1989年発売のファミコン将棋ソフト。ゲームモードは5つ。
■対局
CPUと対局する「1人用」と人間同士で対局する「2人用」が選べる。
■名人戦
谷川浩司と対局し、先に4勝すると表彰される。
■はさみ将棋
ルールが単純なぶん、通常の将棋よりCPUが強く感じる。
■スロット将棋
スロットで出た駒しか動かせない将棋。目押しが出来ないと運ゲーになる。
■棋譜鑑賞
第46期名人戦の1〜6局を収録。谷川浩司の解説付き。
前作「谷川浩司の将棋指南2」との違いは、
・対局中にBGMがある(全3曲。メロディアスでなかなかいい感じ)。
・局面に応じてCPUキャラがセリフを言う。「おねがいします」「つみです」「まけました」は音声つき。
・ゲームソフトの箱に「一段と強くなって登場!!」と書かれてあり、ファミコン将棋ソフトの中では一番強いと感じる。というか、同じポニーキャニオンから発売されたスーファミ将棋ソフトの「将棋風林火山」よりも強い。強いと言ってもファミコン将棋の中ではというだけで、実際はめちゃくちゃ弱いのだが。
・CPUの戦法が居飛車のみなので飽きやすい。
・Bボタンでカーソルが駒台にいくので便利。
・スタートボタンで自分が投了するので注意。
・棋譜を5つまで保存できる。
こんなところ。CPUが多少強くなってはいるものの、戦法が多い前作の方が対局相手として面白いと思う。