著者の作品を読むのは本書で二冊目です。
(前著：ボクは吃音ドクターです。)
前著はとても良かったのですが、今回のこの作品は、タイトルから期待した内容とは随分違ったものでした。
タイトルからは、吃音ドクターゆえに、“コミュニケーションを楽しむ極意”が書かれているのかと思っていたのですが、単に吃音とはどのような病気かが書かれているだけでした…。
「人と話すのが楽しくなる方法」が書かれているわけではありませんでした。
吃音がどのような病気かを理解させる本であり、吃音に悩む本人や、ご家族の方向けの内容です。
著者の奮闘する様子や、医者になる努力は素晴らしいと思いますが、タイトルにある通り「人と話すのが楽しくなる方法」が知りたいと思って買った私には少し期待外れでした。
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