専門家の方にとっては、内容が古いのかもしれませんが、クローンに興味を持って読みました。
もっと難しくて、途中で投げ出してしまうかも?と購入したのですが、一気に読破しました。
内容に賛否もあるのでしょうが、自分の考えを持つ参考書にもなりました。
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脳死・クローン・遺伝子治療―バイオエシックスの練習問題 (PHP新書) 新書 – 1999/8/1
加藤 尚武
(著)
- ISBN-104569607144
- ISBN-13978-4569607146
- 出版社PHP研究所
- 発売日1999/8/1
- 言語日本語
- 本の長さ222ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
脳死、性と生殖、クローン、遺伝子治療…。最新技術が提唱する倫理的問題をどう捉えるべきか。様々な問題の論点を整理し、バイオエシックスの新たな枠組みを提示する。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (1999/8/1)
- 発売日 : 1999/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 222ページ
- ISBN-10 : 4569607144
- ISBN-13 : 978-4569607146
- Amazon 売れ筋ランキング: - 648,866位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,595位PHP新書
- - 20,120位哲学・思想 (本)
- - 31,528位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の二面性を感じる著作。
おそらく彼自身が、臓器移植法案の策定に関わったために、現実路線を擁護する内容となっているのだろう。
環境倫理における枯れの論調を延長すれば、医療の行き過ぎを批判してもおかしくないし、むしろそれを期待していただけに、残念。
一点、著者は「医療アクセス権」は、「新しい医療技術が成立した時点で、万人に発生する」という、前提を丸呑みにしている。
「医療アクセス権」という権利の根拠や歴史的背景について、きちんと議論して欲しい。でないと、新しい医療を開発することは無条件に善良であることになってしまう。果たしてそうか?人間の視点だけでなく、環境倫理の点からもこの前提を議論すべきではないか?
おそらく彼自身が、臓器移植法案の策定に関わったために、現実路線を擁護する内容となっているのだろう。
環境倫理における枯れの論調を延長すれば、医療の行き過ぎを批判してもおかしくないし、むしろそれを期待していただけに、残念。
一点、著者は「医療アクセス権」は、「新しい医療技術が成立した時点で、万人に発生する」という、前提を丸呑みにしている。
「医療アクセス権」という権利の根拠や歴史的背景について、きちんと議論して欲しい。でないと、新しい医療を開発することは無条件に善良であることになってしまう。果たしてそうか?人間の視点だけでなく、環境倫理の点からもこの前提を議論すべきではないか?
2012年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずっと前に購入して持っていたはずですが、失くしてしまい再び購入しました。
社会人から医学部を受験するため、小論文対策の基本書として購入しました。
3日ほどでざっと読みましたが、ポイントが効率よくまとまっており、これで医療倫理の勉強は十分かと思われます。
30歳・文系・偏差値30でも 医学部に受かる勉強法 で強力に推薦されていたので即購入しました。
たしかに、医療倫理の原理原則をコンパクトに、かつ分かりやすく解説してあり、その原則の適用範囲と、原則の適用になじまない(というか、その原則では解決できない)倫理問題がきちんと説明されてあります。
加藤尚武氏は高名な哲学者なので、論理は明快で、読んでいてとにかく安心感があります。
書き方が、やや教科書っぽい硬い表現ですが、一文が短く、すらすらと読み進めます。
おそらくこれから何度か読み返すことになると思います! ☆5つです!
社会人から医学部を受験するため、小論文対策の基本書として購入しました。
3日ほどでざっと読みましたが、ポイントが効率よくまとまっており、これで医療倫理の勉強は十分かと思われます。
30歳・文系・偏差値30でも 医学部に受かる勉強法 で強力に推薦されていたので即購入しました。
たしかに、医療倫理の原理原則をコンパクトに、かつ分かりやすく解説してあり、その原則の適用範囲と、原則の適用になじまない(というか、その原則では解決できない)倫理問題がきちんと説明されてあります。
加藤尚武氏は高名な哲学者なので、論理は明快で、読んでいてとにかく安心感があります。
書き方が、やや教科書っぽい硬い表現ですが、一文が短く、すらすらと読み進めます。
おそらくこれから何度か読み返すことになると思います! ☆5つです!
2008年9月27日に日本でレビュー済み
生命倫理学の基礎として、医学者以外の立場で整理したものとして貴重である。
医療については、医者が専門家なのだから、医者が決めるという傾向が強かった。
自己決定権の大切さを提起している。患者の権利の章もある。
本書は、一つの立場であるので、医者、看護婦の医療従事者の視点での情報も合わせて読むとよい。
医療については、医者が専門家なのだから、医者が決めるという傾向が強かった。
自己決定権の大切さを提起している。患者の権利の章もある。
本書は、一つの立場であるので、医者、看護婦の医療従事者の視点での情報も合わせて読むとよい。
2010年8月17日に日本でレビュー済み
バイオエシックスの好著です.なかなか,理性的なバイオエシックスの安価な本はないので,いい本です.入門書というには難しいか?しかし,問題点を鮮やかに抽出している.スルメのように読み込めば著者の意図することは伝わるはずです.referenceが少ないのが残念か.
2007年12月3日に日本でレビュー済み
バイオエシックスなんてことばなんてきいたことがなかった私ですが、
とても興味深い内容でいっきに読んでしまいました。
マイケル・クライトンのNEXTを読んでいたので、問題をイメージ
しやすかったんだと思います。
哲学者的な独特の観点で、最新の医療が抱える倫理問題を論じて
います。
新しい医療の領域を受け入れるために考えなくてはならないことは、
今までの常識や観念が通用しないことを学びました。
とても興味深い内容でいっきに読んでしまいました。
マイケル・クライトンのNEXTを読んでいたので、問題をイメージ
しやすかったんだと思います。
哲学者的な独特の観点で、最新の医療が抱える倫理問題を論じて
います。
新しい医療の領域を受け入れるために考えなくてはならないことは、
今までの常識や観念が通用しないことを学びました。
2016年8月6日に日本でレビュー済み
本が古いので最近の問題には対応できていない気がする。他はわかりやすい。
2007年2月28日に日本でレビュー済み
この本では、生命倫理に関するさまざまな問題をコンパクトに扱っています。
具体的には、脳死、臓器移植、クローン、性転換手術、安楽死、人工妊娠中絶などを取り上げて、その問題に取り組むための的確な視点を提供してくれます。
物事をどのように考えればよいか、ということも一緒にわかります。
この本で、加藤尚武って鋭いなあ、と思いました。
生命倫理を考えたいならば欠かすことの出来ない本だといってもいいでしょう。
具体的には、脳死、臓器移植、クローン、性転換手術、安楽死、人工妊娠中絶などを取り上げて、その問題に取り組むための的確な視点を提供してくれます。
物事をどのように考えればよいか、ということも一緒にわかります。
この本で、加藤尚武って鋭いなあ、と思いました。
生命倫理を考えたいならば欠かすことの出来ない本だといってもいいでしょう。