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2013年 大転換する世界 逆襲する日本 単行本 – 2012/11/23

4.2 5つ星のうち4.2 35個の評価

オバマ再選、習近平総書記の誕生、フランスでの政権交代など、2012年は世界中で大統領選挙や指導者の交代が行われた。
いま世界で起きつつある大転換とは何か。そして間もなく「新たな政権」が誕生する日本では、これから何が起こるのか。
2012年に起きた中国・韓国の反日行動、ユーロの大混乱、日本での政界再編の根底にある「共通項」を明らかにし、2013年の世界と日本経済を予測するとともに、われわれ日本人が進むべき道を示す。


・目次

第1章 激変する世界 狙われる日本経済

第2章 日本がグローバリズムの息の根を止める

第3章 ギリシャ発世界大恐慌が迫っている

第4章 2013年、ユーロが終焉する日

第5章 反日で壊滅する韓国と中国の経済

第6章 デフレ化するアメリカ経済の行方

第7章 日本経済の逆襲が始まる

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商品の説明

著者について

経済評論家、作家。1969年生まれ。
東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。
外資系IT企業など数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。大手インターネット掲示板での、韓国経済に対する詳細な分析が話題を呼び、2007年に『本当はヤバイ! 韓国経済』(彩図社)を出版、ベストセラーとなる。以後、立て続けに話題作を生み出し続けている。
データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPの理論的支柱として注目される。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 徳間書店 (2012/11/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/11/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 327ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4198635072
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4198635077
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 35個の評価

著者について

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三橋 貴明
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作家・経済評論家。中小企業診断士。1994年、東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなど を経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立した。現在は、経済評論家、作家としても活躍中。2007年、インターネットの 掲示板「2ちゃんねる」において、公開データの詳細な分析によって韓国経済の脆弱な実態を暴く。これが反響を呼んで『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社) として書籍化されて、ベストセラーとなった(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門 (ISBN-13: 978-4776206187)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
35グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三橋氏の文章は、いつも明晰である。
難解な世界経済や財政のことが、心地よく頭に入ってくる。
それでいて熱い。
象徴的なのは、「はじめに」での文章の運び。
11月6日のアメリカ大統領選に触れた後、日本の「TPP推進」「消費税増税」「公共事業削減」について冷静に説明し、その直後で「ふざけるな、と言いたい」と一刀両断する。
こうした、小気味の良い、溜飲の下がる文体こそ、三橋氏の真骨頂と言えようか。

卓越した実力をもつ論客が、激動の「今」の世界経済の動向と、日本の偉大な使命と針路について、熱く論じたのが、本書である。

冒頭で三橋氏は、善悪の「価値観」は、捉える人の立場によって、まったく違って見える場合がある、との前提で論を進める。
そして、三橋氏の価値の置き所は、明確である。
「筆者の価値観の中心は、国民の経済をいかに成長させるかであり、それ以外はない」(174ページ)のである。
この視点を明確にして論じる三橋氏の文は、切れ味鋭い快刀が乱麻を断つが如く、である。

たとえば、氏の主張の前提となる「共同体」の定義について。
「人間は何らかの共同体に属さなければ、生きていくことはできない。共同体のもっとも小さいものが家族であり、最大のものが国家だ。国家より先はない」。
うっかりすると、当然と思って読み飛ばしそうな箇所である。
だが、いかに「共同体」を富ませ、成長させるか、との目的から捉えれば、現段階では「国家」が、コントロール可能な規模の限界となることが理解できる。

この観点からの考察で興味深いのは、「ユーロ」と「ギリシャ」の行く末である。
三橋氏の「前提」から考えれば、一国の「政府」と「中央銀行」と「通貨」は、本来、密接な関係があり、「国民の経済」という至上の価値観に奉仕する形で、財政政策を考えなければならない。
ところが、ギリシャの国家財政とは切り離された形で、通貨「ユーロ」が存在する。
だから、ギリシャの「政府」や「中央銀行」は、「通貨」や「国債」の自由な発行ができず、財政を自ら実質的にコントロールできない。

もう一方で興味深いのが、「帝国循環」の話。
「ギリシャ式帝国循環」と「アメリカ式帝国循環」の対比についての話である。
ドイツが、車を売った「ユーロ」を再投資し、さらに車を売る。ドイツの金で、ギリシャは経済成長を続けてきた、というのが「ギリシャ式帝国循環」。
一方、アメリカが日本から輸入した代金である「アメリカドル」を再びアメリカ国内で投資したり、アメリカ国債に充てるなどして、アメリカが得をするかたちで形成したのが「アメリカ式帝国循環」である。

この二つの「帝国循環」の決定的な違いが「為替レート」にあったというのは、「目からウロコ」ものである。
すなわち「為替レートの下落」によって、債務を目減りさせることができるアメリカと、「共通通貨・ユーロ」のためにそれができず、財政危機に陥ったギリシャと。

「新古典派経済学」をベースにした「ユーログローバリズム」は、国家の自由な政策を制限し、制度的に限界に来ていることを筆者は指摘する。
そして、2013年にも「ユーロの終焉」があり得る、との大胆な予測を立てている。

日本がTPPに参加するか否かの論議は、安全保障の観点も含む難問ではあるが、経済の視点からは、こうした欧州の行き詰まりも、念頭に置いて考える必要があると感じた。

上記の一例のように、「国」と「通貨」の関係という「土台部分」の原理から説き尽くされているので、現在、置かれている各国の状況が、明瞭に把握できる。
また、今後の処方への三橋氏の提案に高い説得性が生まれる理由も、明快な数字や図式とともに、この分かりやすい「しくみ」の「説明力」にあると感じる。
日本、欧州、アメリカ、中国、韓国。それぞれの「国のしくみ」と展望も、急所がしっかりと把握されている。

こうして、世界経済が、2013年、いかに危機的な段階に突入するかを予測した上で、それでも、日本に世界一の潜在力があり、それを引き出すことが可能である、との主張に持ち込んでいく。

結論部分は、いつもの主張の通り「経済成長戦略」。
藤井聡氏も主張する、適正規模の「公共事業」をてこにして、「国民の経済」を成長させようとの針路こそ、最も価値的であるとの確信が、本書を読んでますます深まった。

それにしても、総選挙直前という、何というタイムリーな出版!
「主権」を持つ国民として、今度こそ政権選択を間違えてはならない。
私自身も、「成長戦略」を具体的に打ち出している政党の中から、選択するつもりである。

大事な主権の行使を、確信あるものにするため、ぜひ一読を、とお勧めしたい好著である。
134人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暗雲立ち込めています
国際社会での日本の評価です
中韓の日本への侮蔑工作が効いてきたのか
先行き不透明で、まんまと逆に嵌っているのか
橋下のような浅はかな発言で全世界の女性を敵に回すようなことをして
下手すると日本は孤立しますよ
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 著者の主張は、現下のデフレ不況、国債残高の増加、TPPの考え方などを考える上で非常にわかりやすい視座を提供してくれます。また、このような状況下で必要な経済施策とはなんなのかについても定見を持っていて全くブレません。今回の政権交代で、まさに氏が主張してきた通りの施策に向けて舵が切られ始めたことから、氏の予見力の確かさが示されたともいえます。

 ただ、政権交代直前に書かれた本書は、従来からの主張(
図解 それでも、日本経済が世界最強という真実 いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由 (WAC BOOK) グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本 )の念押しの感が強く、なんどもなんども、なんども!氏が主張してきたことだけにちょっと疲れたのか、そのためいささか筆を走らせすぎたのか、少し抑制が効いていない感じがする箇所もチラホラ・・・。

 主張の内容が氏からすればさほど新味のあるモノではないことと上記の点を割り引いて、少し辛めの評価としましたが、日本経済の回復を予見する本書は、あたらず触らずの評論ではなく反証可能性も備えた真摯な経済施策の提言書だと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
序文より抜粋
「本書は、2012年の世界的な経済・政治・国際情勢を分析しつつ、いま起きている大きな潮流の変化、そして今後の世界経済や日本の進む方向を予見したものである。…中略…ただし、本書は、たんに2013年の行く末を占った本ではない。むしろ、日本人という大国の有権者として、2013年をどうすべきなのかを考えるための1冊である。」

序文に掲載されている通り、「2013年はこうなる」のような記載は少なく、各主要国、地域の情勢を詳細に分析し、「大国の有権者」として日本人の進むべき道をいっしょに考えていこう!そう締めくくっている書籍である。
筆者の言葉を借りれば、まさに今この時、日本人一人一人の行動が世界の命運を握っている、2012年から2013年にまたがった今この時が未来への礎となる、と大げさでは無く、明確なデータと理論を持って説いている。

目次(カッコ内はページ数)
●激変する世界、狙われる日本 46
●日本がグローバリズムの息の根を止める 32
●ギリシャ発世界大恐慌が迫っている 48
●2013年、ユーロが終焉する日 56
●反日で崩壊する韓国と中国の経済 52
●デフレ化するアメリカの経済 26
●日本経済の逆襲が始まる 53

いつもの三橋本と同じく明瞭明快であり、安心して読み込める。ただ300ページ以上と分量は多いのだが、如何せんそれぞれの項目だけでも本来なら本1冊になるところを凝縮しており、韓国、中国の情勢など内容によっては物足りない部分もある(他の三橋本などとのダブリを省略している事情もあるだろう)。

日本、ギリシャ、ユーロ(ヨーロッパ)、韓国、中国、アメリカ、それぞれの世界主要国家、地域について経済・政治的な状況を分析している。
取り上げられた全ての国(地域)に共通するキーワードは、ずばり「グローバリズム(市場原理主義)」だ。グローバリズムが経済を疲弊させ、限られた勝者のみに富を集中させていく。今後「グローバリズム対民主主義」の戦いが激化してくるだろう。そう説いている。

内容を一部抜粋
●グローバル企業が仕掛けるTPPで殺される日本
●日本は今ならグローバリズムの魔の手から逃れられる
●ギリシャの歴史的な悲運と自前で国債を発行出来ない悲哀
●域内完全グルーバル化したユーロ、自国の自由を制限しているのが共通通貨ユーロ
●韓国はグルーバル資本の植民地
●中国は日本と異なり完全にグローバリズムにビルトインされている
●オバマ再選で正しいデフレ対策に進み始めたアメリカ
●安倍政権の誕生ではじめて正しいデフレ対策が行われる

他の三橋本や三橋ブログなどで散々聞かされた内容もあるが、今回は特にギリシャ、ユーロ分析に力を入れているようだ。筆者自信が直近2012年10月に直接ギリシャに出向き情報を収集して分析した状況を歴史なども踏まえ説いている。2013年以降にギリシャ(あるいはユーロの一部地域)が終焉する危険性を察してのことだろう。

文末として
「安倍総理大臣が実現し、日米両国ともに「正しいデフレ対策」に乗り出すことができれば、世界経済が救われることになる。…中略…その小さな1票が一定の規模に達したとき、それはまさに歴史を変えるほどの巨大なパワーになりうる。私たち日本国民は、現在、世界の命運を変えるほどに貴重な1票を手にしている。」

非常に重い。まさに「その時」が来月12月に迫っているわけだ。

本書の予見が正しいのなら、我々は「歴史の転換点」に立っている。その「証明書」として是非本書を手元に置いておきたいところだ。
138人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者はもともと中小企業診断士でしたが、デフレが続き診断士の仕事が無いこと、韓国経済の危うさを看破しそれを2chで解説したことをきっかけに「本当はヤバイ韓国経済」で作家デビューしました。
韓国経済、中国経済に関する書籍も数多く書いており、どちらもフィクションのように予想の斜め上を行っていますので楽しめます。

さて、本作について。
題名の通り、2012年を終えようとしている現在の世界の、そして日本の状況を確認し、その上で2013年以降の世界がどう変わっていくのか、が解説されています。
アメリカ、ユーロ、中国、韓国などの世界の変化、問題点を確認して、最後に日本について触れています。

私が三橋さんを師匠と考えた理由は、著者の特徴とも言える「既存の数値データをグラフ化して、みんなに分かりやすく伝える」技法です。
本作でその技は遺憾なく発揮されています。
例えば、ユーロ問題。
借金が返せない可能性がある、PIGS諸国(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)に対して、ヨーロッパ中央銀行が緊縮財政をしないと融資しないぞ、と脅迫紛いのことをしています。
ですが、著者の作成したグラフを見れば、増税しても政府の歳入は増えない=借金を返すことがますます難しくなる事が一目瞭然です。
また、日本経済において韓国、中国は重要な位置を占めている、中国に依存している日本経済は喧嘩するな、という意見もよく見かけます。
しかしそれも輸出入のグラフをみれば対GDP比で韓国が0.45%の黒字、中国が0.33%の黒字でしかありません。
輸出、輸入の比率で見ても、韓国が1%前後、中国が3%台です。
金額で言うと数兆円、数十兆円単位なので騙されそうですが、グラフで見てみると、とても依存しているとは言えません。
著者のこの技法で物事を見ると、抽象論で騙そうとするマスコミなどに対する防御網を敷けますので、おすすめです。

日本における最大の問題はデフレです。
これは著者が著作、blog、講演で繰り返し繰り返し述べていることなのでそれだけ重要です。
このデフレを克服するために何が必要で、その障害となっていることは何か?
日本の将来を決めるためのヒントになれば幸いです。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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