これは凄い。今まで科学論文や家庭医学書をいっぱい渉猟しましたが、この本の難易度はその中間にある感じの本です。とにかく、モンサントのラウンドアップについて克明に記されています。そういう点では日本一詳しい内容の本だと思います。最初、100ページくらいまでに、米国の子どもの疾患の様子が出てきます。今の日本と変わらず、かなりの子どもが発症し、発達障害・アレルギー・アトピー・不妊症・・・・・とんでもない地獄図が広がっています。この原因の多くが環境化学物質であること、それを創っている会社の人達は発がん性等を知っていて隠蔽していたということ、ではその会社の人達はこういう化学物質と無縁の生活をできるのでしょうか。いいえ、そうは思いません、日本の場合どんなに気を付けても尿から残留農薬は発見されます(微量であっても)。世界でもそうでしょう。つまり、彼らは毒入りの薄めたスープを作って他人に飲ませているつもりが、自分たちもそれを飲んでしまうことに気が付かないのでしょうか。自分の子どもが飲んでしまうことに気が付かないのでしょうか。この問題を考えるときいつも疑問に思うことです。
その後のページはゼンさんの苦悩と行動の歴史がつづられています。圧力に負けず、皆と支え合いながら、奇跡を起こした。その原動力は3人のお子さんの症状を改善したいという動機です。この一点で母親たちが横に連帯しました。とても私自身勇気付けられることです。それからラウンドアップの危険性が克明に記されています。色んな論文も紹介されていてためになります。私はこの論文の紹介がとても参考になりました。他の本にはない内容でした。米国EPA(食品管理局)の科学者が告発しているページもあり、これには感動しました。自分自身がガンになって余命数日という時点で、EPAの科学者が副委員長に直訴の手紙を書いたのです。「ラウンドアップをずっと研究してきて、発がん性があると確認できた。だから科学者の正義にかけて、この農薬を認可してはならない」と。しかし現実はそうはならなかったのです。
それから、驚いたのは米国のワクチン事情です。MMRワクチンにラウンドアップが混入していないか疑念を抱いて調べたら、陽性だった。それで他のワクチンも調べたらやはり陽性の物が出てきた。つまり、コロナワクチン以前にワクチンの毒性を発見していたのです。コロナワクチンについては日本の科学者数名が、人工説を唱えていますし、米国ではそれが当たり前の説になっています。その他、赤ちゃんが病気になった時に投与する経口栄養剤にもラウンドアップが紛れ込んでいるという事実も報告されています。治療のはずが毒を飲ませていたということになります。
とても参考になりました。くじけそうになる時に読んでいます。
最後の方に、ゼンさんが反対勢力から受けた巧妙な犯罪行為についても記載されています。まさかそんなことがと思うようなところまで手を回し、金をかけ、プロを雇い信用を貶めていく手口が記載されています。自分たちにヘリコプターから農薬が浴びせられ、証拠に家族全員の尿を頑丈な箱に入れて保管して、電話で検査機関の職員と名乗る男(実はこれが反対組織の人間で)に確認を取って、その尿を送ったら、箱がめちゃくちゃにつぶされて、保管してあった尿は使い物にならず、本当の検査機関から苦情の電話をもらう羽目になった。そして、その男性のフェイクに引っかかったと判るのです。
ゼンさんの夫も巧妙にしくまれて勤め先を解雇されます。これはアメリカの話ですが、日本でも同様の事が現実に行われていると思っています。
とても気持ちの糧になる本でした。日本でもがんばらねば、子どもたち、孫たち、に安全な食生活を残さねば。。反対勢力に負けてはいられない。。。。。。。。。。。。。
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UNSTOPPABLE(あきらめない): 愛する子どもの「健康」を取り戻し、アメリカの「食」を動かした母親たちの軌跡 単行本 – 2019/10/15
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購入オプションとあわせ買い
3人の息子を持つ母親、ゼン・ハニーカットは長男のアレルギーをきっかけにグリホサートという除草剤や、遺伝子組み換え作物について調べ始める。食物に何が起き、子どもたちにどのような影響を与えているのか。問題意識を共有する母親たちと共に彼女は食物の安心・安全を求めて様々な行動を起こす。環境保護庁EPAへの電話運動、モンサントCEOとの議論、尿、水道水、母乳のグリホサート混入検査、遺伝子組み換えを推奨する科学者との討論、アメリカ合衆国独立記念パレードでの呼びかけ……。守るべきもののため立ち上がった母親たちの奮闘記。
- 本の長さ292ページ
- 言語日本語
- 出版社現代書館
- 発売日2019/10/15
- 寸法13 x 1.6 x 18.9 cm
- ISBN-104768458645
- ISBN-13978-4768458648
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商品の説明
著者について
「Moms Across America」創設事務局長で、「マムズアクロス・ザ・ワールド」の共同創設者。2012年、子どもの病気に直面し、その原因と影響を追究。遺伝子組み換えや農薬であることを突き止めると、ほかの母親たちに呼びかけ大きなうねりを興し、多くのマスコミからも注目される。アメリカはもちろん日本他海外での講演活動も行う。現在、南カリフォルニア在住。
早稲田大学政治経済学部卒業。学生時代に英国、フランスへ語学留学。卒業後は商社でアジア、アフリカ、中南米地域を担当し、輸出業務/営業/海外マーケティング/経営戦略/海外子会社の操業支援に従事。結婚を機に退職し、フリーランサーとして活動。本作が初の長編書籍翻訳。
早稲田大学政治経済学部卒業。学生時代に英国、フランスへ語学留学。卒業後は商社でアジア、アフリカ、中南米地域を担当し、輸出業務/営業/海外マーケティング/経営戦略/海外子会社の操業支援に従事。結婚を機に退職し、フリーランサーとして活動。本作が初の長編書籍翻訳。
登録情報
- 出版社 : 現代書館 (2019/10/15)
- 発売日 : 2019/10/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 292ページ
- ISBN-10 : 4768458645
- ISBN-13 : 978-4768458648
- 寸法 : 13 x 1.6 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 150,369位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遺伝子組み換え、ラウンドアップ、モンサントについては内海聡さんで知って避けてましたがこちらの本でよりしっかりと危険性を理解出来ましたしアメリカのお母さん達がものすごく勇気を出して頑張ってくれた結果世界に知れ渡ったんだなぁと感動しました。
しかし、そんな発癌性があって自閉症の原因にもなるラウンドアップはホームセンターに売ってるし、遺伝子組み換え食品はスーパーに並んでいて、給食にも使われてます。
国民の健康を積極的に損なわせる外交ってなんなんですかね?
そして裁判で負けたモンサントを負ける前に買収したドイツのバイエルンは大手製薬会。
遺伝子組み換えで病気にして薬漬けにさせる。彼らがボロ儲けと言う罠に日本人はハマってはいけませんよね。
しかし、そんな発癌性があって自閉症の原因にもなるラウンドアップはホームセンターに売ってるし、遺伝子組み換え食品はスーパーに並んでいて、給食にも使われてます。
国民の健康を積極的に損なわせる外交ってなんなんですかね?
そして裁判で負けたモンサントを負ける前に買収したドイツのバイエルンは大手製薬会。
遺伝子組み換えで病気にして薬漬けにさせる。彼らがボロ儲けと言う罠に日本人はハマってはいけませんよね。
2020年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
訳文が上手でよみやすく、とても楽しく読めました!
日本の食はおかしい。なんとかしなきゃ。
と不安を感じている皆様 おすすめですよ。
私もがんばろう!できることはあるんだ!
という勇気と希望を引き出してくれます。
ありがとう!ゼンさん!
私も がんばるよ!
みんな がんばろう!
という気持ちになります。
日本の食はおかしい。なんとかしなきゃ。
と不安を感じている皆様 おすすめですよ。
私もがんばろう!できることはあるんだ!
という勇気と希望を引き出してくれます。
ありがとう!ゼンさん!
私も がんばるよ!
みんな がんばろう!
という気持ちになります。
2019年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
息子を持つ母の一人です。読んでいると、胸が苦しくなるような、胃が締めつけられるような、つらい現実を知らされて、思わず本を閉じてしまうこともありましたが、目を背けてはいけないと思います。現状を知り、家庭での日々の食事や生活から、できることをして、これからの未来を担う子供たちを守っていきたいです。また、本書のような事柄について、つねに新しい情報を学びつづけていくことも大切だと思います。たとえ大きな山火事にたった一羽で水を運ぼうと奮闘するハチドリのひとしずくであっても、世界中のお母さんハチドリが水を運べば、いつか山火事は消し止められるかもしれないから。『地球を脅かす化学物質 発達障害やアレルギー急増の原因』(海鳴社)という本もおすすめします。
2020年1月12日に日本でレビュー済み
ランドアップを使っている人に、読んでもらいたい一冊。グリホサートの危険性がよく理解できます。
また、ヂュポンは、遺伝子組み替え作物や農薬を生産する傍ら、子会社で薬を供給していることも記されています。
つまり、人々を農薬で病気にさせ、薬で病気を治しているということです。農薬で儲け、薬で儲けるという完璧な利益循環システムです。
主要なテレビ局は、製薬会社から膨大な広告宣伝費をもらっているために、この事実を報道することはないそうです。
これらの利益循環システムと報道は、日本も同様だと思います。
また、ヂュポンは、遺伝子組み替え作物や農薬を生産する傍ら、子会社で薬を供給していることも記されています。
つまり、人々を農薬で病気にさせ、薬で病気を治しているということです。農薬で儲け、薬で儲けるという完璧な利益循環システムです。
主要なテレビ局は、製薬会社から膨大な広告宣伝費をもらっているために、この事実を報道することはないそうです。
これらの利益循環システムと報道は、日本も同様だと思います。
2019年12月6日に日本でレビュー済み
涙涙涙涙涙涙でした..。
自分にも喘息の息子がいて、いつも治したいと思っているので、ゼンさんの行動力に勇気を頂きました。
私も、諦めないで頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
自分にも喘息の息子がいて、いつも治したいと思っているので、ゼンさんの行動力に勇気を頂きました。
私も、諦めないで頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
2019年12月8日に日本でレビュー済み
すばらしい書籍が出たものだと・・・さっそく皆に知らせたい。しかし、デイープステートなるものの暗躍ふりにはおどろかされる。すべては土から始まる・・・
2020年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本で大切な人と生活をしている方全てに、この本を薦めます。
1日でも早い方が良い!必読!読んだ方は行動が出来る!大切な日本の方々に薦めます。
1日でも早い方が良い!必読!読んだ方は行動が出来る!大切な日本の方々に薦めます。