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NHK「100分de名著」ブックス 荘子 Kindle版
完全な受け身──それこそが自由だ
今から約2300年前の中国で成立した『荘子』は、一切をあるがままに受け入れるところに真の自由が成立すると説く。禅の成立に大きな役割を果たし、今なお多くの人に影響を与え続けるこの書の魅力を、作家・僧侶の玄侑宗久が存分に語る。書き下ろしのブックス特別章「『荘子』における宗教性」収載。
[内容]
はじめに 心はいかにして自由になれるのか
第1章 人為は空しい
第2章 受け身こそ最強の主体性
第3章 自在の境地「遊」
第4章 万物はみなひとしい
コラム 荘子と諸子百家の時代
ブックス特別章 『荘子』における宗教性
今から約2300年前の中国で成立した『荘子』は、一切をあるがままに受け入れるところに真の自由が成立すると説く。禅の成立に大きな役割を果たし、今なお多くの人に影響を与え続けるこの書の魅力を、作家・僧侶の玄侑宗久が存分に語る。書き下ろしのブックス特別章「『荘子』における宗教性」収載。
[内容]
はじめに 心はいかにして自由になれるのか
第1章 人為は空しい
第2章 受け身こそ最強の主体性
第3章 自在の境地「遊」
第4章 万物はみなひとしい
コラム 荘子と諸子百家の時代
ブックス特別章 『荘子』における宗教性
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2016/8/25
- ファイルサイズ12829 KB
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- 販売: Amazon Services International LLC
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登録情報
- ASIN : B01M0E9Y3Y
- 出版社 : NHK出版 (2016/8/25)
- 発売日 : 2016/8/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 12829 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 128ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 44,927位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,098位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
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1956(昭和31)年、福島県三春町生まれ。安積高校卒業後、慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。さまざまな職業を経験した後、京都の天龍寺専門道場に入門。現在は臨済宗妙心寺派、福聚寺住職。2001年、「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 龍の棲む家 (ISBN-13:978-4167692056 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月19日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
現代の方向性とは異なる見方、そして、今後未来に必要とされているものの見方だと感じました。ありがとうございます☺️
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年12月11日に日本でレビュー済み
資本主義の限界やら、シンギュラリティ(ほんとに来るかどうか分からんけど笑)が話題に登るこの時代だからこそ、意味のある考え方かもしれない。
超俯瞰した視点は実に面白い。
P55「人はただ人間という形に嵌って生まれたことを喜んでいるけれど、今のこの人間の形など、次々に変化して窮まりないものだ。その変化に対処することで得られる楽しみこそ計り知れないものじゃないか」
P58 荘子の妻の死に際し荘子曰く「初めは悲しかったけれど、命というもののそもそもの始まりを考えてみれば、もともとおぼろで捉えどころの無い状態でまじりあっていたわけだ。(中略)その形が変化して生命ができた。それが今また変化して死へと帰って行く。いわば四季のめぐりと同じで、妻は天地という巨きな部屋で安らかに眠ろうとしているんだよ。それが命の道理だし、だから大声をはりあげて哭くのはやめたんだ」
P73 「この「蛙飛びこむ水の音」とは無意識の命の躍動です。鈴木大拙は英語で行った講演の中で、これを "unconscious life impulse" と言っています」
P130 「真人は"寡しきにも逆らわず、盛んなるにも雄らず、水に入るも濡れず、火に入るも熱からず"」「あらゆる思いこみを捨て、全てを複雑で終わりのない流転の一部として楽しめるならそんなことも充分あり得るのではないでしょうか」
P133「訓練による自然の拡張」、果てしない反復という人間的行為によって、ついに人間離れした境地に達する
超俯瞰した視点は実に面白い。
P55「人はただ人間という形に嵌って生まれたことを喜んでいるけれど、今のこの人間の形など、次々に変化して窮まりないものだ。その変化に対処することで得られる楽しみこそ計り知れないものじゃないか」
P58 荘子の妻の死に際し荘子曰く「初めは悲しかったけれど、命というもののそもそもの始まりを考えてみれば、もともとおぼろで捉えどころの無い状態でまじりあっていたわけだ。(中略)その形が変化して生命ができた。それが今また変化して死へと帰って行く。いわば四季のめぐりと同じで、妻は天地という巨きな部屋で安らかに眠ろうとしているんだよ。それが命の道理だし、だから大声をはりあげて哭くのはやめたんだ」
P73 「この「蛙飛びこむ水の音」とは無意識の命の躍動です。鈴木大拙は英語で行った講演の中で、これを "unconscious life impulse" と言っています」
P130 「真人は"寡しきにも逆らわず、盛んなるにも雄らず、水に入るも濡れず、火に入るも熱からず"」「あらゆる思いこみを捨て、全てを複雑で終わりのない流転の一部として楽しめるならそんなことも充分あり得るのではないでしょうか」
P133「訓練による自然の拡張」、果てしない反復という人間的行為によって、ついに人間離れした境地に達する
2019年11月2日に日本でレビュー済み
100分DE名著シリーズは面白い本が多い。まず、しっかりした方が執筆されている。
次に短く簡潔である。それらが理由だと思う。特に後者に関しては、簡潔な本にする事は
執筆者に「削る」ことを強いるに違いない。その「削り」の中で研ぎ澄まされてくる
ものがある。それが僕の理解だ。
荘子を解説した本をいくつか読んできたが本書が一番面白かったと思う。特に著者が
「遊」というキーワードで語った部分が僕には新鮮だった。著者は以下のように言う。
「『遊』とは端的に言うと、時間と空間に縛られない世界です」
「時間と空間に縛られる世界」とは、まさに「この世」であり、僕らが住んでいる状況
と言って良い。その状況から抜け出すことは不可能だろうが、突き離れた場所から
自分を見返すことは出来るのではないか。まさに荘子が、「荘子」という書物を通じて
語っているのはそのことではなかったか。そう考えることが出来たことが本書を今回
読んだ一番の感想であった。
「荘子」という破天荒な一巻は人類にとって極めて重要であると僕は長く強く思って
きた。本書もそれを強く裏付ける一冊と言える。再読に耐えうる快著だ。
次に短く簡潔である。それらが理由だと思う。特に後者に関しては、簡潔な本にする事は
執筆者に「削る」ことを強いるに違いない。その「削り」の中で研ぎ澄まされてくる
ものがある。それが僕の理解だ。
荘子を解説した本をいくつか読んできたが本書が一番面白かったと思う。特に著者が
「遊」というキーワードで語った部分が僕には新鮮だった。著者は以下のように言う。
「『遊』とは端的に言うと、時間と空間に縛られない世界です」
「時間と空間に縛られる世界」とは、まさに「この世」であり、僕らが住んでいる状況
と言って良い。その状況から抜け出すことは不可能だろうが、突き離れた場所から
自分を見返すことは出来るのではないか。まさに荘子が、「荘子」という書物を通じて
語っているのはそのことではなかったか。そう考えることが出来たことが本書を今回
読んだ一番の感想であった。
「荘子」という破天荒な一巻は人類にとって極めて重要であると僕は長く強く思って
きた。本書もそれを強く裏付ける一冊と言える。再読に耐えうる快著だ。
2021年12月13日に日本でレビュー済み
荘子の本を過去に1冊読んだのですが、イマイチ腑に落ちなかったので、
この本を手に取って読んでみました。
荘子が何を書いているのか、を様々な角度から丁寧に説明しており、
荘子が目指した事がとてもよく理解できた気がします。
文章もコンパクトにまとまっており、文章量も手頃なので、荘子に興味がある方の入門書として、
とても良い本だと感じました。
この本を手に取って読んでみました。
荘子が何を書いているのか、を様々な角度から丁寧に説明しており、
荘子が目指した事がとてもよく理解できた気がします。
文章もコンパクトにまとまっており、文章量も手頃なので、荘子に興味がある方の入門書として、
とても良い本だと感じました。
2018年12月22日に日本でレビュー済み
いつものNHK名著シリーズ。荘子の解説本。
荘子の原著が比較的素直な本なので、解説無しでも良いとは思うが、解説があるのはありがたい。
あっという間に読めるので、荘子を読んだらセットで読むと良いと思う。
荘子の原著が比較的素直な本なので、解説無しでも良いとは思うが、解説があるのはありがたい。
あっという間に読めるので、荘子を読んだらセットで読むと良いと思う。
2022年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
荘子に本格的に取り組む前に予備知識を入れようと思って購入しましたが、所謂入門書とは異なり、
他の思想家(老子など)との対比が多く、荘子をある程度読んで理解しておかないと歯が立ちません。
引用されている荘子の言葉も唐突に出て来るし、見慣れない言葉の説明も無いし、解説がされている
訳でも無いのでこれらが理解を阻んでいます。
なので一節毎に現代語による翻訳文、書き下し文、原文(旧字による漢文)が掲載された荘子を
探して買い直すつもりです。
他の思想家(老子など)との対比が多く、荘子をある程度読んで理解しておかないと歯が立ちません。
引用されている荘子の言葉も唐突に出て来るし、見慣れない言葉の説明も無いし、解説がされている
訳でも無いのでこれらが理解を阻んでいます。
なので一節毎に現代語による翻訳文、書き下し文、原文(旧字による漢文)が掲載された荘子を
探して買い直すつもりです。
2019年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
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