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ベストセラーで読み解く現代アメリカ 単行本(ソフトカバー) – 2020/2/19
購入オプションとあわせ買い
「アメリカで話題になっている本はなんですか」?は、
人気レビュアーである著者がビジネスリーダーたちから常に聞かれる質問だ。
本の良し悪しというより、話題となる本は、アメリカ人の興味を如実に映す。
数々のトランプ本、ミシェル・オバマやヒラリーの回想録、ITビリオネアが抱く宇宙への夢、黒人や先住民から見える別の国アメリカ、ジェンダーの語られ方……
「ニューズウィーク日本版オフィシャルサイト」の連載を中心に、人気レビュアーが厳選して伝えるアメリカのいま。
【目次】
はじめに
Iアメリカの大統領
トランプを大統領に押し上げた、不機嫌な白人労働者階級Hillbilly Elegy
大統領選の波乱を予兆していたアメリカSF界のカルチャー戦争The Three-Body Problem/ The Fifth Season
巨額の金がアメリカを動かす、コーク兄弟のダークマネーDark Money
トランプはソシオパスなのか? 精神科医たちが見る大統領The Dangerous Case of Donald Trump
トランプ暴露本の白眉、ボブ・ウッドワードが取材したホワイトハウスの内側Fear
ブッシュ元大統領の矜持と贖罪Portraits of Courage
賛否が激しく分かれるヒラリーの大統領選回想記What Happened
爆発的に売れたミシェル・オバマの自伝Becoming
ディストピア小説化するトランプ時代のアメリカThe Testaments
IIアメリカの歴史
人気ミュージカルで現代に蘇った建国時代の英雄Alexander Hamilton
ベトナム戦争の機密を漏らしたエルスバーグは、英雄か裏切り者かMost Dangerous
複雑な中東の近代史がわかるジャーナリストの明快な報告書And Then All Hell Broke Loose
現代アメリカを培った狂気と幻想のアメリカ500年史Fantasyland
III移民の国、アメリカ
黒人女性として初めてノーベル文学賞を受賞したトニ・モリスンを偲んでThe Bluest Eye
白人の国、アメリカで、黒人はどのように生きたらいいのか? Between the World and Me
自分の国で異邦人として生きるアメリカ先住民の消えない苦悩There There
日系人収容所の体験を伝え続ける日系人俳優ジョージ・タケイThey Called Us Enemy
「アメリカ料理」には移民の人生ドラマが詰まっているKitchens of the Great Midwest
ファンが変えていく、ハリウッドの「ホワイトウォッシング」Crazy Rich Asians
インド系マジックリアリズムの旗手ラシュディが描く、移民の国アメリカThe Golden House
遅咲き日系人作家が生み出した、ロス黒人街の「ホームズ」IQ
在日パチンコ家族4世代の物語にアメリカ人が共感する理由Pachinko
カトリック教会を蘇らせた法王フランシスコの慈悲The Name of God Is Mercy
アメリカンドリームに翻弄されたリーマン重役と移民のNY物語Behold the Dreamers
IVセクシャリティとジェンダー
レイプ事件を隠ぺいした大学町が問いかけるアメリカの良心Missoula
性転換するわが子を守り通した両親の戦いの記録Becoming Nicole
完璧ではないフェミニストたちの葛藤The Female Persuasion
男女の力が逆転した世界を描くディストピア小説が読者に問いかけるものThe Power
「ジェンダー問題」について、アメリカの子どもたちが親よりも頼りにする児童書George/Aristotle and Dante Discover the Secrets of the Universe/Symptoms of Being Human
男女双方のストレス軽減を目指す「フェミニズム第3波」Unfinished Business
V居場所がない国
インターネットで他人を血祭りにあげる人々So You've Been Publicly Shamed
ソーシャルメディアはアメリカの少女たちから何を奪ったかAmerican Girls
戦場を生き延びた兵士は、なぜ祖国で壊れるのか? Tribe
強烈な「毒親」の呪縛から、大学教育で抜け出した少女Educated
少女時代に受けた集団レイプが破壊した女性作家の人生Hunger
植物をこよなく愛するリケジョの波乱の半生Lab Girl
アメリカで黒人の子どもたちがたたき込まれる「警官との接し方」The Hate U Give
VI競争社会の光と影
ウォール街の狂乱に人生を狂わされた家族の回想録After Perfect
起業家が絶賛するナイキ創始者の回想記Shoe Dog
アメリカの熾烈な競争が垣間見える、グルメ版『プラダを着た悪魔』Food Whore
企業を成長させる最高のマネジメントは「徹底的なホンネ」Radical Candor
輝かしい未来を末期がんで奪われた若き脳外科医の苦悩When Breath Becomes Air
遺伝性難病が発覚した家族のそれぞれの選択Inside The O'Briens
幻覚剤をポジティブに見直す動きHow To Change Your Mind
ネットビリオネアが牽引する21世紀の宇宙探検 The Space Barons
VII恋愛と結婚
コメディアンが解くアメリカの恋愛社会学Modern Romance
現代アメリカの底辺で芽生えた絶望的な愛の物語Preparation for the Next Life
ボストンのキャリアウーマンが大阪の主婦になった実話The Good Shufu
滑稽で、切ない、中年ゲイ作家のミッドライフ・クライシスLess
結婚は個人的なものであり、かつ社会的なものであるAn American Marriage
結婚と愛を持続させる難しさを考えさせる大衆文学The Arrangement/After I Do/I Am Having So Much Fun Here Without You
VIIIアメリカと日本の読者
英語圏ではわかりにくい『コンビニ人間』の日本的背景Convenience Store Woman
こんまりの「片付け本」がアメリカでバカ売れした理由The Life-Changing Magic of Tidying Up
ファンとしての熱意が日本人に伝わったファンタジーPoison Study
カズオ・イシグロの「信頼できない語り手」とはThe Buried Giant
IX民主主義のための戦い
ミレニアル世代の大統領候補ピート・ブーテジェッジShortest Way Home
「ヒューマン・キャピタリズム」を唱えて注目されたアジア系大統領選候補The War on Normal People
トランプ勝利を予測した教授が説く「大統領弾劾」シナリオThe Case for Impeachment
#MeToo ムーブメントの火付け役が暴露した巨大メディアの陰謀Catch and Kill
社会に存在する問題に「真の名」をつけることの力Call Them by Their True Names
【書評・メディア情報】
FINDERS(2月19日)/渡辺由佳里さん連載にて紹介
日本経済新聞夕刊(2月27日)/目利きが選ぶ3冊(速水健朗氏・評論家)
ラジオNikkei(3月16日)/BIZ&TECH Terminalに3週連続で出演
FINDERS(3月16日)/書評(神保慶政氏・映画監督)
ニューズウィーク日本版(3月17日)/結びの一章掲載
朝日新聞(4月4日)/紹介(「好書好日」現代アメリカを知る)
Harper's BAZAAR(5月号)/紹介
日本農業新聞(5月10日)/紹介
福井新聞(5月24日)/書評(栩木玲子氏・法政大学教授)
京都新聞(5月31日)/書評(栩木玲子氏・法政大学教授)
静岡新聞(9月20日)/書評(栩木玲子氏・法政大学教授)
日本経済新聞(12月26日)/2020年私の3冊(清水健朗氏・評論家)
- 本の長さ386ページ
- 言語日本語
- 出版社亜紀書房
- 発売日2020/2/19
- 寸法13.2 x 2.6 x 18.9 cm
- ISBN-104750516260
- ISBN-13978-4750516264
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商品の説明
著者について
エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。助産師、日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、1995年よりアメリカ在住。
ニューズウィーク日本版に「ベストセラーからアメリカを読む」、ほかにCakes、FINDERSなどでアメリカの文化や政治経済に関するエッセイを長期にわたり連載している。また自身でブログ「洋書ファンクラブ」を主幹。
年間200冊以上読破する洋書の中からこれはというものを読者に向けて発信し、多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。
2001年に小説『ノーティアーズ』(新潮社)で小説新潮長篇新人賞受賞。著書に『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)、『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社)などがある。
翻訳には、糸井重里氏監修の『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、マリア・V スナイダー『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)、レベッカ・ソルニット『それを、真の名で呼ぶならば』(岩波書店)がある。
登録情報
- 出版社 : 亜紀書房 (2020/2/19)
- 発売日 : 2020/2/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 386ページ
- ISBN-10 : 4750516260
- ISBN-13 : 978-4750516264
- 寸法 : 13.2 x 2.6 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 368,811位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,356位社会一般関連書籍
- - 4,232位その他の思想・社会の本
- - 62,187位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。助産師、日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、1995年よりアメリカ在住。
ニューズウィーク日本版に「ベストセラーからアメリカを読む」、ほかにCakes、FINDERSなどでアメリカの文化や政治経済に関するエッセイを長期にわたり連載している。
また自身でブログ「洋書ファンクラブ」を主幹。年間200冊以上読破する洋書の中からこれはというものを読者に向けて発信し、多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。
2001年に小説『ノーティアーズ』(新潮社)で小説新潮長篇新人賞受賞。著書に『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)、『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社)、『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』(亜紀書房)などがある。翻訳には、糸井重里氏監修の『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、マリア・V スナイダー『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)、レベッカ・ソルニット『それを、真の名で呼ぶならば』(岩波書店)など。書籍と翻訳で多くの作品がある。
2022年2月発売の最新刊『アメリカはいつも夢見ている』(KKベストセラーズ)。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
紹介された本で特に気に入ったものは購入してみました。
活字が好きな人には特にオススメです。
2、3年前に書かれたものも掲載されているのですが、それを読むからこそ、大統領選に向けたアメリカ国内の分断についての現状、Black lives matter(この本の中でもこの言葉について出てきました)のことなどがよくわかり、日本の新聞や雑誌、TVよりも、この本を読む方が肌感覚でわかります。
(そして、それは日本も他人事ではない)
それ以外にも、読んでみたいファンタジー、小説も紹介されており、翻訳で出ているものは全て読んでみたくなりました。Kindleで買ったのですが、書籍で買えばよかったというのがちょっとした後悔です。
その範囲は政治経済分割民族ジェンダーと多岐にわたります。
紹介されているのは、洋書しか販売されていない作品がほとんどですが、たまに邦訳版の作品も紹介されており、それら作品への興味や関心が引き起こされます。
アメリカで起こっている社会問題は、数年後、日本に来たりするので、その意味でも参考になると思います。
著者自身、幼少のみぎりに多くの本を読むことを覚えたのは、手にした全集本を読んで「故郷の田舎の外に、大きな世界があることを知った」からだといいます。読書の醍醐味を実に簡潔かつ明瞭に記した言葉だと感じます。
そんな著者のニューズウィーク誌の連載を、私自身も時々ネットで読んでいて、アメリカで評判になっている書籍や人気の本の背後にあるアメリカ社会事情を高い関心をもって眺めていました。
著者の連載が掲載された時期はトランプ政権の誕生から現在に至る日々とほぼ重なっているため、トランプ個人とその政権、あるいは保守化する国民を検証・批判・揶揄する書の紹介が相対的に多くなっていると思います。
SFファンの投票で受賞作が決まるヒューゴー賞で、女性作家や同性愛を攻撃する右翼SF作家集団「Sad Puppies」が勢力を増している話や、中南米からの押し寄せる移民の波に眉を顰める人々に太平洋戦争中の日系人強制収容政策を思い起こさせるため俳優ジョージ・タケイがイラストレーターとコラボしてグラフィック・ノベル(『They Called Us Enemy』)を出版した話など興趣が尽きません。
トランプ批判本以外に目を引いたのは、Christina McDowell『 After Perfect: A Daughter's Memoir 』。映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の詐欺師ジョーダン・ベルフォートが当局に売り渡した弁護士の娘の回顧録です。父親逮捕後に彼女の裕福な生活は一変。「アパート代や生活費を工面する方法も知らず途方にくれるクリスティーナに、拘留されていた父親が解決策を持ち掛ける。クリスティーナの名前なら政府に見つからずに銀行口座が開ける。そこに父の知人が生活費の入金をするという。最愛の父を信じるクリスティーナは指示に従うが、後になって父が自分のクレジットカードを使って多額の借金をしたことを知る」というのです。
またMichael Pollan『 How to Change Your Mind: What the New Science of Psychedelics Teaches Us About Consciousness, Dying, Addiction, Depression, and Transcendence 』ではLSDやシロシビン(マジックマッシュルーム)などのサイケデリック・ドラッグをテーマにした書とのこと。精神の拡張や宗教的体験を与えられると愛好家は主張することもありますが、厳格な規制薬物には違いなく、こうしたサイケデリック・ドラッグを著者自らも体験しながら、妙な薬物セールス本にはなっていないノンフィクションだといいます。
Christina McDowellの書もMichael Pollanの書も残念ながら邦訳が出ていないため、すぐには読むことがかなわないのが残念です。
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*139頁:「NACAの前身であるNASA」という記述がありますが、正しくは「NASAの前身であるNACA」です。
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これはブックガイドとして、とんだ掘り出し物でした。
全く興味なく読み始めた本の紹介が、その項を読み終える頃には、矢も盾もたまらず
本屋へ駆け込みたくなる、というか実際駆け込んでいた(翻訳が出ていれば)。
いや、ほんと何冊買ったかな。まさか人生でトランプにまつわる本を買う日が来るとは夢にも思わなかった。
ブックガイドの最も重要な機能が「紹介した本を、読者が読みたくなるかどうか」であるなら、この本は
間違いなく最良のブックガイド。
ノンフィクションでも文芸でも、興味絶無だったジャンルや本への扉を、きっと何枚も開けてくれるだろう。