金日成存命時代から金正日時代が来るまでの、まず当時としては知りえない裏側がずいぶん書いてありました。
北朝鮮史や金正日に興味のある人にはぜひオススメです
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金正日秘録-なぜ正恩体制は崩壊しないのか (産経NF文庫) 文庫 – 2018/11/22
李 相哲
(著)
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核、拉致、正恩の真相がここにある──
没後7年、いまなお日本と米中韓を振り回す「死せる正日」。
北朝鮮研究の第一人者が、機密文書など600点に及ぶ文献や独自インタビューから初めて浮かび上がらせた、2代目独裁者の「特異な人格」と世襲王朝の実像。
没後7年、いまなお日本と米中韓を振り回す「死せる正日」。
北朝鮮研究の第一人者が、機密文書など600点に及ぶ文献や独自インタビューから初めて浮かび上がらせた、2代目独裁者の「特異な人格」と世襲王朝の実像。
- 本の長さ424ページ
- 言語日本語
- 出版社潮書房光人新社
- 発売日2018/11/22
- 寸法10.6 x 1.7 x 15.3 cm
- ISBN-10476987006X
- ISBN-13978-4769870067
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商品の説明
著者について
李 相哲(り・そうてつ)
龍谷大学教授。専門は東アジアの近代史・メディア史。1959年、中国黒竜江省生まれ。中国紙記者をへて87年に来日。上智大学大学院博士課程修了(新聞学博士)。98年、龍谷大学助教授。2005年から教授。
中国の旧満州・日本統治時代の朝鮮半島の新聞史や、現代の韓国・北朝鮮情勢を分析した論文や著書が多い。主な著書に『金正日と金正恩の正体』(文春新書)、『朴槿恵〈パク・クネ〉の挑戦 ムクゲの花が咲くとき』(中央公論新社)、『東アジアのアイデンティティ 日中韓はここが違う』(凱風社)、『北朝鮮がつくった韓国大統領』(産経新聞出版)など。日本国籍。
龍谷大学教授。専門は東アジアの近代史・メディア史。1959年、中国黒竜江省生まれ。中国紙記者をへて87年に来日。上智大学大学院博士課程修了(新聞学博士)。98年、龍谷大学助教授。2005年から教授。
中国の旧満州・日本統治時代の朝鮮半島の新聞史や、現代の韓国・北朝鮮情勢を分析した論文や著書が多い。主な著書に『金正日と金正恩の正体』(文春新書)、『朴槿恵〈パク・クネ〉の挑戦 ムクゲの花が咲くとき』(中央公論新社)、『東アジアのアイデンティティ 日中韓はここが違う』(凱風社)、『北朝鮮がつくった韓国大統領』(産経新聞出版)など。日本国籍。
登録情報
- 出版社 : 潮書房光人新社 (2018/11/22)
- 発売日 : 2018/11/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 424ページ
- ISBN-10 : 476987006X
- ISBN-13 : 978-4769870067
- 寸法 : 10.6 x 1.7 x 15.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 430,447位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 63,644位ノンフィクション (本)
- - 99,551位文庫
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故いまだにこのような独裁国家が存続しているか理解出来た。単なる世襲ではなく、血縁者による凄まじ権力闘争がある。朝鮮半島、米中露、立体的に理解出来る。
2016年9月11日に日本でレビュー済み
金正日は、長く謎の人物だったが、本書では金正日の育成歴からはじまり、性格形成、権力簒奪、固陋化までをよく追いかけている。すでに公開されている書から拠っている部分は多いとはいえ、よくまとめられている。金日成・正日父子の葛藤、さらには金正恩への権力委譲を描くことで、一つの北朝鮮史が完成している。それも人間臭いドラマの連続だから、じつにわかりやすい北朝鮮史となっている。
本書でもっともハッとさせられたのは、金正日が父の後継者の最右翼ではなかったということだ。金正日は先妻の子であり、先妻に似て容貌に自信がなかったという。一方、後妻で新正室の子・金平一は優秀かつハンサムであり、父に愛されていた。金正日の未来はあまりに不透明であり、後妻の子を蹴落として生き残らねばならなかった。幼いころ父に反発していたという金正日だが、自らの置かれた環境を知るに及んで、早くから権力闘争をはじめていく。ライバル金平一を蹴落としてのちも、全権掌握まで彼に心のやすまるときはなく、父への阿諛追従と粛清劇がつづく。それが、北朝鮮の民衆の悲惨となる。
金正日にも悲劇があるとするなら、あまりに早くに権力闘争をはじめたため、世界を知らない指導者になってしまったことだ。父・日成は中国型の改革開放、核の放棄も視野に入れていたらしいが、正日は改革・開放、核放棄を断固として受け入れられるものではなかった。父子の度量・経験の違いであろう。さらにいえば、改革開放が金家の独裁王朝にヒビを入れる危険をより察知していたのが、金正日ということになろうか。
そして、独裁者である父子の相剋がつづくのが、北朝鮮の歴史なのだろう。金日成は子・正日に失望していき、同じことは正日・正恩父子の間でも繰り返される。権力を得た子にとって、父はけむたい存在でしかなく、元独裁者は失意と焦りのうちに果てることになる。
読後思うのは、北朝鮮がたんなる独裁社会主義国家ではないことだ。その先軍政治は、大日本帝国の暗部を引き継いだかのようであり、世襲と粛清は、李朝の悪しき宿痾の呪いが解けていないからのような気がする。
それにしても、金正日の存在が大きくなりはじめた1990年代初頭、日本には北朝鮮を知るうえでまともな本はほとんどなかった。『凍土の共和国』でその暗部を知るくらいで、講談社からの北朝鮮シリーズは目新しかった。4半世紀すぎたいま、こうした本が出てくることは、日本での北朝鮮研究が進んだあかしであろう。まだまだ知るべきことはあるのだが。
本書でもっともハッとさせられたのは、金正日が父の後継者の最右翼ではなかったということだ。金正日は先妻の子であり、先妻に似て容貌に自信がなかったという。一方、後妻で新正室の子・金平一は優秀かつハンサムであり、父に愛されていた。金正日の未来はあまりに不透明であり、後妻の子を蹴落として生き残らねばならなかった。幼いころ父に反発していたという金正日だが、自らの置かれた環境を知るに及んで、早くから権力闘争をはじめていく。ライバル金平一を蹴落としてのちも、全権掌握まで彼に心のやすまるときはなく、父への阿諛追従と粛清劇がつづく。それが、北朝鮮の民衆の悲惨となる。
金正日にも悲劇があるとするなら、あまりに早くに権力闘争をはじめたため、世界を知らない指導者になってしまったことだ。父・日成は中国型の改革開放、核の放棄も視野に入れていたらしいが、正日は改革・開放、核放棄を断固として受け入れられるものではなかった。父子の度量・経験の違いであろう。さらにいえば、改革開放が金家の独裁王朝にヒビを入れる危険をより察知していたのが、金正日ということになろうか。
そして、独裁者である父子の相剋がつづくのが、北朝鮮の歴史なのだろう。金日成は子・正日に失望していき、同じことは正日・正恩父子の間でも繰り返される。権力を得た子にとって、父はけむたい存在でしかなく、元独裁者は失意と焦りのうちに果てることになる。
読後思うのは、北朝鮮がたんなる独裁社会主義国家ではないことだ。その先軍政治は、大日本帝国の暗部を引き継いだかのようであり、世襲と粛清は、李朝の悪しき宿痾の呪いが解けていないからのような気がする。
それにしても、金正日の存在が大きくなりはじめた1990年代初頭、日本には北朝鮮を知るうえでまともな本はほとんどなかった。『凍土の共和国』でその暗部を知るくらいで、講談社からの北朝鮮シリーズは目新しかった。4半世紀すぎたいま、こうした本が出てくることは、日本での北朝鮮研究が進んだあかしであろう。まだまだ知るべきことはあるのだが。
2017年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年2月13日にマレーシアのクアラ・ルンプール国際空港第2ターミナル3階の出発ホールで金正男がVXガスで暗殺された。北朝鮮国家保衛省工作員に「どっきり番組の撮影」と騙されたヴェトナム人女性とインドネシア人女性の犯行だ。国家保衛省に命じたのが金正男の異母弟の金正恩・朝鮮労働党委員長であることはいうまでもない。
この事件をきっかけに、金正男と金正恩の父親である金正日に、あらためて関心を持った。ネットで評価の高い本書を、取り寄せてみた。
李相哲氏は中国黒竜江省の朝鮮族の出身で、黒竜江日報の記者を務めたのち、1987年9月に日本に留学。1995年3月に上智大学大学院文学研究科新聞学専攻を修了(新聞学博士)。1995年4月から1998年3月まで上智大学国際関係研究所の客員研究員を務めた。1998年4月に龍谷大学社会学部助教授となり、2005年に教授となった。1998年にはまた日本国籍を取得している。
本書は、『産経新聞』に2014年12月17日から2016年5月7日まで連載した記事に加筆して単行本化したものだ。李相哲氏はこの連載を執筆するに際して、金正日の乳母や金日成の秘書室長などに直接取材。さらに、朝鮮語、中国語、日本語、英語の書籍、新聞雑誌の記事、映像資料など600点以上を参考にしたという。
本書は、「はじめに」、北朝鮮の地図、金一族の家系図、第1章~第7章、「あとがきに代えて」、金正日の年表、参考文献、人名および事項索引、筆者紹介からなっている。
第1章では、金正日と金日成の死亡時の状況が描かれている。
第2章では、金正日の傍若無人な少年時代が述べられている。
第3章では、労働党内での台頭過程が述べられている。
第4章では、いかに工作機関を掌握して、日本人拉致指令を出したかが述べられている。
第5章では、ついに金日成の後継者の地位をつかみとるまでが述べられている。
第6章では、指導者になってからの失政が述べられている。
第7章では、金正恩を後継者に決めるまでが述べられている。
父親に愛されたいと願いながらも父親を恐れ、幼くして実弟や実母を亡くした孤独感に苛まれ、継母や異母弟に嫉妬心をたぎらせ、独裁者の長男として傲然と振舞いながら自らの貧弱な外見に劣等感を抱き続けた金正日を、李相哲氏は活写している。実母を捨てて新しい女に走った父親を内心憎みつつも、自らもまた次から次へと女を取り換えずにはいられなかった金正日は、本書に述べられているだけでも5人の異母兄弟姉妹をもうけた。兄殺しの悲劇は実にここに始まっていたといえる。
ただ、ネット情報では、金正日は、金日成総合大学の同期生の洪一茜と1966年に結婚して、1968年に金恵敬をもうけたとされる。正妻の金英淑との間には金雪松のほかにもう1人、1976年に金春松をもうけたとされる。晩年同棲した金玉との間にも2008年に娘(名前不詳)をもうけたとされる。本書はこれらについて何も触れていない。
また、李相哲氏が参考にしたという600点以上の資料のうち、巻末の参考文献にリストアップされているのは40点ほどだけだ。本文中のある記述がどんな文献や証言に基づいているのかも、すべて明記されているわけではない。「こう語る」「こう話す」「こう回想する」といった表現が頻出するが、李相哲氏のインタヴューに取材相手がそう答えたという意味なのか、それとも第三者のインタヴュー記事の孫引きなのかが、判然としない箇所も多い。
この事件をきっかけに、金正男と金正恩の父親である金正日に、あらためて関心を持った。ネットで評価の高い本書を、取り寄せてみた。
李相哲氏は中国黒竜江省の朝鮮族の出身で、黒竜江日報の記者を務めたのち、1987年9月に日本に留学。1995年3月に上智大学大学院文学研究科新聞学専攻を修了(新聞学博士)。1995年4月から1998年3月まで上智大学国際関係研究所の客員研究員を務めた。1998年4月に龍谷大学社会学部助教授となり、2005年に教授となった。1998年にはまた日本国籍を取得している。
本書は、『産経新聞』に2014年12月17日から2016年5月7日まで連載した記事に加筆して単行本化したものだ。李相哲氏はこの連載を執筆するに際して、金正日の乳母や金日成の秘書室長などに直接取材。さらに、朝鮮語、中国語、日本語、英語の書籍、新聞雑誌の記事、映像資料など600点以上を参考にしたという。
本書は、「はじめに」、北朝鮮の地図、金一族の家系図、第1章~第7章、「あとがきに代えて」、金正日の年表、参考文献、人名および事項索引、筆者紹介からなっている。
第1章では、金正日と金日成の死亡時の状況が描かれている。
第2章では、金正日の傍若無人な少年時代が述べられている。
第3章では、労働党内での台頭過程が述べられている。
第4章では、いかに工作機関を掌握して、日本人拉致指令を出したかが述べられている。
第5章では、ついに金日成の後継者の地位をつかみとるまでが述べられている。
第6章では、指導者になってからの失政が述べられている。
第7章では、金正恩を後継者に決めるまでが述べられている。
父親に愛されたいと願いながらも父親を恐れ、幼くして実弟や実母を亡くした孤独感に苛まれ、継母や異母弟に嫉妬心をたぎらせ、独裁者の長男として傲然と振舞いながら自らの貧弱な外見に劣等感を抱き続けた金正日を、李相哲氏は活写している。実母を捨てて新しい女に走った父親を内心憎みつつも、自らもまた次から次へと女を取り換えずにはいられなかった金正日は、本書に述べられているだけでも5人の異母兄弟姉妹をもうけた。兄殺しの悲劇は実にここに始まっていたといえる。
ただ、ネット情報では、金正日は、金日成総合大学の同期生の洪一茜と1966年に結婚して、1968年に金恵敬をもうけたとされる。正妻の金英淑との間には金雪松のほかにもう1人、1976年に金春松をもうけたとされる。晩年同棲した金玉との間にも2008年に娘(名前不詳)をもうけたとされる。本書はこれらについて何も触れていない。
また、李相哲氏が参考にしたという600点以上の資料のうち、巻末の参考文献にリストアップされているのは40点ほどだけだ。本文中のある記述がどんな文献や証言に基づいているのかも、すべて明記されているわけではない。「こう語る」「こう話す」「こう回想する」といった表現が頻出するが、李相哲氏のインタヴューに取材相手がそう答えたという意味なのか、それとも第三者のインタヴュー記事の孫引きなのかが、判然としない箇所も多い。
2016年8月3日に日本でレビュー済み
北朝鮮の先代独裁者金正日の一生や彼がどのように強固な権力基盤を築いたのがを解説する著書である。発行する前に、すでに『産経新聞』において一年半ぐらい連載していた。
本書は三ヶ国関係者への取材と大量な機密文書の解読をもとに、狂人、怪人、悪魔ではなく、「人間」金正日の実像を詳しく描き、従来のフィクション小説のような金一族関係書と一線を画した作品と言っても過言ではない。とりわけ、本書は拉致、核武装などわが国にとって極めて重大な課題に対する金正日氏の姿勢も触れており、先行研究としての価値も十分評価可能である。
北朝鮮、金一族に興味のある方々は予備知識としてまず本書を一読してもいいのではないだろうか。
本書は三ヶ国関係者への取材と大量な機密文書の解読をもとに、狂人、怪人、悪魔ではなく、「人間」金正日の実像を詳しく描き、従来のフィクション小説のような金一族関係書と一線を画した作品と言っても過言ではない。とりわけ、本書は拉致、核武装などわが国にとって極めて重大な課題に対する金正日氏の姿勢も触れており、先行研究としての価値も十分評価可能である。
北朝鮮、金一族に興味のある方々は予備知識としてまず本書を一読してもいいのではないだろうか。
2016年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
産経新聞連載中から読んでいましたが、やはり一冊の書籍になると読みやすさが違いますね。
面白くてあっという間に読み終えました。多少の脱力感とともに。
金王朝のことに興味がなければこれほどくだらない内容のものはないでしょうが、
少しでも気にしてる人は、まず押さえておかねばならない「王朝の雰囲気。空気}のようなものが感じ取れる好著です。
著者も日本に暮らしているので総連との関係を深く書き込むことは難しいのでしょうか?
あるいは自作にとってあるのでしょうか?
是非、金王朝と総連の関係も詳しく教えていただきたいものです。
面白くてあっという間に読み終えました。多少の脱力感とともに。
金王朝のことに興味がなければこれほどくだらない内容のものはないでしょうが、
少しでも気にしてる人は、まず押さえておかねばならない「王朝の雰囲気。空気}のようなものが感じ取れる好著です。
著者も日本に暮らしているので総連との関係を深く書き込むことは難しいのでしょうか?
あるいは自作にとってあるのでしょうか?
是非、金王朝と総連の関係も詳しく教えていただきたいものです。
2019年10月26日に日本でレビュー済み
戦後七十数年にわたり我が国の文化・教育・言論・行政・司法・マスコミの各界を牛耳り続けている反日左翼・反日テロリスト。
彼らが目指しているのは、スターリン・毛沢東・ポルポト・金正日正恩のような独裁者(四天王)になること。そして、スターリン時代のソ連、毛沢東晩年の文革下の中国、ポルポトとその配下クメールルージュが支配したカンボジア、今も金王朝の圧制が続く北朝鮮・・・まさにこれらの国のような理想郷(四大理想郷)を建国することである。
この思いは、私にも同意はできないが理解できる部分もある。スターリン・毛沢東・ポルポト・金親子のような絶対権力を握れば、言論統制・拷問・虐殺・戦争・人権蹂躙・民族浄化、なんでも自由にやり放題である。今の日本(や他の自由主義・民主主義国家)では全く考えられないことがやりたい放題である。
彼ら反日左翼・反日テロリストが目指しているのは、確かに理想郷ではあるが、間違っても「人民の理想郷」ではなく自分たち「独裁者の理想郷」である。多くの人々はその点を誤解している。もしくは騙されている。
本書は、戦後七十数年にわたり我が国の文化・教育・言論・行政・司法・マスコミの各界を牛耳り続けている反日左翼・反日テロリストが、ひた隠しにしていた「独裁者のための理想郷」を暴いた本である。
彼らが目指しているのは、スターリン・毛沢東・ポルポト・金正日正恩のような独裁者(四天王)になること。そして、スターリン時代のソ連、毛沢東晩年の文革下の中国、ポルポトとその配下クメールルージュが支配したカンボジア、今も金王朝の圧制が続く北朝鮮・・・まさにこれらの国のような理想郷(四大理想郷)を建国することである。
この思いは、私にも同意はできないが理解できる部分もある。スターリン・毛沢東・ポルポト・金親子のような絶対権力を握れば、言論統制・拷問・虐殺・戦争・人権蹂躙・民族浄化、なんでも自由にやり放題である。今の日本(や他の自由主義・民主主義国家)では全く考えられないことがやりたい放題である。
彼ら反日左翼・反日テロリストが目指しているのは、確かに理想郷ではあるが、間違っても「人民の理想郷」ではなく自分たち「独裁者の理想郷」である。多くの人々はその点を誤解している。もしくは騙されている。
本書は、戦後七十数年にわたり我が国の文化・教育・言論・行政・司法・マスコミの各界を牛耳り続けている反日左翼・反日テロリストが、ひた隠しにしていた「独裁者のための理想郷」を暴いた本である。
2016年11月18日に日本でレビュー済み
出版元が産経だからと言って偏見を持って本書をみると判断を誤る。著者のルーツから情念と著者が信頼に値するとした参考図書を元に書かれた本書は、北朝鮮理解の好著である。ただ副題は本書の内容と合っていない、帯も同じだ。