私は本を時読む時、必ず付箋紙と鉛筆を片手に持つ。
いつでも大事だな、この考えは素敵と思う文章を心に刻めるように。
この本ほどに、付箋紙が沢山貼られた本は今までない。
そして、読み始めと終わりでこんなにも気持ちが変化した本もなかったような気がする。
世の中に言われる、ただ、財力をもつ成功者の成功哲学をまとめた話では決してない。
著者が人生の中で出会った数多くの成功者の優しさ、寂しさ、やんちゃさ、そして潔さ。
人間くさい様々な顔を見ることのできる本だ。
同時に、まだ若い私には、自分が今後どう生きていけば良いのか。
自分自身の成功の価値観を考えさせられ、
自分らしく輝いて生きていくためのアドバイスを沢山もらった。
そして、あとがきに書かれた著者の想いに、思わず胸がジンとした。
インパクト大なタイトルではあるが、「非情である」という言葉が、
決して、マイナスな意味ではないことも、この本が教えてくれたことである。
人生は出逢いである。
人との出逢いと同じくらいに、本との出逢いも、人生のターニングポイントになり、
自分を飛躍させる大きなチャンスとなる。
この本との出逢いが、自分にとってそうであったらいいな・・。
いや、そうなるように頑張りたい。
読みやすく、引き込まれる本なので、幅広い世代の方々に読んでほしい。
特に、私と同世代の元気のない若者には本当にオススメ。
私が絶賛したら、もう５人の友人がこの本を読んでいる。是非、あなたも・・。
著者の出逢った成功者への愛情が、沢山感じられるところも私が好きな点だ。
半年後、１年後、５年後・・何度も読み返したい。
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