情報化社会の政策においては日本の10年は
先をいっているエストニア。
2005年からのインターネット投票や
教育システムの電子化など
日本ではなかなか進まなそうな改革が早いうちから
進んでいるあたりエストニアの凄さがうかがえる。
もちろんエストニアの地理的要因や人口の少なさなども
相まったことかもしれないけども
エストニア政府の推進力と国民の受容力の賜物だなと感じた。
かたや日本の現状を見てみるとマイナンバー制度が
導入されたはいいけども、
大半の国民はその意義・効果がわかっていないんじゃないかなと思う。
住民票や戸籍謄本の取得一つとっても
いかに日本の制度が不便で非効率なのかが分かる。
日本政府内の電子政府化に伴うIT技術者の養成はもちろんや
国民全体が電子政府化する必要性を認識、感じていかないと
情報化改革はなかなか成功しないだろうなと感じた。
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未来型国家エストニアの挑戦【新版】 電子政府がひらく世界 ペーパーバック – 2017/3/31
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世界で最も進んだ電子政府を持つ国、エストニア。未来型のオープンガバメントをいち早く実現し、さらに進化させているこの国の現在の姿を最新情報とともに紹介します。さらに、それを支えるICT技術基盤や電子政府サービスの将来ビジョンも詳細解説。エストニア政府CIOのターヴィ・コトカ氏による序文も掲載。最先端のオープンガバメントに見る新しい社会像を体感してみませんか?
- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社インプレスR&D
- 発売日2017/3/31
- 寸法14.81 x 0.99 x 21.01 cm
- ISBN-104844397508
- ISBN-13978-4844397502
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商品の説明
著者について
ラウル アリキヴィ(Raul Allikivi)
日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会 理事
1979年エストニア生まれ。タルトゥ大学卒業後、早稲田大学の修士課程を修了する。エストニア 経済通信省 局次長を経て民間へ。前職では、エストニア経済通信省(Ministry of Economic Affairs and Communications)の経済開発部で局次長を務める。同省では2020年に向けたエストニア情報社会のための新たな戦略と政策の設計などを担当。現在は日本に暮らし、エストニア行政での経験と知識を生かしてコンサルティング会社ESTASIAを2012年12月に設立し、アジアにエストニアの行政システムなどを紹介している。2013年には日本のクラフトビールを欧州へ輸入するBIIRUを設立。2016年はIoT系スタートアップ企業を設立して活動予定。
前田 陽二(まえだ ようじ)
日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会 代表理事
1948年富山市生まれ。早稲田大学理工学部電子通信学科卒業後、同大学理工学研究科修士課程を修了。三菱電機株式会社に入社し、文字・画像認識分野の研究開発に従事した後、2001年~2009年にECOM(次世代電子商取引推進協議会)に出向し電子署名および認証の分野を中心に調査研究に従事。2010年~2013年、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)主席研究員、2005年~2014年、はこだて未来大学(夏季集中講座)非常勤講師。工学博士。共著に『IT立国エストニア−バルトの新しい風』(慧文社)、『国民ID制度が日本を救う』(新潮新書)他。
日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会 理事
1979年エストニア生まれ。タルトゥ大学卒業後、早稲田大学の修士課程を修了する。エストニア 経済通信省 局次長を経て民間へ。前職では、エストニア経済通信省(Ministry of Economic Affairs and Communications)の経済開発部で局次長を務める。同省では2020年に向けたエストニア情報社会のための新たな戦略と政策の設計などを担当。現在は日本に暮らし、エストニア行政での経験と知識を生かしてコンサルティング会社ESTASIAを2012年12月に設立し、アジアにエストニアの行政システムなどを紹介している。2013年には日本のクラフトビールを欧州へ輸入するBIIRUを設立。2016年はIoT系スタートアップ企業を設立して活動予定。
前田 陽二(まえだ ようじ)
日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会 代表理事
1948年富山市生まれ。早稲田大学理工学部電子通信学科卒業後、同大学理工学研究科修士課程を修了。三菱電機株式会社に入社し、文字・画像認識分野の研究開発に従事した後、2001年~2009年にECOM(次世代電子商取引推進協議会)に出向し電子署名および認証の分野を中心に調査研究に従事。2010年~2013年、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)主席研究員、2005年~2014年、はこだて未来大学(夏季集中講座)非常勤講師。工学博士。共著に『IT立国エストニア−バルトの新しい風』(慧文社)、『国民ID制度が日本を救う』(新潮新書)他。
登録情報
- 出版社 : インプレスR&D; 新版 (2017/3/31)
- 発売日 : 2017/3/31
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 172ページ
- ISBN-10 : 4844397508
- ISBN-13 : 978-4844397502
- 寸法 : 14.81 x 0.99 x 21.01 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 471,755位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 382位情報社会
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2016年9月25日に日本でレビュー済み
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2016年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情報化を進めると、いかに行政・国民生活が効率化できるかということが
机上の空論ではなく、現実として語られています。
「小さい国だからできること」という批判は簡単なのですが
小さいとはいえ、130万人の人口があるそうです。
日本で言えば、大きめの政令市が非常に効率的に運営されている、ということで
十分に驚異的であると思います。
数々の効率化された「実例」は、今の日本では...と考えるとため息しかでません。
個人情報を国家が管理することに異常な拒否感を示す伝統的左派に配慮して
中途半端なクソシステムを作り上げた結果、まったく活用されない、できない住基ネット。
それをどこまで反省したのかよく分からないまま新しく立ち上がったマイナンバー制度ですが
最初の登録段階でケチがつきまくっている状態です。
そんな現状からは「遠い未来」としか思えない状態が、
より高度なレベルで既に実現されている国家があるというのは、つくづく驚異的です。
本には淡々と実現された制度が紹介されているほか、
日本には馴染みの薄い国家であるエストニアの歴史風土なんかも
ちょこちょこと紹介されているのが親切です。
ITに疎い方にはとっつきにくそうな章も一部にありますが
だいたいはなんとなく理解できるレベルかと思います。
推し進めていけば、行政サービスの向上にも公務員の削減にもつながります。
もちろんセキュリティのリスクはありますが(その辺の実際も本に書かれています)
情報化・効率化した行政の素晴らしさを実体験・現実として教えてもらえる、面白い本でした。
机上の空論ではなく、現実として語られています。
「小さい国だからできること」という批判は簡単なのですが
小さいとはいえ、130万人の人口があるそうです。
日本で言えば、大きめの政令市が非常に効率的に運営されている、ということで
十分に驚異的であると思います。
数々の効率化された「実例」は、今の日本では...と考えるとため息しかでません。
個人情報を国家が管理することに異常な拒否感を示す伝統的左派に配慮して
中途半端なクソシステムを作り上げた結果、まったく活用されない、できない住基ネット。
それをどこまで反省したのかよく分からないまま新しく立ち上がったマイナンバー制度ですが
最初の登録段階でケチがつきまくっている状態です。
そんな現状からは「遠い未来」としか思えない状態が、
より高度なレベルで既に実現されている国家があるというのは、つくづく驚異的です。
本には淡々と実現された制度が紹介されているほか、
日本には馴染みの薄い国家であるエストニアの歴史風土なんかも
ちょこちょこと紹介されているのが親切です。
ITに疎い方にはとっつきにくそうな章も一部にありますが
だいたいはなんとなく理解できるレベルかと思います。
推し進めていけば、行政サービスの向上にも公務員の削減にもつながります。
もちろんセキュリティのリスクはありますが(その辺の実際も本に書かれています)
情報化・効率化した行政の素晴らしさを実体験・現実として教えてもらえる、面白い本でした。
2018年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
CTの普及が日本よりはるかに進んでいるエストニア。そのICT戦略や情報基盤の仕組み、先進的なサービスの事例を紹介した本。
エストニアのようなシンプルで透明性の高い仕組み作りが重要であるが、日本はそれなりに豊かで安心・安全な国であるために既存のしがらみにとらわれ、また将来のデジタル化社会の全体像が描けずに大きな改革が出来ていない、と改めて感じさせられました。
印象に残った箇所は下記の通り。
・エストニア人と書面での契約をしようとすることは得策ではありません。なぜ契約相手がそのような非効率的で、安全性が低く、環境負荷を与える方法で契約するのか、エストニア人は理解できないからです。時にはあなたを疑いの目で見ることもあるでしょう。エストニアの人々は、電子署名と電子契約が、署名を安価にし、ビジネスのスピードを上げ、森の木を残すことを知っています。
・「あなたはコンピュータを買収することはできません。」これは、しばしば現エストニア大統領のトーマス・ヘンドリック・イルヴェス氏が使用していた有名な言葉です。経済分野と公共部門のデジタル化は、透明性と高いレベルの信頼感をもたらします。
・エストニアには約130万人の国民しかいないが、eレジデンシーの目標は、エストニアが世界最大の国になることだ。
・ICT社会をけん引しようとしている人たちが、紙に埋もれて仕事しているのでは、話にならない。すべては無理としても、電子閣議や電子国会委員会などできることから速やかに導入を進めることが重要だ。
エストニアのようなシンプルで透明性の高い仕組み作りが重要であるが、日本はそれなりに豊かで安心・安全な国であるために既存のしがらみにとらわれ、また将来のデジタル化社会の全体像が描けずに大きな改革が出来ていない、と改めて感じさせられました。
印象に残った箇所は下記の通り。
・エストニア人と書面での契約をしようとすることは得策ではありません。なぜ契約相手がそのような非効率的で、安全性が低く、環境負荷を与える方法で契約するのか、エストニア人は理解できないからです。時にはあなたを疑いの目で見ることもあるでしょう。エストニアの人々は、電子署名と電子契約が、署名を安価にし、ビジネスのスピードを上げ、森の木を残すことを知っています。
・「あなたはコンピュータを買収することはできません。」これは、しばしば現エストニア大統領のトーマス・ヘンドリック・イルヴェス氏が使用していた有名な言葉です。経済分野と公共部門のデジタル化は、透明性と高いレベルの信頼感をもたらします。
・エストニアには約130万人の国民しかいないが、eレジデンシーの目標は、エストニアが世界最大の国になることだ。
・ICT社会をけん引しようとしている人たちが、紙に埋もれて仕事しているのでは、話にならない。すべては無理としても、電子閣議や電子国会委員会などできることから速やかに導入を進めることが重要だ。
2018年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ITを導入して効率化を図るべきなのに」
旧態依然の行政にこのような意見を持ってる方も多いと思います。
そんな思いを実現している国がありました。
この本に描かれているエストニアは夢の国のように感じられます。
もちろんデジタル化することによるデメリットやリスクも多々あるでしょうし、
これまでにも相当な努力と覚悟が必要だったと思います。そしてそれはタイトルに挑戦とあるように、今後も続くんでしょうね。
それでも、このままではダメだと立ち上がり前を向く姿勢にとても感銘を受けました。
この本を読んで「日本の政治家見習えやぁ!」と言うのは簡単ですが、きっと何も変わらないんだろうなと思いました。
個人でできる範囲で行動しようと勇気をくれる本です。
旧態依然の行政にこのような意見を持ってる方も多いと思います。
そんな思いを実現している国がありました。
この本に描かれているエストニアは夢の国のように感じられます。
もちろんデジタル化することによるデメリットやリスクも多々あるでしょうし、
これまでにも相当な努力と覚悟が必要だったと思います。そしてそれはタイトルに挑戦とあるように、今後も続くんでしょうね。
それでも、このままではダメだと立ち上がり前を向く姿勢にとても感銘を受けました。
この本を読んで「日本の政治家見習えやぁ!」と言うのは簡単ですが、きっと何も変わらないんだろうなと思いました。
個人でできる範囲で行動しようと勇気をくれる本です。
2018年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際にエストニアでは国民の生活に電子政府がどのように関わっているか、エストニアの首都タリンで生活する男性の生活の様子を通して具体的に書かれている。
日本でもマイナンバーをはじめ電子政府化が進められているが、その後のイメージがつきにくく何となく怖いという感覚がある人は少なくないと思う。
堅苦しくなく読みやすい文章なので、電子政府化後はどのような生活になるのか考える材料として軽く読むのに良い本だと思う。
都内の本屋を何店か回ったが見つからなかったので、最終的にKindleで購入した。
日本でもマイナンバーをはじめ電子政府化が進められているが、その後のイメージがつきにくく何となく怖いという感覚がある人は少なくないと思う。
堅苦しくなく読みやすい文章なので、電子政府化後はどのような生活になるのか考える材料として軽く読むのに良い本だと思う。
都内の本屋を何店か回ったが見つからなかったので、最終的にKindleで購入した。
2016年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビジネスも人が集まって、経済や競合や他業界との関係など多くの面である意味でいうと一つの小さな国家だ。
出産から教育から、社会システムまで電子化していくことでのリスクもあり
・ハッキングされる恐れ
・情報が持ち運びやすい、複製されやすい
・技術基盤がアメリカ
などの理由から、結局採用に至らない国家も多い中で
3ヶ国語を話しプログラミングが出来て「所得税のオンライン申告率96%」「国民のインターネット使用率88%」スカイプなどの世界的なツールも生まれている。
会社の設立登記も自分のパソコンから約18分!
もうね、日本のあの印紙貼ってとか、わざわざ法務局行ってとか、非効率だし、これで起業応援してますってアホかと思うこともある。
そんな中で、友人が何人かエストニアに行った感想を聞くと
「金髪美女が美人すぎる」
という返答だった。
本社を移転してしまおうかと悩んでいる。
出産から教育から、社会システムまで電子化していくことでのリスクもあり
・ハッキングされる恐れ
・情報が持ち運びやすい、複製されやすい
・技術基盤がアメリカ
などの理由から、結局採用に至らない国家も多い中で
3ヶ国語を話しプログラミングが出来て「所得税のオンライン申告率96%」「国民のインターネット使用率88%」スカイプなどの世界的なツールも生まれている。
会社の設立登記も自分のパソコンから約18分!
もうね、日本のあの印紙貼ってとか、わざわざ法務局行ってとか、非効率だし、これで起業応援してますってアホかと思うこともある。
そんな中で、友人が何人かエストニアに行った感想を聞くと
「金髪美女が美人すぎる」
という返答だった。
本社を移転してしまおうかと悩んでいる。
2017年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国を挙げてIT化を勧めているエストニアの実績について学べる本。
政府、企業では資料は電子化、ペーパーレス化は当たり前。
親は子供の学校の成績や依頼をいつでもシステムを通じて確認することができたり
カルテは電子化されていて、どの医者にかかっても同じ情報を元に診察してくれているので、無駄な検査がない。
そんなIT化されているエストニアでも5人に1人は非利用者というのは興味深い。
2020年までにその割合を5%にすることが目標とのこと。
Skype発祥地であるエストニアはスタートアップに積極的。
仕組み、環境として最初からグローバルでの展開を視野に入れている様子が伺える。
助成金として、基金からの投資の支援が受けられる。しかし、制限があり全体の投資金額の50%。
より多くの投資を得るには、否応にも市場に目を向けて調達してくる必要がある。
また、130万人しか国民がいないので、国内はテスト市場として有効活用し、その後英語圏でグローバルに展開することが根付いている。
そのために必要な英語教育はしっかりしていてヨーロッパでは最も英語能力の高い国である。
最後の章では日本の政府への憤りが感じられて興味深かった。
日々進化を続けるIT分野への政府理解の浅さ
選挙での票に結びつかない政策は優先度が低いこと
この本を読んだからといって、日本に適用できるとは思わないが
近い将来、世界的にIT化する流れは避けられないと思うので、一例として読んでおいても損はないかなと思った。
政府、企業では資料は電子化、ペーパーレス化は当たり前。
親は子供の学校の成績や依頼をいつでもシステムを通じて確認することができたり
カルテは電子化されていて、どの医者にかかっても同じ情報を元に診察してくれているので、無駄な検査がない。
そんなIT化されているエストニアでも5人に1人は非利用者というのは興味深い。
2020年までにその割合を5%にすることが目標とのこと。
Skype発祥地であるエストニアはスタートアップに積極的。
仕組み、環境として最初からグローバルでの展開を視野に入れている様子が伺える。
助成金として、基金からの投資の支援が受けられる。しかし、制限があり全体の投資金額の50%。
より多くの投資を得るには、否応にも市場に目を向けて調達してくる必要がある。
また、130万人しか国民がいないので、国内はテスト市場として有効活用し、その後英語圏でグローバルに展開することが根付いている。
そのために必要な英語教育はしっかりしていてヨーロッパでは最も英語能力の高い国である。
最後の章では日本の政府への憤りが感じられて興味深かった。
日々進化を続けるIT分野への政府理解の浅さ
選挙での票に結びつかない政策は優先度が低いこと
この本を読んだからといって、日本に適用できるとは思わないが
近い将来、世界的にIT化する流れは避けられないと思うので、一例として読んでおいても損はないかなと思った。