新品:
¥8,175¥8,175 税込
無料お届け日:
3月23日 - 25日
発送元: プルート書店(インボイス対応店舗) 販売者: プルート書店(インボイス対応店舗)
新品:
¥8,175¥8,175 税込
無料お届け日:
3月23日 - 25日
発送元: プルート書店(インボイス対応店舗)
販売者: プルート書店(インボイス対応店舗)
中古品: ¥3,687
中古品:
¥3,687

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
最後の「天朝」――毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮(下) 単行本 – 2016/9/7
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥8,175","priceAmount":8175.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"8,175","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"5Mx%2BDMug77OSAKHCxO2Fg1WfhlAwbARL4iUmTFiWQD7eeqpQSlyQDplUFT5KrFpLpgjDtfdpQlCnRjNvQ2Mh9Gf79ogw1q%2F%2F83o94TD8bubZaCW99S3jyxb4ZlYJcFI7QMEF9dM7gWT8gBLR54zW1lCxLPVrUUFiLQnXAPWng6xj4dXL0uyruw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥3,687","priceAmount":3687.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,687","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"5Mx%2BDMug77OSAKHCxO2Fg1WfhlAwbARLK4opQfykRfcBcRcAkVEbODFIvAkG3CjMZz2a%2Fea8xrN4YDKllSX2cavTPPfj8nOZWu60o64mT6IdIycKvVKbiyVS%2FwZS1OyfVK4wQfJZFptUQaIxPefUL8fItgitUU5E7GWb3fE%2F6UaPnee%2B9IGqRQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
中国とソ連を両天秤にかける金日成に不満を持ちながらも、ソ連に対抗するために大規模な経済援助のみならず、中朝国境の画定で大幅な譲歩をしてまでも朝鮮の歓心を買おうとした毛沢東。しかし、毛は1975年4月の最後の会見で朝鮮半島の武力統一を本気で考えていた金に肩透かしをくわせ大いに失望させた。中朝関係の秘史が今明らかにされる。(全2冊)
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2016/9/7
- ISBN-104000230670
- ISBN-13978-4000230674
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 最後の「天朝」――毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮(下)
¥8,175¥8,175
3月 23 - 25 日にお届け
通常2~3日以内に発送します。
¥6,380¥6,380
最短で3月21日 木曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2016/9/7)
- 発売日 : 2016/9/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4000230670
- ISBN-13 : 978-4000230674
- Amazon 売れ筋ランキング: - 64,016位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
5グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく圧倒される内容です。事実に向き合う著者の研究者としての真摯な姿勢に裏打ちされた膨大な資料、数々のスクープ的史実。上下2巻の大著ですが、さらにすごいのは巻末資料、脚注の充実ぶりです。そこには「ウラ話」的な解説もあり、専門家とされる人たちの言説に主観的なものが多いことがわかります。「北朝鮮に影響力をもつ中国(しかし今の北の指導者は言うことをきかない)」という前提で語られるメディアの報道。ならば反問します。「では、中国が北朝鮮に影響力を行使した(そして言うことをきかせた)ことがあったのか?」。答えは本の中にあります。この本は、いま流布している中朝関係像に対して距離を置け、史実を見て再考せよと迫ってきます。中朝関係や北朝鮮問題に関心がなければなかなかハードルが高いでしょうが、間違いなく2016年の傑作の一つといえるでしょう。
2016年10月23日に日本でレビュー済み
著者は上海の華東師範大学の教授。本書は、著者自身が最近発掘した資料を活用しつつ、1920年代から改革開放前の中朝関係を詳細に分析した本。
原文は中国語で書かれたが、中国ではまだ出版されておらず、日本語版が世界初の公刊となった由
下巻はポーランド・ハンガリー動乱後の1956-1960年、中ソ分裂期の1960-1961年、中朝国境交渉の1962-1965年、文革期の1966-1976年までを詳しく扱い、最後に改革開放期も簡単に書いたうえで、まとめの章がある。
最終章のまとめに即して書くと、ポーランド・ハンガリー動乱によって中国は北朝鮮に融和的な姿勢に転じ、特に1959-65年までは中ソ論争などもあり、中国は北朝鮮に対して譲歩や援助を気前よく与えた。国境画定交渉でも大幅に譲歩して長白山の天池の結構な部分を割譲した。
その後1966-69年までの文革期では表では紅衛兵の金日成批判と北朝鮮のそれへの反発などもあって表では緊張関係となるが、首脳レベルでは両国関係をマネージしようと冷静な対応がなされた(毛沢東も金日成批判をしていない)。そして最後には、米中関係の改善もあって中朝は同床異夢となり、毛沢東と金日成の最後の会談では、武力闘争で朝鮮民族の統一を実現しようとする方針に対する毛沢東の支持を金日成が取り付けようとしたが、毛沢東は政治の話はしないとやんわりとかわす対応を取って、金日成との戦略のギャップが顕在化した。
また、毛沢東の中朝関係に対する方針や対応には中国の歴代皇帝の「天朝」意識が現れていたこと(中国の政治路線に服従すれば、領土や経済的問題では大きく恩恵を与えるというもの)や、一方で金日成の考え方は、中国から取れるだけの利益を取りつつ、最後まで独立自主と中国からつかず離れずの姿勢を取ろうというもので、両者の間には構造的に対立と矛盾の種があると指摘したうえで、中朝関係を通常の現代国家間関係として適切に定義しなおし、合理的かつ現実的な対朝鮮政策を制定すべきと提言している。
下巻も上巻に勝るとも劣らない出来である。個人的には中朝国境画定交渉の部分で、様々な資料を駆使して交渉推移を今わかる範囲で可能な限り明らかにしていく部分や、毛沢東と金日成の最後の会談記録を入手してそれを収録しているところが出色である。
最後のまとめも非常に面白く、この部分をまず読むのも理解の上では役に立つだろう。中国での出版が待たれるところ。
原文は中国語で書かれたが、中国ではまだ出版されておらず、日本語版が世界初の公刊となった由
下巻はポーランド・ハンガリー動乱後の1956-1960年、中ソ分裂期の1960-1961年、中朝国境交渉の1962-1965年、文革期の1966-1976年までを詳しく扱い、最後に改革開放期も簡単に書いたうえで、まとめの章がある。
最終章のまとめに即して書くと、ポーランド・ハンガリー動乱によって中国は北朝鮮に融和的な姿勢に転じ、特に1959-65年までは中ソ論争などもあり、中国は北朝鮮に対して譲歩や援助を気前よく与えた。国境画定交渉でも大幅に譲歩して長白山の天池の結構な部分を割譲した。
その後1966-69年までの文革期では表では紅衛兵の金日成批判と北朝鮮のそれへの反発などもあって表では緊張関係となるが、首脳レベルでは両国関係をマネージしようと冷静な対応がなされた(毛沢東も金日成批判をしていない)。そして最後には、米中関係の改善もあって中朝は同床異夢となり、毛沢東と金日成の最後の会談では、武力闘争で朝鮮民族の統一を実現しようとする方針に対する毛沢東の支持を金日成が取り付けようとしたが、毛沢東は政治の話はしないとやんわりとかわす対応を取って、金日成との戦略のギャップが顕在化した。
また、毛沢東の中朝関係に対する方針や対応には中国の歴代皇帝の「天朝」意識が現れていたこと(中国の政治路線に服従すれば、領土や経済的問題では大きく恩恵を与えるというもの)や、一方で金日成の考え方は、中国から取れるだけの利益を取りつつ、最後まで独立自主と中国からつかず離れずの姿勢を取ろうというもので、両者の間には構造的に対立と矛盾の種があると指摘したうえで、中朝関係を通常の現代国家間関係として適切に定義しなおし、合理的かつ現実的な対朝鮮政策を制定すべきと提言している。
下巻も上巻に勝るとも劣らない出来である。個人的には中朝国境画定交渉の部分で、様々な資料を駆使して交渉推移を今わかる範囲で可能な限り明らかにしていく部分や、毛沢東と金日成の最後の会談記録を入手してそれを収録しているところが出色である。
最後のまとめも非常に面白く、この部分をまず読むのも理解の上では役に立つだろう。中国での出版が待たれるところ。