最近、急成長し話題となっている「俺のフレンチ」創業者の坂本孝氏の経営理念を紹介してある。私自身も事業を営む者として学ぶ所が多く、坂本氏の発想には度肝を抜かれる思いがした。
筆者はこの事例を通して、起業から経営戦略に至るまで、世の起業家(企業家)、経営者にいくつかのヒントを指し示してくれているようでもある。
内容は簡潔にまとめられ門外漢にも大変わかりやすく、一気に読み進めることができた。自営業の知人にも紹介したい一冊である。
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『俺のイタリアン』を生んだ男 「異能の起業家」坂本孝の経営哲学 単行本(ソフトカバー) – 2014/4/18
尾崎 弘之
(著)
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購入オプションとあわせ買い
空前の繁盛店「俺の」シリーズはどのように誕生し、大成功したのか。
そして、これからのビジョンとは?
古本販売チェーンのブックオフ、そして高級立ち飲み居酒屋「俺の」シリーズを成功させるという前代未聞のビジネスで注目を集める坂本孝氏。短期間で「俺の」シリーズをビッグビジネスに成長させた“異能の経営者"の経営哲学とは。坂本氏をはじめ、「俺の株式会社」経営陣、シェフ・ソムリエなどの社内スタッフ、取引先企業の経営者など30名以上のインタビューから探る、成功の理由と、次の戦略。
そして、これからのビジョンとは?
古本販売チェーンのブックオフ、そして高級立ち飲み居酒屋「俺の」シリーズを成功させるという前代未聞のビジネスで注目を集める坂本孝氏。短期間で「俺の」シリーズをビッグビジネスに成長させた“異能の経営者"の経営哲学とは。坂本氏をはじめ、「俺の株式会社」経営陣、シェフ・ソムリエなどの社内スタッフ、取引先企業の経営者など30名以上のインタビューから探る、成功の理由と、次の戦略。
- 本の長さ188ページ
- 言語日本語
- 出版社IBCパブリッシング
- 発売日2014/4/18
- ISBN-10479460274X
- ISBN-13978-4794602749
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商品の説明
著者について
東京大学法学部卒業後、野村證券に入社。
ニューヨーク大学大学院スターン・スクール・オブ・ビジネス修了(MBA)。モルガン・スタンレー証券バイス・プレジデント、ゴールドマン・サックス投信執行役員を歴任後、ベンチャー業界に転進。。
ソフトバンク・インベストメント株式会社バイオ事業準備室長、バイオビジョン・キャピタル株式会社常務取締役、ディナベック株式会社取締役CFOを経て、東京工科大学教授。
著書に『出世力』(集英社インターナショナル)『次世代環境ビジネス』(日本経済新聞出版社) など。
ニューヨーク大学大学院スターン・スクール・オブ・ビジネス修了(MBA)。モルガン・スタンレー証券バイス・プレジデント、ゴールドマン・サックス投信執行役員を歴任後、ベンチャー業界に転進。。
ソフトバンク・インベストメント株式会社バイオ事業準備室長、バイオビジョン・キャピタル株式会社常務取締役、ディナベック株式会社取締役CFOを経て、東京工科大学教授。
著書に『出世力』(集英社インターナショナル)『次世代環境ビジネス』(日本経済新聞出版社) など。
登録情報
- 出版社 : IBCパブリッシング (2014/4/18)
- 発売日 : 2014/4/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 188ページ
- ISBN-10 : 479460274X
- ISBN-13 : 978-4794602749
- Amazon 売れ筋ランキング: - 746,093位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,075位ビジネス人物伝 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この書が出て、間もなく3年経つ。
上場どころか、役員、幹部社員、スーパー・シェフ続々離脱。
このビジネスモデルは一見素晴らしく見えるが、長続きはしない。
最近は着席できる店も増え、お客目線では「〇」。
上場どころか、役員、幹部社員、スーパー・シェフ続々離脱。
このビジネスモデルは一見素晴らしく見えるが、長続きはしない。
最近は着席できる店も増え、お客目線では「〇」。
2015年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を読むまでは、正直あまり坂本孝氏を知らなかった。ブックオフを起業した方なんだなぁ。位にしか思ってなかったのだが 本書を読んでみて第一感想として「この人は凄い」と感じてしまった。なにが凄いかというとまず年齢が凄い。もし「俺の株式会社」が上場したら最高齢社長の新規上場になるのだそうだ。それも一から会社を興しての。である。利他の精神の塊のような人である。稲盛和夫氏に師事し、あの稲盛氏をして 経営の天才と言わしめた人である。坂本氏は経営が何かをわかってらっしゃる。つまるところ「人」である。そして社員に夢を見せてそれを実行しようと日々邁進している。社員もそれに応えようと懸命にがんばる。とてもいいサイクルである。こんなリーダーの下で働きたかったなぁ。この人の下で夢を語りたかったぁ。と思えるくらいに素晴らしい人である。「俺の株式会社」が成長していくことを願う一人です。
2014年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元々、俺のシリーズについては、星付きシェフと立ち飲みの融合ということしか知りませんでした。読み進めると、ビジネスモデルの精密さ、経営哲学の素晴らしさがミックスされていることがよく理解できました。優れた画に魂を込めなければ、何事も実現されないのですね。
2014年6月17日に日本でレビュー済み
「人件費・場所代・原材料費のコストをいかに下げるかが重要」という常識の中、
人件費、原材料費を上げる一方、回転率をあがるという異色のビジネスモデルの俺のイタリアン系列。
このビジネスモデルを作り、成功まで導いた坂本社長の経営哲学には感動。
全体的に構造化されており、とても読みやすかったです。
個人的に坂本社長以外に、稲盛さんや盛和塾の話が多くあり、大変勉強になりました。
人件費、原材料費を上げる一方、回転率をあがるという異色のビジネスモデルの俺のイタリアン系列。
このビジネスモデルを作り、成功まで導いた坂本社長の経営哲学には感動。
全体的に構造化されており、とても読みやすかったです。
個人的に坂本社長以外に、稲盛さんや盛和塾の話が多くあり、大変勉強になりました。
2014年6月4日に日本でレビュー済み
本書は、坂本孝氏ご自身の著書である「俺のイタリアン、俺のフレンチ」
を読了後、続けて読みました。
正直、本書では、新たな気づきは得られませんでした。
「俺のイタリアン、俺のフレンチ」のほぼ1年後に
出版されているにもかかわらず、さほど、新しい情報もありませんでした。
俺の〜シリーズのすばらしいビジネスモデルや坂本氏の独創性については、
「俺のイタリアン、俺のフレンチ」を読めば(ごく一部だと思いますが)
ある程度分かります。
逆に、本書でなければ得られない情報はほとんどありませんでした。
存在意義がよく分からない本でした。
を読了後、続けて読みました。
正直、本書では、新たな気づきは得られませんでした。
「俺のイタリアン、俺のフレンチ」のほぼ1年後に
出版されているにもかかわらず、さほど、新しい情報もありませんでした。
俺の〜シリーズのすばらしいビジネスモデルや坂本氏の独創性については、
「俺のイタリアン、俺のフレンチ」を読めば(ごく一部だと思いますが)
ある程度分かります。
逆に、本書でなければ得られない情報はほとんどありませんでした。
存在意義がよく分からない本でした。
2014年5月20日に日本でレビュー済み
たまたま「俺のイタリアン」の特集番組を見た直後、この本のことを知った。私自身は、ビジネス書は時々読むものの、経営者の名がタイトルに入るような経営者礼賛・おべっか本は好きではない。
この本は全く違った。読者に「俺のイタリアン」での食事や店のコンセプト、従業員のサービス、そして経営者の想いがどんなであるか、想像をかき立ててくれるのである。特に前半にある一枚の図。この図に全てが集約されている。この図を書けることこそ、著者が学者としてもどれほどの力があるかを物語っている。「俺の~」シリーズに並ぶ皆さん、老若男女を問わず、せっかくの待ち時間は食前書としてこの本を手にしよう。新刊でなくても、ブックオフで買ってもよい。読み終わったら、またブックオフに売ればいい。「俺のイタリアン」が三ツ星を取る日が来ることを信じながら、この本には五つ星をつける。
尾崎先生見事です。
この本は全く違った。読者に「俺のイタリアン」での食事や店のコンセプト、従業員のサービス、そして経営者の想いがどんなであるか、想像をかき立ててくれるのである。特に前半にある一枚の図。この図に全てが集約されている。この図を書けることこそ、著者が学者としてもどれほどの力があるかを物語っている。「俺の~」シリーズに並ぶ皆さん、老若男女を問わず、せっかくの待ち時間は食前書としてこの本を手にしよう。新刊でなくても、ブックオフで買ってもよい。読み終わったら、またブックオフに売ればいい。「俺のイタリアン」が三ツ星を取る日が来ることを信じながら、この本には五つ星をつける。
尾崎先生見事です。
2014年9月27日に日本でレビュー済み
読んでいて本当に気分が悪くなる本です。
本を読むと上場を目指していることがわかります。ブックオフでの親族会社への社員の融通や性善説という美辞麗句で飾ってはいますがコーポレートガバナンスを軽視する姿勢は上場企業の経営者としての倫理観が根本的に欠如している方ということがわかります。
事業の商才についてはこの本を読むと得られるものがあるので☆2にしました。商才豊かなことはわかるのでぜひとも非上場でやってくれることを社会のために祈らざる負えない後味の本です。
本を読むと上場を目指していることがわかります。ブックオフでの親族会社への社員の融通や性善説という美辞麗句で飾ってはいますがコーポレートガバナンスを軽視する姿勢は上場企業の経営者としての倫理観が根本的に欠如している方ということがわかります。
事業の商才についてはこの本を読むと得られるものがあるので☆2にしました。商才豊かなことはわかるのでぜひとも非上場でやってくれることを社会のために祈らざる負えない後味の本です。