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デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂 単行本 – 2018/6/15
購入オプションとあわせ買い
十分に発達した計算機群は、自然と見分けがつかない――
デジタルネイチャー、それは落合陽一が提唱する未来像でありマニフェストである。
ポストモダンもシンギュラリティも、この「新しい自然」の一要素にすぎない。否応なく刷新される人間と社会。それは幸福の、経済の、民主政治の再定義をもたらす。新たなるパラダイムはここから始まる……!
「我々は、「ゲート」や「つなぎ目」のない世界を生み出し、標準化を多様性で置き換え、個人の幸福や不安といった人間性に由来する強迫観念をテクノロジーによって超越しうる。我々にとって必要なのは、テクノロジーが向かう未来へのビジョンと情熱だ。」(あとがきより)
目次(一部抜粋)
第1章 デジタルネイチャーとは何か――オーディオビジュアルの発明、量子化、デジタル計算機、そして計算機自然、デジタルネイチャーへ
機械と自然が融合する時代が始まる/メディアアーティストとしてのエジソン/電流戦争から100年後の直流的デジタル社会/〈近代〉を規定する「エジソン=フォード境界」を乗り越える/「AI+BI型」と「AI+VC型」に分化する社会/「タイムマネジメント」から「ストレスマネジメント」の時代へ
第2章 人間機械論、ユビキタス、東洋的なもの――計算機自然と社会
〈人間〉と〈機械〉の統一理論・サイバネティクス/「End to End」という魔術/サイバネティクスとユビキタスを思想的に継承する/計算機自然が〈人間の補集合〉となる
第3章 オープンソースの倫理と資本主義の精神――計算機自然と自然化する市場経済
マルクスとウェーバーに還って現代のエコシステムを考える/オープンソースの倫理と資本主義の精神/絶えずリセットされ続ける市場の出現/「脱倫理性」がもたらす可能性
第4章 コンピューテーショナル・ダイバーシティ――デジタルネイチャー下の市民社会像、言語から現象へ
リアル/バーチャルからマテリアル/バーチャルへ/〈人間‐機械〉の中間領域にあるオルタナティヴ/コンピューテーショナル・ダイバーシティ/ダイバーシティにコミュニティや社会の意思決定を最適化する
第5章 未来価値のアービトラージと二極分化する社会――デジタルネイチャーは境界を消失させる
〈楽園〉の世界と〈奴隷〉の世界の二項対立を乗り越える/第三のてこの原理「アービトラージ」/帝国に対抗する「ラボドリブン」の可能性
第6章 全体最適化された世界へ――〈人間〉の殻を脱ぎ捨てるために
コード化によって変わる遺伝的多様性/ロボティクスとVRによって解放される「身体」/解体される「自我」「幸福」「死」の概念/失われた多様性をインターネットが担保する/人間の寿命を超えた知性が出現する
終章 思考の立脚点としてのアート、そしてテクノロジー――未来を予測する最適の方法としての
〈超人〉・〈身体性〉からデジタルネイチャーへ/〈物質〉と〈実質〉の境界を突破する/〈生命〉と〈機械〉の新しい関係/不可視のデータ、そして重力からの解放へ/風景と計算機自然
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社PLANETS/第二次惑星開発委員会
- 発売日2018/6/15
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104905325099
- ISBN-13978-4905325093
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : PLANETS/第二次惑星開発委員会 (2018/6/15)
- 発売日 : 2018/6/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4905325099
- ISBN-13 : 978-4905325093
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 37,663位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 102位科学読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。2010年ごろよりメディアアーティストとして活動。
現在、筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JSTCRESTxDiversityプロジェクト研究代表、京都市立芸術大学客員教授,大阪芸術大学客員教授,デジタルハリウッド大学特任教授,金沢美術工芸大学客員教授.2020年度,2021年度文化庁文化交流使,2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサーなどを務める。
2017年 - 2019年まで筑波大学学長補佐,2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員,内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員,デジタル改革法案WG構成員などを歴任.
受賞歴に2010年IPAよりスーパークリエータ/天才プログラマー認定、2015年World Economic Forum Global Shapers選出、WorldTechnologyAward、2016年PrixArsElectronica、EUよりSTARTSPrizeを受賞。LavalVirtualAwardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeadersofTomorrow選出。2021年MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan、PMI Future 50など多数.
個展として「ImageandMatter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
未来の世界を妄想してるとどんどん遠くへ行ってしまう気がしますが、この本を読んでると現実感があります。だからこそ本当にワクワクです。
良いことばかりではないだろうけど、理想的なビジョンを持っておくのは大切。と思いました。
それを提示してくれるこの本に感謝。
1作目の魔法の世紀のほうが内容としてはわかりやすい。
何度か読み直してもよくわからない部分が多い、独特の内容となっている
著者本人が薦める本の1つなので気になる方は魔法の世紀と一緒に読んでみるといいと思う。
様々な分野からの切り口で語られるのが面白い。自分を取り巻くあらゆるものとどのように関わって生きていくか、本質を自分なりにでも理解してスタンスを明確にすることが必要だと感じた。
5年前に出版、概念で語られているので、コロナ禍を経て色々変わったよね的な今の世でも新鮮!
嫌いじゃないので、新品で買ってあげよ~!と思ったら・・・
とんでもない量の正誤表が!!!!
宇野さん、自分の著書の誤字脱字にはとても敏感で怒りを表明していらっしゃいましたが、
これはさすがにどうなんですか????3000円出した読者に失礼だと思いませんか?
校閲に割く予算ケチりすぎじゃないですか?製本もなんか値段の割に安っぽいし・・・。
読んでないので内容についてのレビューじゃなくてすみません。
しかし3000円で新品で買った本がこんなに誤字脱字だらけで、
しかも文脈的に誤読をまねく誤字がある状態で、しかも他のレビュワーの方のレビューを読む限り
この正誤表以外にもさらなる誤字脱字があるとのことで、もうこれは内容に関わらず本として☆3以上は無理でしょう。
電子書籍では当然誤字脱字直っていると思うので、返品して電子にしよっかな。。。。
.
自然とデジタルは相性が良いものであり、この二つの融合はイノベーションを起こします。
.
そして、一神教の西洋文明ではなく、万物に本質が宿ってるという東洋文明の世界観の中でこそこのイノベーションは効果が大きくなると落合さんは繰り返し述べられてます。
.
(私も本当にそう思います。)
.
今日使われている「個人」や「主体」といった概念はフランスのルソー等によって確立され、現代社会の自由主義や民主主義の根幹になってます。
.
(不明瞭な「個人」と「全体」それぞれの解釈と二つの区別は、ときにギロチンや粛正、ときに嫉妬や批判のみする人民を生んできたとも言われてますよね)
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そんな西洋文明をそろそろ終わらそうじゃないかと、これからの時代は東洋文明だと、落合さん熱く熱く語っています。
.
引用されるのは荘子や芭蕉、伊勢の式年遷宮、その他数々の新旧問わない文献です。数式や理科の実験、サイエンスの事例から導き出される自然界の法則も引用しているので非常に面白いです。
.
それらを引用しながら落合さんが語るのは
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「あらゆる自然の中に本質が宿っている。そして自分と自然、さらには自分と他人は一体である」
.
という空間論や
.
「生死とは何か、永続性とは何か」
.
という時間論です。
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『唯一神と人間』、『自分と他人』、『人間と自然』がはっきり区別される西洋文明とは違い、東洋文明には
.
皆が神仏の子であるからこその「自他一体」、「人間と自然(世界)は一体」という価値観があります。
.
そして東洋思想のもとにデジタルと自然が融合すれば、デジタルと人間が相互に良い影響を与え合うことは勿論、自他の境が無くなり人々が交流し合えるようになる世の中や、私たち一人ひとりは世界と(宇宙とも)密接なんだと感じられるような世の中がやって来ると落合さんは熱く語っています。
.
イノベーションは何を起こすのでしょうか?落合さんの話はさらに飛躍します。
.
【今後は<実質>と物質、機械と人間の区別がつかない世界になる。そのとき我々に残るのは、理性や論理を超えた「宗教」に近い価値観ではないだろうか。】←P.212
.
ということも語ってます。真意は分かりませんが、この本の裏テーマは
.
「時代は宗教を必要としている」
ではないでしょうか?
.
勿論西洋のキリスト教文明ではありません。東洋文明の真の宗教です。
.
.
ここからは完全に私の主張になりますが、
.
真理を求めるプロセスがデジタルによってカットされたなら、簡単に真理がわかってしまう世の中になってしまうと思いますが、それは危険です。本を読む限り「悟りへのプロセス」や「人間にとっての幸福とは何か」、「そもそも宗教とは」にはあまり触れていませんでしたので、『悟りとは何か』、『人間にとっての幸福とは?』『宗教とは何か』を勉強されている方々がいらっしゃれば、デジタルネイチャーの社会の中で宗教者としてはっきりと世の中に発信しなければならない強く強く思いました。
「人間と機械を同一線上に捉えるサイバティクスの発想を、コミュニケーション領域に拡張してみよう」(p.101)とあるように、本書は、「人間」と「機械」の関係性について考える機会を与えてくれる一冊と言える。
また、本書は、記述方法がやや文語体であり、読み始めはとっつきにくい感があるものの、
「Facebookが開発していると噂される「自殺しような人を特定するシステム」も、ややディストピア的ではあるがその一つかもしれない」(p.98)
「現在、GoogleやAppleは、App StoreやGoogle Playといったプラットフォームを通じて、莫大な収益を上げている」(p.185)
といった具体的な事例を挙げ、
「機械には不可能な判断を人間が行い、人間に実行できない演算処理を機械が担当する。人間と機械が両輪となることで、技術が進歩するのである」(p.100)
のように明確な結論を語ることにより、容易に内容を理解できるよう工夫されている。
さらに、
①「現在、我々の使っている日本語の多くは、実はそれほど古い歴史を持っていない。日本の近代が成立したのは明治維新以降だが、そのとき西洋から伝来した概念の多くが、明治以降に発明された単語を用いて翻訳されている」(p.162)
②「伊勢神宮では、約1300年にわたりまったく同じ構造物が造られ続けている。20年に一度行われる神宮式年遷宮で、同一の社殿を隣に組み上げてから壊すという行為を7世紀から繰り返している」(p.216)
といった、全く異なる話題を挙げており、「人間」と「機械」の関係性に留まらない広い内容となっている。
以上のことから、本書は、「人間」と「機械」の関係性だけでなく、「世界」について広く考える機会を与えてくれる一冊である。
個人的に気になったのは文体。あえてわかりにくいジャーゴンを使ったり、衒学的な書き方が目に付いた。
なんとなくかっこいい文体を使うことで高尚に見せかける。それを評価する読者も多いだろう。当たり前のことなのに、なんとなくすごいことを勉強したような気持ちにさせるような効果を出してしまう。
個人的には、この文体は衒学的な印象を感じ、あまり好きではなかった。同じ内容のことをもっとわかりやすく伝えることは十分可能。
言ってる内容自体は☆5であるが、この点を考慮し☆をひとつ減らした。