主人公の内面の描写が丁寧でその悩みや成長を共有できたこと、とても良い読書体験となりました。
巻を追うごとに魅力的になっていくヒロインも大好きになりました。
賭博シーンのスリルも満点!
時代描写も丁寧で、興味津々で読ませていただきました。
総じて、シリーズ締め括りとなる5巻、ラストまでたっぷり楽しませていただきました。
ありがとうございました。
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賭博師は祈らない(5) (電撃文庫) Kindle版
ロンドンの裏社会を牛耳るジョナサンと対立し、一度はすべてを失ったラザルス。だが賭博師としての矜持を奪われ、地の底を這いつくばったその先で、彼は自らが進むべき新たな境地へと辿り着く。
再起したラザルスはフランセスにも勝利し、ジョナサンとの全面対決を掲げた。かつて帝都にいた友人たちが残した、ちっぽけな約束を守るためだけに。
一方、ラザルスの無事に安堵したリーラだったが、彼女は故郷へ帰る為の乗船券を渡されたことに戸惑い、自分が主人に対して抱いていた想いに気付かされる。
――『私は、ご主人さまが好きです』
そしてラザルスはリーラとの関係にひとつの答えを出すことに。二人の物語に訪れる結末は、果たして。
再起したラザルスはフランセスにも勝利し、ジョナサンとの全面対決を掲げた。かつて帝都にいた友人たちが残した、ちっぽけな約束を守るためだけに。
一方、ラザルスの無事に安堵したリーラだったが、彼女は故郷へ帰る為の乗船券を渡されたことに戸惑い、自分が主人に対して抱いていた想いに気付かされる。
――『私は、ご主人さまが好きです』
そしてラザルスはリーラとの関係にひとつの答えを出すことに。二人の物語に訪れる結末は、果たして。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2019/2/9
- ファイルサイズ14775 KB
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- 販売: Amazon Services International LLC
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登録情報
- ASIN : B07MR25KZB
- 出版社 : KADOKAWA (2019/2/9)
- 発売日 : 2019/2/9
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 14775 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 444ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 218,468位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,191位電撃文庫
- - 24,949位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この世界があって、それぞれの人生があるんだなと感じられるシリーズでした。
その人が望む、望まないだけが良し悪しを決めるわけではない。周りの環境だったり、考え方だったりで、どうしようもない別れもある。
それでも、それだからこそ、読み手が望むラストを引っ張り出した締めは素敵な明るさに満ちていました。
その人が望む、望まないだけが良し悪しを決めるわけではない。周りの環境だったり、考え方だったりで、どうしようもない別れもある。
それでも、それだからこそ、読み手が望むラストを引っ張り出した締めは素敵な明るさに満ちていました。
2023年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よくも、続編をここまで書いたなぁ……と感激
しかも、ただ伸ばした感じがなくて内容も良い
博打とかって興味なくカードゲームもしないが
まぁ解らなくても、それなりに楽しめる話です
しかも、ただ伸ばした感じがなくて内容も良い
博打とかって興味なくカードゲームもしないが
まぁ解らなくても、それなりに楽しめる話です
2019年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全5巻読了。話の構成も素晴らしく、テンポよく読みすすめられた。‘別れ‘の捉え方一つをとってみても沢山考え方があるものだと考えさせられた。登場人物たちの心情の変化や、考え方そのものの変化に伴い、互いに影響されあって賭博の枠を超えた部分での駆け引きなど読者を飽きさせることなく緻密に組み立てられたストーリーに脱帽。物語はここで終わりとなるが、主人公、ヒロインたちに幸多からんことを!と自然に思える良い物語でした。
2019年1月10日に日本でレビュー済み
書店に赴いて本著を見た際、驚いた事を伝える
「分厚いぞ……いつもより」
買って調べてみると、なんと壮観、467頁
この物語を完結させるにおいて、本巻にて費やされたページ数に他ならない
大作である、紛う事なき大作である
意地でもここで終わらせてやると言う気概を、この完結巻を手に取ったその時、私は感じた
これまでより100~150ページ増量しただけのやる気が、この最終巻には詰まっている
一先ずはそんな熱量迸る本作と、ここまでシリーズを続けてくれた作者様及び絵師様に敬意を表したいと思う
最後まで作り上げてくれて、本当にありがとうございます
『賭博師は祈らない』完結、本当にお疲れ様でした
さて、話を戻して、早速感想に移らせてもらう
取り敢えず端的に言おう、傑作だった
『賭博師は祈らない』を締めるに相応しい、圧巻の最後と言わざるを得ない
ジョナサン・ワイルド・ジュニアとの攻防に「大きな物語」は終始しつつも、その最中にはこれまで出会ってきた者達との新たな交流や真の意味での決着を同時進行で行っている
その器用且つ鮮やかな手腕展開は、正しく驚嘆の域
本当に色々な奴等、ぽっと出の人間まで登場したから驚いた次第だった
そして、そんな枝葉末節が意味を作り出して幹へと至る所に、本作を読む爽快感がある
そんなもう1つの幹、もう1つの『大きな物語』こそ、主人公ラザルスと麗しきリーラのやり取りに他ならない
巻頭カラーの挿絵シーンが途轍もなく良い場面であったのは言うまでも無く
彼と彼女の交流1つ1つに、相手の事だけを想う温かい気持ちとそれでも抗いたい我侭な心が交じり合っていて、大変感慨深くなった
そう、彼等は紛れもなく、1巻に比べたらかなりの変化を遂げている
この巻はそんな彼と彼女が培った、これまでの心の対話1つ1つが、全く無駄になっていない事を証明していた
ラザルスがリーラへ最初に教えた、汎用性ある良い言葉
ラザルスがリーラを守る為、エディスの村で行った奇策
ラザルスがリーラの夢中になれるモノを知ったあの時間
ラザルスがリーラと費やした、世界で一番素敵なダンス
どうしても発せられなかった、リーラ自身を示した呼称
そしてあの時、彼女が泣いた時に差し出せなかったモノ
etc……
全てに意味があった、無駄にはならなかったと実感する事が出来たのだ
だからこそ、表紙の彼女は笑顔で終われたんだろう
無表情を貫かせていた鎖から、解放されたんだろう
この繋がり行く緻密性が凄まじい作品なのは分かっていたけど、結局最後まで驚きっ放しだったな
思わず苦笑してしまう読後の事
やっぱりこれは、最初から最後まで彼と彼女の物語
始まりの出会いからして、どうしようもなかった物語だった
「賭博師が恋に落ちた話は、いつだって最後には賭博師の死で終わる」
第1巻で記述されていた一文だ
確かにそれは、前世の物語も後世の文学も証明している名の通り
異性――それは、賭博師を生業とする者が全ての所産を失う原因
恋に溺れてしまったならば、悪銭身につかない「財産」も、死中に活を求めた切なる「命」も……
全てが相手の御身へ捧げられる
永遠に変わる事無き、普遍の通説と言えるだろう
だからこそ、ラザルスはそんなジンクスに真っ向から反発する
賭博師が持っていない筈のモノを、彼は既に手に入れてしまったから
「信仰・希望・愛」
賭博師が持っていない3つの物
そんな存在達を手に入れた彼は、もしかするともう賭博師とは呼べないかもしれない
賭博師としては、死んでしまったに他ならないかもしれない
しかし……
「負けない」
「勝たない」
「祈らない」
養父の「決まり事」を失くした先に、手に入れた最初の信念「○○ない」
これを手にしたラザルスは、確実に上記3つを凌駕する「賭博師」へ成り得たのだと感じる
満たされない時程、渇望する力は強くなる
それは多分、この世で最も強い「願う力」なんだ
この先、彼がどうなるかは分からない
終わっておらず、始まってすらいない第二の生
いずれ後悔に咽び泣く日が訪れるかもしれない
自分の事がわかっていたところで、先の事なんてわからないだろう
しかし、そんな予測不能の賭博染みている人生でも、彼の手に入れた「信仰・希望・愛」は確かに生き続ける
人生における必勝法を、ラザルス・カインド最後の独白から教えられた
私にとっても、彼にとっても、それで充分な答えであった
簡単すぎる人生に、 生きる価値などないのだから
1人の少女の為に全てを「賭けて」戦い、その多くを手に入れ失った
そんな賭博師の物語はこれにて終わる
しかし、エンディングテーマを聴くにはまだ早い
終わらせるには、早過ぎるだろう
-----------------------------------------
満たされていたいって いつも思うけれど 満たされていないからこその 願う力
腹が減ってる時の 食欲みたいな物 あなたはどうか大事にしてね
失う事に慣れたりしなかった 最後まで僕は悲しい人間でした
だけどそれと引き換えに 僕は願うのです 生きて 生きて 生きていたいよ
amazarashi 『エンディングテーマ』
-----------------------------------------
不幸な物語の後には、必ず幸福な「人生」が出番を待っている
彼と彼女の「これから」は「賭ける」までも無く、続いていく
「賭博」を終えた先に待つのは、無限のカードで満ちた「人生」
「ジャックポット」を求めて生きるのも、悪くねえなと思えた読後感だった
-----------------------------------------
新しい一行はそのどれもが始まりであって、その前に書かれたどの行ともまったく関係がない。
毎回新たに始めるのだ。
ヘンリー・チャールズ・ブコウスキー『死をポケットに入れて』
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「分厚いぞ……いつもより」
買って調べてみると、なんと壮観、467頁
この物語を完結させるにおいて、本巻にて費やされたページ数に他ならない
大作である、紛う事なき大作である
意地でもここで終わらせてやると言う気概を、この完結巻を手に取ったその時、私は感じた
これまでより100~150ページ増量しただけのやる気が、この最終巻には詰まっている
一先ずはそんな熱量迸る本作と、ここまでシリーズを続けてくれた作者様及び絵師様に敬意を表したいと思う
最後まで作り上げてくれて、本当にありがとうございます
『賭博師は祈らない』完結、本当にお疲れ様でした
さて、話を戻して、早速感想に移らせてもらう
取り敢えず端的に言おう、傑作だった
『賭博師は祈らない』を締めるに相応しい、圧巻の最後と言わざるを得ない
ジョナサン・ワイルド・ジュニアとの攻防に「大きな物語」は終始しつつも、その最中にはこれまで出会ってきた者達との新たな交流や真の意味での決着を同時進行で行っている
その器用且つ鮮やかな手腕展開は、正しく驚嘆の域
本当に色々な奴等、ぽっと出の人間まで登場したから驚いた次第だった
そして、そんな枝葉末節が意味を作り出して幹へと至る所に、本作を読む爽快感がある
そんなもう1つの幹、もう1つの『大きな物語』こそ、主人公ラザルスと麗しきリーラのやり取りに他ならない
巻頭カラーの挿絵シーンが途轍もなく良い場面であったのは言うまでも無く
彼と彼女の交流1つ1つに、相手の事だけを想う温かい気持ちとそれでも抗いたい我侭な心が交じり合っていて、大変感慨深くなった
そう、彼等は紛れもなく、1巻に比べたらかなりの変化を遂げている
この巻はそんな彼と彼女が培った、これまでの心の対話1つ1つが、全く無駄になっていない事を証明していた
ラザルスがリーラへ最初に教えた、汎用性ある良い言葉
ラザルスがリーラを守る為、エディスの村で行った奇策
ラザルスがリーラの夢中になれるモノを知ったあの時間
ラザルスがリーラと費やした、世界で一番素敵なダンス
どうしても発せられなかった、リーラ自身を示した呼称
そしてあの時、彼女が泣いた時に差し出せなかったモノ
etc……
全てに意味があった、無駄にはならなかったと実感する事が出来たのだ
だからこそ、表紙の彼女は笑顔で終われたんだろう
無表情を貫かせていた鎖から、解放されたんだろう
この繋がり行く緻密性が凄まじい作品なのは分かっていたけど、結局最後まで驚きっ放しだったな
思わず苦笑してしまう読後の事
やっぱりこれは、最初から最後まで彼と彼女の物語
始まりの出会いからして、どうしようもなかった物語だった
「賭博師が恋に落ちた話は、いつだって最後には賭博師の死で終わる」
第1巻で記述されていた一文だ
確かにそれは、前世の物語も後世の文学も証明している名の通り
異性――それは、賭博師を生業とする者が全ての所産を失う原因
恋に溺れてしまったならば、悪銭身につかない「財産」も、死中に活を求めた切なる「命」も……
全てが相手の御身へ捧げられる
永遠に変わる事無き、普遍の通説と言えるだろう
だからこそ、ラザルスはそんなジンクスに真っ向から反発する
賭博師が持っていない筈のモノを、彼は既に手に入れてしまったから
「信仰・希望・愛」
賭博師が持っていない3つの物
そんな存在達を手に入れた彼は、もしかするともう賭博師とは呼べないかもしれない
賭博師としては、死んでしまったに他ならないかもしれない
しかし……
「負けない」
「勝たない」
「祈らない」
養父の「決まり事」を失くした先に、手に入れた最初の信念「○○ない」
これを手にしたラザルスは、確実に上記3つを凌駕する「賭博師」へ成り得たのだと感じる
満たされない時程、渇望する力は強くなる
それは多分、この世で最も強い「願う力」なんだ
この先、彼がどうなるかは分からない
終わっておらず、始まってすらいない第二の生
いずれ後悔に咽び泣く日が訪れるかもしれない
自分の事がわかっていたところで、先の事なんてわからないだろう
しかし、そんな予測不能の賭博染みている人生でも、彼の手に入れた「信仰・希望・愛」は確かに生き続ける
人生における必勝法を、ラザルス・カインド最後の独白から教えられた
私にとっても、彼にとっても、それで充分な答えであった
簡単すぎる人生に、 生きる価値などないのだから
1人の少女の為に全てを「賭けて」戦い、その多くを手に入れ失った
そんな賭博師の物語はこれにて終わる
しかし、エンディングテーマを聴くにはまだ早い
終わらせるには、早過ぎるだろう
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満たされていたいって いつも思うけれど 満たされていないからこその 願う力
腹が減ってる時の 食欲みたいな物 あなたはどうか大事にしてね
失う事に慣れたりしなかった 最後まで僕は悲しい人間でした
だけどそれと引き換えに 僕は願うのです 生きて 生きて 生きていたいよ
amazarashi 『エンディングテーマ』
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不幸な物語の後には、必ず幸福な「人生」が出番を待っている
彼と彼女の「これから」は「賭ける」までも無く、続いていく
「賭博」を終えた先に待つのは、無限のカードで満ちた「人生」
「ジャックポット」を求めて生きるのも、悪くねえなと思えた読後感だった
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新しい一行はそのどれもが始まりであって、その前に書かれたどの行ともまったく関係がない。
毎回新たに始めるのだ。
ヘンリー・チャールズ・ブコウスキー『死をポケットに入れて』
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2022年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
印象に残るような終わり方ではなく普通っぽく終わりました。
良くも無く悪くもないような感じです。
今巻の話はあまり面白くはなかったです。いまいち意味が分からないというか、なんでそんな展開になったのかと言うのが多かった気がします。
ファンタジー小説よりファンタジーを感じました。
良くも無く悪くもないような感じです。
今巻の話はあまり面白くはなかったです。いまいち意味が分からないというか、なんでそんな展開になったのかと言うのが多かった気がします。
ファンタジー小説よりファンタジーを感じました。