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国富論(上) (講談社学術文庫) 文庫 – 2020/4/10
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『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、
分業の役割、
貨幣の特徴、
労働と利子についての考察、
国家間貿易の意味、
国家社会の発展段階とその特徴、
分業と製造業の発展の関係、
国家における軍隊の維持、
道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、
税金の種類と意味、
会社による独占の問題、
重商主義と重農主義の検討、
公債についての考え方、
などなどです。
かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。
しかしそのような読み方は単純にすぎます。
昨今の研究ではスミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
コンパクトに全2巻で刊行!
分業の役割、
貨幣の特徴、
労働と利子についての考察、
国家間貿易の意味、
国家社会の発展段階とその特徴、
分業と製造業の発展の関係、
国家における軍隊の維持、
道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、
税金の種類と意味、
会社による独占の問題、
重商主義と重農主義の検討、
公債についての考え方、
などなどです。
かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。
しかしそのような読み方は単純にすぎます。
昨今の研究ではスミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
コンパクトに全2巻で刊行!
- 本の長さ736ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2020/4/10
- 寸法10.8 x 2.9 x 14.8 cm
- ISBN-104065190940
- ISBN-13978-4065190944
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対象商品: 国富論(上) (講談社学術文庫)
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2020/4/10)
- 発売日 : 2020/4/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 736ページ
- ISBN-10 : 4065190940
- ISBN-13 : 978-4065190944
- 寸法 : 10.8 x 2.9 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 200,587位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 220位経済思想・経済学説 (本)
- - 605位その他の地域の世界経済関連書籍
- - 673位講談社学術文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ上巻読書中ですが、経済学の嚆矢と言える1冊です。敷居高く感じていましたが、需要と供給の考え方等、小中学校の社会の授業がベースにあれば理解しやすいと感じました。
2023年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
資本主義の未来を読み解こうとしたときに、
辿り着いたのが、アダム・スミスとカール・マルクス
辿り着いたのが、アダム・スミスとカール・マルクス
2020年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても読みやすくて、おすすめです。
2021年6月27日に日本でレビュー済み
この本は、重商主義、重農主義を批判している。しかし、剰余価値を否定しているとか、レッセフェール(経済自由主義)を勧めているとかの評価は全く間違っている。
資本に労働力を加えて価値創造が行われるとの論は、現今の経済学と全く同じである。また、ここで言う経済自由主義とは、産業資本家が蓄積した富を封建領主や国家が収奪してはならないという意味だ。
また、賃金は社会の経済コストではなく、需要の源泉であるとしている。この辺り、ケインズの有効需要と同じである。
新自由主義でよく引用される「見えざる手」の言葉も全く異なっている。企業家は国外市場よりも国内市場を重視する。その理由は資本回収のリスクが低く、資本回転率が高いから。その結果として企業家は国内市場を豊かにする。個々の企業家は国内市場を豊かにすることを意図としているのでは無い。それぞれが儲ける為に行う営為が「見えざる手」によって豊かにしているのだ。
この辺りは、資本効率とリスク回避が焦点となっている訳で、市場万能を主張している訳でない。新自由主義を標榜する人たちが誤用する「神のみえざる手」という言葉はこの本には無い。
資本に労働力を加えて価値創造が行われるとの論は、現今の経済学と全く同じである。また、ここで言う経済自由主義とは、産業資本家が蓄積した富を封建領主や国家が収奪してはならないという意味だ。
また、賃金は社会の経済コストではなく、需要の源泉であるとしている。この辺り、ケインズの有効需要と同じである。
新自由主義でよく引用される「見えざる手」の言葉も全く異なっている。企業家は国外市場よりも国内市場を重視する。その理由は資本回収のリスクが低く、資本回転率が高いから。その結果として企業家は国内市場を豊かにする。個々の企業家は国内市場を豊かにすることを意図としているのでは無い。それぞれが儲ける為に行う営為が「見えざる手」によって豊かにしているのだ。
この辺りは、資本効率とリスク回避が焦点となっている訳で、市場万能を主張している訳でない。新自由主義を標榜する人たちが誤用する「神のみえざる手」という言葉はこの本には無い。
2020年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
翻訳された日本語が読みにくいです。