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サバイバル登山家 単行本 – 2006/6/20
購入オプションとあわせ買い
ハットリ・ブンショウ。36歳。サバイバル登山家。フリークライミング、沢登り、山スキー、アルパインクライミングからヒマラヤの高所登山まで、オールラウンドに登山を追求してきた若き登山家は、いつしか登山道具を捨て、自分の身体能力だけを頼りに山をめざす。
「生命体としてなまなましく生きたい」から、食料も燃料もテントも持たず、ケモノのように一人で奥深い山へ分け入る。南アルプスや日高山脈では岩魚や山菜で食いつなぎ、冬の黒部では豪雪と格闘し、大自然のなかで生き残る手応えをつかんでいく。 「自然に対してフェアに」という真摯な登山思想と、ユニークな山行記が躍動する、鮮烈な山岳ノンフィクション。
「彼の本能むき出しのような行動のなかに、人が山に向かう理由とそのヒントが隠されている気がしてならない。(…)この本を読むと、人間もあくまで動物の一員であるというあたりまえの真実を、思い知らされるにちがいない」序文・山野井泰史。
- 本の長さ257ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2006/6/20
- ISBN-104622072203
- ISBN-13978-4622072201
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登録情報
- 出版社 : みすず書房 (2006/6/20)
- 発売日 : 2006/6/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 257ページ
- ISBN-10 : 4622072203
- ISBN-13 : 978-4622072201
- Amazon 売れ筋ランキング: - 100,847位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 407位登山・ハイキング (本)
- - 1,217位紀行文・旅行記
- - 5,840位歴史・地理 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
ども、はっとりぶんしょうです。アマゾンに宣伝のスペースがあるとのことで、入り込んでまいりました。
6月の下旬にみすず書房から『ツンドラ・サバイバル』(サバイバル登山家シリーズの第3弾)を出すことになり、それのあわせて、いろいろなところでしゃべることになったので、ここで宣伝しておきます(イベント告知のスペースもあるようですが、面倒なので)。6月15日石川県金沢市で夕方(SLANT主催)、7月4日国際ブックフェア。19日湘南ツタヤ(19時から)、7月30日下北B&B、8月8日に群馬県の山の日のフェスにも顔出します。最近「本の雑誌」で連載が始まりました。隔月刊の『フィールダー』でも連載しています。もちろん「岳人」でも連載中です。
月刊「新潮」2月号に創作(小説)が掲載されています。歴史ある文芸誌に掲載していただくという経験全部が面白かったです。作品も苦労した分、なかなかおもしろいものになったのではないかと思います。「ヒロ、青木は登ったぞ」
2014年12月も終わりです。
数年ぶりの単著は『サバイバル登山入門』おかげさまで評判もいいようですが、アマゾンでは品切れが続いていますね。現在、月刊「新潮」2月号に掲載予定の創作の最終ゲラをチェック中です。まともな創作をきちんと発表するのははじめてと言っていいかと思います。よかったら立ち読みしてください。2万字以上あります。『Fielderフィルダー』の19号、12月末発売でも、表紙と中カラー8ページやっています。これは創作とは違いますが、なかなか面白いものになったと思います。他、ビーパル、岳人、などちょこちょこ出ています。岳人は新連載がはじまりました。
以下は2014年4月以前の書き込みです。
「つり人別冊 渓流2014夏」発売されています。3万字以上書きました。ゲラ段階では失敗したかなと思いましたが、できあがったのを読んだら、けっこう面白く書けたなあ、と思いました。
『百年前の山を旅する』が新潮文庫になりました。12月の下旬に発売しています。文庫版あとがきを長々書きました。まだ思いがまとまっていなかったようで、原稿は少し失敗作かもしれません。角幡君が解説を書いてくれました。
『富士の山旅』編集本が河出文庫からでてます。いちおう編者ですが、編集を手伝って解説を書いた編者代表という程度です。他にBE-PALにもときどき出ています。
以下最近の執筆
「つり人別冊 渓流2014春」つり人社(2014/2)連載と新規の短期連載?の二本です。
「BE-PAL2月号」小学館(2014/1)に歩くことに関して寄稿しています。
『白夜の大岩壁に挑む クライマー山野井夫妻 』新潮文庫(2013/8)の解説を書いています。
「現代思想 富士山特集」青土社(2013/9)に寄稿しています。
「ユリイカ 熊特集」青土社(2013/8)に寄稿しています。
『星の王子さまとサン=テグジュペリ ---空と人を愛した作家のすべて』河出書房新社(2013/4)。フランス文学科出身なのですが、この原稿は苦労しました。
『人類滅亡を避ける道―関野吉晴対論集』東海大学出版局(2013/4)のゲストの一人です。
「ユリイカ2012年1月臨時増刊号 総特集=石川直樹」青土社(2011/12)で石川君と対談しています。けっこう面白い話になりました。
『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。』 (14歳の世渡り術) 河出書房新社(2013/5)
『冬の本』夏葉社(2012/12)。本紹介の単行本です。
「雑誌 広告 2012年11月号」博報堂(2012/10)インタビュー記事ですが上手くまとまったと思います。
「考える人 特集・ひとは山に向かう」新潮社(2011/12)。情熱大陸での事故の話を書きました。
『ハイグレード山スキー最新ルート集』東京新聞(2008/1)共著・編集本です。
『日本の登山家が愛したルート50』東京新聞(2006/4)共著・編集本です。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ですが動画ではわからない詳細な行動内容、その時の気持ちなどは書籍の方が優れていることもあります。
書籍を読んで動画を見たほうが良いのか、動画を先に見て書籍を読んだ方がよいのかには個人差がありますが、いずれにしても両方で確認することをお勧めします。
私にとってはとても魅力的(興味深い?)なアウトドアライターで、活動を注目しています。
私たちがいう、最低限の機材だけで行うサバイバルキャンプとはレベルが違いすぎて、彼の無謀とも思える装備や行動には半ば呆れながら読み進みましたが、彼の感性が研ぎすまされているからこそ命を落とさずにここまできていることをつくづく感じさせます。
そんな彼を夫に持つ彼の奥様もまた、相当な強者であることも伝わってきます。
私は、彼のような方は身内にはいて欲しくないですけど(笑)
全体の構成としては、時系列がややわかりにくく、また略地図も見にくい照らし合わせて読むのは少々辛かったです。
そのことを考えると、足手まといになるようなカメラマンだったら、滑落し重症を負った彼は命を落としていた可能性は高く、一流登山家のカメラマンを要求した彼の選択は間違ってはいなかった。
帰りのバスの中で雨のなかの捨て犬のようにブルブル震えながらのエンディングは、俳優などのタイアップの多い情熱大陸の中でも異色の光景でした。
その後、NHKなどでもチラホラ見かける彼だが、全身ピカピカのモンベル製品に身を包み、それでサバイバルだとか言ってる状態がどうもちぐはぐしてておもしろい。
彼は岳人編集部に身を置き、そこで定期収入にありつきながら、岳人の親会社のモンベルの広告塔として、モンベルから提供された登山用品でサバイバルをしているということだろう。
要するに会社員であり、モンベルの広告塔であり、そういう浮世の社会を持ちつつ、オフにはサバイバルをしているおじさんという状態である。
世捨て人に憧れつつ、会社員として社会と繋がりを持ち、狩猟・ジビエブームの追い風もあったりで、いろんな事を手広くやってバランスを取ってる姿が、煩悩を捨てきれずにサバイバルやってる感じがとても魅力的でもある。
奥様が非常に良くてきた方なんだとは思います。こんな無茶な生活してても子供3人いるというのは、奥様の力あってのことでしょう。
今後は奥様を注目していきたいです。
興味を持っていた時に見つけたので読んでみました。
著者の生き方、考え方には同調できない部分も多く
山との付き合い方もあまりフェアとは言えないのでは?
と疑問を感じるところも。
ただ、3冊を通して読んで感じたことは
協調性に欠ける不器用な一人の男が
失敗を繰り返しながら試行錯誤している姿には
なんの疑問も抱かずにエスカレーター式に学校から社会へ出て
働いている現代人にはない、人臭さがあるということ。
サバイバルというより、生き方に迷う
一人の男の日記として読むとおもしろいと思います。
3月の北海道はまだ真冬。食料を失い、死と向き合いながら彷徨する20日間の過程を、ごく淡々とストイックに語る。すさまじいまでのリアリティが迫る。この文章は間違いなく超一級である。私は脳天を一撃されるような衝撃を受けた。
でありながら、語り口はとても読みやすくて面白く、小難しい言説は一つもない。地図なども載っていて、登山に縁のない人にもわかりやすい。ページを繰るのが面白くてたまらないエンターテイメントでもある。
著者が志向する「サバイバル登山」とは、食料や燃料を持たずに入山し、いわば自給自足的な登山行をすることらしい。エコといえばエコだが、自己満足的なにおいを感じて、冷ややかな視線を送る人もいそうである。
ただ、著者はあくまで自分の体験を述べるにとどまり、自説を強く訴えるようなことはしていない。これは「サバイバル登山」という思想とか主義主張を述べた本ではなく、一人の登山家の迫真の記録をつづったノンフィクションとして読むべきであろう。
でも、自分は暖かい部屋の中で良かった、なんて変な安心感を感じてしまいました。
リアルさが凄いです。
「黒部に入るといつも場違いな気分に包まれる。それは自分の生命があまりに無防備であるということをリアルに思い知らされるためだ。自分が、血と肉となまぐさい内臓を皮膚という柔らかい袋に詰め込んだ装置にすぎないことが、黒部ではばれてしまうのである。ちょっとしたミスや大自然の些細な衝撃で袋はバシャンと割れ、僕は簡単に死ぬ。」
ぜひ、ぎりぎりの世界での仮想現実をこの本の中で体験してください。自分の命とは何なのか、その意味が見出せそうです。
人生観や世界観を散りばめたエッセー風の文章も読んでみたいと思った。