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世界はすでに破綻しているのか? 単行本 – 2014/9/26
購入オプションとあわせ買い
ソヴィエト連邦、ロシア、タイ、韓国、アルゼンチン、
スペイン、ギリシャ、キプロス、アメリカ・デトロイト……
高城剛が、世界の財政破綻した国々に赴き、
ハイパーインフレはじめ、過酷な経済状況を
サバイバルしようとする人々に直接話を聞き、
自らの目で確かめ、肌で感じた厳しい現実を
つづったルポルタージュ。
破綻した国の人々から、いざ、というときに
生き延びるためのヒントを学びます。
【「はじめに」より】
国家は破綻する。
もしくは、それに近い状態に陥り、
社会が大きく揺らぐ。
それは誰もが知る国で
確実に起こることなのである。
***
そのとき、人や街はどうなるのだろうか?
***
本書は、過去25年間にわたって、
僕がこの目で見てきたことを書き記した本である。
【担当編集者より】
世界の経済が、密接につながりあう現代において、
国家財政破綻は、もう「対岸の火事」ではありません。
いざ、それが降りかかってきたとき、はたして自分は
冷静に対処することができるのか、はなはだ不安です。
高城剛さんは、経済学者でも、政治学者でもありません。
しかし、時代の変化を何度もいち早くキャッチしてきた、
彼の鋭い感性は、国家財政破綻した国で生き抜く人々を
最新作のテーマに選んだのです。
国家財政破綻からサバイバルするには
何が大切で、何が必要になるのか。
高城さんの読みごたえあるリアルなルポから
ぜひ、生き延びるヒントをつかんでください。
【著者プロフィール】
高城 剛(たかしろ つよし)
●1964年、東京都葛飾区柴又生まれ。
●日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」でグランプリ受賞後、
メディアを超えて横断的に活動。自身も数多くのメディアに登場し、NIKE、NTT、
パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。
●総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。
●2008年より、拠点を欧州へ移し活動。
●現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。
●著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社新書)、『「ひきこもり国家」 日本』(宝島社新書)、『オーガニック革命』(集英社新書)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)、『グレーな本』(講談社) などがある。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2014/9/26
- 寸法13.3 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104087860507
- ISBN-13978-4087860504
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2014/9/26)
- 発売日 : 2014/9/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 184ページ
- ISBN-10 : 4087860507
- ISBN-13 : 978-4087860504
- 寸法 : 13.3 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 248,052位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,025位国際政治情勢
- - 49,477位ノンフィクション (本)
- - 71,079位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1964年8月18日東京都葛飾区柴又生まれ。
日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超
えて横断的に活動。Louis Vuitton、SONYをはじめとする100本を超えるCMやミュージ
ックビデオ、連ドラなどの監督およびプロデュースを務めながら、自身も数多くのメディ
アに登場し、NIKE、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトラン
ティックなどの広告に出演。東映アニメーション社外取締役や総務省情報通信審議会専門
委員などを歴任後、2008年より拠点を欧州へ移す。
著書に『世界はすでに破綻しているのか?』『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?』『分断
した世界』『2049 日本がEUに加盟する日』(集英社)、『不老超寿』(講談社)、『2035年の世
界』(PHP研究所)、『50mm』(晋遊舎ムック)、『GREEN RUSH』『333 ULTRA DETOX』『green
bean to bar CHOCOLATE 世界で一番おいしいチョコレートの作り方』『BETTER
TOMORROW』『BIO HACKING』(NEXTRAVELER BOOKS)、『高城式健康術55』『いままで
起きたこと、これから起きること。』(光文社新書)など累計100万部を超える作家として
も活躍し、Amazon KDPアワードを受賞した。また、DJとして「BlazeFeat. Barbara
Tucker - Most Precious Love」のリミックスがUK dance chartにランクインし、イビサ
にある世界最大のクラ「Privilege」にて、年間レギュラーDJを務める。現在、コミュニケ
ーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。2021年に
プロデュースした初のドキュメンタリー映画『The Taste Of Nature』が、PRPL Fork
FoodFilm Foto Fest長編ドキュメンタリー最優秀賞受賞。芥川龍之介「報恩記」を原作に
全編キューバで8K撮影した『ガヨとカルマンテスの日々』(2022年公開)が、初の長編映
画監督作品となる。パーソナルヘルスケア・サービス「8weeks」主宰。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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1216兆円という
先進国で最悪水準の借金国になっている日本の現状を踏まえ、
この本を読んでみると、
経済破綻した国や都市の事例は
明日の日本だと感じる。
明日も同じ日がくるだろう
日本が潰れる訳が無い
アメリカが助けてくれるだろう
何かあっても国が助けてくれるはず
なんて
根拠のない幻想にしがみつき
甘い考えでいた自分にとっては
その前提は本当なのか?
と読みながら、
何度も再考させられた。
結果として、
それはただの幻想であり
コロナでこれまでとは違う日常を
私たちが過ごしているように、
明日が今日と同じとは限らない
日本だって経済破綻する可能性がある
アメリカが助けてくれるとは限らない
国が助けれくれる保証はない。
という事だと痛感した。
だからこそ、
国や政府に頼らなくても
経済的に自立した状態を築く
ことを
今日から着実に成し遂げようと思った。
経済的に自立する
というと
お金持ちになる!
今よりおおく稼がなきゃ!
と思いがちだが
本書では
富裕層でも
中間層でも
貧困層でも、
いまどのステージにいても
誰もがいますぐ取り組めるヒントが
各国の事例とともに載っている。
本当にありがたい。
わたしは
1年前に農地を借りて
畑を耕し始めたのだから
そこを拡大していき、
どんな状況でも家族と共に
生きぬこうとおもう。
日本の国家運営について膨大な借金と何よりも収支が全然合っていないことから持続可能性という観点からは0点であるというのが私の評価であるが、本書においては持続可能性=sustainabilityという観点をしっかりと提示し、日本の”破綻”の日もある日突然やってくることが十分に暗示されている。備えあれば憂いなしであり、”国家が面倒を見てくれる”というのは実験が始まって100年の歴史があるかないかという幻想に過ぎない。騒がずとも覚醒しておくに越したことはないと思った次第。
参考になった箇所を以下に記す
→今までの暮らし向きを瞬時に切り替えた人々は、大きな時代の渦に巻き込まれることなく、粛々と生活を続けることができている
常に自分を見失わず、自分なりの「異変」を感じたら、誰に何と言われようが、即座に変わり身すること
大きな社会変化が差し迫った時代の中で、生き延びる秘訣はそれに尽きる
→ある日、収入がなくなったとしても、最低限の生活を続けていける基盤があるかどうかが重要である
庭を耕し、野菜が収穫できるような暮らしをしていれば、どうにか食ってはいける
→「政府や地域に多額の借金があること自体が持続可能とはいえない」
これからの時代は、環境だけでなく経済も人々の生活も、持続可能であることが求められている
今、世界は「王様は裸だ」と誰かが言ってくれるのを待っているのかもしれないが、その声は絶対安全地帯にいる者の圧力によって、長い間、表に出ることはない
→これからの時代、すべての人間が”建設的共存”をしていくことがカギ
そうでなければいずれまた無理がくる
→「サスティナブル(持続可能)であることが大切」
大きなサスティナブル
国家や地域が税収などの収入に対し、適正な支出が行われていなければサスティナブルとは言えず、どこかで必ず破綻を迎える
小さなサスティナブル
個人個人がそれぞれの収入に対し、借金や無理なローンを重ねず、適正な支出を保たなければ、どこかで必ず破綻を迎える
→デトロイト
市内の街灯の4割は故障している、夜の町並みは暗闇
中流程度のホテルでは、インターネットを繋げようと試みても、まともに繋がることはない、アフリカの小国と同程度
人々が持つ携帯すら3世代前の状態で立ち止まったまま
スマートフォンを手にする人を、市内で見かけることは滅多になかった
→市内から8マイル離れた白人たちの住む郊外
突如として超高級住宅街
白人たちの住む街だ
豪華なショッピングモール、明るく清潔なモール街
市内の7倍もの数の警官たちによって守られている街
住んでいる「地区」や「スーパー」や「生命維持」さえも、事実上の「階級」によってすべてが異なっている
車で30分の距離があれば、移動手段のない貧困層が暴動や略奪を起こしたくても、辿り着くことはできない
→「トロイカ」 EU、欧州中央銀行(ECB)、IMF
企業のM&Aと同じさ
潰れかかった会社を買収して、美味しいところだけ頂いて、あとは必要ないのさ
→銀行自らの負担、預金者も含めて負担するケース=ベイルイン
これからの時代、どこの国のどこの金融機関だろうが「銀行に預けた方も責任が発生する」
「トロイカ」は「いざとなったら、(ターゲットの国を)つぶすこともできる」
→ギリシャ
人口1,100万人のうち公務員の数は110万人
なんと10人に1人が公務員、民間よりも高い水準の給与
多くの資格や許認可が政治家に委ねられているため賄賂や汚職、脱税が横行
ギリシャの年金給付が現役世代平均収入に対する比率は96%、手厚い年金制度
→たとえ、どんな先進国であっても、政府は巧みに真実を隠し、本当のことは言わない、と人々は悟った
時の政治家や官僚は、絶対に自分たちの非を認めることはない
これも歴史的事実である
→アルゼンチン人のメンタルは非常に強い
日本人が地震に慣れ、多少の揺れでは誰もパニックに陥らなくなっているのと大差ない
破綻など、ただのリセット程度にしか思っていない
→”トルエケ”=物々交換
自国の通貨価値を信頼していないから
近年のアルゼンチン国民は、クレジットカードは一切使わない”現金主義
→裕福な人々は早々に海外に逃げ出している
比較的お金のある人は、郊外にセカンドハウスを買い、地方に自分の畑を持つ
アルゼンチンの失業率、2013年には40%
どうやって食いつないでいるのか
「農業で暮らしている」
→日本のように「すべての新聞が、ほぼ同じ論調であり、企業側や体制側に有利な報道しかしていない」という国はほとんどなかった
共感される方は多いと思いますが私には合わなかったです。
国家が破綻すると、国民は一体どうなるのか。本当にさらなる悲劇を最小限にするために「大きすぎて潰せない」ところを国家が守ったほうがいいのか。潰れるべきものはさっさと潰れたほうがいい場合が多々ありそうだ(たぶんそのほうが多い)ということを、少し確信するようになりました。また、日本を含め過去ほんの数十年の各国のデフォルト例を並べられて、破綻というのがいかにありふれたものであるかも実感しました。
この人は、見かけより遙かに真面目で几帳面なところがあると見えて、どの本も読者がもっと知りたいであろうこと(知っている人からツッコミが出そうなこと)もある程度インデックス的に網羅してあり、たとえば、ここまで書いたらピケティの著書を参照してほしいなぁと思っていたら、まさに「おわりに」で「『松方デフレ』の再検証」というところでピケティに言及。ムリな金融政策のツケが倍返しとなって襲う状況で何が起きたかを書いてたりします。そこらのエコノミストより本物の経済に対するリテラシーはかなり高いと思います。