話の展開やキャラクター、端々の描写が繊細。ストーリーの核となる「髪の毛で作られた制服」の異様な設定が、作品全体の美しさを際立たせています。
SNSで1話を読み購入しましたが、買って本当に良かったです。
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繭、纏う 1 (ビームコミックス) コミック – 2018/9/12
原百合子
(著)
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仲谷 鳰(『やがて君になる』)、絶賛。
「少女たちの間を美しく流れる髪と、感情。この絵でなければこの物語は描けない。ずるい」仲谷 鳰(『やがて君になる』)
まるで生きているように美しい制服を纏い、長く、艶やかな髪をなびかせる星宮女学園の少女たち。
楽園を揺るがす、ある”事件”をきっかけに、彼女たちの秘めたる想いが絡まりだす……。
息を呑む鮮烈な描線。謎めく繊細な物語。胸締めつけるほど純粋なガールズ・ラブ、開幕。
「少女たちの間を美しく流れる髪と、感情。この絵でなければこの物語は描けない。ずるい」仲谷 鳰(『やがて君になる』)
まるで生きているように美しい制服を纏い、長く、艶やかな髪をなびかせる星宮女学園の少女たち。
楽園を揺るがす、ある”事件”をきっかけに、彼女たちの秘めたる想いが絡まりだす……。
息を呑む鮮烈な描線。謎めく繊細な物語。胸締めつけるほど純粋なガールズ・ラブ、開幕。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2018/9/12
- 寸法12.8 x 1.6 x 18.2 cm
- ISBN-104047353191
- ISBN-13978-4047353190
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商品の説明
著者について
●原百合子:漫画家。京都精華大学マンガ学部卒。2015年、月刊コミックビームから『米の回路』(原作:河井克夫)でデビュー。2017年には、初単行本『熱海の宇宙人』を刊行した。2018年より、初連載作『繭、纏う』を月刊コミックビームで連載中。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
百合の物語の新星。
上級生の髪を新入生の制服に使用するという伝統のある女子校「星宮学園」の女生徒たちの群像劇。
大きなテーマとも言うべき美少女の象徴である「黒髪」が物語に1本の芯を通す。
上級生の髪を切ってそれを織り込んだ制服は入学してくる新入生の身を包む。
その紡がれる伝統が学園を支えている。
その学び舎で暮らす少女たちの胸に交錯する様々な想い。
憧れや想いを寄せる同性の少女がいることへの葛藤。
学び舎を包む緑。空の青。木製校舎の肌色。陽光のオレンジ。そして、想いを抱く少女の頬を染める赤・・・。
白と黒の2色がこれほどまでに様々な色を魅せることに驚くことだろう。
この世界がいつか壊れることを示唆したかのような不穏な空気を漂わせる世界観も特筆である。
上級生の髪を新入生の制服に使用するという伝統のある女子校「星宮学園」の女生徒たちの群像劇。
大きなテーマとも言うべき美少女の象徴である「黒髪」が物語に1本の芯を通す。
上級生の髪を切ってそれを織り込んだ制服は入学してくる新入生の身を包む。
その紡がれる伝統が学園を支えている。
その学び舎で暮らす少女たちの胸に交錯する様々な想い。
憧れや想いを寄せる同性の少女がいることへの葛藤。
学び舎を包む緑。空の青。木製校舎の肌色。陽光のオレンジ。そして、想いを抱く少女の頬を染める赤・・・。
白と黒の2色がこれほどまでに様々な色を魅せることに驚くことだろう。
この世界がいつか壊れることを示唆したかのような不穏な空気を漂わせる世界観も特筆である。
2018年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずこの表紙だけで買わせていただきました。
この表情や色使い、髪の毛の細かさなどを見てこれはどんな話なのだろう…と本編を見たら
まさかの髪がメインテーマの百合作品。
制服も勿論そうですが髪の毛1本1本息をしているかのような躍動感
同時に繊細で美しくて、でもどこか切なさも感じる表現が大変素晴らしく
1コマ1コマゆっくりじっくりと見ていたくなるような作品でした。
独特なテンポと空気感がまたこの作品全体の良さを出しており、最後の最後まで引き込まれてしまいました。
更に見開きや大コマの演出も最高で読んでいても一瞬時が止まったかのような錯覚を起こすほどでした。
百合漫画を読んでいる…というよりは近代美術を見ているかのような感覚です。
近年のいちゃいちゃしてるようなきらら系百合作品では全く見ない、
作風としては1990~2000年代のような雰囲気で(古いというわけではなく、空気感が)
まさに禁断の恋、女性の花園といった内容でした。
他作品になってしまいますが、
セーラームーンやウテナ、CLAMP作品にハマったことがある方は絶対好きになる作品です。
こういう百合を今まで待ち望んでいたので今後も原百合子先生の作品は買い続けます。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました。
2巻も、それ以降の今後の作品も心から楽しみにしております。
この表情や色使い、髪の毛の細かさなどを見てこれはどんな話なのだろう…と本編を見たら
まさかの髪がメインテーマの百合作品。
制服も勿論そうですが髪の毛1本1本息をしているかのような躍動感
同時に繊細で美しくて、でもどこか切なさも感じる表現が大変素晴らしく
1コマ1コマゆっくりじっくりと見ていたくなるような作品でした。
独特なテンポと空気感がまたこの作品全体の良さを出しており、最後の最後まで引き込まれてしまいました。
更に見開きや大コマの演出も最高で読んでいても一瞬時が止まったかのような錯覚を起こすほどでした。
百合漫画を読んでいる…というよりは近代美術を見ているかのような感覚です。
近年のいちゃいちゃしてるようなきらら系百合作品では全く見ない、
作風としては1990~2000年代のような雰囲気で(古いというわけではなく、空気感が)
まさに禁断の恋、女性の花園といった内容でした。
他作品になってしまいますが、
セーラームーンやウテナ、CLAMP作品にハマったことがある方は絶対好きになる作品です。
こういう百合を今まで待ち望んでいたので今後も原百合子先生の作品は買い続けます。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました。
2巻も、それ以降の今後の作品も心から楽しみにしております。
2018年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
舞台は伝統ある中高一貫の女子学園。生徒たちの着る制服は、代々卒業生が自分の「髪」で縫い上げたものだった。
設定だけ聞くと完全にホラーだが、伝統に縛られる少女たちの群像劇がメイン。百合です。
メインヒロインの洋子は人見知りで友達ができない。あと性格がひねくれている。そんな彼女に親しく話しかけるのが女子校の王子様、佐伯さん(僕っこ)だった。
洋子はうさんくさく思いながらも段々と佐伯さんに惹かれていく。が、佐伯さんには別に想い人がいるようで…。「星宮さん」という、彼女たちを含む他生徒の恋愛に絡む中心人物がいるのだが、まだまだ謎が多い。
髪で出来た制服にこもった情念と、洋子や佐伯さんの恋愛感情、謎だらけの星宮さんがどう絡んでいくのか?美麗な絵とともに先が楽しみな作品です。あと王子様百合が好きな人は確実に買い!
設定だけ聞くと完全にホラーだが、伝統に縛られる少女たちの群像劇がメイン。百合です。
メインヒロインの洋子は人見知りで友達ができない。あと性格がひねくれている。そんな彼女に親しく話しかけるのが女子校の王子様、佐伯さん(僕っこ)だった。
洋子はうさんくさく思いながらも段々と佐伯さんに惹かれていく。が、佐伯さんには別に想い人がいるようで…。「星宮さん」という、彼女たちを含む他生徒の恋愛に絡む中心人物がいるのだが、まだまだ謎が多い。
髪で出来た制服にこもった情念と、洋子や佐伯さんの恋愛感情、謎だらけの星宮さんがどう絡んでいくのか?美麗な絵とともに先が楽しみな作品です。あと王子様百合が好きな人は確実に買い!
2020年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんでしょうね、この髪の毛の質感。凄まじいですね。
2018年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までいくつか女の子同士を取り扱うコンテンツを見ましたが、自分が求めていた百合はこれだったんだ、と思いました。
普段電子媒体でしか購入しないのですが、電子で読んでから紙で読みたいと思い購入しました。
少女と女性の間で揺れ動くとでも言うか。
1ページ1ページ本当に大切に読みたくなります。始終繊細なものを取り扱っている気持ちでした。
絵柄もそうですがお話自体にため息が出るくらい魅了されました!
1つ言えるとすればドタバタタイプの百合ではなく、少女系統に掲載されるタイプの憧憬も恋タイプの繊細百合です。イチャイチャちゅっちゅが好きなのには向きません。
2巻発売も楽しみです。
普段電子媒体でしか購入しないのですが、電子で読んでから紙で読みたいと思い購入しました。
少女と女性の間で揺れ動くとでも言うか。
1ページ1ページ本当に大切に読みたくなります。始終繊細なものを取り扱っている気持ちでした。
絵柄もそうですがお話自体にため息が出るくらい魅了されました!
1つ言えるとすればドタバタタイプの百合ではなく、少女系統に掲載されるタイプの憧憬も恋タイプの繊細百合です。イチャイチャちゅっちゅが好きなのには向きません。
2巻発売も楽しみです。
2019年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんか、差を感じてしまった。顔がなんか違和感を感じる。
内容もそこまでかなぁ。
内容もそこまでかなぁ。
2020年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
描写が美しく最高でした。