適切か考えあぐねていますが、とても素晴らしい小説家さんなのに些細なことが不安だったり、色々と悩みがおありだったり、書くことへの辛さとか、内容がとても正直で飾りっ気がなく、嫌な香りのしない文章といいますか…すごいことも良いことも悲しいこともどこか淡々と。とても落ち着きます。私自身重なる部分が多く、勝手ながら個人的に救われるような内容が粒揃いでとても好きな一冊となりました。
unlimited で読んでいましたが、実物の本として購入してそばに置きたくおもいます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小川さんの小説はどれもしっとりと静かな雰囲気が漂いますが、
このエッセイに出てくる小川さんは、その小説の空気も匂わせながらも、少しオチャメな、親近感いっぱいな小川さんです。
読み終わっても、またすぐ会いたくなる、お友達のような本です🎵
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丸々一冊、追悼のような内容だったらどうしようかと思った。犬を飼っていた身だから、およそ悲しみに耐えられないのではないかと恐れたからだ。
しかし実際のところ、小川さんの優しい言葉でちょっとおっちょこちょいな日常が語られるその最中に、花束から抜き出したかすみ草で作った栞のような、優しいブックマークのように愛犬とのエピソードが挟み込まれていて、だからこそ、鼻にツンと来るものがあったり、なかったり。

同じように、わたしもあの子を愛していたなぁ、としみじみ感じる一冊でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、新聞に連載されていたエッセーをまとめたものであり、『とにかく散歩いたしましょう』は、一つのエッセーのタイトルである。
ところどころに著者のいろいろな小説に関連した内容が出てきて、ファンとしては嬉しい。
著者の、押し付けがましいところがない謙虚な姿勢が全編から感じられ、読んでいるとなんだか心が和らぎ、優しい気持ちになる。
このような謙虚さは、もしかしたら著者の文章が創り出す虚像で、実際の著者は違うのかもしれない。しかしそんなことはどうでもいい。私のようなファンにとっては、著者の文章が創り出すものこそが最も貴いのだから。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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