いま、失敗を研究することが流行り、失敗を恐れることが元気が出ない根本にあることを、この本を読んでつくづく感じる。
この本は、多くの成功例が、手際よく、また新鮮な語り口で、判りやすく書かれている。それがリズム感をもって繰返され、一貫性があって判りやすい。ただ少し立ち止まって、すこし考えないと、かなり深く通底しているフィロソフィーを受け流してしまいかねない不安を感じさえする。
大目的を共有し、達成すべき駆動目的を設定し、プロジェクトを興し、コラボレーションする場を造り、パーパスを手作りで作り上げて行くケースが、古今東西幅広く、同じ文脈で語られる。
タイトルはやや逆説的で、出来上がった組織や制度を守る立場に立たされた現在のマネジメント、その必要条件である利益や売り上げのお尻を後から追いかけるような、貧しい乏しい数字的外形的な駆動目標のマネジメント論が横行していることの指摘となっている。内容が深いだけに、もう少し、ゆったりとした丸いタイトルの方が良かったような気がする。
この本を読んでいて思い出したのは、先日「利益が出て、初めて普通の会社です」と語ったのは、パナソニックの新社長の、久しぶりに清々しい言葉でした。
最近の日本の企業が元気の出ない理由は、共感が得られるような夢のある駆動目標を設定して皆を巻き込むプロジェクトを起す力を失ってしまったところにあるのだとの明確な指摘があるように思うが如何でしょうか。
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利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか 単行本(ソフトカバー) – 2013/3/29
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購入オプションとあわせ買い
会社の究極の目的とは何か?――この単純で深遠な問いを掘り下げる。
英『エコノミスト』誌は、2013年のビジネス・トレンド・ベスト10の一つに「利益から目的(“From Profit to Purpose")の時代である」というメッセージを挙げた。
ビジネスの世界において、20世紀は「手段の時代」であった。手段(や手法)が多様化したことで、専門分化が進み、部分最適(縦割りやたこつぼ化)が助長され、その結果、「企業の目的」「事業の目的」、そして「働く目的」が見失われてしまった。しかし、これらの「目的」(purpose)を取り戻した企業、たとえばアップルやグーグル、ホールフーズ、ザッポスのほか、世界的に評価されている社会起業家たちは、製品やサービスのみならず、マネジメントにもイノベーションを起こすと同時に、新しい資本主義を生み出そうとしている。
ドラッカーは「企業の目的は利潤の最大化ではない」と喝破したが、リーマンショックを機に、コンシャス・キャピタリズム(理性ある資本主義)、エシコノミー(道徳と経済の合成語)、さらには「マネジメント2.0」など、ドラッカーと同じ考え方に基づくムーブメントが世界的に広がっている。
本書は、ドラッカーやポーターなどのグールーらがそろって「企業の目的は利潤の最大化ではない」ことを主張していること、新旧のイノベーターたちが「共通善なる目的」(マイケル・サンデルの「正義」と同義)に基づいて行動していることを紹介しながら、目的に基づくマネジメントとその実践手法である「目的工学」というフレームワークをわかりやすく提示する案内書である。一読すれば、「目的工学では、目的群を正しく調整することこそが重要であり、成功のカギ」というシンプルな事実が理解できる。
利益や売上げのことばかり考えているリーダー、自分の会社のことしか考えていないリーダーは、ブラック企業の経営者と変わらない。
英『エコノミスト』誌は、2013年のビジネス・トレンド・ベスト10の一つに「利益から目的(“From Profit to Purpose")の時代である」というメッセージを挙げた。
ビジネスの世界において、20世紀は「手段の時代」であった。手段(や手法)が多様化したことで、専門分化が進み、部分最適(縦割りやたこつぼ化)が助長され、その結果、「企業の目的」「事業の目的」、そして「働く目的」が見失われてしまった。しかし、これらの「目的」(purpose)を取り戻した企業、たとえばアップルやグーグル、ホールフーズ、ザッポスのほか、世界的に評価されている社会起業家たちは、製品やサービスのみならず、マネジメントにもイノベーションを起こすと同時に、新しい資本主義を生み出そうとしている。
ドラッカーは「企業の目的は利潤の最大化ではない」と喝破したが、リーマンショックを機に、コンシャス・キャピタリズム(理性ある資本主義)、エシコノミー(道徳と経済の合成語)、さらには「マネジメント2.0」など、ドラッカーと同じ考え方に基づくムーブメントが世界的に広がっている。
本書は、ドラッカーやポーターなどのグールーらがそろって「企業の目的は利潤の最大化ではない」ことを主張していること、新旧のイノベーターたちが「共通善なる目的」(マイケル・サンデルの「正義」と同義)に基づいて行動していることを紹介しながら、目的に基づくマネジメントとその実践手法である「目的工学」というフレームワークをわかりやすく提示する案内書である。一読すれば、「目的工学では、目的群を正しく調整することこそが重要であり、成功のカギ」というシンプルな事実が理解できる。
利益や売上げのことばかり考えているリーダー、自分の会社のことしか考えていないリーダーは、ブラック企業の経営者と変わらない。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2013/3/29
- ISBN-104478010080
- ISBN-13978-4478010082
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2013/3/29)
- 発売日 : 2013/3/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 320ページ
- ISBN-10 : 4478010080
- ISBN-13 : 978-4478010082
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- - 19,129位投資・金融・会社経営 (本)
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著者について
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早稲田大学理工学部(現・理工学術院 創造理工学部)建築学科卒業。株式会社博報堂マーケティング・ディレクターを経て、現在KIRO株式会社(旧株式会社コラム)代表、多摩大学大学院教授(知識経営論)。博士(経営情報学)。慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授。一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)/Future Center Alliance Japan(FCAJ)代表理事。京都工芸繊維大学新世代オフィス研究センター(NEO)特任教授。同志社大学ITEC(技術・企業・国際競争力研究センター )客員フェロー、東京大学i.schoolエグゼクティブ・フェローなどを歴任。著書に『ビジネスのためのデザイン思考』、『幸せな小国オランダの智慧』、『知識創造経営のプリンシプル』、『利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか(目的工学)』、『構想力の方法論』、『イノベーターになる』などがある。
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トップレビュー
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2014年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分も大事だけど、他人はもっと大事。
相手のことを想うことで、結果自分のことも想われるようになります。勉強になりました。
相手のことを想うことで、結果自分のことも想われるようになります。勉強になりました。
2013年5月27日に日本でレビュー済み
タイトルが人目を引くよう考えられたタイトルではありますが、
だいぶ本書内容と異なっている点が、内容自体は非常に参考になると思ったので残念でした。
近年、ドラッカーを始め、著名な経営学者や、コトラーのような戦略家まで含めて
企業の最終的な目的は収益ではない、といったような主張が注目されてきています。
日本においては、企業不祥事が多く取りざたされたタイミングから、
このような思考は既に着実に浸透してきているかのように思います。
本書では、企業における目的の重要についてはもちろん、
アポロ計画や、東海道新幹線といったビッグプロジェクトにおける
目的工学的な視点での分析、
近年、注目集める社会起業的な事業における取り組みの過程を深堀し、
目的がどのように作用するのか、どのように作用させるべきなのかを説いています。
執筆が「目的工学研究所」となっているように、
研究者が書くような引用が多く、事例も深堀されているため
読み物としては面白いものの、少し冗長な印象がぬぐえませんでした。
また、目的工学を適用した結果、実際的に経営なり、組織なりが
成功に結び付いている事例としては、少し特殊過ぎて、一般企業で取り入れようとすると
かなり高いハードルがあるだろうと思われます。
それでも、このような抽象的な領域において、
工学的なアプローチで分析を試みているのは、大変有意義であると思います。
だいぶ本書内容と異なっている点が、内容自体は非常に参考になると思ったので残念でした。
近年、ドラッカーを始め、著名な経営学者や、コトラーのような戦略家まで含めて
企業の最終的な目的は収益ではない、といったような主張が注目されてきています。
日本においては、企業不祥事が多く取りざたされたタイミングから、
このような思考は既に着実に浸透してきているかのように思います。
本書では、企業における目的の重要についてはもちろん、
アポロ計画や、東海道新幹線といったビッグプロジェクトにおける
目的工学的な視点での分析、
近年、注目集める社会起業的な事業における取り組みの過程を深堀し、
目的がどのように作用するのか、どのように作用させるべきなのかを説いています。
執筆が「目的工学研究所」となっているように、
研究者が書くような引用が多く、事例も深堀されているため
読み物としては面白いものの、少し冗長な印象がぬぐえませんでした。
また、目的工学を適用した結果、実際的に経営なり、組織なりが
成功に結び付いている事例としては、少し特殊過ぎて、一般企業で取り入れようとすると
かなり高いハードルがあるだろうと思われます。
それでも、このような抽象的な領域において、
工学的なアプローチで分析を試みているのは、大変有意義であると思います。
2013年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アインシュタイン、マートン、ポーターにドラッカー等々、著名人の引用のオンパレードで始まる本書では、21世紀は目的(パーパス)の時代であるという。
ここでいう、目的とは何であろうか?35〜42ページあたりで説明しているが、
私の理解力不足ゆえ、混乱してしまった。
志や夢、理念や使命など類似しているが、丁寧に取り扱うことで真意が浮かび上がってくる、
味わい深い言葉がある。
それをすべて、目的という言葉で片付けていることに違和感を感じた。
知識創造論がベースになっているとのことだが、暗黙知は形式知化できないから、
暗黙知なのであって、暗黙知を暗黙知のまま伝える伝統が東洋にはある。
実務家の私には、知識(knowledge)の時代は終焉し、
智慧(wisdom)の時代が到来しているように思える。
ここでいう、目的とは何であろうか?35〜42ページあたりで説明しているが、
私の理解力不足ゆえ、混乱してしまった。
志や夢、理念や使命など類似しているが、丁寧に取り扱うことで真意が浮かび上がってくる、
味わい深い言葉がある。
それをすべて、目的という言葉で片付けていることに違和感を感じた。
知識創造論がベースになっているとのことだが、暗黙知は形式知化できないから、
暗黙知なのであって、暗黙知を暗黙知のまま伝える伝統が東洋にはある。
実務家の私には、知識(knowledge)の時代は終焉し、
智慧(wisdom)の時代が到来しているように思える。
2013年4月29日に日本でレビュー済み
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本書のタイトルは内容の深さと似合っていない。私がタイトルを付けるとしたら、少々長くなるが、「共通善に向かって施策と人々を融合させ実践に結びつける目的工学」といったところだろうか。目的工学とあるが、著者の述べるところは機械論的な世界観ではない。人間性に立脚した企業観であり、レジリエンスな社会を創造するのにどのような方法論を取るべきかの具体的な提言の書かと思う。
本書では、マネー資本主義的な利益、効率重視の企業観に対して、目的、理念、哲学に基ずく企業のあり方を紹介し、これからの社会は共通善を目指して変革していくことが大切であり、それが実際に可能であることを多くの詳細な事例で説明されている。
著者が他の本で紹介してきたデザイン思考による施策の創造やイノベーションへの取り組み、またフューチャーセンターなどの場づくりだけでは、多様なステークホルダーがいる場合や、大規模で様々な施策が複雑に絡み合う案件に対しては十分に機能しきれていないという課題があった。本書で紹介している目的工学は、そういったデザイン思考やフューチャーセンターの思想を実際に機能させる方法論として、可能性を強く感じる。
企業で施策立案をする人だけでなく、行政、コミュニティで変革を推進する人にもぜひお薦めしたい本である。
本書では、マネー資本主義的な利益、効率重視の企業観に対して、目的、理念、哲学に基ずく企業のあり方を紹介し、これからの社会は共通善を目指して変革していくことが大切であり、それが実際に可能であることを多くの詳細な事例で説明されている。
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企業で施策立案をする人だけでなく、行政、コミュニティで変革を推進する人にもぜひお薦めしたい本である。
2013年8月5日に日本でレビュー済み
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最終的な目的としては、顧客に価値を認めていただくことであるが、新興国や後進国においては、そのような余裕がなく、当面の利益を優先してしまう。しかし、安定した段階で、一歩、後ろに引いて、見ることで、この本に書かれていることが理解できるはず。どの国においても、この本の内容が理解でき、実践できる環境となることが、先進国企業の責務であろう。
2013年5月25日に日本でレビュー済み
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これまで営業改革の必要性を感じ非力ながら自力で進めてきて、ようやく幹部の合意が取れた今、活動を広げるに当たり、これまで頂点に据えてきた収益拡大利益確保がどうもしっくりこなくて困っていました。 ようやくまとまりそうです。 ドラッカーのアントレプレナーも再読を始め、もう迷うことなく進めそうです。
2013年5月6日に日本でレビュー済み
企業とは社会貢献と利益追求の両輪を回し続けてこそ、
存続しえるものである。
ただし、これからは明らかにそのような表面的な結果、
企業規模や売上額ではなく、何のためにという
企業理念とその理念通りに経営しているかどうか?
が問われると読後に確信を改めて強めました。
個人にしてもそうです。
長者番付で評価される時代は徐々に過ぎ去りつつあり、
どれだけ稼いだかではなく、何のために稼ぎ、その目的に
かなったお金の使い方をしているかが
評価されていくと思います。
また、そのような会社や人物を時代が応援すると思います。
存続しえるものである。
ただし、これからは明らかにそのような表面的な結果、
企業規模や売上額ではなく、何のためにという
企業理念とその理念通りに経営しているかどうか?
が問われると読後に確信を改めて強めました。
個人にしてもそうです。
長者番付で評価される時代は徐々に過ぎ去りつつあり、
どれだけ稼いだかではなく、何のために稼ぎ、その目的に
かなったお金の使い方をしているかが
評価されていくと思います。
また、そのような会社や人物を時代が応援すると思います。