濃霧が港町を覆う
溟海に漂い現れた幽霊船と共に亡霊達がやがて海岸から町へと彷徨い渡り 深い霧の中から現れる《100年前、この町の誕生に纏わる血に塗られた秘められた過去があった》
この町の創立百周年を祝う住民たちを恐るべき因縁によって舞い戻って来た怨霊たちが迫り来る恐怖の事態
今観ても引き込まれる雰囲気を持つストレートなオーソドックス《正統派》恐怖映画であるが西洋と東洋の幽霊・亡霊《ゴースト》の姿態の差異は、その土地や宗教的な信仰の違いにより視覚的外観の捉え方にも影響していると云われる
日本の幽霊と呼ばれる多くは非物資である霊魂に譬えられ姿が薄く足下が透けているのに対して、この映画の亡霊たちは霧に包まれているものの実態的に視覚にハッキリと容態を認識させ恨みつらみを持つ対象人物の血縁者へ物体的《血》の報復に至り晴らすのである
そんな洋の東西問わず拘らずとも
巧みな職人芸で監督ジョン・カーペンターが観る者をミステリアス《神秘的》に包み込み
恐怖へと引き込む
舞台の季節は肌寒さを感じる秋頃だが
夏の夜に観たくなる怪綺談である
ザ・フォッグ [Blu-ray]
フォーマット | Blu-ray, ドルビー, ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | ジェイミー・リー・カーティス, ジャネット・リー, エイドリアン・バーボー, ジョン・カーペンター |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 39 分 |
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商品の説明
1980年/アメリカ映画
原題:The Fog
収録時間:本編99分
仕様:カラー 1080.High-Def(ビスタサイズ)
音声:
1英語(リニアPCM/ステレオ)
2日本語吹替(ドルビーTrue HD/モノラル)
3オーディオコメンタリー日本語(ドルビーTrue HD/ステレオ)
字幕:1日本語
※仕様等、内容は予定のため変更になる場合がございます。
※商品写真は見本のため変更になる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4988003847470
- 監督 : ジョン・カーペンター
- メディア形式 : Blu-ray, ドルビー, ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 1 時間 39 分
- 発売日 : 2017/12/6
- 出演 : エイドリアン・バーボー, ジェイミー・リー・カーティス, ジャネット・リー
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Mono), 英語 (PCM)
- 販売元 : キングレコード
- ASIN : B074PK7G35
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 186,273位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,928位外国のホラー映画
- - 11,471位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー

5 星
廉価版BDについて
内容に関しては他の方がもう何度も書いてくださってるでしょうから自分からは今回新しく発売された廉価版BDの仕様について軽く触れておきます。キングレコードお得意の「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズということでやはりジャケット背表紙はこうなっております。しかしリバーシブル仕様になっているためこのダサい方のデザインは隠せるようになっていました。やったね。おそらく他の廉価版BDも同じ仕様だと思います。前回発売された最終盤BDは購入していないのですが、この廉価版にも日本語吹き替え音声はちゃんと3種類入っています。ご安心ください。(91年日曜洋画劇場版・82年テレ東版・LD,VHS吹替版)しかし、バタリアンズのオーディオコメンタリーは要らんと何度言ったらわかるのか…その他の特典は特にありません。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メーカー変えてこのタイトルでてましたが、いよいよブルーレイに・・・
霧の発色はDVDよりも鮮明でオリジナルのフィルムの材質のせいで、汚い画質もかなり補填されてるイメージがあります。
但し、ジャケットは東北新社盤に負けてます。
オリジナルアドバンスの影か、オージーワンシートの灯台のビジュアルが欲しかった。
ところどころノイズが乗りますが、原盤のおかげで、仕方ないんでしょうね。
『ハロウイン』等よりよっぽどこちらが傑作で
中学時代土曜日、学校ふけて有楽座で初回鑑賞したのが懐かしい思いでです。
追記2019年5月
2018年、『ハロウィン』公開前にたった1日だけアメリカ本国と
エンバシー認定数国で4Kレストアバージョンが劇場公開されました。
(日本は入らず・・・旧規格フィルムでレコード会社のイベント上映のみ)
私は見ていないのですが、映画関連のアメリカの友人からは今迄の映画とは別物である!
とのメールを頂いております。
ノーマルブルーレイで満足してましたが、
アントニオ・ベイにかかる霧や暗部の発色等も全く違うようですから、これらがエンバシーさんから発売されるのを待つのが良策だと思われます。
最終版といいつつ、全く最終版でないこのブルーレイは中途半端です。
その際のイベントも特典につくようなら、そちら迄待つべきです。
USの27かける40の1シートポスターも、数枚しかつくられず、プレミア化しております。
エンバシー本社から劇場に配布された極少数のポスターはマニアにより、奪い合いが続いてますが、
数10枚しか本社から劇場に提供されなかったようです。
数10万円でも入手は難しいようですが1枚未使用を確保する為に大枚はたきました(涙)
クワッド40×30のポスターは200枚強創られ、サインが入ってますそうですが速攻完売したそうです。
最終版は★1つ、ぼったくり商品ですからノーマルのブルーレイでいまのところは我慢しましょう。
霧の発色はDVDよりも鮮明でオリジナルのフィルムの材質のせいで、汚い画質もかなり補填されてるイメージがあります。
但し、ジャケットは東北新社盤に負けてます。
オリジナルアドバンスの影か、オージーワンシートの灯台のビジュアルが欲しかった。
ところどころノイズが乗りますが、原盤のおかげで、仕方ないんでしょうね。
『ハロウイン』等よりよっぽどこちらが傑作で
中学時代土曜日、学校ふけて有楽座で初回鑑賞したのが懐かしい思いでです。
追記2019年5月
2018年、『ハロウィン』公開前にたった1日だけアメリカ本国と
エンバシー認定数国で4Kレストアバージョンが劇場公開されました。
(日本は入らず・・・旧規格フィルムでレコード会社のイベント上映のみ)
私は見ていないのですが、映画関連のアメリカの友人からは今迄の映画とは別物である!
とのメールを頂いております。
ノーマルブルーレイで満足してましたが、
アントニオ・ベイにかかる霧や暗部の発色等も全く違うようですから、これらがエンバシーさんから発売されるのを待つのが良策だと思われます。
最終版といいつつ、全く最終版でないこのブルーレイは中途半端です。
その際のイベントも特典につくようなら、そちら迄待つべきです。
USの27かける40の1シートポスターも、数枚しかつくられず、プレミア化しております。
エンバシー本社から劇場に配布された極少数のポスターはマニアにより、奪い合いが続いてますが、
数10枚しか本社から劇場に提供されなかったようです。
数10万円でも入手は難しいようですが1枚未使用を確保する為に大枚はたきました(涙)
クワッド40×30のポスターは200枚強創られ、サインが入ってますそうですが速攻完売したそうです。
最終版は★1つ、ぼったくり商品ですからノーマルのブルーレイでいまのところは我慢しましょう。
2023年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『ザ・フォッグ』(The Fog)('80)
出演∶エイドリアン・バーボー、ジェイミー・リー・カーティス、ジャネット・リー、ハル・ホルブルック、トム・アトキンス、ジョン・ハウスマン、 タイ・ミッチェル、ジェームズ・カニング、チャールズ・サイファーズ
監督∶ジョン・カーペンター
'60年代までは、ホラー映画といえば、イギリスのハマー·プロダクションが作るドラキュラ、フランケンシュタイン、ミイラ男、狼男などを始めとする古典的路線が主流であり、低予算のB級映画と見なされていた観がある。ピーター·カッシングやクリストファー·リーが、世界的"怪奇スター"だった時代だ。
それが'70年代になると、ウィリアム·フリードキン監督の『エクソシスト』('73)やリチャード·ドナー監督の『オーメン』('76)など"悪魔vs.人類"マジ·バトル大作が大ヒットしてシリーズ化され、ホラー映画をメジャー路線に引き上げてしまい、予算のないインディーズ系のクリエイターたちには、太刀打ちしがたいジャンルになってしまった観があった。
そんな時、時流に逆らうように登場したのが、ジョン·カーペンターの『ハロウィン』('78)であった。それまでのB級ホラーは、ハマー·プロ作品のような吸血鬼や人造人間などのモンスターが登場し、見る側は"お約束通り"に怖がってみせる(?)……というパターンだったが、カーペンターは、B級の製作費·製作環境内で、それを見事に覆して、"ホントに怖い"B級ホラー映画を作ってのけた。
低予算のB級作品には違いないが、設定·ツカミの巧みさ、効果的な音楽の使い方、ショック·シーンの見せ方·タイミングの妙で、メジャー作品を超えるエンターテインメントに仕上げてみせたのだ。こうして、'70年代後半から'80年代のB級ホラー映画の新機軸路線の旗手となった彼が『ハロウィン』につづいて撮ったのが、この『ザ·フォッグ』だった。
[物語] アメリカ、カリフォルニアの港町アントニオ・ベイ。町の設立100周年記念祭の前夜。突如現れた濃霧が風向きと逆の方へと動いて街を覆うのを、地元ラジオ局のDJスティーヴィー(バーボー)は目撃する。その頃、海上では霧に包まれた一隻の漁船が遭難する。時同じく、マローン神父(ホルブルック)は、崩れ落ちた教会の壁から100年前の罪を告解した、当時の神父の日記を発見する。
100年前、町を作り上げた6人の功労者は、ハンセン病療養所の建設を約束し、やってきた病人の富豪たちの船を座礁させ、乗員·乗客を皆殺しにして船の積荷の多額の金品を奪ったのだという。その"収穫"を元手に、今の町は造られたのだと…。
そして記念祭当日、再び霧は海から町へと迫る。ヒッチハイカーのエリザベス(カーティス)と彼女を拾ったドライヴァー、ニック(アトキンス)、市会議長のウィリアムズ(リー)、DJスティーヴィー、マローン神父たち、"霧"がもたらす災厄に気づいた者たちは、霧の中から現れる謎の存在の襲撃を受ける。100年前に犠牲になった人々の亡霊が、復讐のために現れたのか……!?
少年時代に残虐殺人を犯し、矯正施設で成人した殺人鬼が脱走して町で猟奇殺人を繰り返す『ハロウィン』から一転、今度はオーソドックスな"亡霊"ネタだ。カーペンターは、現実世界の殺人鬼だろうが、架空世界の悪霊·妖怪だろうが「"恐怖"の対象なら何でも、料理の仕方でこんなに面白くなるんだ」と実証してみせた。
彼はさらに『ザ·フォッグ』のあとは、外宇宙から飛来したエイリアンを恐怖の対象としたSFホラーの傑作『遊星からの物体X』を撮り、このジャンルの第一人者となってゆく。このあと'80年代以降、『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』『チャイルド·プレイ』『スクリーム』『SAW(ソー)』と、殺人鬼系やオカルト系など様々なホラー映画のヒット·シリーズが後につづくことになる。
それらホラー映画の新しい大きな潮流ができるキッカケとなったのは、ジョン·カーペンターの初期作品『ハロウィン』『ザ·フォッグ』『遊星からの物体X』の3本に違いない。
[余談] この映画のキャスト、とくに3人のヒロインの顔ぶれは、マニアックなホラー映画ファンには堪らないだろう。カーペンター夫人のエイドリアン·バーボー。ヒッチコックの『サイコ』の伝説の(?)絶叫ヒロイン、ジャネット·リー。そのジャネット·リーと名優トニー·カーティスの娘で、『ハロウィン』のヒロイン、ジェイミー·リー·カーティス。よくぞ揃えました(笑)
[もひとつ余談] "テーマ"というほど深く触れてはいないが、この映画の亡霊たちの動機は、100年前に虐殺されたハンセン病患者たちの復讐である。人種差別·女性差別·障害者差別などは、大なり小なりよく取り上げられる問題だが、ハンセン病は稀有だ。日本でも、『砂の器』『あん』など、この問題に触れた娯楽映画は少ない。カーペンターが、とくに差別問題を意識したわけではないだろうが……
出演∶エイドリアン・バーボー、ジェイミー・リー・カーティス、ジャネット・リー、ハル・ホルブルック、トム・アトキンス、ジョン・ハウスマン、 タイ・ミッチェル、ジェームズ・カニング、チャールズ・サイファーズ
監督∶ジョン・カーペンター
'60年代までは、ホラー映画といえば、イギリスのハマー·プロダクションが作るドラキュラ、フランケンシュタイン、ミイラ男、狼男などを始めとする古典的路線が主流であり、低予算のB級映画と見なされていた観がある。ピーター·カッシングやクリストファー·リーが、世界的"怪奇スター"だった時代だ。
それが'70年代になると、ウィリアム·フリードキン監督の『エクソシスト』('73)やリチャード·ドナー監督の『オーメン』('76)など"悪魔vs.人類"マジ·バトル大作が大ヒットしてシリーズ化され、ホラー映画をメジャー路線に引き上げてしまい、予算のないインディーズ系のクリエイターたちには、太刀打ちしがたいジャンルになってしまった観があった。
そんな時、時流に逆らうように登場したのが、ジョン·カーペンターの『ハロウィン』('78)であった。それまでのB級ホラーは、ハマー·プロ作品のような吸血鬼や人造人間などのモンスターが登場し、見る側は"お約束通り"に怖がってみせる(?)……というパターンだったが、カーペンターは、B級の製作費·製作環境内で、それを見事に覆して、"ホントに怖い"B級ホラー映画を作ってのけた。
低予算のB級作品には違いないが、設定·ツカミの巧みさ、効果的な音楽の使い方、ショック·シーンの見せ方·タイミングの妙で、メジャー作品を超えるエンターテインメントに仕上げてみせたのだ。こうして、'70年代後半から'80年代のB級ホラー映画の新機軸路線の旗手となった彼が『ハロウィン』につづいて撮ったのが、この『ザ·フォッグ』だった。
[物語] アメリカ、カリフォルニアの港町アントニオ・ベイ。町の設立100周年記念祭の前夜。突如現れた濃霧が風向きと逆の方へと動いて街を覆うのを、地元ラジオ局のDJスティーヴィー(バーボー)は目撃する。その頃、海上では霧に包まれた一隻の漁船が遭難する。時同じく、マローン神父(ホルブルック)は、崩れ落ちた教会の壁から100年前の罪を告解した、当時の神父の日記を発見する。
100年前、町を作り上げた6人の功労者は、ハンセン病療養所の建設を約束し、やってきた病人の富豪たちの船を座礁させ、乗員·乗客を皆殺しにして船の積荷の多額の金品を奪ったのだという。その"収穫"を元手に、今の町は造られたのだと…。
そして記念祭当日、再び霧は海から町へと迫る。ヒッチハイカーのエリザベス(カーティス)と彼女を拾ったドライヴァー、ニック(アトキンス)、市会議長のウィリアムズ(リー)、DJスティーヴィー、マローン神父たち、"霧"がもたらす災厄に気づいた者たちは、霧の中から現れる謎の存在の襲撃を受ける。100年前に犠牲になった人々の亡霊が、復讐のために現れたのか……!?
少年時代に残虐殺人を犯し、矯正施設で成人した殺人鬼が脱走して町で猟奇殺人を繰り返す『ハロウィン』から一転、今度はオーソドックスな"亡霊"ネタだ。カーペンターは、現実世界の殺人鬼だろうが、架空世界の悪霊·妖怪だろうが「"恐怖"の対象なら何でも、料理の仕方でこんなに面白くなるんだ」と実証してみせた。
彼はさらに『ザ·フォッグ』のあとは、外宇宙から飛来したエイリアンを恐怖の対象としたSFホラーの傑作『遊星からの物体X』を撮り、このジャンルの第一人者となってゆく。このあと'80年代以降、『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』『チャイルド·プレイ』『スクリーム』『SAW(ソー)』と、殺人鬼系やオカルト系など様々なホラー映画のヒット·シリーズが後につづくことになる。
それらホラー映画の新しい大きな潮流ができるキッカケとなったのは、ジョン·カーペンターの初期作品『ハロウィン』『ザ·フォッグ』『遊星からの物体X』の3本に違いない。
[余談] この映画のキャスト、とくに3人のヒロインの顔ぶれは、マニアックなホラー映画ファンには堪らないだろう。カーペンター夫人のエイドリアン·バーボー。ヒッチコックの『サイコ』の伝説の(?)絶叫ヒロイン、ジャネット·リー。そのジャネット·リーと名優トニー·カーティスの娘で、『ハロウィン』のヒロイン、ジェイミー·リー·カーティス。よくぞ揃えました(笑)
[もひとつ余談] "テーマ"というほど深く触れてはいないが、この映画の亡霊たちの動機は、100年前に虐殺されたハンセン病患者たちの復讐である。人種差別·女性差別·障害者差別などは、大なり小なりよく取り上げられる問題だが、ハンセン病は稀有だ。日本でも、『砂の器』『あん』など、この問題に触れた娯楽映画は少ない。カーペンターが、とくに差別問題を意識したわけではないだろうが……
2015年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに再見して思いましたが、やはり傑作ですね。
動いている霧の特殊撮影など、日本人が撮ったら、ボロが出そうなところも
実に巧みに処理されている。
ストーリー展開もムダがなく、メリハリが効いていて、まったく飽きさせません。
怖がらせどころも実に堂がいったもので、見事としかいいようがない。
撮影の裏話を本で呼んだことがありますが、
この映画の最初のラッシュはあまり出来のいいものではなかったそうです。
しかし低予算映画の常で、制作に費やせる時間は限られている……。
どうする?
このフィルムをこのままの形で公開してしまうか?
それとも……。
この岐路に立たされた時の決断こそが、
本物のプロの映画監督とアマチュアとの違いだ、
と友人でもあり、仕事のパートナーでもある
トミー・ウォーレス(「ハロウィン」のブギーマンの中の人」)は言います。
そして、ジョン・カーペンターは本物のプロの映画監督だった……。
私は、個人的にこの監督を尊敬しています。
どんな素材を扱っても、必ずフィルムを自身のカラーに
染め上げ、自身の名を冠して公開する……。
こんなことができる人、世界中を探したって、
そういるものじゃありません。
作品に多少の出来不出来があるのは事実ですし、
ダメなものは本当にダメです。
でも、いいものはとことんいいんだから、
それでいいじゃないか……。
長年、この監督の作品を観続け、そんなことを
思う今日この頃です。
動いている霧の特殊撮影など、日本人が撮ったら、ボロが出そうなところも
実に巧みに処理されている。
ストーリー展開もムダがなく、メリハリが効いていて、まったく飽きさせません。
怖がらせどころも実に堂がいったもので、見事としかいいようがない。
撮影の裏話を本で呼んだことがありますが、
この映画の最初のラッシュはあまり出来のいいものではなかったそうです。
しかし低予算映画の常で、制作に費やせる時間は限られている……。
どうする?
このフィルムをこのままの形で公開してしまうか?
それとも……。
この岐路に立たされた時の決断こそが、
本物のプロの映画監督とアマチュアとの違いだ、
と友人でもあり、仕事のパートナーでもある
トミー・ウォーレス(「ハロウィン」のブギーマンの中の人」)は言います。
そして、ジョン・カーペンターは本物のプロの映画監督だった……。
私は、個人的にこの監督を尊敬しています。
どんな素材を扱っても、必ずフィルムを自身のカラーに
染め上げ、自身の名を冠して公開する……。
こんなことができる人、世界中を探したって、
そういるものじゃありません。
作品に多少の出来不出来があるのは事実ですし、
ダメなものは本当にダメです。
でも、いいものはとことんいいんだから、
それでいいじゃないか……。
長年、この監督の作品を観続け、そんなことを
思う今日この頃です。
2018年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容に関しては他の方がもう何度も書いてくださってるでしょうから
自分からは今回新しく発売された廉価版BDの仕様について軽く触れておきます。
キングレコードお得意の「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズということで
やはりジャケット背表紙はこうなっております。しかしリバーシブル仕様になっているため
このダサい方のデザインは隠せるようになっていました。やったね。
おそらく他の廉価版BDも同じ仕様だと思います。
前回発売された最終盤BDは購入していないのですが、
この廉価版にも日本語吹き替え音声はちゃんと3種類入っています。
ご安心ください。(91年日曜洋画劇場版・82年テレ東版・LD,VHS吹替版)
しかし、バタリアンズのオーディオコメンタリーは要らんと何度言ったらわかるのか…
その他の特典は特にありません。
自分からは今回新しく発売された廉価版BDの仕様について軽く触れておきます。
キングレコードお得意の「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズということで
やはりジャケット背表紙はこうなっております。しかしリバーシブル仕様になっているため
このダサい方のデザインは隠せるようになっていました。やったね。
おそらく他の廉価版BDも同じ仕様だと思います。
前回発売された最終盤BDは購入していないのですが、
この廉価版にも日本語吹き替え音声はちゃんと3種類入っています。
ご安心ください。(91年日曜洋画劇場版・82年テレ東版・LD,VHS吹替版)
しかし、バタリアンズのオーディオコメンタリーは要らんと何度言ったらわかるのか…
その他の特典は特にありません。

内容に関しては他の方がもう何度も書いてくださってるでしょうから
自分からは今回新しく発売された廉価版BDの仕様について軽く触れておきます。
キングレコードお得意の「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズということで
やはりジャケット背表紙はこうなっております。しかしリバーシブル仕様になっているため
このダサい方のデザインは隠せるようになっていました。やったね。
おそらく他の廉価版BDも同じ仕様だと思います。
前回発売された最終盤BDは購入していないのですが、
この廉価版にも日本語吹き替え音声はちゃんと3種類入っています。
ご安心ください。(91年日曜洋画劇場版・82年テレ東版・LD,VHS吹替版)
しかし、バタリアンズのオーディオコメンタリーは要らんと何度言ったらわかるのか…
その他の特典は特にありません。
自分からは今回新しく発売された廉価版BDの仕様について軽く触れておきます。
キングレコードお得意の「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズということで
やはりジャケット背表紙はこうなっております。しかしリバーシブル仕様になっているため
このダサい方のデザインは隠せるようになっていました。やったね。
おそらく他の廉価版BDも同じ仕様だと思います。
前回発売された最終盤BDは購入していないのですが、
この廉価版にも日本語吹き替え音声はちゃんと3種類入っています。
ご安心ください。(91年日曜洋画劇場版・82年テレ東版・LD,VHS吹替版)
しかし、バタリアンズのオーディオコメンタリーは要らんと何度言ったらわかるのか…
その他の特典は特にありません。
このレビューの画像

2008年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方が書かれているように本編とオーディオコメンタリーなどの字幕は読んでて違和感があります。 真面目に読まないほうがいいと思います。
特典はオーディオコメンタリー、ストーリーボード、未公開シーン(NGシーンの間違いだと思われます)、メイキングが2本、スチール集、特報予告、予告編など…とこっちの方がお買い得だったりします。ただ残念なのは日本語吹き替えが収録されていれば文句なしでした。
特典はオーディオコメンタリー、ストーリーボード、未公開シーン(NGシーンの間違いだと思われます)、メイキングが2本、スチール集、特報予告、予告編など…とこっちの方がお買い得だったりします。ただ残念なのは日本語吹き替えが収録されていれば文句なしでした。