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石原 慎太郎
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火の島 (幻冬舎文庫) 文庫 – 2018/12/13

3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価
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  1. 本の長さ
    654ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    幻冬舎
  4. 発売日
    2018/12/13
  5. 寸法
    10.6 x 2.7 x 15.1 cm
  6. ISBN-10
    4344428056
  7. ISBN-13
    978-4344428058
  8. すべての詳細を表示
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2018/12/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/12/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 654ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344428056
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344428058
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 2.7 x 15.1 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

著者について

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石原 慎太郎

石原 慎太郎

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1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第一回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より：本データは『 オンリー・イエスタディ　(ISBN-13: 978-4344414501 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

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上位レビュー、対象国： 日本

んちもちとちのに
5つ星のうち3.0 ただの小説に過ぎず。
2014年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
石原作品としては、思っていた以上のインパクトがないように思う。やはり、世相を批評する作品の方が、おもしろく、読み応えがある。
役に立った
 レポート
nn11
5つ星のうち2.0 火の島：三宅島を巡る悲恋の物語、だが・・
2013年7月7日に日本でレビュー済み
政治家としての言動の灰汁の強さのあまり、文学者としては純粋に評価するのが難しい存在となってしまった石原慎太郎。
氏のフィクションを読むのは、「太陽の季節」「秘祭」以来、恐らく十数年ぶりである。
とある本で佐藤優氏が激賞しているのを知り、期待を込めて読んでみた。が、、

島の学校に響くピアノの音色に導かれるようにめぐり遭った、小学生の礼子と中学生の英造。
火の島の突然の噴火によって引き裂かれた二人は数十年後、
大手ゼネコン社長夫人と、会社を恐喝して食い入ろうとするヤクザとして、思いがけぬ再会をする。

ロミオとジュリエットか失楽園かという、許されぬ恋を軸に物語は展開するが、
全てを捨ててまで惹かれ合うほどの魅力が、ヒーロー、ヒロインともに今ひとつ伝わってこない。
初恋の相手で命の恩人とは言え、子供の時に僅かに関わっただけの男。
今は、ゴッドファーザーさながらに犬の生首を敵対者に送りつけ、女の親族に手をかけたことを平然と告白するような、粗暴なヤクザ者、ほぼ狂犬である。
そんな男を、頑なに想い続けることが出来るものだろうか。。？

観点を変えれば、
経済ものとも、ハードボイルドとも、パニックものとも、ミステリとも読めるが、いずれから見ても、今時の小説にしては些か迫力不足と言うしかなかった。

東京都知事としての、三宅島の復興支援が創作の動機かとも思われたが、
伝わってくるのは噴火とその後遺症に苦しむ姿だけで、さほど島の魅力を伝えようとしている様子もない。
そしてラストは、ベタな二時間ドラマのような舞台設定で、大方の人が想像するであろう通りの結末であった。

読書家で知られる佐藤氏も、多忙な身で、現代小説を読む機会は多くは無いのではあるまいか。
そしてそれは、著者石原氏も然りであろう。
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役に立った
 レポート