門前仲町が好きでよく飲みに行く。
昔は深川というと門仲から森下あたりを指していたらしいが、深川七不思議を題材にした下町人情の話と聞いて、普段、飲み歩いている街がどんなところだったのか、知りたくなり買ってみた。
結果、宮部ワールドに引き込まれた。
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本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫) 文庫 – 1995/8/30
宮部 みゆき
(著)
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近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが……。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの恋愛成就の願掛けに丑三つ参りを命ぜられた奉公人の娘おりんの出会った怪異の顛末「送り提灯」など深川七不思議を題材に下町人情の世界を描く7編。宮部ワールド時代小説篇。
- 本の長さ294ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1995/8/30
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101369151
- ISBN-13978-4101369150
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理由 | 荒神 | 模倣犯〔一〕~〔五〕 | あかんべえ〔上・下〕 | 孤宿の人〔上・下〕 | 英雄の書〔上・下〕 | |
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1995/8/30)
- 発売日 : 1995/8/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 294ページ
- ISBN-10 : 4101369151
- ISBN-13 : 978-4101369150
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 16,283位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。2022年 第70回菊池寛賞受賞。
イメージ付きのレビュー
3 星
江戸時代の不思議が現代に残る
全般に面白かった。置いてけ堀の語源となった作品にお目にかかるとはラッキー。こんなエピソードがあるなんて。時代小説も侮れない。一般文学通算2344作品目の感想。2019/11/11 18:20
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上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年5月8日に日本でレビュー済み
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本によっては経年焼けで茶色に変色しているのがありますが、当本は綺麗で気持ちよく読めます。
2023年8月9日に日本でレビュー済み
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宮部さんの本 大好きです。
ほとんど持っています。みんな面白く次から次へと読みたくなりいつの間にか宮地ワールドになっています。
ほとんど持っています。みんな面白く次から次へと読みたくなりいつの間にか宮地ワールドになっています。
2022年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編集で面白く直ぐ読める。著者の時代小説は初めて読んだけど、良かった。
2013年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
2020年11月4日に日本でレビュー済み
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一話ずつ完結する短編集です。それぞれに印象深いストーリーで、宮部みゆきさんの時代物が好きな方にお勧めです。各話の主役は市中の人々ですが、茂七親分が担当している事件ということで、親分も少しだけ登場します。ぼんくらシリーズが好きな方は、リアルタイムで茂七親分の活躍する姿が垣間見得て満足感upすると思います。
2020年9月29日に日本でレビュー済み
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本所の七不思議を題に取った物語だが、怪を語ったものではない、人間の物語だ!施しの安易さ、父娘のすれ違い。見守る想い、形にならない恋心。遺された者の想い、別離は世の理。後悔先に立たず、父娘の情。人のさもしさ、蔑みの心。無邪気と現実、母への思慕。表向きと真実、夫婦の確執。どれもみな深みある人間の営みの物語だ。そして、各々の物語に絡む犯罪を通して登場する回向院の茂七が良い塩梅で絡んで来るところも魅力と云える。