無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
狼は帰らず: アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫 さ 39-3) 文庫 – 1998/11/1
佐瀬 稔
(著)
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1998/11/1
- ISBN-104122032865
- ISBN-13978-4122032866
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1998/11/1)
- 発売日 : 1998/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 324ページ
- ISBN-10 : 4122032865
- ISBN-13 : 978-4122032866
- Amazon 売れ筋ランキング: - 461,671位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,579位登山・ハイキング (本)
- - 2,846位ノンフィクションのスポーツ
- - 3,266位中公文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
41グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世渡り下手
子供のような純粋な心、少年のようなひたむきさ
単独行には向かないクライマー、淋しがりや
人と心を通じ合う才能
山登りは苦手だけれど
「山」を見る目が変わる
子供のような純粋な心、少年のようなひたむきさ
単独行には向かないクライマー、淋しがりや
人と心を通じ合う才能
山登りは苦手だけれど
「山」を見る目が変わる
2009年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まともな義務教育も受けず、町の山岳会ではバカにされ、金策に困って海外遠征から外され、そんな鬱屈した状態だった森田が名をなしていくまでの人生が描かれています。彼は卓越したクライマーだったそうですが、世界的に名をなした同時期のクライマー長谷川恒男のようなルート選択眼はなかったように感じます。実直に最短距離を行く、金ができたらずっと山にこもっている、ひたむきに全てを山に賭けた彼の性格が伺えます。同著者の「長谷川勝男、虚空の登攀者」を続けて読むと、同時代に生きたクライマーの光と陰が伺い知れて興味深いです。森田と長谷川は当然接点があります。そのため、両著は内容どころか文章もかぶっているところがかなりあるのが残念ですが。
若い頃は、名を上げるためには第2登は意味がないと考えていた森田が、40歳を超えて挑んだグランド・ジョラスで長谷川に破れます。登攀しても第2登になってしまうはずの、グランド・ジョラスに再挑戦し命を落とすのですが、このころは既に山と己との戦いへと関心が移行していたのかもしれません。本当のところはわかりませんが、結婚もし子供もでき年齢も重ねる、人間は変わる、でも、根本的には変わらない、そんなことを改めて考えさせられる本でした。
若い頃は、名を上げるためには第2登は意味がないと考えていた森田が、40歳を超えて挑んだグランド・ジョラスで長谷川に破れます。登攀しても第2登になってしまうはずの、グランド・ジョラスに再挑戦し命を落とすのですが、このころは既に山と己との戦いへと関心が移行していたのかもしれません。本当のところはわかりませんが、結婚もし子供もでき年齢も重ねる、人間は変わる、でも、根本的には変わらない、そんなことを改めて考えさせられる本でした。
2017年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クライマー列伝で、佐瀬稔、神々の山嶺のモデル。それで購入したけど。
現実の人間をこういう風に扱うと、イヤーな感じがする。長谷川の本もそう。
感情移入できません。
現実の人間をこういう風に扱うと、イヤーな感じがする。長谷川の本もそう。
感情移入できません。
2017年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう人のことを不良と呼ぶんでしょうね。行動、言動、死に方。全てが不良。だから魅了してやまない。
2016年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公な生きた時代。その世相や本人自身の日々の日常。
読んでいて、リアルな現実、生き様がストレートに感じられました。
読んでいて、リアルな現実、生き様がストレートに感じられました。
2016年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森田勝の一生懸命生きた内容です。自分はそんな状況になったら諦めてしまうのにこの人はそれでも生きる努力をします。そこが魅力なのでしょう。大変よかったです。
2019年11月11日に日本でレビュー済み
経済的に恵まれない劣等感をバネにして山に情熱を捧げた登山家・森田勝の評伝。
山岳会では周りを見返すために危険な氷壁を単独で登攀。山の世界で勝者であり続けるために職を転々とし世間から脱落することを厭わず。自分の思うところを貫くためなら登山隊の隊員の役割を放棄して一人ででも下山する。結婚して家庭を持ち一時の安らぎを得るも、一回り下の長谷川恒男に触発されて決戦の場を求めるかのようにアルプスの岩壁へ再び挑み、パートナーとともに帰らぬ人に。
不器用ながらも純粋で繊細な心を持つ登山家の軌跡を愛惜を込めて綴った一冊です。
なお、森田勝は、山岳小説『神々の山嶺』の主人公のモデルとのこと。
山岳会では周りを見返すために危険な氷壁を単独で登攀。山の世界で勝者であり続けるために職を転々とし世間から脱落することを厭わず。自分の思うところを貫くためなら登山隊の隊員の役割を放棄して一人ででも下山する。結婚して家庭を持ち一時の安らぎを得るも、一回り下の長谷川恒男に触発されて決戦の場を求めるかのようにアルプスの岩壁へ再び挑み、パートナーとともに帰らぬ人に。
不器用ながらも純粋で繊細な心を持つ登山家の軌跡を愛惜を込めて綴った一冊です。
なお、森田勝は、山岳小説『神々の山嶺』の主人公のモデルとのこと。