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鬼 (講談社文庫) Kindle版
平安の都で起こる怪事件の影で跋扈(ばっこ)する道鏡、菅原道真らの怨霊、邪鬼。弓削是雄、安倍晴明ら陰陽師の系譜を辿り、歴史の暗部から世界を読み解いていく。藤原氏支配の礎を築いた政変〈応天門の変〉の謎を陰陽術で解き明かす「髑髏鬼」他、秀逸な怪異譚全5編。『白妖鬼』へ連なる妖かしの物語の原点がここにある。(講談社文庫)
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/2/15
- ファイルサイズ632 KB
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
都の闇に鬼や悪霊が潜んでいたころ、密命を受け、頻発する怪異に立ち向かった陰陽寮の術師たちは、怪異の背後に何を幻視したのか? 鬼が紡ぐ、妖かしの新物語集。
著者について
1947年岩手県生まれ。早稲田大学商学部卒。美術館勤務を経て、83年『写楽殺人事件』で第29回江戸川乱歩賞を受賞。86年『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞、87年『北斎殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で第106回直木賞、2000年『火怨』で第34回吉川英治文学賞を受賞。『風の陣』『火怨』『炎立つ』『天を衝く』の蝦夷四部作、『浮世絵鑑賞事典』『竜の柩』『ゴッホ殺人事件』『かげゑ歌麿』など著書多数。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
登録情報
- ASIN : B00HCB88Z4
- 出版社 : 講談社 (2002/2/15)
- 発売日 : 2002/2/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 632 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 157ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 163,677位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947年、岩手県に生まれる。早稲田大学商学部卒。
美術館勤務を経て、1983年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞。その後、1986年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、1987年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、1992年『緋い記憶』で直木賞を受賞。
著書に『広重殺人事件』『竜の柩』『炎立つ』など多数。また、浮世絵研究家としても知られ『浮世絵鑑賞事典』がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月29日に日本でレビュー済み
レポート
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今昔物語集に出てくる歴代の陰陽師の後に賀茂忠行や保憲、そして晴明が出てくる話しです。かなり前に読んでいたのですが、また読みたくなりました。
役に立った
2016年4月10日に日本でレビュー済み
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ハードカバーで読んだが手放してしまったのでKindle版で購入。
陰陽師が流行った頃で、安倍晴明以外の陰陽師の物語で面白かった記憶が有る。
滋丘川人、弓削是雄、賀茂忠行、賀茂保憲、若き安倍晴明、老いた安倍晴明と
時代順に語られて面白かった。
確かこの後「白妖鬼」、「空中鬼」、「長人鬼」、「紅蓮鬼」と読んだ記憶が有る。
夢枕獏版陰陽師と違い、血腥さが多いがこれも面白くて好みだ。
陰陽師が流行った頃で、安倍晴明以外の陰陽師の物語で面白かった記憶が有る。
滋丘川人、弓削是雄、賀茂忠行、賀茂保憲、若き安倍晴明、老いた安倍晴明と
時代順に語られて面白かった。
確かこの後「白妖鬼」、「空中鬼」、「長人鬼」、「紅蓮鬼」と読んだ記憶が有る。
夢枕獏版陰陽師と違い、血腥さが多いがこれも面白くて好みだ。
2017年3月31日に日本でレビュー済み
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鬼も出てきますが、主役は陰陽師。
相手も事件の裏で手を引く人間であり、
政治上の人間関係から追及できないこともあり、
我慢を強いられることもある、そういう話が集められました。
応天門の変(伴善男)、蝦夷との確執、貴族同士の確執などが描かれています。
最後の二作品には安倍晴明も登場します。
陰陽寮には天文博士も在籍することなど、興味深かったです。
他の評にもありましたが、ミステリーとしても楽しめましたね。
相手も事件の裏で手を引く人間であり、
政治上の人間関係から追及できないこともあり、
我慢を強いられることもある、そういう話が集められました。
応天門の変(伴善男)、蝦夷との確執、貴族同士の確執などが描かれています。
最後の二作品には安倍晴明も登場します。
陰陽寮には天文博士も在籍することなど、興味深かったです。
他の評にもありましたが、ミステリーとしても楽しめましたね。
2014年5月26日に日本でレビュー済み
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このシリーズ(といって良いのでしょうが)は、かつていくつかの出版社からバラバラに出版されていて、とびとびに読んだ記憶はあるのですが、今回日経文芸文庫で改めて順番に読み返しました。
たぶん一つの出版社から全部揃って出版されたのはこれが初めてではないでしょうか。
内容は「おもしろい」一言に尽きます。他の方の書評を参考にして下さい。
たぶん一つの出版社から全部揃って出版されたのはこれが初めてではないでしょうか。
内容は「おもしろい」一言に尽きます。他の方の書評を参考にして下さい。
2003年7月31日に日本でレビュー済み
時は平安、物の怪や怨霊、相手を呪う祈祷などが今よりもずっと信じられていた時代。内裏の陰陽寮に仕え、悪鬼悪霊に立ち向かった滋丘川人、弓削是雄、賀茂忠行・保憲親子、安倍晴明ら陰陽師の姿を描いた、短編5編が収められています。
メインは鬼と陰陽師の対決なのですが、ただの妖怪退治の話だけでは終わっておらず、「蒼夜叉」などでも見せてくれた著者独特の歴史を見る目を通して天皇や摂政等内裏の歴史を語り、それとともにそこで繰り広げられる権力を得るため、持ちつづけるための暗闘、競争相手を蹴落とすための権謀術策の数々などで人間のドス黒い面を見せ付けてくれます。
鬼よりも何よりも、人間の欲望のほうが恐ろしいということでしょうね。
メインは鬼と陰陽師の対決なのですが、ただの妖怪退治の話だけでは終わっておらず、「蒼夜叉」などでも見せてくれた著者独特の歴史を見る目を通して天皇や摂政等内裏の歴史を語り、それとともにそこで繰り広げられる権力を得るため、持ちつづけるための暗闘、競争相手を蹴落とすための権謀術策の数々などで人間のドス黒い面を見せ付けてくれます。
鬼よりも何よりも、人間の欲望のほうが恐ろしいということでしょうね。
2014年11月18日に日本でレビュー済み
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弓削是雄の話は続編も期待です。Kindle版が早く発行されたらいいです。
ラストの視鬼の話が切なく、ほんのりとした救いが良いです。
ラストの視鬼の話が切なく、ほんのりとした救いが良いです。
2014年5月9日に日本でレビュー済み
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作者の作品はほとんど読んでいますが、期待にたがわず独特の伝奇世界に誘い込まれます。
2016年2月22日に日本でレビュー済み
鬼より怖い、人の欲。陰陽師テーマの連作短編集であります。
陰陽師vs鬼の王朝伝奇小説かと思いきや、実はこの連作、伝奇小説の皮をかぶったミステリー(!)。
合理主義や科学捜査は概念すらなく、怪異が日常のすぐ近くに存在した王朝時代。そんな時代にあって「怪異と対決するために怪異の正体を正確に見極めることが必要となる陰陽師」という逆説的発想があざやかです。
いったいどこまでが怪異で、いったいどこからが人間の仕業なのか。弓削是雄、賀茂忠行、安倍晴明……怪異の裏のからくりを解き明かす陰陽師たちの名探偵ぶりをお楽しみください。
陰陽師vs鬼の王朝伝奇小説かと思いきや、実はこの連作、伝奇小説の皮をかぶったミステリー(!)。
合理主義や科学捜査は概念すらなく、怪異が日常のすぐ近くに存在した王朝時代。そんな時代にあって「怪異と対決するために怪異の正体を正確に見極めることが必要となる陰陽師」という逆説的発想があざやかです。
いったいどこまでが怪異で、いったいどこからが人間の仕業なのか。弓削是雄、賀茂忠行、安倍晴明……怪異の裏のからくりを解き明かす陰陽師たちの名探偵ぶりをお楽しみください。