世間的には、なぜこんなに何回も障害が出ているのか、経営陣やエンジニアは何をしているのか
という認識だろう。
自分も金融等のSESをしていたが、金融システムは特に徹底したテストをしている。
1行コード修正したら、1週間かけて様々なテストケースを想定して行う。
みずほ銀行クラスなら徹底したテストと厳しいペアチェック等もあると思われる。
それでも、ブラックボックス化された旧システムとその連携等で想定外の障害がでている。
私が以前勤めていた会社からも優秀な先輩社員が下請けとして、このシステム統合に携わっていたが、
戻ってきた後、内容を聞いたがスケジュールも厳しく連日深夜までの残業で、周りの人もかなり疲弊しており、相当厳しい環境だったと聞いた
当然他メンバーも選りすぐりの優秀な人材が集められていたと思うが、それでもバグが発生してしまう。
一体どうすれば防げたのか、難しい問題だと思う。
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みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」 Kindle版
みずほフィナンシャルグループ(FG)が2011年から進めてきた「勘定系システム」の刷新・統合プロジェクトが2019年7月、ついに完了した。
富士通、日立製作所、日本IBM、NTTデータを筆頭に1000社ものシステムインテグレーターが参加したものの、2度にわたって開発完了が延期になったことから、なかなか完成しないスペイン・バルセロナの教会にちなんで「IT業界のサグラダファミリア」とまで呼ばれた史上最大級のITプロジェクトだ。みずほ
FGは完了までに8年もの年月と、35万人月、4000億円台半ばをつぎ込んだ。
1980年代に稼働した「第3次オンラインシステム」の全面刷新は、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の3行が統合したみずほFGにとって、2000年の発足以来の悲願だった。
しかしシステム刷新は何度も挫折し、2002年と2011年には大規模なシステム障害を引き起こした。80年代の非効率的な事務フローが残ったままになるなど、勘定系システムの老朽化は経営の足かせになっていた。
なぜみずほ銀行のシステム刷新は、これほどまでに長引いたのか。そして今回はどうやって完了に導いたのか。みずほ銀行がこれから目指す金融デジタル化戦略を、みずほFGにおける19年の苦闘の歴史を追いかけ続けた日経コンピュータが解き明かす。
多くの日本企業が直面する情報システムの老朽化問題、「2025年の崖」を乗り越えるヒントがここにある。
富士通、日立製作所、日本IBM、NTTデータを筆頭に1000社ものシステムインテグレーターが参加したものの、2度にわたって開発完了が延期になったことから、なかなか完成しないスペイン・バルセロナの教会にちなんで「IT業界のサグラダファミリア」とまで呼ばれた史上最大級のITプロジェクトだ。みずほ
FGは完了までに8年もの年月と、35万人月、4000億円台半ばをつぎ込んだ。
1980年代に稼働した「第3次オンラインシステム」の全面刷新は、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の3行が統合したみずほFGにとって、2000年の発足以来の悲願だった。
しかしシステム刷新は何度も挫折し、2002年と2011年には大規模なシステム障害を引き起こした。80年代の非効率的な事務フローが残ったままになるなど、勘定系システムの老朽化は経営の足かせになっていた。
なぜみずほ銀行のシステム刷新は、これほどまでに長引いたのか。そして今回はどうやって完了に導いたのか。みずほ銀行がこれから目指す金融デジタル化戦略を、みずほFGにおける19年の苦闘の歴史を追いかけ続けた日経コンピュータが解き明かす。
多くの日本企業が直面する情報システムの老朽化問題、「2025年の崖」を乗り越えるヒントがここにある。
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2020/2/14
- ファイルサイズ21093 KB
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登録情報
- ASIN : B084QBQDZ3
- 出版社 : 日経BP (2020/2/14)
- 発売日 : 2020/2/14
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 21093 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 282ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,361位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 53位工学 (Kindleストア)
- - 81位コンピュータ・IT (Kindleストア)
- - 124位コンピュータ・IT (本)
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イメージ付きのレビュー
4 星
タイトルから人間ドラマにも期待したが、システムの物語だった
日経コンピュータの記事を全面的に加筆・修正とあった。統合3行、大手SI4社、35万人月を交えた人間ドラマにも期待した、無縁のメインフレーム世界にも興味を抱いて手に取った、やたら登場する肩書きばかりの人物像より汎用的なシステム用語の方が親しめる。一部はほどほどに、二部に移った、銀行の肝である勘定系は 80年代の設計思想の老朽化したシステムであった。夜間の一括処理が遅れると ATMなどオンラインの開始に即影響するとか、システム全体のデーターフローを把握していた方が世代交代してブラックボックス化しているとか、高負荷で処理遅れが生じた際に自動で手順変更するプログラムも、手順マニュアルさえもないし、通信系統のバックアップコンピュータもないという。取引の全フローを整合させるのに、トランザクションのような仕組みではなくエラー回復は手作業なのだろう。3行統合の混乱後も基本部分はそのままに、新サービスへの対応のため継ぎ接ぎして使い続けてきたというが、この企業特有だったのだろう。当然ながら何度もの大きなトラブルに見舞われ、ついに印新と統合の巨大プロジェクトが開始された、遅々として進まなかったシステムが完成し、難関のフォーマット統一やデータ移行も完了する。一部はそんな印新のくだり。SOAは当然として AIやブロックチェーンの話題ではない。リアルタイム/マルチタスク制御(ミリ秒)から入った門外漢には、事務 -COBOL分野は新鮮だった。データ処理時間の長いものはバックグラウンド平行処理が当然だったからだ、かつて目にした事務用/科学技術用コンピュータの区分を思い出して懐かしかった。分野外の方も、レガシーなシステムの印新物語として楽しめるかもしれない。ただし5人の著者は専門誌のライターであって、小説家でないことを納得のうえで。
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2024年5月2日に日本でレビュー済み
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日本企業の国際競争力低下の理由のひとつに、IT活用の下手さがあるとよくいわれる。基幹システムという企業の本丸を軽視した結果、どのような事態に陥るのかを具体的な事実から知ることが出来る良著だと思う。
2023年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み物として面白いです。
これ自分が担当だったらって思うとゾッとしますよ。
わりとJTCならこれと同じ規模の失態がいつ起こってもおかしくないんじゃないかなと個人的には思っています。
これ自分が担当だったらって思うとゾッとしますよ。
わりとJTCならこれと同じ規模の失態がいつ起こってもおかしくないんじゃないかなと個人的には思っています。
2022年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勘定系システム移行のプロジェクトに関わった者として、非常に類似したリスクに直面をしました。もちろん、プロジェクトの延伸や、本番稼働後の顧客影響のある障害の長期化という点はシステム部門に少なからず反省すべきである。
一方で、非デジタルネイティブな部門にいる人材にとって、このような大規模プロジェクトに対し、システム観点を考慮した上で監視の目を光らせるというのは非常に難しいと思われる。一方で、だからといってシステム観点を無視することは出来ないわけで、これには両者の歩み寄りが避けられないのである。
ここまで非常に抽象的に感想となったが、この抽象的な課題や懸念をいかに各行の現場にあった形で共有し、真の危機感を生み出せるか。そして良い方向に進められるかに尽きる。そのためにも、その役割の中核を誰が担い、どう浸透させていくのか。こういった覚悟を持った者の存在が大規模プロジェクトには必要不可欠なのである。
一方で、非デジタルネイティブな部門にいる人材にとって、このような大規模プロジェクトに対し、システム観点を考慮した上で監視の目を光らせるというのは非常に難しいと思われる。一方で、だからといってシステム観点を無視することは出来ないわけで、これには両者の歩み寄りが避けられないのである。
ここまで非常に抽象的に感想となったが、この抽象的な課題や懸念をいかに各行の現場にあった形で共有し、真の危機感を生み出せるか。そして良い方向に進められるかに尽きる。そのためにも、その役割の中核を誰が担い、どう浸透させていくのか。こういった覚悟を持った者の存在が大規模プロジェクトには必要不可欠なのである。
2022年11月4日に日本でレビュー済み
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みずほに限らず、日本企業全般にいえる部分が多々あると感じた。
システムの裏に人間あり、人間達が当事者意識を持つことが何より重要だ改めて認識させられた。
システムの裏に人間あり、人間達が当事者意識を持つことが何より重要だ改めて認識させられた。
2020年3月6日に日本でレビュー済み
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トップダウン式の超上流の世界でギリシア神話のようなせめぎ合いの出来事でベンダーによっては
天の一声で隔たりがあるかもしれません。まさにバベルの塔です。
天界の出来事が我々下界の運命を翻弄してしまう。
まぁ、どこでも大なり小なり組織一般に当て嵌まることではあると思いますが…。
それにしても優秀で優良過ぎます。「ソフトウェア開発の持つべき文化」もおススメです。
自嘲気味で下世話、場違いな二番煎じですが…
対極のようで申し訳ないですがベンダーあるあるやIT土建ぶりの度合いや弱小ベンダーの言い分や
一流は声が大きい三流に牛耳られることなどがもしあれば、語って欲しかったです。
どれもこれも日常の些細なことばかりですが、そういうのは現場に拘泥している場末の末端隊員が詳しそう。(スナックではありませんが)きたみ りゅうじセンセーの本(ボドムアップ式)などもおススメです。
天の一声で隔たりがあるかもしれません。まさにバベルの塔です。
天界の出来事が我々下界の運命を翻弄してしまう。
まぁ、どこでも大なり小なり組織一般に当て嵌まることではあると思いますが…。
それにしても優秀で優良過ぎます。「ソフトウェア開発の持つべき文化」もおススメです。
自嘲気味で下世話、場違いな二番煎じですが…
対極のようで申し訳ないですがベンダーあるあるやIT土建ぶりの度合いや弱小ベンダーの言い分や
一流は声が大きい三流に牛耳られることなどがもしあれば、語って欲しかったです。
どれもこれも日常の些細なことばかりですが、そういうのは現場に拘泥している場末の末端隊員が詳しそう。(スナックではありませんが)きたみ りゅうじセンセーの本(ボドムアップ式)などもおススメです。
2020年2月29日に日本でレビュー済み
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深みがある内容かと思って手に取ったものの,問題そのものに関しては表面的なものに終始し,ひたすら経営層が良くないという話が並んでいてちょっとどうかと感じる.大衆向け週刊誌の記事のよう.
それでも最初の方はまだましだったけれども,最終章にいたっては「日経コンピュータが提言したのに活用されなかった」的な文言ばかりが並んでおり,辟易した.
自意識だけが高い記者の勘違いが甚だしいように感じる.
ちゃんと深掘りできるジャーナリストによる検証に期待したい.
それでも最初の方はまだましだったけれども,最終章にいたっては「日経コンピュータが提言したのに活用されなかった」的な文言ばかりが並んでおり,辟易した.
自意識だけが高い記者の勘違いが甚だしいように感じる.
ちゃんと深掘りできるジャーナリストによる検証に期待したい.
2021年10月25日に日本でレビュー済み
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みずほの障害連発前の記事の寄せ集めなので、現場のSE削りまくった挙げ句新システムで障害連発させた今となっては「どの面下げてそんなエラソな事言ってんの?」と笑える内容になってる。
ただ、当時の現場エンジニアの苦労は本物なので、開発現場の実情を知りたい人にはいいかもです。
ただ、当時の現場エンジニアの苦労は本物なので、開発現場の実情を知りたい人にはいいかもです。