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オイディプス王 (光文社古典新訳文庫) Kindle版
危機に瀕する都市国家テーバイを救うためオイディプス王は神託を請う。結果は、「先王ライオス殺害の犯人を罰せよ」だった。真相が明らかになるにつれ、みずからの出生の秘密を知ることになる彼を待ち受けていた運命とは? 「エディプス・コンプレックス」のもとになるなど、後世の文学、思想に大きな影響を与え、今も全世界で読み継がれ、上演されつづけるギリシャ悲劇の最高傑作。
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2017/9/20
- ファイルサイズ1117 KB
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登録情報
- ASIN : B078DZ7N7G
- 出版社 : 光文社 (2017/9/20)
- 発売日 : 2017/9/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1117 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 134ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 25,667位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 5位ギリシャ・ラテンの小説・文芸
- - 7位ギリシャ・ラテン文学
- - 69位光文社古典新訳文庫
- カスタマーレビュー:
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5 星
オイディプスの悲運が切々と胸に迫ってきます
『オイディプス王』(ソポクレス著、河合祥一郎訳、光文社古典新訳文庫)の主人公オイディプスは、これ以上はあり得ないと思われるほど過酷な運命に翻弄されます。古代ギリシャのコリントス国の王子オイディプスは、訪れたテーバイ国の危機を救った功績により、亡くなったばかりのライオス王の跡を継ぐテーバイの王として迎えられます。オイディプスはライオスの妃イオカステを自らの妃とし、4人の子を儲けます。テーバイ国は繁栄したが、やがて疫病と飢饉により国中に嘆きの声が満ちるようになります。国を救うにはどうすればよいか、太陽神アポロンの神託を尋ねたところ、神はライオス王を殺した犯人を罰せよと命じたのです。物語が進むにつれて、何ということでしょう、オイディプスはそれとは知らずに実の父(ライオス)を殺し、実の母(イオカステ)を妻としていたことが明らかになります。併せて、自らの出生の秘密も露わになります。このことを知ったオイディプスが取った行動は・・・。ギリシャ悲劇を代表する最高傑作とされるだけに、オイディプスの悲運が切々と胸に迫ってきます。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月1日に日本でレビュー済み
レポート
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新作戯曲の翻訳のため、参考用に古典を読もうと購入しました。私が観た舞台の原作とは違う翻訳者さんのものでしたが、内容がよみがえり、感動いたしました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2023年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
劇的、と言うしかありません。
余りに有名ですが、浅学の私にはまだまだ深い意味がわかりません。
また読み返します。素人にもわかりやすい訳でした。
余りに有名ですが、浅学の私にはまだまだ深い意味がわかりません。
また読み返します。素人にもわかりやすい訳でした。
2019年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はこの種の本は全く読まないのですが、息子が海外で演劇を勉強しており、その題材となっているとのことで購入しました。
ストーリーも比較的わかりやすく、なんとかサスペンス劇場のような展開です。解説がすばらしく、この本の価値の半分は解説とあとがきにあると言って良いでしょう。原作がギリシャ語で英語訳からどう日本語訳にしたのか、苦労話などがとても面白いです。作品の解釈についても、諸説を取り上げながら、わかりやすく説明してくれています。
今、2回目を読んでいます。実際の劇を見たくなりました。
ストーリーも比較的わかりやすく、なんとかサスペンス劇場のような展開です。解説がすばらしく、この本の価値の半分は解説とあとがきにあると言って良いでしょう。原作がギリシャ語で英語訳からどう日本語訳にしたのか、苦労話などがとても面白いです。作品の解釈についても、諸説を取り上げながら、わかりやすく説明してくれています。
今、2回目を読んでいます。実際の劇を見たくなりました。
2019年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海老蔵の舞台を見て、きちんと理解したくて、購入しました。
こういう本は苦手ですが、観劇直後というのもあって、とても読みやすかったです。
こういう本は苦手ですが、観劇直後というのもあって、とても読みやすかったです。
2023年2月11日に日本でレビュー済み
『オイディプス王』(ソポクレス著、河合祥一郎訳、光文社古典新訳文庫)の主人公オイディプスは、これ以上はあり得ないと思われるほど過酷な運命に翻弄されます。
古代ギリシャのコリントス国の王子オイディプスは、訪れたテーバイ国の危機を救った功績により、亡くなったばかりのライオス王の跡を継ぐテーバイの王として迎えられます。
オイディプスはライオスの妃イオカステを自らの妃とし、4人の子を儲けます。
テーバイ国は繁栄したが、やがて疫病と飢饉により国中に嘆きの声が満ちるようになります。
国を救うにはどうすればよいか、太陽神アポロンの神託を尋ねたところ、神はライオス王を殺した犯人を罰せよと命じたのです。
物語が進むにつれて、何ということでしょう、オイディプスはそれとは知らずに実の父(ライオス)を殺し、実の母(イオカステ)を妻としていたことが明らかになります。併せて、自らの出生の秘密も露わになります。
このことを知ったオイディプスが取った行動は・・・。
ギリシャ悲劇を代表する最高傑作とされるだけに、オイディプスの悲運が切々と胸に迫ってきます。
古代ギリシャのコリントス国の王子オイディプスは、訪れたテーバイ国の危機を救った功績により、亡くなったばかりのライオス王の跡を継ぐテーバイの王として迎えられます。
オイディプスはライオスの妃イオカステを自らの妃とし、4人の子を儲けます。
テーバイ国は繁栄したが、やがて疫病と飢饉により国中に嘆きの声が満ちるようになります。
国を救うにはどうすればよいか、太陽神アポロンの神託を尋ねたところ、神はライオス王を殺した犯人を罰せよと命じたのです。
物語が進むにつれて、何ということでしょう、オイディプスはそれとは知らずに実の父(ライオス)を殺し、実の母(イオカステ)を妻としていたことが明らかになります。併せて、自らの出生の秘密も露わになります。
このことを知ったオイディプスが取った行動は・・・。
ギリシャ悲劇を代表する最高傑作とされるだけに、オイディプスの悲運が切々と胸に迫ってきます。

『オイディプス王』(ソポクレス著、河合祥一郎訳、光文社古典新訳文庫)の主人公オイディプスは、これ以上はあり得ないと思われるほど過酷な運命に翻弄されます。
古代ギリシャのコリントス国の王子オイディプスは、訪れたテーバイ国の危機を救った功績により、亡くなったばかりのライオス王の跡を継ぐテーバイの王として迎えられます。
オイディプスはライオスの妃イオカステを自らの妃とし、4人の子を儲けます。
テーバイ国は繁栄したが、やがて疫病と飢饉により国中に嘆きの声が満ちるようになります。
国を救うにはどうすればよいか、太陽神アポロンの神託を尋ねたところ、神はライオス王を殺した犯人を罰せよと命じたのです。
物語が進むにつれて、何ということでしょう、オイディプスはそれとは知らずに実の父(ライオス)を殺し、実の母(イオカステ)を妻としていたことが明らかになります。併せて、自らの出生の秘密も露わになります。
このことを知ったオイディプスが取った行動は・・・。
ギリシャ悲劇を代表する最高傑作とされるだけに、オイディプスの悲運が切々と胸に迫ってきます。
古代ギリシャのコリントス国の王子オイディプスは、訪れたテーバイ国の危機を救った功績により、亡くなったばかりのライオス王の跡を継ぐテーバイの王として迎えられます。
オイディプスはライオスの妃イオカステを自らの妃とし、4人の子を儲けます。
テーバイ国は繁栄したが、やがて疫病と飢饉により国中に嘆きの声が満ちるようになります。
国を救うにはどうすればよいか、太陽神アポロンの神託を尋ねたところ、神はライオス王を殺した犯人を罰せよと命じたのです。
物語が進むにつれて、何ということでしょう、オイディプスはそれとは知らずに実の父(ライオス)を殺し、実の母(イオカステ)を妻としていたことが明らかになります。併せて、自らの出生の秘密も露わになります。
このことを知ったオイディプスが取った行動は・・・。
ギリシャ悲劇を代表する最高傑作とされるだけに、オイディプスの悲運が切々と胸に迫ってきます。
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2021年5月6日に日本でレビュー済み
「夥しき死のために国は滅び、 無残に打ち捨てられた幼子らの遺体が疫病を広め、 嘆く者さえもういない。 妻や白髪の母たちが あちこちの祭壇にすがりつき、 嘆きつつ捧げるは、癒しの神アポロンへの祈りの歌。 どうか、ゼウスの黄金の娘、女神アテナよ、 救いの御手を差し伸べよ。」 (pp. 25-26 (168-188行あたり)の第二の正旋舞歌と対旋舞歌) コロナ禍の今,また«祈り»の時代になりつつあるように感じている. 980-983行のイオカステの自分に返ってくるような台詞がとても辛い.
2021年6月3日に日本でレビュー済み
①本当に読みやすく、分かりやすい訳文であり、日本語の文章としても格調高い。
②ソフォクレスの悲劇における真理の現出については、フーコーが「コレージュ・ド・フランス講義」第9巻で追究しているテーマである。
③親殺し・近親相姦の悲劇はデルフォイの神託の託宣から始まった。「王は我が子に殺される」との予言に怯えた王は我が子を捨てる決意をする。
④もし王が自ら我が子を殺すか、家臣が我が子を殺すのを見届けていれば、このような悲劇の連鎖は起こらなかった。
⑤しかし、悲劇は起こるべくして起こったのである。これが運命(ディケー)である。同じことは哲学者ソクラテスにも当てはまる。
⑥「ソクラテス以上の知者はいない」の神託をソクラテスが笑い飛ばしていれば、ソフィストとの問答も起こらず、毒杯を飲むこともなかった。プラトンがソクラテスの対話編を書くこともなかった。
⑦ソクラテスが神託の真意を確認するために評判の知者と哲学問答を始めたことが死ぬ運命を早めたのだ。
⑧神託を信じること(信仰)から始まる悲劇の面白さを堪能出来る一冊だ。
②ソフォクレスの悲劇における真理の現出については、フーコーが「コレージュ・ド・フランス講義」第9巻で追究しているテーマである。
③親殺し・近親相姦の悲劇はデルフォイの神託の託宣から始まった。「王は我が子に殺される」との予言に怯えた王は我が子を捨てる決意をする。
④もし王が自ら我が子を殺すか、家臣が我が子を殺すのを見届けていれば、このような悲劇の連鎖は起こらなかった。
⑤しかし、悲劇は起こるべくして起こったのである。これが運命(ディケー)である。同じことは哲学者ソクラテスにも当てはまる。
⑥「ソクラテス以上の知者はいない」の神託をソクラテスが笑い飛ばしていれば、ソフィストとの問答も起こらず、毒杯を飲むこともなかった。プラトンがソクラテスの対話編を書くこともなかった。
⑦ソクラテスが神託の真意を確認するために評判の知者と哲学問答を始めたことが死ぬ運命を早めたのだ。
⑧神託を信じること(信仰)から始まる悲劇の面白さを堪能出来る一冊だ。
2017年9月18日に日本でレビュー済み
この作品は、何度か読んだことがあります。
今回、「新訳」と言う言葉に惹かれて、改めてこの作品を読むことにしました。
この本は、今まで読んできた本と違って、ギリシア語からの直訳ではありません。
間に英語と言う別の言語を挟んでいます。
そのせいか、それとも前読んだ作品が訳された時代が違いすぎるのか、非常に読みやすい翻訳になっていました。
前読んだ訳では、冒頭のプロロゴス(序)がなかなか入ってこなかったのですが、今回の訳はすんなりと胸に落ちるのです。
それから一気に読んでしまいました。
今回読んで新たな発見はありませんでしたが、「父殺し」「近親相姦」の二つのテーマと、その「運命」に翻弄されるオイディプスを始めとする関係者たちの生き生きとした人の心がよく伝わってきました。
こんな「悲劇」が2500年も前に書かれたことに、驚きを感じます。
今に至るまで傑作として上演されているということに、喝采をしたいと思います。
今回、「新訳」と言う言葉に惹かれて、改めてこの作品を読むことにしました。
この本は、今まで読んできた本と違って、ギリシア語からの直訳ではありません。
間に英語と言う別の言語を挟んでいます。
そのせいか、それとも前読んだ作品が訳された時代が違いすぎるのか、非常に読みやすい翻訳になっていました。
前読んだ訳では、冒頭のプロロゴス(序)がなかなか入ってこなかったのですが、今回の訳はすんなりと胸に落ちるのです。
それから一気に読んでしまいました。
今回読んで新たな発見はありませんでしたが、「父殺し」「近親相姦」の二つのテーマと、その「運命」に翻弄されるオイディプスを始めとする関係者たちの生き生きとした人の心がよく伝わってきました。
こんな「悲劇」が2500年も前に書かれたことに、驚きを感じます。
今に至るまで傑作として上演されているということに、喝采をしたいと思います。