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ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務 答えはマネジメント現場にある! 単行本(ソフトカバー) – 2017/9/15
CD販売が「一強」だった時代が終わり、音楽ビジネスはライブやグッズ、ファンクラブ運営などの複合全方位ビジネス時代へと移行しています。デジタルとアナログ、ヴァーチャルとリアルの両面でファンとコミュニケートし、多種多様なツールを用いてセールスを獲得しなくてはいけない未曽有の大変動期。そんな新たな時代に大きな注目を集めるのが、全ての現場に携わるマネジャーが持つノウハウです。
本書では、そんなマネジャーがどのようなことを考え、どうやってミュージシャンを育ててブレイクに導き、そのためにはいかなる実務を行なっているかを、経験豊富な著者が惜しげもなく開示しています。DIYミュージシャンから音楽業界志望者まで、必ず役立つ実践マニュアルの登場です!
【CONTENTS】
●PART1 音楽ビジネスのエコシステム
CHAPTER01 音楽ビジネスとマネジメント
音楽ビジネスを定義する
マネジメントを定義する
ヒットの方程式
マネジャーに求められる力
CHAPTER02 音楽ビジネスの仕組み
音源ビジネスの主要3プレイヤー
ライブビジネスの主要3プレイヤー
インターネット時代の宣伝
無料と有料のボーダーラインを考える
●PART2 マネジメントの実務
CHAPTER03 ヒットとブレイクを作るプランニング
すべての作戦のコアになるコンセプト
ターゲットの設定
表現内容
伝え方
時系列プランニングで夢を言語化する
CHAPTER04 音楽ビジネスの核、音源の制作
レコーディングスタジオに入るまで
レコーディングスタジオでの本番
最終段階のマスタリングで行なうこと
CHAPTER05 重要度が増しているライブの現場
イベントライブは「上昇の鍵」
単独ライブこそが主戦場
CHAPTER06 活動を広げ収穫する宣伝・販売の現場
紙資料とプレスリリースの作成
テレビに出演する方法
音楽と相性が良いラジオ
新聞・雑誌の取材は準備が大事
販売の現場もエンタメだ
CHAPTER07 契約とお金の話
「実演家」としての契約
「著作者」としての契約
「アーティスト」としての契約
●PART3 ネット時代の音楽ビジネス
CHAPTER08 ネットサービスで活動を広げる
SNSの活用
サブスクリプションサービスの可能性
動画で認知度をアップする
存在感を増す生配信
クラウドファンディングの賢い使い方
その他のサービス
CHAPTER09 デジタルが音楽業界の未来を拓く
デジタルマーケティングで何が変わる?
アジアツアーの新たな可能性
業界の壁
●COLUMN
アーティストマネジメントは最強のスキルだ
壁が溶ける時代と360度契約
コンセプトとシーンづくり
DAW普及の功罪を知る
ライブ仕切りがマネジメントの第一歩だ
音楽のチカラを信じて宣伝しよう!
権利のルールと実態を知るべし
ネットサービスの10年
ITサービスを理解せずに音楽ビジネスはできない時代だ
●ミニ用語集
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社リットーミュージック
- 発売日2017/9/15
- ISBN-104845631210
- ISBN-13978-4845631216
この商品を見た後に買っているのは?
出版社より
本書でわかる、マネジメントの重要さ
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音楽ビジネスにかかわるプレイヤー(一緒に仕事をしていく仲間)を知ることは、成功の大前提 |
レコード会社内のプライオリティ競争に勝たないと、プッシュしてもらえないので要注意! |
著作権にまつわるお金の流れを知らないと、音楽ビジネスを遂行することは難しい |
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すべての作戦のコアになるアーティストの「コンセプト」をいかに設定するか。アーティストの特性、置かれている状況など、検討事項は多岐にわたる |
4つの「商材」で有料/無料を組み合わせて、ファンを作り出す |
アーティストには「実演家」「著作者」「アーティスト」という3つの契約が存在する |
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メジャーレコード会社のCD販売は、高度に洗練されたシステムの中で行なわれてきた |
2014年にコンサート入場料収入がCD販売売上を上回り、ライブの重要性は揺るぎないものに。本書では2種類のライブ形態で、マネジメントの実務を紹介 |
ライブ本番までの振る舞いも、おろそかにはできない。せっかくの機会を有効に活用して、活動の場を広げたいところ |
商品の説明
著者について
1971年生まれ。レコード会社勤務、ライブハウス/クラブ・マネジャーを経て、プロダクション設立。多くの新人アーティストのマネジメント、制作を行い、メジャーデビュー、ブレイクへと導く。豊富なライブやマネジメント現場の経験とインターネット時代に対応した業界ビジネス知識を活かしたマネジメント、プロデュース、プロモーションを行なっている。ミュージシャンズ・ハッカソン、エンターテックイベント「TECHS」制作、 ニューミドルマン養成講座制作、ライブハウス「DESEO mini with VILLAGE VANGUARD」プロデューサー、尚美ミュージックカレッジミュージックビジネス科非常勤講師。
山口哲一(やまぐち・のりかず)
1964年生まれ。音楽プロデューサー、エンターテック・エバンジェリスト。新テクノロジー活用•グローバルな活動・異業種間コラボレーションの3つがテーマ。幅広い知見と人脈を活かして、企業の事業開発やスタートアップのアドバイザーとしても活躍するほか、日本音楽制作者連盟理事や『デジタルコンテンツ白書』編集委員、経済産業省「コンテンツ産業長期ビジョン検討委員会」委員などを歴任する。プロ作曲家育成「山口ゼミ」、「ニューミドルマンラボ」を主宰しての人材育成や、エンタメ系スタートアップを支援する「START ME UP AWARDS」、クリエイター交流による地域振興「クリエイターズキャンプ真鶴」実行委員業など、未来への「場つくり」を続けている。
登録情報
- 出版社 : リットーミュージック (2017/9/15)
- 発売日 : 2017/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 176ページ
- ISBN-10 : 4845631210
- ISBN-13 : 978-4845631216
- Amazon 売れ筋ランキング: - 372,302位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 90位その他の産業研究関連書籍
- - 121位ノンフィクションのJ-POP
- - 184位その他の洋楽楽譜・スコア・音楽書
- カスタマーレビュー:
著者について

1964年東京生れ。国際基督教大(ICU)高校卒業、早稲田大学第二文学部中退。
音楽プロデューサー、エンターテック・エバンジェリスト。
(株)バグコーポレーション代表取締役。
『デジタルコンテンツ白書』(経産省監修)編集委員
プロ作曲家育成セミナー「山口ゼミ」主宰
「ニューミドルマンラボ」主宰
エンタメ系スタートアップを対象にした「Start Me Up Awards」&「MUSICIANS' HACKTHON」オーガナイザー
「クリエイターズキャンプ真鶴」実行委員長
プロデュースのテーマは、新テクノロジー&ソーシャルメディア活用*グローバルな活動*異業種コラボレーションの3つ。
エンターテインメントとITの知見を活かして、セミナーのモデレーターやITサービスへのアドバイザーとしても活動。
<連載コラム>
WEDGE infinity『ビジネスパーソンのためのエンタメ業界入門』
CREA web『来月、流行るJポップ〜チャート不毛時代のヒット曲羅針盤〜』
リットーミュージック『WEB版 職業作曲家への道』
詳細プロフィール⇒http://yamabug.blogspot.jp/2010/05/profile.html
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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そして、この本に掲載されているマネジメント現場の実状を知っておくことで、どのマネジメント会社に所属し、どのレコード会社からデビューしたいか等、その会社の所属アーティストを見本に比較検討することが可能になり、自分の活動スタイルに合った所属先を見つけやすくなる。本文中にも挙げられているピコ太郎も個人としてYouTubeにアップしていたとしても、あのような現象になることもないだろうし、ジャスティンがツイッターで紹介したかどうか(笑)。エイベックスのノリの良さと大胆なプロモーション戦略のマッチングから生まれた好例である。ただ、無名のミュージシャンでも楽曲や映像のインパクトさえあれば一挙に全世界レベルでトピックになれるという、なんとも夢のある時代になったのではないか。
ミュージシャンはCDが売れなくなったと嘆いていているより、楽曲を発表する場所が増えたことをチャンスと捉えて、どんどん才能を解放していってほしい。そして、自分達の力だけで売れてやるなど意固地になるのでは無く、楽曲や歌声を良いと言ってくれる人達を出来るだけ増やし、サポートしてくれることに感謝しながら日々精進していくことが成功する早道であることは、どの業界でも共通することだと強く感じた。著者には是非、今後も新しい才能を発掘し、全力でサポートしていってもらいたい。
ネットで記事を読む世代にはありがたい横書きでフォントサイズもちょうど良く、とても読みやすい。
よくある ‘雲の上’ の話ではなく、体系的な面から実践的な現場でのケースについてまで細かく書かれている良書。
いろんなミュージシャンを思い浮かべながら「ああ、あのケースはこうだなあ」と考えると、さらにリアリティを持って納得できる。
監修者 山口哲一氏の『新時代ミュージックビジネス最終講義』も読みたくなった。
音楽におけるマネージメントという意味がわかりました。
章末にあるコラムも生々しくて面白い。
音楽ビジネスに直接かかわってなくても楽しめる本だと思います。
アーティスト以外の人が口出ししすぎてる音楽界の内部事情が分かった。そうやれば確かに売れるんだろうけど、こういう人たちが日本の音楽をつまらなくしてるんだなと思った。なので星一つ