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森の生活 (講談社学術文庫) 文庫 – 1991/3/5
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- 本の長さ508ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1991/3/5
- 寸法10.8 x 2.1 x 14.8 cm
- ISBN-10406158961X
- ISBN-13978-4061589612
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商品の説明
著者について
1817〜1862。アメリカの思想家。エマソンの感化をうけ、故郷コンコードウォールデン池畔で、自給自足の生活を送った。著書にその体験をまとめた本書『森の生活』や『市民としての反抗』『メインの森』『コッド岬』など。
【佐渡谷重信】
1932年、東京生まれ。早稲田大学卒業。現在西南学院大学教授。著書に『ホイットマンと近代日本』『日本近代文学の成立』など多数。学術文庫に『アメリカ精神と日本文明』がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1991/3/5)
- 発売日 : 1991/3/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 508ページ
- ISBN-10 : 406158961X
- ISBN-13 : 978-4061589612
- 寸法 : 10.8 x 2.1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 189,501位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 143位イギリス・アメリカのエッセー・随筆
- - 645位講談社学術文庫
- - 1,507位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
ダヴィッド・ソロー、通称ヘンリー・ダヴィッド・ソローとして知られていた、アメリカの小説家、詩人、哲学者、自然学者である。彼は1817年7月12日マサチューセッツ州コンコードで生まれ、4人兄弟の第3子であった。ソローは普通の家庭で育ち、1833年から1837年の間、ハーバード大学に通った。
大学を卒業した後、ソローはコンコードの公立学校で教師を務め始めたが、教育制度に失望し、2週間で辞めた。その後は書き物に専念し、1845年に最も有名な作品『ウォルデン、または、森林での生活』を出版した。この作品は、ウォルデン湖畔に自分で築いた小屋に暮らした経験を記録したものである。
ソローは、個人主義、自己頼み、自然との深い関係を強調した超驚異主義運動に大きく影響を受けた。彼も反奴隷制運動に関与し、不正な法律に抗議するための手段として市民不服従を強く主張した。
ソローの他の有名な作品には、「市民不服従」がある。このエッセイでは、個人が不正な法律に抵抗する義務があると主張している。そして、兄弟であるジョン・ソローと共に書いた旅行記「コンコード川とメリマック川を一週間」もある。
ソローの健康は1850年代から悪化し、1862年5月6日に44歳で肺結核で死去した。彼の生涯は短かったが、影響力は巨大であり、アメリカ文学と哲学の最も重要な人物の1人と見なされている。
フレデリック・デルトゥール(仏語の作家、霊性指導者)が書いた伝記と序文:
「『ウォルデン』を読んで得られる利益のいくつかには、より内なる平和感、自然との深い繋がり、そして簡単なことへの理解がある。ソローの簡素主義と距離感を取り入れることで、リーダーは自分を阻むものを放り出し、より充実した、意義ある人生を送ることができる。
『ウォルデン』は、簡素な生活、環境保護、霊性への呼びかけである。日常生活における自然の重要性を理解し、その繋がりを通してより深い意味や内なる平和を得るための読み物として、重要である。
「市民不服従」は、行動への機会への革命的な呼びかけである。現状を拒み、我々の権利、自治権、尊厳を取り戻すための呼びかけである。不当な法律を拒み、よりよい世界を作り出すためのマニフェストである。この本は、現状に反抗し、よりよい未来を作り出すために歩む道への招待状である。そして、この本は、その道を歩む方法を教えてくれるだろう。」
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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上下巻に分かれていないものでは
真崎義博訳は読みにくく
佐渡谷重信訳はまあまあ読みやすかった
ちょっと難しいと思う所があって、手元に無いとダメだと思っていたので、加齢もあり文庫本ではきついと思ってこれを選択した。
ちなみに、漫画タイプでざっくりストーリーを把握しておくと良いかも。
途上国で生活した後、日本で生活していると、
先のことを予測したり、周囲人に面倒をかけないために、
物事はより複雑に、込み入っているように思えます。
そんな中で、この本を読むと、大切なのは、自分の考えをしっかり持ち、
自分の頭の中を「他人の思想にしないこと」なんだ、と改めて思います。
忙しい生活の中、自分の考えがあると、大変なこともあるけれど、
筋が通っているとふらつかず、自分で立っていられるという強みがある。
そんな強さを持つには、ゆっくり自分を見つめる時間をもつこと。
そう考えると、贅沢や周囲の目をきにしなければ、
1年を過ごすのに必要な収入は6週間で稼ぐことできる、
あくせく働いて、自分をすり減らして、それで人生を享受してるといえるの?
と問うソローのこの本は、
簡素にどう暮らすかを実体験から教えてくれている
貴重な示唆本だといえます。
他を否定し自を肯定するのは解るが、否定する事象に自らが気付いていない何かがあるのではないか?とは考えないのだろうか。
自分の選択や行為をひたすら正当化してるだけで、思索しているわけではない。
2度読みする価値が自分にはない。
個人的にはアウトドア愛好家に信奉者が多い印象の本書ですが。スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリが2019年に史上最年少で"Time誌が選ぶ今年の顔"に選出されるなど、環境問題に注目が集まっていることから手にとりました。
さて、そんな本書は著者が20代後半の時にボストン郊外のウォールデン湖のほとりの丸小屋で過ごした約2年間の生活を読書や訪問者、音や春といった章立てで【ポエティックに思想や心情を綴っている】のですが。タイトルからのイメージで、文明社会に背を向けたストイックな自然愛好家の生活を想像した人だと、本書は意外にも割と都市に近く、訪問客が多い様子や、住んだ丸小屋も【設計したというよりは購入して移設した】といった事に違和感を覚えるのではないかと思いました。(少なくとも野外生活の教本的な本ではありません。)
一方で『社会活動家』として捉えると。私自身も東日本大震災を機に2012年から『自宅の一部をパブリックに開放する』住み開き活動も積極的に7年以上継続。結果として約6000人以上の【見ず知らずの方がふらっと訪れる環境】を維持することで【町外れの隠居みたいな心境で】社会に違和感を覚える様々な方と日々に関わっていることから。著者が都市や社会と距離を置き『なぜ森で隠遁生活をおくったのか』に関しては大いに共感させられました。(ネズミは食べたくないですが。。)
環境活動やミニマリストに関心ある誰か。あるいは社会や人間関係と距離を置いて【本質や孤独の価値】を再確認したい人へオススメ。
30歳前後の大人としては、やや主張が偏り過ぎており子供じみていると感じた。
この作品が世界的な名著として語られていることに正直、疑問を感ぜざるを得ない内容であった。
特に中盤あたりから思想が先鋭化し始め、他のレビュアーの方もおっしゃっているように、
自己正当化の傾向がはなはだしく、客観性に乏しい思索が延々とつづられていくので、
彼に共感できなければ、後半にさしかかる頃にはすっかり辟易してしまうだろう。
ただ、前半の詳細な生活記録などは読み物として単純に楽しかったので、星は三つ(アフォリズムに興味のない方は、「経済」の章から「豆畑」の章までと、あとは「暖房」の章を読んでおけば純粋に楽しめるかもしれませんね)。