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栽培植物と農耕の起源 (岩波新書 青版 G-103) 新書 – 1966/1/25
中尾 佐助
(著)
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野生時代のものとは全く違った存在となってしまった今日のムギやイネは、私たちの祖先の手で何千年もかかって改良に改良を重ねられてきた。イネをはじめ、ムギ、イモ、バナナ、雑穀、マメ、茶など人間生活と切り離すことのできない栽培植物の起源を追求して、アジアの奥地やヒマラヤ地域、南太平洋の全域を探査した貴重な記録。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1966/1/25
- 寸法10.5 x 1 x 14.8 cm
- ISBN-104004161037
- ISBN-13978-4004161035
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1966/1/25)
- 発売日 : 1966/1/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4004161037
- ISBN-13 : 978-4004161035
- 寸法 : 10.5 x 1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 63,768位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 244位岩波新書
- - 900位生物・バイオテクノロジー (本)
- - 7,871位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これを知っておいたら、なお良い、味わい深い作品ができそう。
2023年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古代文明発生以前からの植物と人の文化を描いている
身の回りにある植物に歴史を感じることが出来るようになれたように思う
身の回りにある植物に歴史を感じることが出来るようになれたように思う
2022年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
簡潔な目次が本書の概要を的確に語る。
Ⅰ 栽培植物とは何か
Ⅱ 根菜農耕文化 バナナ・イモ
Ⅲ 照葉樹林文化 クズ・チャ
Ⅳ サバンナ農耕文化 雑穀・マメ
Ⅴ イネのはじまり 10億人の食糧
Ⅵ 地中海農耕文化 ムギ・エンドウ
Ⅶ 新大陸の農耕文化 ジャガイモ・トウモロコシ
以上からわかるのは、麦や米の登場を以て、農耕文化の始まりを考えてしまう歴史観の転換を迫る書物であると言うことだ。バナナやイモの根菜農耕文化や、雑穀・マメのサバンナ農耕文化が、古代オリエントや古代エジプト~ギリシャ・ローマの地中海農耕文化より、早く誕生していたと言う事になる。
世界の歴史について書かれた書物は、ヨーロッパ人の思考枠組みが元になっているから、「麦」中心主義になる。ヨーロッパから歴史研究の手法を学んだ日本の歴史家も、「麦」と「米」の差異をモノサシにして日本の特殊性を論じて来たと私は考える。本書はこの思考様式に再考を迫る画期的な著作だと思う。
本書の第1刷は1966年発行。60年近く前の研究である。当時の日本の考古学は、弥生時代=稲作農業、縄文時代=狩猟採集が通説だった思う(中高校の教科書レベルでは)。現在は、縄文時代は堅果類(栗やドングリ)の栽培的利用、雑穀栽培などに支えられた定住社会とされるようになって来た。著者の先見性は見事だ。
他方、1966年と言う本書執筆当時の限界も感じる。一つはゲノム解析が染色体レベルであることだ。多くは形態や生態の比較に拠っている。PCR法もDNAシーケンサーも無い時代だから、DNAの比較による分岐遺伝学的な手法で、栽培種と野生種の類縁関係や分岐年代を調べる事など不可能だったのだ。
もう一つは、気候変動が植生の地理的分布や農耕に与える影響が反映されていないと言う事。湖底の堆積物や極地の氷床コアの分析などの、古気候学の研究成果が出ていない時代だから仕方がないのだが。
分岐遺伝学や古気候学の最新成果を前提にした研究を、披露してくれる後続の研究者はいないものだろうか。楽しみにして待ちたい。
Ⅰ 栽培植物とは何か
Ⅱ 根菜農耕文化 バナナ・イモ
Ⅲ 照葉樹林文化 クズ・チャ
Ⅳ サバンナ農耕文化 雑穀・マメ
Ⅴ イネのはじまり 10億人の食糧
Ⅵ 地中海農耕文化 ムギ・エンドウ
Ⅶ 新大陸の農耕文化 ジャガイモ・トウモロコシ
以上からわかるのは、麦や米の登場を以て、農耕文化の始まりを考えてしまう歴史観の転換を迫る書物であると言うことだ。バナナやイモの根菜農耕文化や、雑穀・マメのサバンナ農耕文化が、古代オリエントや古代エジプト~ギリシャ・ローマの地中海農耕文化より、早く誕生していたと言う事になる。
世界の歴史について書かれた書物は、ヨーロッパ人の思考枠組みが元になっているから、「麦」中心主義になる。ヨーロッパから歴史研究の手法を学んだ日本の歴史家も、「麦」と「米」の差異をモノサシにして日本の特殊性を論じて来たと私は考える。本書はこの思考様式に再考を迫る画期的な著作だと思う。
本書の第1刷は1966年発行。60年近く前の研究である。当時の日本の考古学は、弥生時代=稲作農業、縄文時代=狩猟採集が通説だった思う(中高校の教科書レベルでは)。現在は、縄文時代は堅果類(栗やドングリ)の栽培的利用、雑穀栽培などに支えられた定住社会とされるようになって来た。著者の先見性は見事だ。
他方、1966年と言う本書執筆当時の限界も感じる。一つはゲノム解析が染色体レベルであることだ。多くは形態や生態の比較に拠っている。PCR法もDNAシーケンサーも無い時代だから、DNAの比較による分岐遺伝学的な手法で、栽培種と野生種の類縁関係や分岐年代を調べる事など不可能だったのだ。
もう一つは、気候変動が植生の地理的分布や農耕に与える影響が反映されていないと言う事。湖底の堆積物や極地の氷床コアの分析などの、古気候学の研究成果が出ていない時代だから仕方がないのだが。
分岐遺伝学や古気候学の最新成果を前提にした研究を、披露してくれる後続の研究者はいないものだろうか。楽しみにして待ちたい。
2015年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Oryza sativa。ネパール・ヒマラヤ中腹の段々水田には、ジャポニカ型稲が多く、
栽培法も本邦と同じという。大豆のアゼマメを栽培し、納豆をつくる習慣もあるらしい。
本書では、照葉樹林文化として出てくる。一方、インドやパキスタンの乾燥帯の主食は、
小麦粉を薄く焼いたチャパティ。小麦は、2粒系(AABB)とタルホコムギ(DD)を掛けた、
トリティクム・ヴュルガーレ(AABBDD)に至っている(当時)。
本書は、不恰好な穂ながら接触的脱粒性を克服した野生の改良種である安定的な作物(クロップ)と、
基本的な文化複合(コムプレクス)の相関に注目し、出アフリカ後の人類集団の拡散行程と、
文明・文化圏のセンター(チベット・ビルマ系のロロなど)となっている各地をめぐる農業の起原を、
パラレルかつ多元的に捉えた、実証的かつ大胆な文明論となっている。
マードックは1959年に、アフリカ先住民全部の個々の文化と歴史をかき、
その際に世界の農業の四大起原説を述べたが、農学系の著者は居住地の利を生かして、
アジアやネシア地域を独自に踏査・研究する中、「この説に非常に近いものをえた」としている。
結論的には、目次2頁につづく見開きに掲載の図からして、本邦農業がいわばジャパノロジーの対象として、
バナナ・イモ類を中心とする「根菜農耕文化」、雑穀・マメ類を中心とする「サバンナ農耕文化」、
新しくはムギ・エンドウ類を中心とする「地中海農耕文化」などの影響を受け、
一方新大陸では、ジャガイモ・トーモロコシ類を中心とする独自の農耕文化が発祥して伝わり、
逆輸入によって各地の食生活が変化したことをも物語る。
さて、本邦をめぐる状況に関しては、さらに本章3と5で扱われている内容がポイントと考えられ、
前者は茶、絹、漆、柑橘、紫蘇、酒などを特徴とする山岳系の照葉樹林文化であり、
後者は西アフリカ・ニジェール川流域原産のオリザ・グラベリマや、インド付近が起原地として有力視される、
食用野生禾本科雑草類からの改良種としてのオリザ・サチバに代表される山間系水稲耕作文化。
昭和40年代にかかれた本書には、ユニークかつバラエティにとんだフィールドスケッチもたくさん出てくるし、
種間の系統関係を示した図や倍数体の表に加え、作物や家畜の発祥・伝播ルートの地図、古代王権の壁画、
文明・文化間のフローチャートなどデータも豊富となっており、関連する従来の通説も丁寧に参照されているなど、
真摯な研究姿勢がよく伝わってくる構成も見逃せない。
育種農牧業を基本とするこうした文明論や、ブリーディングに関心の向きにはぜひ、おすすめしたい1冊です。
中尾氏の著書に、『秘境ブータン』、『アジア文化探検』、『料理の起源』、『現代文明ふたつの源流』、
『栽培植物の世界』、『花と木の文化史』など多数あります。
栽培法も本邦と同じという。大豆のアゼマメを栽培し、納豆をつくる習慣もあるらしい。
本書では、照葉樹林文化として出てくる。一方、インドやパキスタンの乾燥帯の主食は、
小麦粉を薄く焼いたチャパティ。小麦は、2粒系(AABB)とタルホコムギ(DD)を掛けた、
トリティクム・ヴュルガーレ(AABBDD)に至っている(当時)。
本書は、不恰好な穂ながら接触的脱粒性を克服した野生の改良種である安定的な作物(クロップ)と、
基本的な文化複合(コムプレクス)の相関に注目し、出アフリカ後の人類集団の拡散行程と、
文明・文化圏のセンター(チベット・ビルマ系のロロなど)となっている各地をめぐる農業の起原を、
パラレルかつ多元的に捉えた、実証的かつ大胆な文明論となっている。
マードックは1959年に、アフリカ先住民全部の個々の文化と歴史をかき、
その際に世界の農業の四大起原説を述べたが、農学系の著者は居住地の利を生かして、
アジアやネシア地域を独自に踏査・研究する中、「この説に非常に近いものをえた」としている。
結論的には、目次2頁につづく見開きに掲載の図からして、本邦農業がいわばジャパノロジーの対象として、
バナナ・イモ類を中心とする「根菜農耕文化」、雑穀・マメ類を中心とする「サバンナ農耕文化」、
新しくはムギ・エンドウ類を中心とする「地中海農耕文化」などの影響を受け、
一方新大陸では、ジャガイモ・トーモロコシ類を中心とする独自の農耕文化が発祥して伝わり、
逆輸入によって各地の食生活が変化したことをも物語る。
さて、本邦をめぐる状況に関しては、さらに本章3と5で扱われている内容がポイントと考えられ、
前者は茶、絹、漆、柑橘、紫蘇、酒などを特徴とする山岳系の照葉樹林文化であり、
後者は西アフリカ・ニジェール川流域原産のオリザ・グラベリマや、インド付近が起原地として有力視される、
食用野生禾本科雑草類からの改良種としてのオリザ・サチバに代表される山間系水稲耕作文化。
昭和40年代にかかれた本書には、ユニークかつバラエティにとんだフィールドスケッチもたくさん出てくるし、
種間の系統関係を示した図や倍数体の表に加え、作物や家畜の発祥・伝播ルートの地図、古代王権の壁画、
文明・文化間のフローチャートなどデータも豊富となっており、関連する従来の通説も丁寧に参照されているなど、
真摯な研究姿勢がよく伝わってくる構成も見逃せない。
育種農牧業を基本とするこうした文明論や、ブリーディングに関心の向きにはぜひ、おすすめしたい1冊です。
中尾氏の著書に、『秘境ブータン』、『アジア文化探検』、『料理の起源』、『現代文明ふたつの源流』、
『栽培植物の世界』、『花と木の文化史』など多数あります。
2013年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題名で購入したが、やっぱり面白かったです。たった一粒の種からなんでも始まっているんですよね。
2015年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方も書いておられますが、まさに目からウロコでした。内容が、一つ一つ、腑に落ちる感じです。読み物としても優れていると思います。
2013年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
栽培植物を、地理的、遺伝的、生態的、文化的、考古学的等々、多視点的に考察した本です。根栽農耕文化や照葉樹林文化など、知らなかったアジア系の栽培文化についても語られ、大変ためになりました。また、栽培植物の伝播についても、非常に合理的な説明をされています。とくに目を引いたのは、栽培に関する文化の伝播で、西洋から未開のアジアへという西洋中心主義を実に理論的に退けたことです。時代のエピステーメに囚われない、素晴らしい仕事だと思います。
育種学や園芸関係のみならず、歴史や文化人類学に興味がある方にもおすすめします。
育種学や園芸関係のみならず、歴史や文化人類学に興味がある方にもおすすめします。
2013年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
花と木の文化史と合わせて読み内容よく理解できました 本当に良かったです何回も読み返しています