ゲイリー・オールドマン
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Blu-ray
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DVD
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登録情報

アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
言語 ‏ : ‎ 英語
製品サイズ ‏ : ‎ 17.15 x 13.72 x 1.14 cm; 90.72 g
EAN ‏ : ‎ 0025192149801
製造元リファレンス ‏ : ‎ 25192149801
メディア形式 ‏ : ‎ Blu-ray
字幕: ‏ : ‎ 英語, フランス語, スペイン語
言語 ‏ : ‎ 英語 (DTS-HD Master Audio 5.1), スペイン語 (DTS 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1), スペイン語 (Dolby Digital 5.1), フランス語 (DTS 5.1), フランス語 (Dolby Digital 5.1)
ASIN ‏ : ‎ B007G5K066
ディスク枚数 ‏ : ‎ 2

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マックス

（ネタバレあり）観察者となってじっくり見るスパイ映画。

2022年5月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

この映画を見るのは二度目です。
東西冷戦下の英国諜報部の話で、1970年代が舞台です。
スパイ映画といってもアクションなどは全然なく、50代60代の老練幹部たちが
煙草をふかしながら密室でボソボソと会議をしたり、仕事によって得た情報を
精査したりなど、かなり地味な部類の映画です。
しかし謎の構造は少し複雑ですが、あえて難解なセリフ回しなどは避けているとも
伺えるので、じっくり頭を使えば分かりやすいストーリー構成です。
ゆっくりと、しかし確実にじわじわと核心にせまっていく様子がとても良いです。

登場人物が多く、一部は名前の他にニックネームまで充てられているので
その辺はちょっと意識しながら見ないと誰のことか忘れたりするのでご注意を。
そして彼らのセリフを聞くのではなく、演技を見てください。怒っているのか
余裕を見せているのか、どんな人柄なのか…セリフからでは分かりません。
また現在と過去が何度も入れ替わり、回想シーンでの外見的な違いなどもあまり
ないので（それもちゃんと見れば過去のシーンだと分かるのですが）、単純に
こういった作りの映画が苦手な方は、とことん面白くないと思います。
所詮は好きか嫌いかですので。

スパイというからには冷酷さが必要不可欠で、身分も生活も、時には愛までも
国のために偽り捨て去らなければなりません。そうした経験を幾度も積んで
ようやく任を解かれた元幹部に、元同僚を調査せよという指令が下る。
彼の淡々と進める調査の中で、スパイたちがそれぞれ大切にする人や思いが
観客に明かされていきます。
愛を捨てなければならない人、愛してないと言いながら待ち続ける人、
愛に報いる人…冷酷などというのは理想の話。彼らは血の通った人間なのです。
私はこういった“二層構造”にはとても弱いです(笑)。

以下ネタバレですが…、ラストでプリドーがヘイドンを殺すシーンについて、
その動機は原作ともに明確にはされていません。
愛ゆえの復讐か、はたまた愛ゆえの救済か…。
ヘイドンとスマイリーとの会話では、東側に付いたことに誇りを持っている
と受け取れます。それ自体は話しぶりから本当なのでしょう。
しかし送還せず殺しても良かったプリドーをあえて内密に送還させたこと、
それ自体も偽りの情だとは思えません。ゆえに、ヘイドンの中では実際には
大きな葛藤があったのではないかと思います。
ヘイドンとプリドーが共に大学のクリケット選手であったことを踏まえれば、
「モスクワにはクリケットがないな」とサラリと言ったヘイドンの言葉は、
単に彼がクリケットのファンであることよりも、プリドーとの思い出について
もう近くに感じることもできない、と言っているようにも思えます。

一方プリドーとしても、ヘイドンの真意は分からないまでも、やはり自分の
身に起きたことを考えれば彼の助けがあったことは理解できるはず。
だから恨みや復讐の類の行動だとは、どうも考えづらいのです。

その上で、ヘイドンが狙撃手の狙いやすいであろう森に顔と体を向けて
じっと立っていることや、プリドーに気付くまでの間、何かを探すかのように
視線をあちこちへ向けていることを考えるに、真意はどうにせよ
最も大切な人に見届けられて死ぬことがヘイドンの望みだったのではないか。
プリドーもまたその望みを叶えようと思ったのではないか。
恐らくこの二人にしか知り得ない、心の内に交わした約束のようなものが
あったのではと、私は（勝手に）補完しています。

まあ、明確にされていないということは、ご想像にお任せしますという
ことなのでしょう。考察レビューなどでも様々な解釈があります。

余談ですが、私はヘイドンを演じたコリン・ファースのファンです。
彼の厳しいような切ないような独特の目の演技がとてもいいのです。
彼をあまり知らない人は、是非「英国王のスピーチ」を観てみてください。
王子、国王としての人間的な強さや弱さを表現した、素晴らしい演技です。

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大和友香

私の映画ベストワン

2023年5月7日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

文句なしのベストワンです。原作、演出、音楽、俳優陣、どれをとっても最高です。

2022年11月3日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

＜ネタバレあり＞
・・
・・
・・
最初にハンガリーに派遣されたエージェントが肝でしたね。
正直、あとから教師で出てきたとき忘れていて、誰これ？状態でした。
途中でモグラはもしかしたら1人ではないのかもと予想したら当たりましたが、まさかの４人とか。
それにしても当時から同性愛絡みがあったとは、…

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Miyuki

観るのに素養が必要

2024年4月10日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

元ネタの小説を知っているとか、当時の東西冷戦について見識があるとかでないと、
うまく理解できないのでしょう。
ながら観をしていた私が悪いのですが、知っている俳優である数人以外の顔と名前が全然入ってこないし、
二重スパイの話だから暗号は多いわ、嘘を付いてる人物はいるわで、ストーリーは一体何が何やら…
ガッコの先生(に扮したスパイ)と生徒との交流とか、必要なシーンだったのかなあ。。

ゲイリー・オールドマンの素晴らしいスーツ姿や、珍しい金髪のベネディクト・カンバーバッチなどを、
その時代背景描写とともに楽しむ映画、と割り切りました。

2023年4月29日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

オープニングからエンディングまで映画全体を漂う雰囲気がたまらなくいい

2023年3月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

冷戦下、イギリス諜報部内の二重スパイを探し出す、という深刻な内容で、残酷描写やグロも少しあります。登場人物が多く時間が前後するので、本筋を理解するのが難しかったですが、どちらかというと人間ドラマな面の方が重要な印象を受けました。
冷静沈着に正しい判断をしないといけないスパイだけど、愛だの恋だの家族だのが絡むとそう冷静ではいられない、愚かな決断をしてしまうこともある、という人間くささ。
映像がきれいで展開が早く（その分説明不足感はあります）、スパイ探しのハラハラ感、その結末も意外で楽しめると同時に、クサい人間ドラマがライトに描かれているのでどう捉えるかは視聴者次第、見る人によって印象がガラリと変わりそうです。
全体的に女性が少ないせいか男性同士の距離が近いように見えて、腐女子にはおいしい映画でした。ストーリーは多少難解ですが、キューブリック作品と似た、独特の色があります。おすすめです。

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mmm

意味が分からない

2022年11月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

さっぱり意味が分からなかった。登場人物が多すぎて、よほど気力と体力がある時に内容に集中して視聴しないと、訳が分からなくなる。

2022年5月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

アレクセイ・ポリヤコフに情報を渡す人物がモグラだと、なぜわかったのか？　それが全くわからない。

イリーナがプリドーの目の前で殺された理由がわからない。イギリスに機密情報を漏らしたので処刑されるだろうとは思うが、必要なシーンなのか？

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Morgana

Uno dei miei film preferiti

2024年3月15日にイタリアでレビュー済み

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Sempre bello rivederlo.

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Christoph Ostheimer

Genialer Klassiker

2022年11月6日にドイツでレビュー済み

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Dame König Ass Spion ist ein Klassiker des Agenten-Genre. Besonders Garry Oldman überzeugt in der Rolle des George Smiley. Bereits für diese Darstellung hätte Oldman einen Oscar verdient.

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Steve Karpacz

Excellent British spy thriller.

2018年3月1日にカナダでレビュー済み

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An excellent, suspenseful, spy thriller, with a stellar British cast of actors! This region "2/B" movie is designed to be watched in Europe and/or by those in North America who own customized "region-free" Blu-ray/DVD players.

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JAVIER

No apto para mentes simples

2013年11月28日にスペインでレビュー済み

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Excelente adaptación de la obra de Le Carré sobre la posible infiltración por parte del KGB de un topo en los servicios secretos británicos, con magníficas actuaciones. Retrato de la guerra fría. Eso sí, no apto para mentes no pensantes, pues la trama es algo compleja.

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Gregory J. Casteel

A must-see film for all lovers of great spy fiction

2012年3月25日にアメリカ合衆国でレビュー済み

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Okay, let's go ahead and get the trite yet obligatory comparisons out of the way first so we can put them behind us and move on. Let it be stipulated from the outset that this movie is not as good as the John le Carré novel it is based on, or the 1979 BBC television miniseries starring Alec Guinness and Ian Richardson. Having said that, let's get real for a moment: No movie is ever as good as the book it is based on; and there's simply no way to pack as much storytelling into a two hour movie as can be packed into a six hour miniseries. So, these sorts of comparisons are really unfair, and are not very helpful. A movie should be judged on its own merits -- i.e. whether or not it is worth watching -- not by how closely it follows its source material or other retellings of the same story. The only situation that would justify criticizing a movie for not living up to the book it was based on would be one in which the movie radically changes the plot of the story, or else completely misses the point that the original author was trying to make. As long as a movie tries to be faithful to the novelist's vision, then the screenwriters and director shouldn't be criticized simply for making the sorts of alterations and abridgements that are always necessary when adapting a book for the silver screen. John le Carré writes very complex stories; and no movie can ever hope to fully capture the layered intricacy of his writing. Yet, in spite of this, some truly excellent films have been made based on his novels, the most brilliant being "The Spy Who Came in from the Cold" starring Richard Burton, which is arguably the best spy movie ever made. Even that movie is not as good as le Carré's novel; but it is a cinematic masterpiece, nonetheless. So, let's ignore all those critics who have nothing more original to say than, "It's not as good as the book," or, "The TV version was better," and review this movie on its own merits.

So, when judged on its own merits, is this a good movie? Is it worth watching? Would I recommend it to others? Absolutely yes! This is one of the best movies I've seen in a long time. It is wonderfully written and brilliantly acted. And the director takes some creative risks that, at least in my opinion, really pay off in terms of setting the right mood. Rather than trying to turn this into a fast-paced thriller, he lets the story unfold gradually, as it does in the novel. Rather than explicitly spelling everything out in detail, he trusts the audience to be able to follow the plot, read between the lines, and figure out what's going on without having to be spoon fed information. Rather than relying on dialogue to give us a sense of who the characters are, he makes creative use of silence -- often long stretches of uncomfortable silence -- that forces us to look beyond the words people say, which are often used to conceal the truth, and focus instead on the non-verbal cues that people give off, which paint a more honest portrait of who they are and what's going on inside their heads. These creative choices might alienate some audiences; but I think that most John le Carré fans will appreciate them as much as I do.

As for the plot, the movie is really just a very condensed version of the book. There are a few, relatively minor changes here and there, most of which are necessary simply in order to fit this expansive story into a two-hour film. But you'd have to be the world's biggest nitpicker to fault this movie for these trivial alterations. It certainly remains true to the story the author was trying to tell; and it definitely has the "feel" of a John le Carré novel. If you've read the book, and/or have seen the miniseries, I think you'll be happy with how faithful this movie is to the original story. And if you haven't already read the book or seen the miniseries, watching this movie may actually inspire you to do so.

The casting of this movie is absolutely amazing. Gary Oldman gives a totally convincing portrayal of George Smiley, the quiet, world-weary spymaster called out of retirement to find a Soviet mole at the highest levels of British intelligence. I still can't help but picture Alec Guinness whenever I think of Smiley; but Oldman's performance is just about as close to flawless as one could hope for. If the filmmakers decide to make a sequel or two (it would be wonderful if they could do the entire Karla trilogy), and Oldman reprises his role, then I just might start picturing him instead of Guinness whenever I re-read one of le Carré's Smiley stories. Oldman's supporting cast is also superb. Benedict Cumberbatch (of "Sherlock" fame) turns in a stellar performance as Peter Guillam, Smiley's right-hand man (who seems to get more screen time than any other character, except perhaps Smiley himself). Colin Firth (best known of late for "The King's Speech") doesn't really get all that much screen time as Smiley's old friend, colleague, and romantic rival Bill Haydon; but he sells the part quite nicely. And the incomparable John Hurt gives what has to be seen as the definitive portrayal of Control, Smiley's old boss, the former head of British intelligence, who was forced into retirement when his obsession with uncovering a traitor within his inner circle led to disaster.

For those who are not familiar with this story, it's set in the early 1970s, at a time when the Cold War had begun to settle down into a shadowy game of chess played between spies and counterspies. The old men who played this game had long since let go of any illusions that what they were doing was noble or patriotic. It was simply necessary. And, since the pieces on the chessboard were human beings, many of whom would have to be sacrificed in the course of the long game, the players had to develop a callous pragmatism and a cold detachment from the people around them. In this world, secrecy was essential, suspicion was rampant, and trust was a luxury that often came at too high a price. These soulless spymasters led miserable lives, with little consolation apart from the occasional moment of fleeting advantage gained over their opponents in the long game. This is the setting for John le Carré's intriguing tale about the hunt for a "mole" (i.e. a traitor spying on behalf of the Soviets) inside the topmost levels of the Circus (i.e. the British Secret Intelligence Service, MI6). I don't want to spoil the plot; so I won't say any more. But if you enjoy realistic spy stories (as opposed to the larger-than-life James Bond or Jason Bourne stuff), I think you'll really enjoy this movie.

As for the DVD/Blu-ray release, the special features are a little thin; but, let's be honest, you're getting this for the movie, not for the bonus material on the disc. The movie is definitely worth having on DVD or Blu-ray, especially if you're a big John le Carré fan like I am. I've always regarded "Tinker Tailor Soldier Spy" as le Carré's best Cold War spy novel (even better, in my opinion, than "The Spy Who Came in from the Cold"). So, I love this story and the characters in it; and I think this movie handles the story and the characters admirably. I thoroughly enjoyed it, and would highly recommend it.

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