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都会の女 [DVD]
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商品の説明
内容紹介
【封入特典】
■特典リーフレット(作品解説/児玉美月)
若い妻に訪れた危機と、男たちの暴力を鮮烈な光と影で描きだす、サイレント映画の傑作。
活動弁士・片岡一郎×ピアニスト・上屋安由美による説明&即興伴奏で日本初DVD化。
【作品ポイント】
★アメリカ・サイレント映画の傑作を活動弁士の説明つきで!
都会のダイナーで働くケイトは、田舎から出てきた純朴な青年レムと瞬く間に恋に落ちる。ケイトはレムと結婚し、広大な小麦畑の広がる彼の実家に移り住む。
だが、レムの父はふたりの結婚に反対していた。そして嵐の近づく夜、ついに破局的な事態へと至る……。
若い妻に訪れた危機と、男たちの暴力を鮮烈な光と影で描きだす、サイレント映画の傑作。活動弁士・片岡一郎×ピアニスト・上屋安由美による、上映イベントでの説明&即興伴奏を収録し日本初DVD化。
(説明つきの上映:サイレント映画の上映時に、弁士がライブで物語を説明したり登場人物にセリフをつけたりする上映方法。特に日本で独自の発展を遂げた。)
★巨匠ムルナウがハリウッドで手掛けた鮮烈な一作
監督は、『吸血鬼ノスフェラトゥ』や『サンライズ』などで知られる巨匠F. W. ムルナウ。
広大なロケーションと緻密に計算されたセットをふんだんに用い、円熟の頂点に達したサイレント映画の映像表現で魅せる。
特にふたりの帰郷場面は、映画史上稀に見る幸福感あふれるシーンで必見!
★初めて自宅のPC画面で作品を開いた時、ただただ映像の美しさに心動かされました。特に麦畑のシーンでは、一面に輝く黄金色の世界が目の前に広がっているような錯覚を覚えます。
――上屋安由美(ピアノ)
★ムルナウの映画からは詩が溢れている。僕たち活動写真弁士は目を凝らし、耳を澄ませてムルナウの詩を映像から読み取ろうとする。ムルナウと向かい合う時間、それは全ての映画を愛する者にとって至福の時間に違いない。
――片岡一郎(活動写真弁士)
【あらすじ】
都会のダイナーで働くケイトは、田舎から出てきた純朴な青年レムと瞬く間に恋に落ちる。ケイトはレムと結婚し、広大な小麦畑の広がる彼の実家に移り住む。
だが、レムの父はふたりの結婚に反対していた。そして嵐の近づく夜、ついに破局的な事態へと至る……。
【キャスト】
メアリー・ダンカン、チャールズ・ファレル、デイヴィッド・トレンス
【スタッフ】
監督/F. W. ムルナウ
原作/エリオット・レスター
脚本/ベルトルト・フィアテル、マリオン・オース
撮影/アーネスト・パーマー
美術/エドガー・G・ウルマー
弁士/片岡一郎
ピアノ即興伴奏/上屋安由美(2019年7月14日の株式会社CINRA主催のイベント「ことばのNEWTOWN」での本作上映会「キクシネマ」にて収録)
日本語字幕/上條葉月
※会場での録音のため、説明・伴奏以外の音も含まれております。ご了承下さい
【DVD仕様】
1930年/アメリカ/モノクロ/片面1層/89分/720×480 29.97i 4:3 スタンダードサイズ/音声 日本語 ドルビーデジタル2ch/インタータイトル 英語/字幕 日本語字幕/1枚組
※内容・仕様は変更となる場合がございます。
©Gucchi's Free School + PHASE OUT INC.
発売元:Gucchi's Free School + PHASE OUT INC.
販売元:Gucchi's Free School + PHASE OUT INC.
販売協力:TCエンタテインメント株式会社
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
巨匠、F.W.ムルナウが手掛けたサイレント映画。都会のダイナーで働くケイトは、田舎から出て来たレムと瞬く間に恋に落ちる。ケイトはレムと結婚し、彼の実家に移り住むが、レムの父はふたりの結婚に反対していて…。
内容(「Oricon」データベースより)
都会のダイナーで働くケイトは、田舎から出てきた純朴な青年レムと瞬く間に恋に落ちる。ケイトはレムと結婚し、広大な小麦畑の広がる彼の実家に移り住む。だが、レムの父はふたりの結婚に反対していた。そして嵐の近づく夜、ついに破局的な事態へと至る…。
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 g
- EAN : 4562474215879
- 監督 : F. W. ムルナウ
- メディア形式 : ドルビー, ブラック&ホワイト, 色
- 時間 : 1 時間 29 分
- 発売日 : 2020/9/25
- 出演 : メアリー・ダンカン, チャールズ・ファレル, デイヴィッド・トレンス
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B08BWYR7Y6
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,024位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,189位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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概略
〇監督はF・W・ムルナウで、ムルナウがハリウッドで撮った最後の映画。この翌年にムルナウは自動車事故で亡くなっている。
〇本映画はサイレントで完成したが、封切り後すぐに後半をトーキーにしたため、全編サイレント版と後半トーキー版の2種類があるようである。後半トーキー版は助監督のA・バディ・エリクセンが担当。
〇東京朝日新聞昭和5年5月1日版朝刊には、『都會の女』の上映広告が載っており、武蔵野館、邦楽座は無声版、電気館のみが部分発声版(つまり後半トーキー版)の上映となっている。小さな字で弁士の名前が並んでいるが、電気館にも5人の弁士が出ている。彼らは前半だけを説明したということか。5月8日からは、道玄坂キネマ、南明座で無声版が、芝園館で部分発声版が上映されている。
〇5月4日版の週間映画欄には、次のような意地悪なコメントが載っている。「後半をパート・トーキーにされておまけに筋までかえられてF・W・ムルナウがどんな顔をしたか。見たかったなあ・・・」
〇それで、本DVDはサイレント版で、弁士片岡一郎による映画説明とセリフ、ピアニスト上屋安由実の即興伴奏が入っている。日本語字幕(サイレント字幕の翻訳)は上條葉月。
前半のあらすじ
ミネソタの厳格な父の農場で働くレム(チャールズ・ファレル)は、父親からシカゴで小麦を売ってくるように命じられ、シカゴに行く。レムは商品取引所に行くが、小麦の値段は低下傾向で、父の命じた値段で売ることができず、滞在が長くなる。ダイナー(プレハブレストラン)で働くウェイトレスのケイト(メアリー・ダンカン)は、たまたま食事に来たレムの優しさが気に入ってしまい、来るたびに親しくなっていく。小麦の値が下がる一方なので、レムは決心して、小麦を売ってしまい、すれ違いを経て、ケイトと結婚する。二人は田舎での新婚生活に大きな夢を抱いて帰っていくが、義父はケイトを悪女と思い込み、嫁として認めない。ケイトに帰れと命じ、ケイトが逆らうと殴り付ける。その後滞在は黙認したが、季節労働者の荒くれ男達がやってくると、ケイトを召使いのようにこき使う。レムはケイトを守ることができない。労働者のボスがケイトに惚れてしまい、ケイトを奪い取ることを目論む・・。
私的感想
〇面白かった。気に入った。いい映画と思う。
〇本映画は、どうしてもムルナウのハリウッド第1作『サンライズ』と比べたくなる映画で、公開以来90年間、さんざん比べられてきたのではないかと思う。しかし、『サンライズ』はオールタイム世界映画ベスト100を作れば、常にその中に入ってくるような名作であり、こんな映画と比較されたのでは『都会の女』がかわいそうである。それで、本レビューでは『サンライズ』と比べないようにしたい。
〇画質はとてもよいと思う。どういう処理がされているのかわからないが、まるで昨日作られた映画のように美しい。
〇前半三分の一が都会シカゴ編、後半三分の二が田舎ミネソタ編。都会編はサービス業で働く一見華やかな女性の孤独、人間不信、疲労感のようなものがよく描かれている。ダイナーのシーンもホテルのシーンもよい。
〇田舎編は当初は広大な麦畑と、優しい夫で、ヒロインを幸せ一杯の気分にさせておいて、義父の登場によって、一気に地獄に追い込んでしまうのが鋭い。
〇賑やかな都会の方がほのぼの展開で、広大な田舎の方が、感情と欲望と暴力むき出しの展開というのも面白い。嵐の夜、労働者ボスが傷の手当を口実を理由にケイトに接近してきてから、銃撃に至るまでの一気ダイナミックな展開は見事である。
〇田舎に来たケイトを脅かしているのは厳格な義父と好色な労働者ボスだが、労働者ボスの方は、義父のケイト拒否と、ケイトを守れない夫のダメ男ぶりにつけ込んでいるだけで、一番の脅威は義父である。
〇この義父の態度については、家父長権力とも、女性蔑視とも、都会のフラッパー拒否ともとれるが、全体としては、都会の女ケイトに、田舎の嫁になるための資格試験を課していると考えることができるだろう。この資格試験がもつれにもつれてしまったのは、ケイトも義父も相手を甘く見過ぎていたこと、義父が悪問難問を出しすぎたこと、採点が公平でなかったこと、夫の協力が必要なのに協力不十分であったこと、予測不可能な事態(暴風雨)に見舞われたこと等等。
〇ピアノ伴奏はとてもよい。全く違和感なく聴けた。弁士の達者な説明と、一人数役の声優大奮闘には感心した。一つだけちょっと気になるのは、ケイトの口調がちょっときつすぎるように感じられること。
〇ケイト役のメアリー・ダンカンはまさに1920~30年代都会風美女で、なかなかセクシーで、下着シーンもある。一方作業着もそれなりに着こなしていて、熱演好演と思うが、この映画の後は、主役級から外されたよう。1933年結婚引退。1993年死去。享年98。
私的結論
〇題名もよい。City Girl