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男尊女子 (集英社学芸単行本) Kindle版
社会現象を巻き起こした『負け犬の遠吠え』、子の有無から女性の人生を考察した『子の無い人生』など、自身の同世代と並走し話題作を送り続ける著者が、現代日本社会の男尊女卑意識に切り込む。日本社会の男尊女卑感は、男性側だけによるものなのか。女性側にも「男が上、女が下」という意識はないだろうか。現代日本社会の女性蔑視感を女性側の視点から浮き彫りにする。学生時代、運動部系女子マネージャーに眉を顰めたことはないだろうか? 夫でも恋人でもない男子の汚れ物を嬉々として洗っているあの女たちは何者なのか(「小さな女子マネ」)。デスクを回って茶を淹れる女性社員を横目に「女を捨てて仕事に邁進したいわけではないが、茶を淹れる、しかも自分よりアホで暇そうな男性社員に…それはできない!」という雇均法第一世代女性社員がいた一方、お茶女子を全うするキャリア組も(「お茶女子」)。男尊女卑のアイコン、九州男児。リベラル系東京女と最悪の相性と言われる彼らも、その逆の組み合わせ――東京男と九州女子は、うまくいくことが多いらしい。その意味するところは?(「九州男女」)。夫、旦那、ダーリン。婚姻相手の呼称が女性の深層心理を炙り出す。「養ってもらっている」専業主婦ならともかく、キャリア妻が「うちの主人」と言えるのはなぜなのか(「主人」)。他、合計20章のエッセイ集。
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2017/5/31
- ファイルサイズ1141 KB
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ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- ASIN : B0744BDN85
- 出版社 : 集英社 (2017/5/31)
- 発売日 : 2017/5/31
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1141 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 207ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 365,929位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,438位エッセー・随筆 (Kindleストア)
- - 10,943位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月23日に日本でレビュー済み
この手のテーマの本によくある、正しい答えをすでに持っている私が、間違っている世の中に啓蒙してやろうという傲慢なところがなく、決して自分を棚に上げず、問題を粘り強くそして軽やかに考察してゆく。
政治がらみの話になるとちょっと陳腐な優等生的になるのが残念。性の章には笑った。
政治がらみの話になるとちょっと陳腐な優等生的になるのが残念。性の章には笑った。
2017年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は筆者より少し年齢が下です。専門技術職なので、独身時代も一家を養える位の給料もありましたし、仕事ではスキルを磨く以外の苦労はあまりなかった。。。そんな私でも(そんな私だからこそ?)若い頃には友人の発言を不思議に感じ、また、現在、結婚して子育てをしている中で数々の悩みや強烈な違和感に直面しています。そしてこのモヤモヤをどう処理していいか分からず今の年まで至っている状態でした。
例えば:
•高校生の時、大学卒業まで6年かかると同級生(女子)に話したら、「そんなところ行ったらババアになっちゃうじゃん。嫁に行けなくなるよ」と言われた。
•社会人5年目。高校時代の同級生と食事をした時、私の月収を察した彼女が言ったこと「そんなに稼いでいるなら、もう結婚する必要ないじゃない」
•PTAの構成員はほとんど女性なのに、会長は男性。(男性が会長の方が円滑にまわるから、とお母さんたちにお願いされたとのこと)
•転職活動で仲介業者と条件について話し合っていた時のこと。希望の年収について話し合いに移った時、業者から「(額を提示しながら)この金額でご主人は大丈夫ですか?」と聞かれた。
•家計折半なのに、家事、子育ては女性がするのが当然と思っている夫
•家で一番偉いのはお父さん、と子供達に言う夫
•共働き自体無理なのでは?と思われるような家庭をもつ同僚。仕事は超優秀で、睡眠を3時間まで削り両立している。こんな極限状態でも、家庭や職場では『家庭のことは母親の私事』扱い。彼女はその状況受け入れて、愚痴も言わずいつも笑顔で頑張り続けています。
•義父からDVやモラハラを受け続けても、尽くす義母。口癖は「ゴメンね」。義母は「私は頭が良くないから」 と言いながら笑っています。(義母は、高卒ですが頭のいい方です)
私が長年抱えていたモヤモヤを、この本は実に分かりやすく言語化してくれて、気分がスッキリとしました。
ただ、一度スッキリした後も、現実にかえると「ヤッパリ理不尽」と思ったり、自分の中の男尊女子な部分を意識化してモヤモヤしてしまいます。そんな私は、筆者&雅子さま系でしょうか。
例えば:
•高校生の時、大学卒業まで6年かかると同級生(女子)に話したら、「そんなところ行ったらババアになっちゃうじゃん。嫁に行けなくなるよ」と言われた。
•社会人5年目。高校時代の同級生と食事をした時、私の月収を察した彼女が言ったこと「そんなに稼いでいるなら、もう結婚する必要ないじゃない」
•PTAの構成員はほとんど女性なのに、会長は男性。(男性が会長の方が円滑にまわるから、とお母さんたちにお願いされたとのこと)
•転職活動で仲介業者と条件について話し合っていた時のこと。希望の年収について話し合いに移った時、業者から「(額を提示しながら)この金額でご主人は大丈夫ですか?」と聞かれた。
•家計折半なのに、家事、子育ては女性がするのが当然と思っている夫
•家で一番偉いのはお父さん、と子供達に言う夫
•共働き自体無理なのでは?と思われるような家庭をもつ同僚。仕事は超優秀で、睡眠を3時間まで削り両立している。こんな極限状態でも、家庭や職場では『家庭のことは母親の私事』扱い。彼女はその状況受け入れて、愚痴も言わずいつも笑顔で頑張り続けています。
•義父からDVやモラハラを受け続けても、尽くす義母。口癖は「ゴメンね」。義母は「私は頭が良くないから」 と言いながら笑っています。(義母は、高卒ですが頭のいい方です)
私が長年抱えていたモヤモヤを、この本は実に分かりやすく言語化してくれて、気分がスッキリとしました。
ただ、一度スッキリした後も、現実にかえると「ヤッパリ理不尽」と思ったり、自分の中の男尊女子な部分を意識化してモヤモヤしてしまいます。そんな私は、筆者&雅子さま系でしょうか。
2020年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題の「男尊女子」は勿論「男尊女卑」のもじりだが、その「男尊女卑」という風潮の半分を作っているのは「男尊女子」ではないか、という著者らしい捻ったエッセイ。
著者の主旋律は草食系男子の出現や男女雇用機会均等法の成立などによって「女性差別」や「男尊女卑」は滅んだかに見えて、実は「隠れて」生きているというもの。例えば、女性らしく(これが既に問題だが)対等に「一歩引く」が実は「一段下がる」という現実。「男尊女卑」の風潮が強いと言われている九州女子の「男を立てる→男を勃てる」姿勢。女性ファッション雑誌に見る「男性に好まれるファッション」。(少なくなったが)女言葉(例えば、「サザエさん」のフネや女優の台詞)。夫婦同姓論者。未だに存在するカマトト・アイドル。欧米流のレディー・ファーストがもたらす快感。初心なフリをした性的サービス。"かわいい"が好まれ、気が強い女性は損という現実。未だに活きている嫁姑という立場から来るプレッシャー等々。
この他にも子細な例示・議論があるが、"女性らしさ"を求める男性や社会に対して問題提起をしているのである。例に関しては、著者の体験あるいは著者の友人の話としているが、これが本当か否かは不明。「男尊女卑」と言えば、DVの問題もあるだろうが、そうした面にはツッコんでおらず、やや物足りない。その上、「男尊女卑」の原因の半分が「女子」にあるとあっては不毛な議論にも映る。読めば面白いが、発展性がない様にも感じた。
著者の主旋律は草食系男子の出現や男女雇用機会均等法の成立などによって「女性差別」や「男尊女卑」は滅んだかに見えて、実は「隠れて」生きているというもの。例えば、女性らしく(これが既に問題だが)対等に「一歩引く」が実は「一段下がる」という現実。「男尊女卑」の風潮が強いと言われている九州女子の「男を立てる→男を勃てる」姿勢。女性ファッション雑誌に見る「男性に好まれるファッション」。(少なくなったが)女言葉(例えば、「サザエさん」のフネや女優の台詞)。夫婦同姓論者。未だに存在するカマトト・アイドル。欧米流のレディー・ファーストがもたらす快感。初心なフリをした性的サービス。"かわいい"が好まれ、気が強い女性は損という現実。未だに活きている嫁姑という立場から来るプレッシャー等々。
この他にも子細な例示・議論があるが、"女性らしさ"を求める男性や社会に対して問題提起をしているのである。例に関しては、著者の体験あるいは著者の友人の話としているが、これが本当か否かは不明。「男尊女卑」と言えば、DVの問題もあるだろうが、そうした面にはツッコんでおらず、やや物足りない。その上、「男尊女卑」の原因の半分が「女子」にあるとあっては不毛な議論にも映る。読めば面白いが、発展性がない様にも感じた。
2017年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつもより心に響きました。ん?と思っても深く考えないようにしていた事をはっきりと文章にしていて面白く読みました。
2019年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学教員として日々現代の女子学生さんと触れ合うたびに痛感する、女性の生き方の変化をサラリと分析されていて秀逸。男女平等、独立自尊はもはや現代女子の目標ではなくなり、男尊女子としての生き方にあこがれる女子が急増中。高い教育のみ受けて、経済活動に還元しない生き方が理想とされると、日本の国際競争力の低下は免れない。国家の危機的状況に鈍感な、ゆでガエル日本人女子ならではの、平和が続く前提においてのみ成立する考え方ではあるが。
2020年6月4日に日本でレビュー済み
男女平等が叫ばれる一方、
男性をサポートし、男性にチヤホヤされたい(ある程度の女性は持っている)感覚を大変読みやすい文章でサラリと綴ってくだる。
著者は私よりひとまわり上の世代で
そのため親が戦争を経験している世代で
そのあたりの見解が特に興味深かった。
ただ、姪っ子さんのエピソードや感覚を受けて簡易に「男尊女卑はかなりなくなった」という前提で始まる点には心底がっかりでもあった。
上の世代が感じなかった男女差別や不平等はまだまだ山ほどあるのが日本である。
とはいえ常にその一方で…と、語られがちなのが男尊女子の存在なんだよな。と複雑な関係について考えさせられた。
男性をサポートし、男性にチヤホヤされたい(ある程度の女性は持っている)感覚を大変読みやすい文章でサラリと綴ってくだる。
著者は私よりひとまわり上の世代で
そのため親が戦争を経験している世代で
そのあたりの見解が特に興味深かった。
ただ、姪っ子さんのエピソードや感覚を受けて簡易に「男尊女卑はかなりなくなった」という前提で始まる点には心底がっかりでもあった。
上の世代が感じなかった男女差別や不平等はまだまだ山ほどあるのが日本である。
とはいえ常にその一方で…と、語られがちなのが男尊女子の存在なんだよな。と複雑な関係について考えさせられた。
2017年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和や戦前の男尊女卑がもはや過去のものとなった日本に於いて、依然存在する女性に対する有形無形のプレッシャーをエッセーの様な感じで分析している。女子力を高めたり、気の強い女性と思われないようにしたり、男尊女子として振る舞うことは、古い価値観の名残だったり、女性として、結婚、出産の為の生存戦略だったりという分析が非常に面白い。
他方で、自分自身がこの価値感に貢献しないよう少々反省させられた。
読みやすく面白い。おすすめ。
他方で、自分自身がこの価値感に貢献しないよう少々反省させられた。
読みやすく面白い。おすすめ。