遠い昔インドで発見された巨大なダイヤモンドが、
インドの歴史を見ながら過ごし、
植民地時代にインドからイギリスに渡り、
女王の王冠を飾っています。
発見時からの、昔の歴史はあいまいです。
古い物語に出てくる大きなダイヤモンドと、
現代のコ・イ・ヌールが同一のものなのか?
しかし、植民地時代以降の歴史は詳細です。
いかに、インドからイギリスの手に亘ったのか…
イギリスに渡った後、いかに、女王や王妃が扱ったのか…
悲しい物語だと思いました。
美しいダイヤモンドが、
政治の道具として、
血塗られていく。
問題だと思いますが、解決の目途は無いようです。
勉強になりました。

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コ・イ・ヌール 美しきダイヤモンドの血塗られた歴史 単行本 – 2019/5/31
エリザベス女王は、
決してそのダイヤがついた王冠を
かぶろうとしない―
暗殺、拷問、植民地支配・・・・・・
インドから英国にわたるまでの数百年、
その宝石はいかなる災いを
人にもたらしたのか?
面白さ無類、渾身のノンフィクション!
現在は英国王室の王冠で光り輝く、コ・イ・ヌール(光の山)と呼ばれる巨大なダイヤモンド。それが世界的に著名であるのは、ただ美しいからではない。エリザベス女王が身につけることを拒んだほどの、凄絶な来歴を有しているからだ。ムガル王国の皇帝やシク王国の君主など、さまざまな者の手を経て、英国王室が所有するに至ったそのダイヤモンド。富と力と子孫繁栄をもたらすと信じられ、数々の権力者に崇められてきたダイヤモンドは、同時に数多くの悲劇や凄惨な出来事を巻き起こしてきた――。数々の資料を渉猟することで、ひとつのダイヤモンドを巡る歴史を鮮やかに描く、面白さ無類の渾身のノンフィクション。
決してそのダイヤがついた王冠を
かぶろうとしない―
暗殺、拷問、植民地支配・・・・・・
インドから英国にわたるまでの数百年、
その宝石はいかなる災いを
人にもたらしたのか?
面白さ無類、渾身のノンフィクション!
現在は英国王室の王冠で光り輝く、コ・イ・ヌール(光の山)と呼ばれる巨大なダイヤモンド。それが世界的に著名であるのは、ただ美しいからではない。エリザベス女王が身につけることを拒んだほどの、凄絶な来歴を有しているからだ。ムガル王国の皇帝やシク王国の君主など、さまざまな者の手を経て、英国王室が所有するに至ったそのダイヤモンド。富と力と子孫繁栄をもたらすと信じられ、数々の権力者に崇められてきたダイヤモンドは、同時に数多くの悲劇や凄惨な出来事を巻き起こしてきた――。数々の資料を渉猟することで、ひとつのダイヤモンドを巡る歴史を鮮やかに描く、面白さ無類の渾身のノンフィクション。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2019/5/31
- ISBN-104488003915
- ISBN-13978-4488003913
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2019/5/31)
- 発売日 : 2019/5/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4488003915
- ISBN-13 : 978-4488003913
- Amazon 売れ筋ランキング: - 629,480位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 833位収集・コレクション (本)
- - 83,943位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月31日に日本でレビュー済み
世界で最も有名なダイヤモンド、コ・イ・ヌールを巡るノンフィクションです。
コ・イ・ヌールを巡って、多くの陰謀や裏切り、暗殺が引き起こされてきた歴史が語られます。
コ・イ・ヌールそのものに善悪や何らかの魔力のようなものを持ち合わせているわけではないですが、人間は裕福になろうとする欲が強すぎると、恐ろしいことが平気でできてしまう者がいるということに怖さを感じました。
「結局宝石の値段というのは、買い手の意志と需要で決まるのだ」という本書で紹介されている言葉に考えさせられました。
コ・イ・ヌールを巡って、多くの陰謀や裏切り、暗殺が引き起こされてきた歴史が語られます。
コ・イ・ヌールそのものに善悪や何らかの魔力のようなものを持ち合わせているわけではないですが、人間は裕福になろうとする欲が強すぎると、恐ろしいことが平気でできてしまう者がいるということに怖さを感じました。
「結局宝石の値段というのは、買い手の意志と需要で決まるのだ」という本書で紹介されている言葉に考えさせられました。
2019年7月19日に日本でレビュー済み
権力や財宝を手に入れる為の拷問や、夫が死ぬとその妻を生きながら夫と一緒に焼くサティとやらいうおぞましい
儀式。
聞く所によると、サティは今でもやっている地域があるそうな。
人を人とも思わぬおぞましさ。
インド人は野蛮だと思ってしまった。
血塗られた歴史になるのは、ダイヤに関わるのが冷酷で悪魔のような人間だからに他ならない。
現代日本で慎ましく暮らしている人間にとっては呆れるような話が多い。
ホラー好きな人には面白いかもしれない。
登場人物が多く、馴染みのないインド名の羅列に付いて行けなくなるので、巻末の人名索引の他に、登場人物
紹介一覧があれば良いと思う。
儀式。
聞く所によると、サティは今でもやっている地域があるそうな。
人を人とも思わぬおぞましさ。
インド人は野蛮だと思ってしまった。
血塗られた歴史になるのは、ダイヤに関わるのが冷酷で悪魔のような人間だからに他ならない。
現代日本で慎ましく暮らしている人間にとっては呆れるような話が多い。
ホラー好きな人には面白いかもしれない。
登場人物が多く、馴染みのないインド名の羅列に付いて行けなくなるので、巻末の人名索引の他に、登場人物
紹介一覧があれば良いと思う。