中古品:
¥226 税込
配送料 ¥257 5月15日-17日にお届け(21 時間 53 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: ◆◆特記事項◆◆『良い』相当の商品です。使用品の為、カバーに多少キズやイタミ、経年程度の使用感やヤケ、薄いヨゴレ等が有る場合もございますが、普通に読む分には問題のない商品です。※品質には十分注意しておりますが、万一不具合等ございましたらご連絡下さい※使用品の為、多少の傷やヤケ・ヨゴレ等はご理解下さい※特記事項において全てのページの書込みや傷みを確認する事は出来ませんので、あくまでも目安となります。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

怪集 蟲 (竹書房文庫) 文庫 – 2009/7/30

2.9 5つ星のうち2.9 4個の評価

ダブルポイント 詳細
小春日和,あなたを待ち侘びて,父と子と精霊と
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 竹書房 (2009/7/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/7/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 481243890X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4812438909
  • カスタマーレビュー:
    2.9 5つ星のうち2.9 4個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

カスタマーレビュー

星5つ中2.9つ
5つのうち2.9つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2009年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は実話怪談集ではありません。
もちろんどこにもそうだと表記はありません。でも、てっきりそうだと思って
予約購入してしまいました。 実話怪談とホラー小説は似て非なるものであります。
私のように実話怪談は好きだが、ホラー小説は嫌いな人は間違って購入しないよう
お気をつけ下さい。
私のように間違う人もいるかもしれないが、いてもかまわないと出版関係者が考えた
のなら、呪われてください…私の支払った619円ぶん。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月31日に日本でレビュー済み
ホラー小説シリーズ [怪集] の第二弾。
実話怪談主体の竹書房文庫では、新しく認知度の低いシリーズですが、今回は三者三様のストーリーが冴え渡り読み応えは充分です。特に「超」怖い話・編者の松村進吉が書いた「小春日和」の切なさは個人的にお勧めで、実話怪談だけでない今後の活躍が期待されます。
創作怪談は苦手な方、蟲(蟷螂、蛆、寄生虫)が嫌いな方にはお勧めできませんが……(-★1)
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月8日に日本でレビュー済み
「創作怪談」の既成の枠を破る、超大傑作の登場。
著者は深澤夜、タイトルは「父と子と精霊と」。
なんと創作「怪談」のはずなのにSFバイオホラー!

物語は新宿・渋谷を舞台にした大規模テロの開始から幕を開ける。
事前にばら蒔かれていた寄生虫は、宿主の「怒り」の感情に反応し、人体の構成物から
高性能爆弾を作り爆発させるというものだった。
つまり怒りを起爆剤とする人間爆弾の製造装置。

「みなさんに爆弾を仕掛けました」
まず犯人のこの言葉に怒りを覚えた人々が爆発した。
パニックとなり逃げる人々、感染する恐怖、怒り、そしてまた爆発!
一緒に逃げている隣の人も次の瞬間には爆発するか知れない…という超極限設定。

実話怪談で培ったのであろう『平易な言葉でものごとを客観的に描写する』文章が、
非常によく「効いて」います。

「背後でドーンと音が鳴った。振り返ると、今まさに爆風で後ろに吹き飛んでいる人が
ビルの三階に飛び込んでいった」
この文章でわかるように、非常に視覚的でまるで映画を観ているようです。
ただし「上半身を吹き飛ばされ内臓をさらけだした死体」が出てきたりするので、
グロ耐性がないとキツいかも知れません。

テロ開始の場面、そこから時間をさかのぼっての、犯人が寄生虫の実験をする場面、
一匹狼の刑事がテロ現場まで乗り込んでいく場面、その刑事が犯人の家まで向かう場面、
そしてラスト。
よくもまあ80ページ足らずにこれだけのシーンを詰め込み、なおかつ設定を上手く
説明できたものだと感心しきりです。

と言ってもむしろ残念なのはその「80ページに足らずに詰め込んだ」こと。
冗談でも誇張でもなく、この物語を長編化して「日本ホラー小説大賞」に送っていれば
大賞を獲れていたはずだし、今頃は映画化もされていたんじゃないでしょうか。

解説の加藤一氏はじめ、あとがきでの深澤夜氏自身もこれが傑作だとは思っていないようですし、
他のレビュアーの方もあくまで怪談として読んだ上で、おそらくは「イロモノ怪談」として
とらえたのでしょう。
しかし「怪談」というフレームを外してエンタメホラー小説として読めば、これほど上質のものは
書店で平積みしてある小説を片っ端から読んでいっても、そうは見つからないことがわかるはず。
システム上5つ星が最高なので5つ星にしていますが、本来は「7つ星」くらいの超傑作。

他に2作品収録されていますが、
松村進吉『小春小町』は死体を解剖し、内臓を取り出したあと汚物を詰める、というような
グロシーンがあるので要グロ耐性。
つくね乱蔵『あなたを待ち侘びて』は女を拉致監禁し、生きたまま指を切り落としたり
鼻を削いだりする残虐シーンがあるので要残虐耐性。
つまり両作ともかなり人を選びますのでご注意を。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月27日に日本でレビュー済み
個人的意見で申し訳ないですが、実話系怪談の筆者の方が創作怪談を書いてしまうとせっかく実話だと読んでる本まで胡散臭いなってしまうような…。それ程この人達の実話系怪談が好きなんです。加藤一さん、これからは実話系一本で頼みます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート