数十年に渡り、賃貸住宅業界を取材してきたライターの著作。
近年の街の再生案件に精通し、全国のまちづくりの当事者に直接取材した各地の記録が満載の良著。
「閑静な住宅街」という、かつては支持された表現を否定し、閑静であるが故に、高齢化とともに衰退する町の様子がよく描かれている。
駅前再開発でタワーマンションが乱立する街は、賃料の高騰で商店街が衰退するなど、開発の難しさをよくとらえている。
職住近接の30-40代が主体になる町は栄え、職住分離された、高齢化した閑静な住宅街は、衰退するという、これまでの都市開発を否定した著者を称賛したい。
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東京格差 (ちくま新書) 新書 – 2018/12/6
中川 寛子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「閑静な住宅街」「職住分離」「住みよい街」という発想はもはや時代遅れ。二極化する東京で、生きのこる街の条件は何か? 豊富な事例も交えつつ具体策を探る。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2018/12/6
- 寸法10.9 x 1.5 x 17.4 cm
- ISBN-104480071830
- ISBN-13978-4480071835
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商品の説明
著者について
1960年生まれ。住まいと街の解説者。オールアバウト「住みやすい街選び」ガイド。不動産一筋に30余年、買う、借りる、貸す、売る、投資するなど、それぞれの立場を踏まえた上での不動産市場の変化の解説で人気。著書に『解決!空き家問題』(ちくま新書)などがある。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2018/12/6)
- 発売日 : 2018/12/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 288ページ
- ISBN-10 : 4480071830
- ISBN-13 : 978-4480071835
- 寸法 : 10.9 x 1.5 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 384,388位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,288位ちくま新書
- - 3,481位社会一般関連書籍
- - 4,350位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の今までの著作から、住みやすい街をイメージしていたが趣向が異なっていた。だが、トーコーキッチンの話はとても良かった。
2019年8月31日に日本でレビュー済み
住宅に関する歴史から、現在、未来について書かれている本です。
持ち家派でも賃貸派でも、家を選ぶ際に参考になるのではないでしょうか。
持ち家派でも賃貸派でも、家を選ぶ際に参考になるのではないでしょうか。
2019年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これから我々がむかえる社会において、本当に住み良い街とはどういう所かを問い、集まって住み、ともに生きるため各地で起きている動きと、そこから生まれる希望を伝えてくれる一冊。
誤解を恐れず単純化してしまうと、これまでの都市つくりは、生活の機能を純化して、配置する方法を基本としてきた。例えば働く、住むという生活の基本的な機能については、中心のオフィス街に職場があり、周辺に明日への活力を取り戻すため、緑豊かで静かな住宅を配するということもそのひとつである。それは、土地利用の効率性の故である。(勿論通勤という非効率的なこともあるが)
しかしながら、その純化と効率は時代が変わると逆にあだとなる。
日本の場合その要因は高齢化と人口減である。例えば多くのベットタウンは、このままでは静かに自然死に向かっていくように思える。そこでの硬直した人間関係は生活習慣病に重なって見える。筆者はそのような状況を乗り越える処方として、住民が自ら行動を起こし、ゆるやかにつながる動きを、自身で取材した豊富な事例を踏まえながら提示する。行政頼みではなく、住民自らの地道な活動と繋がりが、現状を変えていく。そんな希望と明日を示してくれる書である。
誤解を恐れず単純化してしまうと、これまでの都市つくりは、生活の機能を純化して、配置する方法を基本としてきた。例えば働く、住むという生活の基本的な機能については、中心のオフィス街に職場があり、周辺に明日への活力を取り戻すため、緑豊かで静かな住宅を配するということもそのひとつである。それは、土地利用の効率性の故である。(勿論通勤という非効率的なこともあるが)
しかしながら、その純化と効率は時代が変わると逆にあだとなる。
日本の場合その要因は高齢化と人口減である。例えば多くのベットタウンは、このままでは静かに自然死に向かっていくように思える。そこでの硬直した人間関係は生活習慣病に重なって見える。筆者はそのような状況を乗り越える処方として、住民が自ら行動を起こし、ゆるやかにつながる動きを、自身で取材した豊富な事例を踏まえながら提示する。行政頼みではなく、住民自らの地道な活動と繋がりが、現状を変えていく。そんな希望と明日を示してくれる書である。
2019年1月14日に日本でレビュー済み
この本の正しい表題は「東京格差」ではなく、「東京の宅地の歴史と現状」であると思われます。本書の最初の方に、明治初期、ほぼ国有であった宅地をタダ同然で払い下げて以来、現在のような異常な絶対土地所有制度が確立したいきさつが書かれており大変興味深く読ませていただきました。ただ、後半の部分は、通常の東京在住者なら、すでに見聞きして知っていることを集めて、これといった脈絡もなく書き綴っただけのようで、斜め読みさせていただきました。