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日本動画興亡史 小説手塚学校 1 ~テレビアニメ誕生~ 単行本(ソフトカバー) – 2009/6/20

4.9 5つ星のうち4.9 7個の評価

アトム誕生の時代にタイムスリップして読む 「不可能を可能にしてください」テレビアニメという未曾有の快挙を成し遂げた虫プロの栄光と挫折、そして、生き残った人々の再生を描く、現代の大河歴史小説。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2009/6/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/6/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 368ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062155559
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062155557
  • カスタマーレビュー:
    4.9 5つ星のうち4.9 7個の評価

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皆河 有伽
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメ『鉄腕アトム』「ミドロが沼の巻」期間限定無料配信を受け、本作の「ミドロが沼の巻」を再読していて当該電子書籍が配信終了していることに気づきました。
本書籍が2巻を以て刊行停止した後、電子雑誌『AiR』4号に書き下ろされた中編で、このまま幻になってしまうのは惜しいものです。その存在をこちらに書き残しておきます。何らかの形での再公開を切望致します。
2010年8月16日に日本でレビュー済み
実に面白い本でした。
日本のアニメの特徴をテレビアニメと位置づけ(事実ですが)、それが生れ落ちる瞬間を見事に捉えています。
天才漫画家、手塚治虫は、誰もが敬愛し尊敬する作家でしたが、この作家という天分がアニメ制作には実に災いをももたらせることになります。このあたりの推論は素晴らしいです。
漫画は一人でできますし、無理をすれば編集者が夜中できあがるのを待ってくれます。しかし、アニメ制作は言わば工場を動かすようなものです。
時間通りに事が進まなければ、製品の出来上がりはその分確実に遅れ、制作費用の殆どである人件費が嵩んでしまうのです。
天才漫画家、手塚治虫は、アニメ進出に際して彼なりの秘策を用意していました。さらに、制作費の赤字分はすべて自分で穴埋めをする腹です。このため最初のテレビアニメ「鉄腕アトム」は格安の値段で契約を結んでしまいます。
天才ならではのアイデアを随所で示しながらも、手塚治虫はアニメーションの経験はありません。
毎週30分のテレビアニメは世界史上例を見ないものです。それには、無理であるという理由が山ほど存在していました。手塚治虫は、絵に描いた登場人物に命を与えるという作家としての欲望から何としても実現しようとします。
手塚治虫がアニメをやるというニュースが業界を駆け巡って、幾多の才能が集まってきます。
この本は、手塚治虫の物語ではありません。手塚治虫の元に集まったアニメーター達がどのようにして、テレビアニメを生み出して行ったかを克明に綴った記録です。
周辺情報のリサーチもしっかりされていて、食い入るように読み通してしまいました。
1960年代、高度成長の時代。ディズニーを夢見てそれに駆け上ってゆくアニメーター達の熱気が感じられる物語です。
ジャパニメーションと呼ばれるまでに世界的に人気の高い日本アニメの生い立ちを学ぶことができました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月21日に日本でレビュー済み
手塚やアニメーション史に関心があれば読んで損がない「小説」である。
ここに描かれているの手塚治虫は神話の登場人物ではなく、情熱と野心を持ちそして,ダメな人でもあった手塚治虫である。
もっとも、本書は手塚治虫だけを描いたものではなく、テレビアニメ勃興前期にアニメーションに関わった人たち、「手塚治虫たち」を描いたものである。

手塚や東映動画勃興期のアニメーション史に関しては当事者の書いたものも含め様々な本が出ている。
しかし、それらから一定の像をまとめ上げるのは大変である。
この本の作者はそれらを変わってやってくれている(この本には発言元を記した218もの脚注が挿入されている)。
また、アニメ史になじみが薄い読者のためには丁寧な解説がされている。
そして、無味乾燥に出来事を羅列するのではなく、また登場人物(様々な関わった人)を点描として扱うのではなくそれぞれの感情を持った人として描き出している。
だから、この「小説」は、深い関心を持つ人にも、関心があるけれど予備知識を持たない人にも、面白く読めるだろう。

難があるとすれば、早く2を読みたいのであるが、本レビュー時点では刊行時期がわからない事である。
また、後書きではまだまだ続くことが示唆されているが、それが実現されるのかどうか未定なことである。
是非ともそれが実現されることを願う。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月8日に日本でレビュー済み
この本は手塚治虫というよりも日本のアニメーション群像史なので手塚治虫に注目し過ぎるのはバランスが悪い。しかし手塚治虫の尋常でない能力と行動に圧倒されてしまう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月2日に日本でレビュー済み
手塚治虫個人については本人含め多く語られ、出版されてきた。本書は「群像劇」であり、ゆえに「小説」なのだろう。
週刊誌、週刊漫画誌、毎週放映アニメなど、平成の日本人の熱度では「そりゃ無理」とハナから考えないだろう。「それよりクオリティだよ」ということで。ゲームの発売延期が多いのもそのためだろう。
しかし昭和の男たちは無茶だった。メイド・イン・ジャパンは安かろう悪かろうの汚名を浴びながら、しかし限界の限界まで突っ走った。功罪はあれ、その熱気は胸を打つ。必読。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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