これは、楽しく、そして勉強になる本です。
ファンドレイジングについて、体系的に学ぶ研修や書籍は、これまでにいくつかありました(なかでも、書籍でいえば、「非営利団体の資金調達ハンドブック』はおススメ)。
しかしながら、寄付そのものの考え方や役割、意義などを体系的に学ぶことが出来る、よい参考書がありませんでした。
その中で、この本は、集め方のノウハウではなく、寄付そのものを学ぶことができる待望の一冊となりました。
日々、寄付に関するブログを更新している身として、多様で豊かな寄付の世界を常に感じています。このバラエティに富んだ寄付を様々な視点から、その役割や意義、考え方を解説してくれているので、寄付について網羅的に学ぶことができました。
特に、日本の寄付の歴史から紐解いて、現在の寄付の状況について解説しているところは、寄付を体系的に知るにはとっても参考になる内容です。
いやー、寄付の可能性をバンバン感じました。
ところで、前半で「集め方のノウハウではなく」と、この本を解説していますが、実は、寄付集めしているNPO関係者やファンドレイザーのみなさんにこそ、読むべき本だと思います。
寄付の魅力や意義をどのように伝えればよいのか、この本を読むとヒント満載です。具体的なノウハウは書かれていませんが、寄付者のインサイト(心の内側)を垣間見える内容になっているので、とっても参考になります。
また、寄付の魅力をわかりやすく伝えるためのキーワードが満載です。
一度、自団体の寄付募集のページやキャンペーンの文章を、この本を読みながらチェックしてみると、よいかもしれないですね。
この本を読んで、あらためて寄付の魅力にはまってしまいました。こんなポテンシャルのある手法に少しでも関わることが出来ることを感謝です。
ちなみに、一番のお気に入りは、「第4章 寄付する人 渋沢栄一に学ぶ 」です。
マジで、渋沢栄一、すごいです。
渋沢栄一の寄付者として、ファンドレイザーとしての足跡をこれだけわかりやくまとめてくれたのは、感涙ものでした。
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寄付をしてみよう、と思ったら読む本 単行本 – 2018/11/1
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購入オプションとあわせ買い
中田敦彦のYouTube大学「寄付をしてみよう12」で本書が紹介されました!
○寄付には、人と人をつなぐ力がある。誰ひとり取り残されない世界の実現のためには、寄付は欠かせない。日本ファンドレイジング協会を立ち上げた、日本における寄付ムーブメントの旗振り役と、「寄付もまた本業の1つ」と語る、コモンズ投信会長による、はじめての寄付の本。
○日本の寄付総額は7756億円、名目GDPの0.1%にすぎない。英国の1兆5035億(GDP比0.5%)、米国の30兆6664億円(GDP比1.4%)と大きな差がある。しかし、近年寄付をめぐる状況は大きく変わってきた。スマホを使えば簡単に寄付先が見つかり、その場でカード決済も可能。SNSを通じて寄付への思いをシェアすることによって簡単に他者とつながれるようになった。遺贈寄付や寄付控除など税制面での拡充も進んでいる。クラウドファンディングによって気軽にお金を出したいという考えの人も増えつつある。
ファンドレイザーの手引書としても有用な一冊。
目 次
序 章 寄付とは未来を信じる力
第1章 日本人は寄付が嫌いなの br> 第2章 こんな所で寄付が使われている
第3章 寄付をめぐる環境は様変わり
第4章 寄付する人 渋沢栄一に学ぶ
第5章 お金の4つの使い方--寄付教育のすすめ
○寄付には、人と人をつなぐ力がある。誰ひとり取り残されない世界の実現のためには、寄付は欠かせない。日本ファンドレイジング協会を立ち上げた、日本における寄付ムーブメントの旗振り役と、「寄付もまた本業の1つ」と語る、コモンズ投信会長による、はじめての寄付の本。
○日本の寄付総額は7756億円、名目GDPの0.1%にすぎない。英国の1兆5035億(GDP比0.5%)、米国の30兆6664億円(GDP比1.4%)と大きな差がある。しかし、近年寄付をめぐる状況は大きく変わってきた。スマホを使えば簡単に寄付先が見つかり、その場でカード決済も可能。SNSを通じて寄付への思いをシェアすることによって簡単に他者とつながれるようになった。遺贈寄付や寄付控除など税制面での拡充も進んでいる。クラウドファンディングによって気軽にお金を出したいという考えの人も増えつつある。
ファンドレイザーの手引書としても有用な一冊。
目 次
序 章 寄付とは未来を信じる力
第1章 日本人は寄付が嫌いなの br> 第2章 こんな所で寄付が使われている
第3章 寄付をめぐる環境は様変わり
第4章 寄付する人 渋沢栄一に学ぶ
第5章 お金の4つの使い方--寄付教育のすすめ
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2018/11/1
- 寸法12.8 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104532357985
- ISBN-13978-4532357986
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商品の説明
出版社からのコメント
寄付とは、未来を信じ、お金を使って、未来を選び取る行動だ! 「寄付月間」公式認定企画
寄付になんとなく関心はあるけれど、詳しいことがよくわからないし……というあなたに読んでもらいたい本です。
なぜ、寄付するといいことがあるのか、どんな分野に寄付金が必要とされているのか、数ある中から寄付をする先をどう選べばいいか、本書を読めば理解が深まります。
寄付になんとなく関心はあるけれど、詳しいことがよくわからないし……というあなたに読んでもらいたい本です。
なぜ、寄付するといいことがあるのか、どんな分野に寄付金が必要とされているのか、数ある中から寄付をする先をどう選べばいいか、本書を読めば理解が深まります。
著者について
渋澤 健
コモンズ投信株式取締役会長・創業者
1961年生まれ。1987年UCLA大学でMBA取得。JPモルガン、ゴールドマンサックス等を経て、米ヘッジファンド、ムーア・キャピタルの日本代表に就任。2001年に独立、シブサワ・アンド・カンパニー設立。2008年コモンズ投信設立。経済同友会幹事、他。
日本における資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一は、祖父の祖父にあたる。
著書に『渋沢栄一100の金言』(日経ビジネス人文庫)ほか多数。
鵜尾 雅隆
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会代表理事。GSG社会インパクト投資タスクフォース日本諮問委員会副委員長、全国レガシーギフト協会副理事長、寄付月間推進委員会事務局長。
1968年生まれ。JICA、外務省経済協力局等を経て、08年、NPO、ソーシャルビジネス向けのコンサルティングを行う、株式会社ファンドレックスを創設。09年、日本ファンドレイジング協会を創設し、12年から現職。
著書に『ファンドレイジングが社会を変える』(三一書房)。
コモンズ投信株式取締役会長・創業者
1961年生まれ。1987年UCLA大学でMBA取得。JPモルガン、ゴールドマンサックス等を経て、米ヘッジファンド、ムーア・キャピタルの日本代表に就任。2001年に独立、シブサワ・アンド・カンパニー設立。2008年コモンズ投信設立。経済同友会幹事、他。
日本における資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一は、祖父の祖父にあたる。
著書に『渋沢栄一100の金言』(日経ビジネス人文庫)ほか多数。
鵜尾 雅隆
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会代表理事。GSG社会インパクト投資タスクフォース日本諮問委員会副委員長、全国レガシーギフト協会副理事長、寄付月間推進委員会事務局長。
1968年生まれ。JICA、外務省経済協力局等を経て、08年、NPO、ソーシャルビジネス向けのコンサルティングを行う、株式会社ファンドレックスを創設。09年、日本ファンドレイジング協会を創設し、12年から現職。
著書に『ファンドレイジングが社会を変える』(三一書房)。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2018/11/1)
- 発売日 : 2018/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 250ページ
- ISBN-10 : 4532357985
- ISBN-13 : 978-4532357986
- 寸法 : 12.8 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 32,297位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61位社会福祉関連書籍
- - 2,542位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年1月1日に日本でレビュー済み
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2019年1月10日に日本でレビュー済み
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寄付ってなんだろう
寄付ってどうやったらいいんだろう
寄付って…寄付って…
…読んだあとには、
寄付ってこういうことなんだ!
寄付ってこうするんだ!
寄付って簡単なんだ!
…たくさんの◯◯なんだ!に出会えました
さあ、寄付をしよう!
寄付ってどうやったらいいんだろう
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…読んだあとには、
寄付ってこういうことなんだ!
寄付ってこうするんだ!
寄付って簡単なんだ!
…たくさんの◯◯なんだ!に出会えました
さあ、寄付をしよう!
2020年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お上を人柄で選び、生きる選択肢を裁量行政に依存するべき日本人に寄付は根付かない、山本七平によると、終末理論のように未来を見据える風習のない日本人は「明日も明後日も今日の永遠を生きている」福沢が言うように、輸入した近代国家というミカン箱にジャガイモや大根を押し込めてもミカンにはならない
2019年9月22日に日本でレビュー済み
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寄付に関する効果や歴史、関連する職業や団体、寄付の教育など細かく章に分けられています。文量が多いものの、細かく分けられさらに一つ一つの章が簡潔に書かれているため負担なく読むことができました。他の書籍からの言葉ですが、与えるから与えられる。その言葉を胸に、さらに寄付への関心を高めてくれる良書です。
2019年2月20日に日本でレビュー済み
私の遺産に対する考えは100%国庫に収めた方が社会のために良いというものなのですが、より社会のために効果的な遺贈寄付というものを知ることが出来ました。結婚していなくて親子供がいなければ自分の遺産を全額寄付出来るというすばらしい制度です。(法的に遺留分が保証されているのは配偶者・子供・父母)国庫に納めるのは中央集権型、遺贈寄付は分散システムというところでしょうか。これから遺贈寄付を増やしていくことで中央集権型と分散システムのバランスが良くなっていくのでは無いでしょうか。
またビル&メリンダ財団はファミリー財団というもので日本では300万円から同様の財団を作ることができるとのことでした。ビル&メリンダ財団に憧れを抱いていましたが、いずれは私もファミリー財団を作ってみようと思いました。
またビル&メリンダ財団はファミリー財団というもので日本では300万円から同様の財団を作ることができるとのことでした。ビル&メリンダ財団に憧れを抱いていましたが、いずれは私もファミリー財団を作ってみようと思いました。
2019年2月4日に日本でレビュー済み
高度成長期とバブルの時代を生きたシニアとして、いま社会の行き詰まりのなかで、一市民として「このままでいいのか」という、もやもやする気持ちのなかにいる。せめてできることをと、NGO/NPOのマンスリーサポーターになってみたり、街角に立つ子どもたちの募金箱にほそぼそと寄付をしたり。
われわれが若かった時代、社会福祉は国の仕事だった。それをしていない国を権威主義だと批判してきた。しかし社会情勢は、国の手の届いていないところで、深刻に悪化している。そこの隙間を埋めようと、NPOができ、想いある市民が頑張っている。NPOの財源は寄付だ。
この本では、寄付について、考え方から方法論まで今の視点で総合的に書かれている。わたしのような理屈屋のために、歴史からさかのぼり、現在の社会状況と寄付の関係までを、わかりやすく教えてくれる。ただ「よいことだ」と一方的に寄付を求められても、お金を出す気にはならない。なぜ、いま寄付なのか、どう使われるのか。おかげで、寄付先であるNPOなどのことが、ようやくわかった。
著者は、独立系の長期投資会社「コモンズ投信」創業者の渋澤健氏と、寄付集めの専門家を養成する日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅隆氏。
「コモンズ投信」では、社会課題を解決しようと起業する人たちを応援するプログラムに、信託報酬の一部を寄付している。渋澤氏は、「日本の資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一の5代目の子孫だそうだ。「日本の資本主義」というと、効率化の名のもとに利益だけを追いかけた資本主義のことではないか、と思うが、本来は「合本主義」といった。「今日よりも良い明日」のために、民間力を結集すれば、小さな雫も大河となり、社会を変える力を持つという意味だという。寄付の本質と同じ。これも勉強になった。
われわれが若かった時代、社会福祉は国の仕事だった。それをしていない国を権威主義だと批判してきた。しかし社会情勢は、国の手の届いていないところで、深刻に悪化している。そこの隙間を埋めようと、NPOができ、想いある市民が頑張っている。NPOの財源は寄付だ。
この本では、寄付について、考え方から方法論まで今の視点で総合的に書かれている。わたしのような理屈屋のために、歴史からさかのぼり、現在の社会状況と寄付の関係までを、わかりやすく教えてくれる。ただ「よいことだ」と一方的に寄付を求められても、お金を出す気にはならない。なぜ、いま寄付なのか、どう使われるのか。おかげで、寄付先であるNPOなどのことが、ようやくわかった。
著者は、独立系の長期投資会社「コモンズ投信」創業者の渋澤健氏と、寄付集めの専門家を養成する日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅隆氏。
「コモンズ投信」では、社会課題を解決しようと起業する人たちを応援するプログラムに、信託報酬の一部を寄付している。渋澤氏は、「日本の資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一の5代目の子孫だそうだ。「日本の資本主義」というと、効率化の名のもとに利益だけを追いかけた資本主義のことではないか、と思うが、本来は「合本主義」といった。「今日よりも良い明日」のために、民間力を結集すれば、小さな雫も大河となり、社会を変える力を持つという意味だという。寄付の本質と同じ。これも勉強になった。
2018年12月5日に日本でレビュー済み
寄付は、した方が良いとは思いながらもできない自分がいました。
なぜなら、どこに寄付をしたらいいかわからないから
この本を読んで、受動的(回覧などで回ってくる)寄付から能動的(調べて共感できる)寄付をしてみようと思いました。
寄付により、もっと輝く未来があるのかなと思います。
なぜなら、どこに寄付をしたらいいかわからないから
この本を読んで、受動的(回覧などで回ってくる)寄付から能動的(調べて共感できる)寄付をしてみようと思いました。
寄付により、もっと輝く未来があるのかなと思います。