やる気を失っていた3人の男が、三者三様に命を燃やし始める姿に、読んでいるほうも燃えてくる。
最後はきれいにまとまり過ぎという気もするが、とても面白くて楽しめた。
倉島警部補シリーズの続編をこれから読むのが楽しみ。
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曙光(しょこう)の街 (文春文庫) Kindle版
元KGBで日露混血のスパイ、ヴィクトルが日本に潜入した。目的は某暴力団組長の暗殺。ロシアンマフィアから“あるもの”を持ち去った報復のため、金で雇われたのだ。一報をうけた警視庁ではなぜか、やる気のない公安部の倉島警部補が担当を命じられ、標的となっている組長の方は、プロ野球選手崩れの武闘派ヤクザ・兵藤が護衛にあたる。ヴィクトル、倉島、兵藤…人生に情熱を失いかけた男達が、命賭けの戦いの中で見出したものは。人気ネオ・アクションノヴェル!
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2005/9/10
- ファイルサイズ1231 KB
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
元KGBの殺し屋・ヴィクトルが日本に潜入した。標的は赤坂で勢力を伸ばすヤクザ組長。迎え撃つのは、プロ野球生活に挫折して組幹部になった兵藤と、警視庁公安部の倉島警部補。3人が緊迫した戦いの果てに見いだしたものは?
登録情報
- ASIN : B009A498BY
- 出版社 : 文藝春秋 (2005/9/10)
- 発売日 : 2005/9/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1231 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 349ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,974位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,342位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (Kindleストア)
- - 4,927位文春文庫
- - 23,965位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955(昭和30)年北海道生れ。
上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断―隠蔽捜査2―』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。
さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。『イコン』『リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―』『花水木』『TOKAGE』『心霊特捜』『処断』『疑心―隠蔽捜査3―』『同期』『凍土の密約』など著書多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本屋でこの商品を見つけ読んで面白かったので、そのシリーズを購入しようとしましたが本屋では在庫が…と言われて、アマゾンのサイトへ 幸いに全巻揃えることが出来 さすがアマゾンと感じました。
10年前の商品も求めることが出来るアマゾン 感謝してます。
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2019年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
隠蔽捜査シリーズが好きなので、この作家の別物を読んでみたくなり購入しましたが内容は記憶していません。
2015年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全てのキャラクターに血が通っている。
この作家の小説はストーリーもさることながら、会話の端々にキャラクターの性格があり、会話だけで充分感動させられる。
一見安っぽいタイトルとは裏腹な名作です。
この作家の小説はストーリーもさることながら、会話の端々にキャラクターの性格があり、会話だけで充分感動させられる。
一見安っぽいタイトルとは裏腹な名作です。
2014年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"ボディーガード工藤兵悟シリーズ4"を読めば、必ず本作に手が伸びると言った。だが、作品歴から言えば、本作のほうが早い訳で、既読の向きにはもったいつけてつべこべ能書きたれるなどチャンチャラ可笑しい、片腹痛いことだったろうといまさらに反省。
しかし……
机上に両シリーズを並べ、今まさにどちらから手にしようと思案中であるなら、まずはボディーガードシリーズの4巻を読み上げてから、その興奮冷めやらぬうちに本作にかかられんことをお勧めしたい。
そのくらいボディーガードシリーズ4で膨らんだ妄想に読者心は支配されていようから、その張りつめた期待感は本作の最高のスパイス、いやそれ以上、もしかしたら作外の隠れ立役者たり得るに違いない。
膨らみ切ったバルーンを胸に押し込んで、いつ何時「パーン」と弾けても、即反応できる構えでもって読み始める。いつ来るかいつ来るかと待ち受けるが、なかなか「パーン」とはいかず、さりとて銃弾を受けたシャツの胸にじわじわと赤いものが滲み出て広がるようで、その引っ張り感も悪くない。比較の問題だが、ボディーガードシリーズに比べれば、本作はやや進捗が緩やかなぶん、読み進めるモチベーションを支えるに大いに貢献している。
というか、ストーリーはすべてあたかも、最後の最後のドラマティックな終結を迎えるための布石の累積のよう。作品に浸りきって、一石一石、丁寧に積み重ねていくがいいのだ。道はその石積み・ケルンの間にこそ正しく開かれている。漏らさず石を追った先の頂に立てば初めて、いつの間にかすべての謎が解けていることに気づく。
だが……
さて困った。本作は本作で長々たるシリーズの一端を担っているに過ぎないとは、本作を入手の際に知れることなのだが、そんなこんなで「ツンドク」が一気に増えてしまった。妄想の膨張を誘ったキャラクターが登場するもう一冊は、すぐにも読み始めるとして、その後はどうするか……
本作のシリーズ「倉島警部補」シリーズに道をとるか、はたまたハンドルを切って、間もなくTVドラマの放映が始める科捜研STシリーズに行きたくもあり、なんとも悩ましい。
と言いながらたぶん……
なんせ、ミーハーなんですわ。
ぽぽぽ……
しかし……
机上に両シリーズを並べ、今まさにどちらから手にしようと思案中であるなら、まずはボディーガードシリーズの4巻を読み上げてから、その興奮冷めやらぬうちに本作にかかられんことをお勧めしたい。
そのくらいボディーガードシリーズ4で膨らんだ妄想に読者心は支配されていようから、その張りつめた期待感は本作の最高のスパイス、いやそれ以上、もしかしたら作外の隠れ立役者たり得るに違いない。
膨らみ切ったバルーンを胸に押し込んで、いつ何時「パーン」と弾けても、即反応できる構えでもって読み始める。いつ来るかいつ来るかと待ち受けるが、なかなか「パーン」とはいかず、さりとて銃弾を受けたシャツの胸にじわじわと赤いものが滲み出て広がるようで、その引っ張り感も悪くない。比較の問題だが、ボディーガードシリーズに比べれば、本作はやや進捗が緩やかなぶん、読み進めるモチベーションを支えるに大いに貢献している。
というか、ストーリーはすべてあたかも、最後の最後のドラマティックな終結を迎えるための布石の累積のよう。作品に浸りきって、一石一石、丁寧に積み重ねていくがいいのだ。道はその石積み・ケルンの間にこそ正しく開かれている。漏らさず石を追った先の頂に立てば初めて、いつの間にかすべての謎が解けていることに気づく。
だが……
さて困った。本作は本作で長々たるシリーズの一端を担っているに過ぎないとは、本作を入手の際に知れることなのだが、そんなこんなで「ツンドク」が一気に増えてしまった。妄想の膨張を誘ったキャラクターが登場するもう一冊は、すぐにも読み始めるとして、その後はどうするか……
本作のシリーズ「倉島警部補」シリーズに道をとるか、はたまたハンドルを切って、間もなくTVドラマの放映が始める科捜研STシリーズに行きたくもあり、なんとも悩ましい。
と言いながらたぶん……
なんせ、ミーハーなんですわ。
ぽぽぽ……
2016年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
楽しく読みました❗️何時も今野作品は、期待を裏切らない❗️スリルはあるも安心して読めました❗️
2016年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。
2013年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通に楽しめる作品です。
でも馳星周と比べるとちょっと…。
武士猿とかの方が好きですね。
でも馳星周と比べるとちょっと…。
武士猿とかの方が好きですね。