プロローグは、祖母との料理作り(コロッケ)の思い出からスタートし、目次を閲覧して、読む本を間違えたかと思った。ところが、中に入ると、なかなか、奥が深い。
「夫婦は糠床と同じで、こまめに手入れしないとすぐに駄目になる」(59頁)
祖母に言われた「大人になって、大好きな人のためにご飯を作るようになったら・・・・」言葉は、料理の極意かもしれない尚、主人公の設定は、『ストーカーに振られた女』で絶世の美女。場所は横浜市西区、中区、相鉄線沿線である。
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七度笑えば、恋の味 単行本 – 2020/2/14
古矢永 塔子
(著)
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第1回「日本おいしい小説大賞」受賞作!
「幸福な食卓」なんて、私にはきっと一生訪れない――――。
自分の容貌に強烈なコンプレックスを抱く28歳の日向桐子は、人目に触れぬよう外では常にマスクと眼鏡を身につけて暮らしている。勤務先である、「優しい料理」のサービスに力を入れる単身高齢者向けマンション『みぎわ荘』でも、職場の人間関係をうまく築くことができない。もう辞めよう、そう思っていた桐子の前に現れたのは、『みぎわ荘』最上階の住人で、72歳の不良老人・匙田譲治だった。小粋な江戸弁で話す匙田に連れてこられた「居酒屋やぶへび」で、大雑把ながら手際よくつくられた温かい料理と、悩み多き人生を懸命に生きる心優しい人々との対話を通じ、桐子の心は少しずつほぐされてゆき……。
44歳差の恋、はじまる!? おいしい料理シーンが散りばめれられた、心温まる恋味小説! 本当の自分でいられる場所を見失っているあなたへ。温かくてほっと安らぐ、極上の「おいしい小説」はいかがですか?
【編集担当からのおすすめ情報】
第1回日本おいしい小説大賞、圧倒的満票の受賞作!!
山本一力氏、柏井壽氏、小山薫堂氏絶賛! 待望の書籍化!!
「幸福な食卓」なんて、私にはきっと一生訪れない――――。
自分の容貌に強烈なコンプレックスを抱く28歳の日向桐子は、人目に触れぬよう外では常にマスクと眼鏡を身につけて暮らしている。勤務先である、「優しい料理」のサービスに力を入れる単身高齢者向けマンション『みぎわ荘』でも、職場の人間関係をうまく築くことができない。もう辞めよう、そう思っていた桐子の前に現れたのは、『みぎわ荘』最上階の住人で、72歳の不良老人・匙田譲治だった。小粋な江戸弁で話す匙田に連れてこられた「居酒屋やぶへび」で、大雑把ながら手際よくつくられた温かい料理と、悩み多き人生を懸命に生きる心優しい人々との対話を通じ、桐子の心は少しずつほぐされてゆき……。
44歳差の恋、はじまる!? おいしい料理シーンが散りばめれられた、心温まる恋味小説! 本当の自分でいられる場所を見失っているあなたへ。温かくてほっと安らぐ、極上の「おいしい小説」はいかがですか?
【編集担当からのおすすめ情報】
第1回日本おいしい小説大賞、圧倒的満票の受賞作!!
山本一力氏、柏井壽氏、小山薫堂氏絶賛! 待望の書籍化!!
- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2020/2/14
- 寸法13 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-10409386571X
- ISBN-13978-4093865715
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2020/2/14)
- 発売日 : 2020/2/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 300ページ
- ISBN-10 : 409386571X
- ISBN-13 : 978-4093865715
- 寸法 : 13 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 618,762位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2020年2月23日に日本でレビュー済み
「究極」対「至高」などというグルメマンガがはやったのは何年前だったろう。最高の食材を最高の料理人が調理をしてこれでもかというくらいに贅沢をする。「ア・レ・キュイジーヌ」のかけ声でバトルをする料理番組もあったっけ。考えてみればそんな贅沢が許されるのはほんの一握りのお金持ちだけ。バブル崩壊後は緊縮財政のもと、安くておいしいものを求める一般庶民の意見のほうが多数派となった。そこでB級グルメなることばが登場する。
さて、本書の舞台となるのが、単身者向けの老人施設とつぶれかけた居酒屋。どう考えても究極のメニューなど出てくるはずもない。ヒロインの桐子は容姿に対するコンプレックス(ああいうのもコンプレックスというのだろうか)で他人とうまくコミュニケーションがとれない。老人施設の厨房で働く桐子は、入所者の匙田につれられて居酒屋「やぶへび」に行き、安いけれども心があたたまる料理をごちそうになる。夫の作ってくれる高級でおしゃれなご飯とは対極にあるものだった。夫とも施設の他の職員ともうまく関係を築けなかった桐子の心が少しずつ解放されていく様子を読んでいくのは気持ちのいいものだ。
本書の中には、現在の我々のかかえる心の問題がてんこ盛りになっている。SNSへの依存、単身者の老後問題、学歴偏重と職業差別、ストーカー被害等々。フィクションだと笑っていられない。桐子の経験した地獄のような体験が全国各地で発生しているのを、田舎暮らしの私でもニュースで知っている。周りに流されず、流行に走らず、匙田のように自分の感覚を信じて生きることは難しくなってしまったのだろうか。
さて、本書の舞台となるのが、単身者向けの老人施設とつぶれかけた居酒屋。どう考えても究極のメニューなど出てくるはずもない。ヒロインの桐子は容姿に対するコンプレックス(ああいうのもコンプレックスというのだろうか)で他人とうまくコミュニケーションがとれない。老人施設の厨房で働く桐子は、入所者の匙田につれられて居酒屋「やぶへび」に行き、安いけれども心があたたまる料理をごちそうになる。夫の作ってくれる高級でおしゃれなご飯とは対極にあるものだった。夫とも施設の他の職員ともうまく関係を築けなかった桐子の心が少しずつ解放されていく様子を読んでいくのは気持ちのいいものだ。
本書の中には、現在の我々のかかえる心の問題がてんこ盛りになっている。SNSへの依存、単身者の老後問題、学歴偏重と職業差別、ストーカー被害等々。フィクションだと笑っていられない。桐子の経験した地獄のような体験が全国各地で発生しているのを、田舎暮らしの私でもニュースで知っている。周りに流されず、流行に走らず、匙田のように自分の感覚を信じて生きることは難しくなってしまったのだろうか。
2021年3月18日に日本でレビュー済み
「私のカレーを食べてください」を読み、日本おいしい小説大賞を知りました。
第1回受賞作品「七度笑えば、恋の味」も読んでみたくなり購入。
こちらもとても読みやすいお話でした。
芥川賞はずいぶん前から読まなくなりましたが、一般読者からするとこういった賞の方が親しみが持てます。
これを機に、他の作品も読んでみたいと思いました。
第1回受賞作品「七度笑えば、恋の味」も読んでみたくなり購入。
こちらもとても読みやすいお話でした。
芥川賞はずいぶん前から読まなくなりましたが、一般読者からするとこういった賞の方が親しみが持てます。
これを機に、他の作品も読んでみたいと思いました。
2020年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほっこり心あたたまるお話でした
ちょっぴり評価を下げたのは、ヒロインの設定が女性からはあまり共感得られるのかなと思ったからです(笑)
匙田さんはナイスシニアで素敵なキャラクターでした✌
ちょっぴり評価を下げたのは、ヒロインの設定が女性からはあまり共感得られるのかなと思ったからです(笑)
匙田さんはナイスシニアで素敵なキャラクターでした✌
2020年3月23日に日本でレビュー済み
料理に興味なく読みましたが、ほっこりと楽しめました。前半は分かりづらい文章もあり、ん?ってな感じですが、主人公の正体がハッキリしてからは、ドキドキしながら一気読み。読んだ後、心が明るくなりました。続編出らんかな・・。
私には、ここ数年読んだ本の中ので1番合ってました。オススメできます。
私には、ここ数年読んだ本の中ので1番合ってました。オススメできます。
2020年2月19日に日本でレビュー済み
大事なシーンで出てくる食べ物をきっかけに、主人公が自分の心に素直になり変わっていく姿が読んでいて楽しい一冊。
食事をすることで、相手と距離が生まれてしまったり、逆に縮まったりすることもあるな…と自分の記憶とリンクさせて読むと、本の言葉がより心に響きます。
食事をすることで、相手と距離が生まれてしまったり、逆に縮まったりすることもあるな…と自分の記憶とリンクさせて読むと、本の言葉がより心に響きます。
2020年2月21日に日本でレビュー済み
読後感が爽やかで、人物の描写が非常に優しい眼差しできれている。美味しい料理を狂言まわしに、不思議な恋の行方をたのしめた。その夜の夢が、久しぶりに浮世ばなれのメルヘンであったのは恋の味の残り香であったかも。