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パチンコがアニメだらけになった理由(わけ) 単行本(ソフトカバー) – 2011/1/8

3.4 5つ星のうち3.4 25個の評価

『エヴァンゲリオン』が、『マクロス』が、『牙狼〈GARO〉』が、 どうしてパチンコになるんだ?
日本が世界に誇る漫画やアニメ産業の実態と
庶民の娯楽の代表パチンコ21兆円市場を結ぶタイアップ企画の
ちょっと表には出せないヤバい話
『封印作品の謎』シリーズでサブカルチャーの闇を暴いた
気鋭のルポライター安藤健二が挑む新たなるタブー!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 洋泉社 (2011/1/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/1/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 220ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4862485081
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4862485083
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 25個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 面白かったのが、オタクはパチンコをしないっていう観測(p32)。オタクは刹那的な快楽より所有欲を満たす方向に行くっていう説で、著者もこの意見に共感しているが、私も納得w 私もパチンコはしない(成り行きでやったことは数回あるし、通算でソコソコ勝っているはずだが、興味を持てなかった)。
 ただ世の中にはパチンコ店があちこちにあるし、駐車場はいつも車でいっぱいだし、TVではCMバンバン流してるしで、どうなってるんだろうと疑問に感じていた。しかも身の周りにパチンコ台の攻略法を語り合ってる人をチラホラ見かけて、それがアニメの話だったりするワケで、私には見えない、月の裏側みたいな世界があるんだなァと、ちょっと居心地悪い気分でもあった。
 で、本書を読んで、著者が果敢にも月の裏側に回って写真を撮ってきてくれたみたいで、別にパチンコをやりたくなったワケじゃないし(むしろ逆)、興味も湧いてこなかったけど、ナルホドネ、そうなってるのか・・・・・・という満足感はあった。
 しかし著者はパチンコ業界の取材拒否に憤りを隠さないが、そりゃこの著者の過去の著作を見ればロクなこと書かれないのは目に見えてるワケですから、私だって拒否しますよ、業界のヒトだったら。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧倒的に面白い。
『封印作品』シリーズ以来の冷静な筆致、徹底的な取材が健在。

パチンコ業界からもアニメ業界からも、取材拒否、また拒否の山を、
くじけずに(しかしあくまで冷静に)進み、やがては真実を
導いていく安藤氏は、本当に稀有なルポライターである。

そこに「マニアとしての余計な擁護感情」は入らない。
しかし、バックボーンにある確かなサブカル知識による筆致は、
読後には確実に読者に「何か」を考えさせることになる。

現実と理想の違い……というより、業界がタブーにしたために、
消費者は知りえない「実際に起きてしまっている」裏事情を
「冷静に世に問える」取材者こそが、安藤氏だ。

パチンコファンもアニメファンも、かつ経済やゼニの世界に
興味がある人も、読むべき価値のあるルポ。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パチンコメーカーやアニメ会社に何社も取材拒否を受けながら、それでも取材を受けてくれた人達から
話を聞き、丁寧に取材を進めているのが好印象です。
得られた結果も筋が通っており納得できる内容です。
パチンコとアニメの関係を「末期症状の患者二人が元気な臓器を互いに交換しながら、延命治療を続けている」といった
例えが印象に残ります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『北斗の拳』『エヴァンゲリオン』の成功により、アニメのコンテンツビジネスとして、パチンコは確固たるジャンルとなっています。本著は名著『封印作品の謎』の作者が挑んだ力作。パチンコ台をつくるメーカー側、さらにはアニメ会社にも取材拒否というなか、著者は持ち前の粘りで貴重かつ真っ当な証言を得ていきます。熱心な取材で関係者の証言をとる手法はさすがです。台メーカーは「ブラック企業」とまでは言いませんが、ギャンブル産業。まあ性格上、致し方ないでしょうが、アニメ制作会社の「だんまり」は意外でした!

成功事例として、かなりの制作期間・資金をかけるも「不発」におわった『創聖のアクエリオン』がパチンコ化され大ヒットし、アニメの制作費を回収できた話が載っています。私もパチンコで『アクエリオン』を知り、全エピソードを見て「なかなかの佳作」と知ったクチです。著者はパチンコ機自体のゲーム性には詳しくないようで、パチンコ『アクエリオン』成功の反面しか伝えていませんので、私なりに補足しておきます。

SANKYOの『アクエリオン』は、ギャンブル性が高いMAX機(確率1/350。打ったら×!)は、そこそこのヒットでしたが、数ヶ月後に出た「羽デジバージョン」(確率1/99)がアクエリオンの「合体」や作中の名場面をうまく消化した傑作機だったのです。私は数千円で遊べる「羽デジ」しかやりません。すっかり羽デジ版『アクエリオン』でいい目を見せてもらい、DVDも見たという訳です。

同様にMAX機が不発であった、Sammyの『北斗の拳』も、羽デジバージョンが「羽デジパチンコ史上、最高の出来」だと断言できる大傑作でした。東映アニメ版のオリジナル声優を起用した演出ムービーがバランスよく見れ、かつてのファンには嬉しい限りでした。

多くのアニメ作品がDVD発売を前提としている現在、パチンコにも作品をアピールする可能性は大いにあります。パチンコ業界の健全化も一層すすめて欲しいものですが…自民政権になったので無理でしょうねえ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
が、いかんせん打たない哀しさで、「面白い」の定義がなんかぼやけていて、封印シリーズよりも好奇心がそそられません。新聞でよくやる連載企画記事的で、なおかつ中だるみするパターンを想起してしまった。
例によって、執念深く取材しているのはよく分かるのですが・・
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年4月11日に日本でレビュー済み
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2009〜2010での取材をベースに書かれたモノだと認識しています。筆者が取材された頃の「パチンコがアニメだらけになった理由」については、ある程度は描き切れているんだろうと思います。
ただ『業界総出の取材拒否』という苦労談が記述されていますが、筆者が捉える『業界』は実は氷山の一角でしかなく、本当に行きつくべき『某企業』まで取材された形跡が無いために2011年現在では消化不良になってしまっているのが現実です。

3.11の震災を受け、石原都知事が「パチンコをやる人はガマンしなさい」と啓示されましたが、それは日本の主要マスメディア、エンターテインメント業界のほとんどが関わる『某企業』が絶対に許さないはずです。筆者にはぜひ、本書の続編としてパチンコがアニメだらけになった「本当の」理由まで行き着いて欲しいと思います。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今読み終わりました。個人的な感想は「面白かった」です。

私も著者のように何故パチンコにアニメがよく使われるのか疑問には思っていたのですが、
なるほどそういう事情があったのですね。
他では知れない、その意外な答えと同時に、パチンコ業界とアニメ業界の内部事情の様子が知れ、
買ってよかったと満足できる内容でした。

パチンコやアニメに詳しくない人でも分かりやすく説明し、
全体としても読みやすくまとめられていたので、よかったと思いました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パチンコをやらない人間だが、いつのまにかパチンコが、アニメや漫画だらけになったのは、不思議だなと思っていた。
特に私が大好きだった特撮番組が、パチンコになった時は(パチンコが嫌いだったせいもあって)、ああ、あれがパチンコになってしまったあ~!と、嘆き悲しんだものだ。もっとも、そのパチンコが思いがけない大ヒットになり、続編や映画製作の資金源になったというから、パチンコも役にたつものだな、と思った。しかし、この本を読むと、パチンコもアニメも、じりじりと坂道を下り始めている。かつて、気軽で簡単に楽しんだ庶民の娯楽は、今はギャンブル中毒の原因として、世間から糾弾の的になっている。やり方もあまりにも複雑化して、素人が気軽に楽しめるものではなくなった。一方アニメは、制作資金の赤字を埋めるために、積極的にパチンコと手を結ぶ羽目になった。一度結ばれたこの取引は、もうやめることはできなくなった。パチンコはアニメや芸能人に、片方はパチンコに頼ることによって、存命を図る羽目に。パチンコは、一見隆盛を極めているように見える。駅前の一等地に4軒もパチンコ屋が並んでいるが、その証しだろう。それがいつまで続くのか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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