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恐怖の作法: ホラー映画の技術 単行本 – 2014/5/15
小中 千昭
(著)
ホラー映画やアニメの第一線で活躍してきた著者が、小説や映像など様々な形で人を惹きつけ続ける「ホラー」つまり「怖い物語」がどのように作られるかを論じ、技術を伝授する実践的な一冊。
人はなぜ、ホラー映画で怖がろうとするのか。
ホラー映画を数多く執筆した脚本家によって書かれた、恐怖の探求。
ホラー映画を作りたい人、より怖いホラー映画を見たい人に送る本。
Jホラーのイディオロギーとなった「小中理論」を再度論じ、新たに「小中理論2.0」も書き下ろされている。
第一部「ホラー映画の魅力 ファンダメンタルホラー宣言2003」
----2003年刊行の『ホラー映画の魅力』の大幅改訂版
第二部「祟咒考 Sui-Ju-Kou ~Modern Curses ー現代流行怪談をめぐって 2004〜2009」
----ネット流通怪談と、著者がホラーの実作の中で「真なる恐怖」を追い求めるクロニクル(未発表)
第三部「アリスの穴の中より2008〜2014」
----書き下ろし
ホラー映画に留まらず、恐怖について様々なアスペクトから解析を試み、そこにあるシステムを詳らかにしようとする「恐怖のテキスト」。
金子國義画伯の装画を得て、ついに刊行。
人はなぜ、ホラー映画で怖がろうとするのか。
ホラー映画を数多く執筆した脚本家によって書かれた、恐怖の探求。
ホラー映画を作りたい人、より怖いホラー映画を見たい人に送る本。
Jホラーのイディオロギーとなった「小中理論」を再度論じ、新たに「小中理論2.0」も書き下ろされている。
第一部「ホラー映画の魅力 ファンダメンタルホラー宣言2003」
----2003年刊行の『ホラー映画の魅力』の大幅改訂版
第二部「祟咒考 Sui-Ju-Kou ~Modern Curses ー現代流行怪談をめぐって 2004〜2009」
----ネット流通怪談と、著者がホラーの実作の中で「真なる恐怖」を追い求めるクロニクル(未発表)
第三部「アリスの穴の中より2008〜2014」
----書き下ろし
ホラー映画に留まらず、恐怖について様々なアスペクトから解析を試み、そこにあるシステムを詳らかにしようとする「恐怖のテキスト」。
金子國義画伯の装画を得て、ついに刊行。
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2014/5/15
- ISBN-104309274897
- ISBN-13978-4309274898
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商品の説明
著者について
アニメ、映画、特撮物など数多くの作品に携わってきた「特殊脚本家」。
映画記号学を基礎に、独特なシナリオ構築をしてきた。
代表作に「邪願霊」「ほんとにあった怖い話」「serial experiments lain」「THE ビッグオー」「ウルトラマンティガ」
「ウルトラマンガイア」「神霊狩 -GHOST HOUND-」「くまちゃん」「テクノライズ」「ミラーマン REFLEX」などがある。
現在は文筆をメインに移行。映画美学校で脚本執筆を講義している。
映画記号学を基礎に、独特なシナリオ構築をしてきた。
代表作に「邪願霊」「ほんとにあった怖い話」「serial experiments lain」「THE ビッグオー」「ウルトラマンティガ」
「ウルトラマンガイア」「神霊狩 -GHOST HOUND-」「くまちゃん」「テクノライズ」「ミラーマン REFLEX」などがある。
現在は文筆をメインに移行。映画美学校で脚本執筆を講義している。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2014/5/15)
- 発売日 : 2014/5/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 360ページ
- ISBN-10 : 4309274897
- ISBN-13 : 978-4309274898
- Amazon 売れ筋ランキング: - 763,584位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,937位映画 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中々辛辣なレビューもありますがホラーへの態度、視点、著者なりのルールが参考になりました。個人的に神霊狩のストーリーは士郎さんか小中さんか気になっていたので知れてよかったです。小中さんでした。
2014年5月27日に日本でレビュー済み
三部構成のうち第一部は
ホラー映画の魅力
からの再録です。
商品紹介では大幅改訂版とうたわれていますが、テキストの変更はほとんど無いように思えました。
しいて挙げるなら旧作では関連映画の写真が多数掲載されていましたが、この本では一切無く、
代わりに撮影の構図などが図で挿入されています。
第一部は恐怖を感じさせるための方法論が説得力を持って提示されており実用性の高い内容だと思いますが、
第二部以降は手法よりも考えをまとめたといった感じで参考にはなっても実用性は落ちると感じます。
書き下ろしの第三部に「小中理論2.0」も紹介されていますが、旧作の内容とそこまで大きな差は無いように思えました。
既に「ホラー映画の魅力」を読んでいて、実用性を求めるなら今更この本を読む必要は無いかもしれません。
第二部以降は「ホラー映画の魅力」のノリを期待すると肩透かしですが、読み物としては面白いです。
第二部はネットの怪談についての論考、第三部は著者のこれまでの振り返りのような内容でした。
この第三部では若干ながらlainと故中村隆太郎監督にも触れられており、lainにハマった身としては興味深く読めました。
一例としてlainの第一話について「ホラーのつもりで書いた」と書かれていますが、
このような意図はシナリオ本の脚注にも無かったはずです。
現在は映画美学校で脚本コースの講師も勤めているとのことなので、
いつか脚本全般についても語って欲しいと思いました。
商品紹介では大幅改訂版とうたわれていますが、テキストの変更はほとんど無いように思えました。
しいて挙げるなら旧作では関連映画の写真が多数掲載されていましたが、この本では一切無く、
代わりに撮影の構図などが図で挿入されています。
第一部は恐怖を感じさせるための方法論が説得力を持って提示されており実用性の高い内容だと思いますが、
第二部以降は手法よりも考えをまとめたといった感じで参考にはなっても実用性は落ちると感じます。
書き下ろしの第三部に「小中理論2.0」も紹介されていますが、旧作の内容とそこまで大きな差は無いように思えました。
既に「ホラー映画の魅力」を読んでいて、実用性を求めるなら今更この本を読む必要は無いかもしれません。
第二部以降は「ホラー映画の魅力」のノリを期待すると肩透かしですが、読み物としては面白いです。
第二部はネットの怪談についての論考、第三部は著者のこれまでの振り返りのような内容でした。
この第三部では若干ながらlainと故中村隆太郎監督にも触れられており、lainにハマった身としては興味深く読めました。
一例としてlainの第一話について「ホラーのつもりで書いた」と書かれていますが、
このような意図はシナリオ本の脚注にも無かったはずです。
現在は映画美学校で脚本コースの講師も勤めているとのことなので、
いつか脚本全般についても語って欲しいと思いました。
2015年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人は何に対して恐怖するのか。論理的に分析されているらしいので10年位前岩波版を買いました。非常に参考になりました。 このたびネット上の怪談について追加の分析があるというので、新版をまた買いました。残念ながらとりあげられている話数が少なかったので少しがっかりしました。
ネット上に流布している怪談は、潜在意識にせまってくるものが多く、傑作で、創作者の才能を感じさせるものが多いです。専著によってこれらに分析を加えることを期待しています。。。。ところでネット上にそう言うサイトがないでしょうか。
ネット上に流布している怪談は、潜在意識にせまってくるものが多く、傑作で、創作者の才能を感じさせるものが多いです。専著によってこれらに分析を加えることを期待しています。。。。ところでネット上にそう言うサイトがないでしょうか。
2014年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「朝日新聞」の書評で興味を持ち、「伝説の『小中理論』決定版!」という宣伝文句に惹かれて購入。
論理的にホラーを論じているというよりは、脚本家として多くのホラー作品を手がけた著者の経験論的エッセイという印象。私は著者とほぼ同年代なので、ホラー映画ファンの立場から過去の作品を評している部分は大いに共感でき、スタッフの立場からホラー映画の内側を紹介している部分は興味深かった。
「小中理論」については、どこかで誰かが言っていたような内容が並び、やや物足りない気もしたが、一般向けに平易に書き改めているのかもしれない。
エッセイとして読むと、本書のために書き下ろした第3部が一番面白かった。
論理的にホラーを論じているというよりは、脚本家として多くのホラー作品を手がけた著者の経験論的エッセイという印象。私は著者とほぼ同年代なので、ホラー映画ファンの立場から過去の作品を評している部分は大いに共感でき、スタッフの立場からホラー映画の内側を紹介している部分は興味深かった。
「小中理論」については、どこかで誰かが言っていたような内容が並び、やや物足りない気もしたが、一般向けに平易に書き改めているのかもしれない。
エッセイとして読むと、本書のために書き下ろした第3部が一番面白かった。
2020年11月20日に日本でレビュー済み
小中千昭さんの本です。三部構成で、一部がホラー映画の栄枯盛衰と、それまで作者がやってきた仕事の話、二部は、「コワイ」って何か、現代のネットに流布する「コワイ話」の分析で、三部が、作者自身の半生を語る、というような内容でした。
あまりホラー映画には思い入れがないので、小中さんが熱く語っているホラー映画について、まったく知識がないので、あんまおもしろくないですね。
二部の「コワイ」って何か、というのは、なかなか面白いです。三部は、自己語りなので「はあ、そうですか…」としか、思えません。
とりあえず、酒井法子の「ホワイトガール物語」ってのが、小中さんが作ったようなので、見てみたいかもしれません。なんか、ノリピーが「素が出た」とか言っているので、シャブを打ってたりして。
ホラー映画や、映画の技法、脚本などに興味があるひとは、読んで損はないですね。
あまりホラー映画には思い入れがないので、小中さんが熱く語っているホラー映画について、まったく知識がないので、あんまおもしろくないですね。
二部の「コワイ」って何か、というのは、なかなか面白いです。三部は、自己語りなので「はあ、そうですか…」としか、思えません。
とりあえず、酒井法子の「ホワイトガール物語」ってのが、小中さんが作ったようなので、見てみたいかもしれません。なんか、ノリピーが「素が出た」とか言っているので、シャブを打ってたりして。
ホラー映画や、映画の技法、脚本などに興味があるひとは、読んで損はないですね。