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「つながり」と健康格差 なぜ夫と別れても妻は変わらず健康なのか (ポプラ新書) Kindle版
運動やダイエットの3倍の効果!人とのつながりが健康への近道。イギリスでは「孤独担当大臣」が創設され、喫煙、飲みすぎ、肥満よりも、人とのつながりが私たちの健康に影響を与えることが明らかになった。「つながり」が、私たちの体、脳、心にどういう影響を与えるのか。また、家族、職場、地域など、毎日の生活でなにを意識していたら、健康で長生きできるのか。最先端の研究を交え、わかりやすく解説する。
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2018/5/8
- ファイルサイズ13288 KB
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- 販売: Amazon Services International LLC
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登録情報
- ASIN : B07DTGTL8Y
- 出版社 : ポプラ社 (2018/5/8)
- 発売日 : 2018/5/8
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 13288 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 179ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 144,945位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,895位家庭医学・健康 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は夫婦関係に留まらず、地域や職場環境、高齢化社会の人生100年時代での「つながり方」について言及されており、徹底して豊富な文献からのエビデンスからも科学的に確度の高い情報であると思われる。
そういった面でもとても貴重な資料であると思う。
ただ一つだけ難は、出版社として売りたいからか致し方ないとはいえ、表紙のレイアウトでも副題「なぜ夫と別れても妻は変わらず健康なのか」がフォントも大きく、目立つ構図になっている。これだと目次を見なければ夫婦間の事柄ばかりを書かれていると思うかもしれない。
しかし夫婦については、6章のなかの1章であるに過ぎない。
ゆえに、
この姑息な販売戦略手段だけが玉に瑕だ。
そういった面でもとても貴重な資料であると思う。
ただ一つだけ難は、出版社として売りたいからか致し方ないとはいえ、表紙のレイアウトでも副題「なぜ夫と別れても妻は変わらず健康なのか」がフォントも大きく、目立つ構図になっている。これだと目次を見なければ夫婦間の事柄ばかりを書かれていると思うかもしれない。
しかし夫婦については、6章のなかの1章であるに過ぎない。
ゆえに、
この姑息な販売戦略手段だけが玉に瑕だ。
2018年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インパクトの強い表紙にひかれて購入しました。
様々な調査結果に基づいて、丁寧にまとめられた、専門的な内容でしたが、筆者の、実生活における具体的な例が併記されており、主婦の私にも理解でき、楽しく読み進める事が出来ました。
本著により、つながりの大切さ、つながりの効果を感じました。定年前のお父さんにはもちろん、若い人にも読んで欲しい一冊です。
様々な調査結果に基づいて、丁寧にまとめられた、専門的な内容でしたが、筆者の、実生活における具体的な例が併記されており、主婦の私にも理解でき、楽しく読み進める事が出来ました。
本著により、つながりの大切さ、つながりの効果を感じました。定年前のお父さんにはもちろん、若い人にも読んで欲しい一冊です。
2018年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
健康と人間関係について日ごろは意識していませんでしたが、この本を読んでみてその大切さがわかりました。
データも学術的に根拠のある内容を分かりやすく解説してあるので、健康とつながりについての科学的な裏付けを知りたい方、地域活動に活かしたい方などにもおすすめできる一冊だと思います。
データも学術的に根拠のある内容を分かりやすく解説してあるので、健康とつながりについての科学的な裏付けを知りたい方、地域活動に活かしたい方などにもおすすめできる一冊だと思います。
2018年10月3日に日本でレビュー済み
『「つながり」と健康格差――なぜ夫と別れても妻は変わらず健康なのか』(村山洋史著、ポプラ新書)には、興味深いことが書かれています。
世界中の直接知らない人とも6ステップでつながることができるというのです。「社会心理学の分野では、『6次の隔たり』という考えが存在します。これは、すべての人や物事は6ステップ以内でつながっているという仮説です。この仮説に従うと、友達の友達・・・と伝っていくと、間に5人を介せば、6番目で世界中の誰とでも――アメリカ大統領でもハリウッド俳優でも――つながれるということになります」。このことは、スタンレー・ミルグラムが行った「スモールワールド」と呼ばれる実験で確かめられています。また、フェイスブックの2016年の分析結果では、4.5ステップでつながることが検証されています。
夫婦関係が健康に及ぼす影響について、いろいろと研究されています。「若年期(40歳未満)では、既婚者が未婚者よりも健康であることは、もともとの健康状態や社会経済的要因などによって説明されるそうです。つまり、結婚以前から健康であることや、学齢が高い、収入が良いといった要因が結婚後の健康状態の違いを生み出しているのであって、結婚そのものの影響ではないということです」。
「一方、40歳以降では、結婚以前の健康状態や社会経済的状態の影響を統計学的に取り除いても、既婚者は未婚者よりも健康である状態が生じていました。中年期以降には、結婚していること自体が健康に良い影響をもたらしていたのです。結婚が健康に及ぼす影響は、若年期では非常に限定的ですが、中年期以降に徐々に表れ始めるというわけです。結婚がなぜ健康や幸福感にプラスに影響するのかについては、いくつかの仮説が提唱されています」。
夫婦の関係が良好か否かは健康に影響を与えるのでしょうか。「円満な結婚生活は健康に良い効果を与える一方で、不仲や満足感の低い結婚生活は、逆に(独身者よりも)健康リスクになり得ることを示しています。配偶者は最も近い存在であるだけに、その影響はプラス方向にもマイナス方向にも大きいようです」。結婚生活の質が重要なのです。
婚姻状況が健康に及ぼす影響は、男女で差があるのでしょうか。「(男性では)最も死亡リスクが高いのは未婚者でした。既婚者に比べ、死亡のリスクは約1.9倍です。次に、死別者と離婚者ですが、総死亡のリスクは、それぞれ約1.3倍と1.5倍であり、未婚者と比べると低いものの、それでも死亡リスクが高くなっていました。一方の女性でも、未婚者は最も死亡のリスクが高いという結果で、既婚者に比べて約1.5倍高くなっていました。男性ほどではないものの、未婚は女性でもリスクといえそうです」。
しかし、死別と離婚に分けて見てみると。男性とは異なる傾向が見られました。「死別と離別の死亡のリスクは、両方とも約1.0倍であり、結婚している人と同じレベルでした。つまり、結婚していても、死別しても、離婚しても、女性の将来の死亡率は同じだということです」。夫と別れても、妻は変わらず健康を維持できるのです。
この男女の差は、このように説明されています。「女性は、友人とのつながりや地域を通じたつながりが比較的強く、死別や離別によって女性のソーシャルネットワークの量自体はあまり影響を受けないといわれています。夫と別れた後も、変わらず人とのつながりを持てていることで、必要な時にサポートを得られることも多く、また気晴らしや楽しみを見つけるチャンスも多いでしょう。こういった特徴が、死別や離別のマイナスの影響を緩和しているのです」。まさに、女性は強しですね。
世界中の直接知らない人とも6ステップでつながることができるというのです。「社会心理学の分野では、『6次の隔たり』という考えが存在します。これは、すべての人や物事は6ステップ以内でつながっているという仮説です。この仮説に従うと、友達の友達・・・と伝っていくと、間に5人を介せば、6番目で世界中の誰とでも――アメリカ大統領でもハリウッド俳優でも――つながれるということになります」。このことは、スタンレー・ミルグラムが行った「スモールワールド」と呼ばれる実験で確かめられています。また、フェイスブックの2016年の分析結果では、4.5ステップでつながることが検証されています。
夫婦関係が健康に及ぼす影響について、いろいろと研究されています。「若年期(40歳未満)では、既婚者が未婚者よりも健康であることは、もともとの健康状態や社会経済的要因などによって説明されるそうです。つまり、結婚以前から健康であることや、学齢が高い、収入が良いといった要因が結婚後の健康状態の違いを生み出しているのであって、結婚そのものの影響ではないということです」。
「一方、40歳以降では、結婚以前の健康状態や社会経済的状態の影響を統計学的に取り除いても、既婚者は未婚者よりも健康である状態が生じていました。中年期以降には、結婚していること自体が健康に良い影響をもたらしていたのです。結婚が健康に及ぼす影響は、若年期では非常に限定的ですが、中年期以降に徐々に表れ始めるというわけです。結婚がなぜ健康や幸福感にプラスに影響するのかについては、いくつかの仮説が提唱されています」。
夫婦の関係が良好か否かは健康に影響を与えるのでしょうか。「円満な結婚生活は健康に良い効果を与える一方で、不仲や満足感の低い結婚生活は、逆に(独身者よりも)健康リスクになり得ることを示しています。配偶者は最も近い存在であるだけに、その影響はプラス方向にもマイナス方向にも大きいようです」。結婚生活の質が重要なのです。
婚姻状況が健康に及ぼす影響は、男女で差があるのでしょうか。「(男性では)最も死亡リスクが高いのは未婚者でした。既婚者に比べ、死亡のリスクは約1.9倍です。次に、死別者と離婚者ですが、総死亡のリスクは、それぞれ約1.3倍と1.5倍であり、未婚者と比べると低いものの、それでも死亡リスクが高くなっていました。一方の女性でも、未婚者は最も死亡のリスクが高いという結果で、既婚者に比べて約1.5倍高くなっていました。男性ほどではないものの、未婚は女性でもリスクといえそうです」。
しかし、死別と離婚に分けて見てみると。男性とは異なる傾向が見られました。「死別と離別の死亡のリスクは、両方とも約1.0倍であり、結婚している人と同じレベルでした。つまり、結婚していても、死別しても、離婚しても、女性の将来の死亡率は同じだということです」。夫と別れても、妻は変わらず健康を維持できるのです。
この男女の差は、このように説明されています。「女性は、友人とのつながりや地域を通じたつながりが比較的強く、死別や離別によって女性のソーシャルネットワークの量自体はあまり影響を受けないといわれています。夫と別れた後も、変わらず人とのつながりを持てていることで、必要な時にサポートを得られることも多く、また気晴らしや楽しみを見つけるチャンスも多いでしょう。こういった特徴が、死別や離別のマイナスの影響を緩和しているのです」。まさに、女性は強しですね。
2018年5月26日に日本でレビュー済み
医療が発展した現代社会でも、人間の健康に人とのつながりが大きく影響することが科学的に証明されていることを知り、大変驚きました。お酒やタバコよりも影響するのですね。
本のキーワードは健康ですが、健康という言葉を幸福と同義に扱って書かれている箇所もあり、人生を幸せに暮らすためのヒントとも感じられました。
私は今現在、仕事中心の生活で家族との時間も短く、人付き合いを積極的にする方ではないので、老後は寂しい生活になるだろうと漠然と思っていましたが、この本は押し付けがましくなく、色んな考え方や選択肢を教えてくれます。自分のつながりを見直し、今からできることを実践していきたいと思いました。中にはそうは言ってもなかなか難しいよね、ということもありますが。
働き世代は読んでおくとよいと思いました。
筆者は研究者なので色んな研究の紹介もされているのですが、分かりやすく書かれているので、スラスラと読めますし、へえーと目から鱗の内容が多いので、雑学本としてもお勧めです!
本のキーワードは健康ですが、健康という言葉を幸福と同義に扱って書かれている箇所もあり、人生を幸せに暮らすためのヒントとも感じられました。
私は今現在、仕事中心の生活で家族との時間も短く、人付き合いを積極的にする方ではないので、老後は寂しい生活になるだろうと漠然と思っていましたが、この本は押し付けがましくなく、色んな考え方や選択肢を教えてくれます。自分のつながりを見直し、今からできることを実践していきたいと思いました。中にはそうは言ってもなかなか難しいよね、ということもありますが。
働き世代は読んでおくとよいと思いました。
筆者は研究者なので色んな研究の紹介もされているのですが、分かりやすく書かれているので、スラスラと読めますし、へえーと目から鱗の内容が多いので、雑学本としてもお勧めです!