年度始め号ということで藤井六段のC2一期抜けと記録四冠。
順位戦の最終結果、新四段の誕生、タイトル戦決着と記事はかなり盛りだくさん。
その中でも王将戦の予選でついに当たった「杉本七段VS藤井六段戦」の師弟対決を
師匠である杉本七段が自戦記として寄稿している。
こういっちゃなんだが読んでいて、負けたとはいえ杉本七段が嬉しくてしょうがないんだな。
と思われる文章であった。是非一読していただきたいと思う。

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将棋世界 2018年5月号 雑誌 – 2018/4/3
羽生善治、名人挑戦! 藤井聡太、記録4冠達成!
●巻頭カラー
・第76期順位戦プレーオフ 名人挑戦者決定戦
名人挑戦者は羽生善治 文/瀬尾淳
・第67期王将戦七番勝負 久保利明王将vs豊島将之八段
[第6局]意地の振り飛車で防衛 記/渡部壮大
・第43期棋王戦五番勝負 渡辺 明棋王vs永瀬拓矢七段
[第3局]渡辺は燃えているか 記/大川慎太郎
・クローズアップ師弟戦(第68期王将戦一次予選)杉本昌隆七段vs藤井聡太六段
感慨深さの裏側にあるもの 自戦記/七段 杉本昌隆
●特集 第76期順位戦最終局
[A級] 史上初の6者プレーオフに 文/瀬尾淳
プレーオフハイライト 文/編集部
[B級1組]阿久津が逆転でA級復帰 文/一瀬浩司
[B級2組]大石が勝って降級点を回避 文/編集部
[C級1組]9勝が3人の大激戦 文/池田将之
[C級2組]最後の最後に起こったドラマ 文/相崎修司
・昇級者喜びの声
阿久津主税八段、野月浩貴八段、畠山鎮七段、千田翔太六段、
永瀬拓矢七段、藤井聡太六段、都成竜馬五段、増田康宏五段
●プロ棋戦
・第11期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦 岩根忍女流三段vs西山朋佳奨励会三段
研究が実った勝利 自戦解説/西山朋佳奨励会三段
●戦術特集 豪快! 阪田流向かい飛車――阪田流が現代将棋で復活――
・Chapter1 コラム「阪田流向かい飛車の真実」 鈴木宏彦
・Chapter2 阪田流今昔講座「現代に甦る阪田流」 【講師】安用寺孝功六段
・Chapter3 次の一手「阪ちゃんの阪田流 戦いの急所」【出題】阪口悟五段
●カラー
・新四段誕生 長谷部浩平四段&池永天志四段
・山崎隆之八段、13年ぶりの栄冠 第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝
・西山朋佳奨励会三段、五番勝負へ 第11期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦
・渡部愛女流二段(LPSA)、タイトル初挑戦 第29期女流王位戦挑戦者決定戦
・祝 伊藤かりん(乃木坂46)アマ初段!
●連載読み物
・リレー自戦記 プロの思考「再起の1年に」 記/千田翔太六段
・藤井聡太 記録への道 (順位戦、王座戦、王将戦、新人王戦)
●連載講座
・第4回 最新型はサトシにお任せ
「角換わり【前編】―△6二金型の全貌」 講師/高野智史四段
・かりんの振り飛車WATCH 特別編
「伊藤かりん初段試験実施! 」
試験官/森内俊之九段 受験生/伊藤かりん(乃木坂46)立会人/戸辺誠七段
・「イメージと読みの将棋観・2」 郷田九段、屋敷九段、木村九段、糸谷八段、藤井聡六段、増田康五段 構成/鈴木宏彦
「時代は4五桂ポン跳ね」「佐藤康光、一分将棋の読みきり」「升田幸三対灘蓮照、白熱の終盤戦」「青年長嶋に升田の強烈アドバイス」
など
●付録
「中田章道 実戦型詰将棋作品集」著/中田章道七段
●巻頭カラー
・第76期順位戦プレーオフ 名人挑戦者決定戦
名人挑戦者は羽生善治 文/瀬尾淳
・第67期王将戦七番勝負 久保利明王将vs豊島将之八段
[第6局]意地の振り飛車で防衛 記/渡部壮大
・第43期棋王戦五番勝負 渡辺 明棋王vs永瀬拓矢七段
[第3局]渡辺は燃えているか 記/大川慎太郎
・クローズアップ師弟戦(第68期王将戦一次予選)杉本昌隆七段vs藤井聡太六段
感慨深さの裏側にあるもの 自戦記/七段 杉本昌隆
●特集 第76期順位戦最終局
[A級] 史上初の6者プレーオフに 文/瀬尾淳
プレーオフハイライト 文/編集部
[B級1組]阿久津が逆転でA級復帰 文/一瀬浩司
[B級2組]大石が勝って降級点を回避 文/編集部
[C級1組]9勝が3人の大激戦 文/池田将之
[C級2組]最後の最後に起こったドラマ 文/相崎修司
・昇級者喜びの声
阿久津主税八段、野月浩貴八段、畠山鎮七段、千田翔太六段、
永瀬拓矢七段、藤井聡太六段、都成竜馬五段、増田康宏五段
●プロ棋戦
・第11期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦 岩根忍女流三段vs西山朋佳奨励会三段
研究が実った勝利 自戦解説/西山朋佳奨励会三段
●戦術特集 豪快! 阪田流向かい飛車――阪田流が現代将棋で復活――
・Chapter1 コラム「阪田流向かい飛車の真実」 鈴木宏彦
・Chapter2 阪田流今昔講座「現代に甦る阪田流」 【講師】安用寺孝功六段
・Chapter3 次の一手「阪ちゃんの阪田流 戦いの急所」【出題】阪口悟五段
●カラー
・新四段誕生 長谷部浩平四段&池永天志四段
・山崎隆之八段、13年ぶりの栄冠 第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝
・西山朋佳奨励会三段、五番勝負へ 第11期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦
・渡部愛女流二段(LPSA)、タイトル初挑戦 第29期女流王位戦挑戦者決定戦
・祝 伊藤かりん(乃木坂46)アマ初段!
●連載読み物
・リレー自戦記 プロの思考「再起の1年に」 記/千田翔太六段
・藤井聡太 記録への道 (順位戦、王座戦、王将戦、新人王戦)
●連載講座
・第4回 最新型はサトシにお任せ
「角換わり【前編】―△6二金型の全貌」 講師/高野智史四段
・かりんの振り飛車WATCH 特別編
「伊藤かりん初段試験実施! 」
試験官/森内俊之九段 受験生/伊藤かりん(乃木坂46)立会人/戸辺誠七段
・「イメージと読みの将棋観・2」 郷田九段、屋敷九段、木村九段、糸谷八段、藤井聡六段、増田康五段 構成/鈴木宏彦
「時代は4五桂ポン跳ね」「佐藤康光、一分将棋の読みきり」「升田幸三対灘蓮照、白熱の終盤戦」「青年長嶋に升田の強烈アドバイス」
など
●付録
「中田章道 実戦型詰将棋作品集」著/中田章道七段
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最優秀棋士賞は羽生竜王であった。藤井六段をはじめ、菅井王位、豊島八段、永瀬七段等、若い棋士達の勢いは凄まじい。そんな中、40代の羽生竜王と久保王将の奮闘は素晴らしかった。20代では出来たものが、40代では衰えて出来なくなっていく。それでもタイトルを保持している事実には、頭が下がる思いだ。今期の名人戦は年齢的に佐藤名人が有利だと思うが、羽生竜王に頑張ってもらいたい。一方、渡辺棋王は若手ではないだろうが、まだまだ老け込む年齢ではないはずだ。渡辺棋王の再起も期待したい。
2018年4月7日に日本でレビュー済み
今月号は「順位戦」特集と言って良い。私もAbemaTVで終日ハラハラしながら観ていた「将棋界で一番長い日」の全5局のポイント解説が掲載されていると共に、前代未聞の6名のプレーオフという波乱の末の決勝戦「稲葉vs羽生」の概説・写真が巻頭を飾っている。A級だけではなく、全てのクラスの結果も載っていて流石の充実振りである。その中で、今期のビッグ・ニュースは渡辺のA級からの降格と、丸山のB級からの降格であろう。糸谷のA級昇格も来季の波乱を予感させる。昇級者の喜びの声も載っており、個人的には永瀬に期待している。
その渡辺の棋王戦第三局(本号時点)の模様も掲載されている。今期は渡辺の不調が目立ち、精神的にも落ち込んでいる様に映ったが、(本号を見る限り)棋王戦では意外とサバサバしていて、今後の逆襲を期待させる。同様に、久保の王将戦防衛についても掲載されている(この間、久保と豊島は何度顔を合わせた事か!)。敗れた豊島は順位戦と言い、王将戦と言い、「惜しい」、という他はないが、必ずや近い将来タイトルを取るであろう。
今月号のもう1つの目玉は、「杉本vs藤井(聡)」という師弟対決を杉本が自戦解説している点である。杉本が、「弟子として見る時は『藤井』、棋士として見る時は『藤井六段』、普段は『藤井君』」、と呼んでいる事を明かす等、本当にこの師弟関係は微笑ましい。
昨年の将棋界は藤井(聡)の活躍に始まり、<ひふみん>、そして羽生の「永世七冠」達成と最高の盛り上がりを見せ、今年も年頭の羽生の「国民栄誉賞」受賞で始まった。そして、今季の最後も、上述した通り、前代未聞の「将棋界で一番長い日」となり、益々盛り上がった。来季も更なる活性化を期待したい。
その渡辺の棋王戦第三局(本号時点)の模様も掲載されている。今期は渡辺の不調が目立ち、精神的にも落ち込んでいる様に映ったが、(本号を見る限り)棋王戦では意外とサバサバしていて、今後の逆襲を期待させる。同様に、久保の王将戦防衛についても掲載されている(この間、久保と豊島は何度顔を合わせた事か!)。敗れた豊島は順位戦と言い、王将戦と言い、「惜しい」、という他はないが、必ずや近い将来タイトルを取るであろう。
今月号のもう1つの目玉は、「杉本vs藤井(聡)」という師弟対決を杉本が自戦解説している点である。杉本が、「弟子として見る時は『藤井』、棋士として見る時は『藤井六段』、普段は『藤井君』」、と呼んでいる事を明かす等、本当にこの師弟関係は微笑ましい。
昨年の将棋界は藤井(聡)の活躍に始まり、<ひふみん>、そして羽生の「永世七冠」達成と最高の盛り上がりを見せ、今年も年頭の羽生の「国民栄誉賞」受賞で始まった。そして、今季の最後も、上述した通り、前代未聞の「将棋界で一番長い日」となり、益々盛り上がった。来季も更なる活性化を期待したい。