内容紹介
2003年2月にリリースされた「ギター・ルネッサンス」で初のアコースティッ ク・ソロ・パフォーマンスに挑戦、ギタリストとしての原点に立ち戻った渡辺香津美。クラシックからビートルズ・ナンバーまで、アコースティックギター1本で名曲に向き合ったこのアルバムリリースは、まさに<香津美ルネッサンス>でもありました。そんな渡辺香津美が半年を経て発表するのは、なんと180度趣が異なるエレクトリック・ギター弾きまくりアルバム!! リチャード・ボナ(b)、エル・ネグロ・オラシオエルナンデス(ds)というこの上ないメンバーを集めて結成した“渡辺香津美New Electric Trio”で新たなエレクトリック・グルーブ・ミュージックに挑みます!タイトルの「Mo’Bop”(モーバップ)は、ジャズ、ロック、ファンク、ブルースといった音楽を内包しつつ渡辺香津美New Electric Trioが提唱する新しい時代のBopを意味し、そのサウンドをここに具現化しています。3ピースのロックバンドのようにタイトに弾け、更に加速度を増したフュージョン&クロスオーヴァー・ミュージックというべき疾走感が溢れます。過去の大ヒット作「トチカ」より、名曲「ユニコーン」をNew Electoric Trioスタイルにヴァージョンアップさせた「Tricorn」も収録。全てのギター・ファンに捧げる、渡辺香津美待望のエレクトリック・ギター・アルバム。
アーティストについて
渡辺香津美 (Kazmumi Watanabe) 1953年東京都生まれ。17才でデビューし、現在名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。2010年「ギター生活40周年」を記念して「トチカ2010」リユニオンほか数々のイベントを展開した。生粋のインプロヴァイザーの資質を生かし、常に最先端インストゥルメンタルを創造し続け、広く音楽文化に貢献している。