多くの人は、災害ではないかたちの最期を迎える。とはいえ、近年とくにそうであるが災害国日本において、いまや至る所で地震は起こるし、各地でのゲリラ豪雨、台風は後を絶たず、被害も甚大となっている。
つまり安全が担保された地はおそらくどこにもないのではないか。そう実感する今日此の頃である。
災害時、「人生は融けた金属のごとくなって」「古い習慣はもろくも消え失せ、不安定な状態に支配される」という。
災害に見舞われた人は3つの段階、「否認」、「思考」、「決定的瞬間」を時間の経過とともに辿るという。
その際、適切な行動をとって生存したものはなぜそのように動けたのか?
そうでなかった人はなぜそうではないのか?
これらを丹念に記しているとても貴重な一冊だ。
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発送元: Amazon 販売者: ブックスーパー神奈川
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生き残る判断 生き残れない行動 単行本 – 2009/12/17
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購入オプションとあわせ買い
9.11テロ事件、ハリケーン・カトリーナ、ポトマック川旅客機墜落、スマトラ沖地震......私たちの記憶に深く刻み込まれた大事件・大惨事。本書はこれらの事件現場で、紙一重で生死の境目をかいくぐり、無事に生還した人々の生の証言である。
一人一人が語る物語は詳細を極め、手に汗握る臨場感と迫力あるリアリティで事件や事故の様子が再現される。その主観的証言を裏付ける心理学・生理学などの関連研究結果やデータも豊富に提示し、緊急時の人間の判断力、災害への準備や対策、対処法など、有益な提言が盛り込まれている。
一人一人が語る物語は詳細を極め、手に汗握る臨場感と迫力あるリアリティで事件や事故の様子が再現される。その主観的証言を裏付ける心理学・生理学などの関連研究結果やデータも豊富に提示し、緊急時の人間の判断力、災害への準備や対策、対処法など、有益な提言が盛り込まれている。
- 本の長さ387ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2009/12/17
- ISBN-104334962092
- ISBN-13978-4334962098
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商品の説明
出版社からのコメント
天災だけでなく、人間によって引き起こされる巨大な事故に、いつ巻きこまれるかわからない現代。本書は"いまそこにある危機"に対処・準備を迫られる現代人必読の書です。知っているか、知らないかで、"そのとき"の判断と行動は大きく変わってしまうのです!
著者について
「タイム」誌のシニアライター。「パーソン・オブ・ザ・イヤー」のカバーストーリーで広範囲にわたるトピックを取り上げてきた。現在、ワシントンD.C.で国土安全保障とリスクに関する記事を執筆中。ハリケーン・カトリーナおよびハリケーン・リタに関する彼女の報道で、「タイム」誌は全米雑誌賞を二つ受賞。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2009/12/17)
- 発売日 : 2009/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 387ページ
- ISBN-10 : 4334962092
- ISBN-13 : 978-4334962098
- Amazon 売れ筋ランキング: - 500,570位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 71,136位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今読んでいるところです。なかなか、読み進みませんが、重要なことが、書かれている印象です。
2014年11月11日に日本でレビュー済み
1992年、カナダ警察の訓練官であるダレン・ラウルは、85人に警察官にナイフを持った暴漢に不意打ちに襲わせて、普段の訓練が役立っているかという実験を行った。この不意打ちの一部始終はビデオに撮影されたが、大多数の警察官は普段の訓練をすっかり忘れていた。彼らの多くは暴漢にひるんでうずくまり、頭を守ろうとして両手を上げて、暴漢から逃げようとしていた。この実験から、ラウルは、警察官をひるまないように訓練するのではなく、ひるむことを前提にして訓練する方が重要であると訓練の方針を変えた。
アメリカ国防火局の調査によれば、火事で死亡する男性は女性の2倍多い。この理由の一つは、男性が女性よりもより危険な仕事を負いがちだからである。しかし一般的には、男性が女性よりもより危険を冒すのが最も大きな理由である。
複数の研究から判明しているのは、IQの値が高い人の方が、心的外傷を受けた後もうまくやっていく傾向があることである。逆にいえば、回復力がある人の方が頭が良いのかもしれない。
ニューヨーク州立大学オルバニー校の進化心理学ゴードン・ギャラップJr.の調査によれば、婦女暴行の被害者の約10%は、襲われている時に全く動けなかった。さらに、被害者の約40%は、一種の麻痺状態になっていた。被害者は凍りついたような状態になり、痛みや寒さに無感覚になったような状態だったことが判明した。
アメリカ国防火局の調査によれば、火事で死亡する男性は女性の2倍多い。この理由の一つは、男性が女性よりもより危険な仕事を負いがちだからである。しかし一般的には、男性が女性よりもより危険を冒すのが最も大きな理由である。
複数の研究から判明しているのは、IQの値が高い人の方が、心的外傷を受けた後もうまくやっていく傾向があることである。逆にいえば、回復力がある人の方が頭が良いのかもしれない。
ニューヨーク州立大学オルバニー校の進化心理学ゴードン・ギャラップJr.の調査によれば、婦女暴行の被害者の約10%は、襲われている時に全く動けなかった。さらに、被害者の約40%は、一種の麻痺状態になっていた。被害者は凍りついたような状態になり、痛みや寒さに無感覚になったような状態だったことが判明した。
2019年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"生死にかかわる状況においては、人は何らかの能力を得る代わりにほかの能力を失う"2008年に発刊された本書は、有事のマニュアルではなく、なぜ人は非常時に誤った判断をしてしまうのか?を何年もかけた取材によるインタビュー、そして有識者からの知見から明らかにしていて興味深い。
個人的には、防災をテーマにした読書会用の本を探す中で、専門家の方にすすめられて本書を手にとったのですが。溢れかえる防災マニュアルや具体的なノウハウ本と違って、本書は911のワールドトレードセンタービルやハリケーン『カトリーナ』の生還者の多数の証言から、いかに非常時において【『正しい行動』を起こすこと】が困難であったかが浮き彫りにされており、非常に新鮮に感じました。
また、アクション映画の銃撃シーンなどの演出(例えばマトリックスとか)でスローモーションになったり、視界が狭くなったりすることが、単なるフィクションではなく、体内感覚としては【実際に起こりうる】事を知ったり、危機に見舞われた時にパニックよりは【従順になる人の方が多く】結果的に手遅れになることの方がはるかに多い。という結果にも驚かされました。災害大国に住む私たちには必読な本ですね。これは。
防災関係、担当者の誰かに。またマニュアルやノウハウ本以外の防災本を探す誰かにもオススメ。
個人的には、防災をテーマにした読書会用の本を探す中で、専門家の方にすすめられて本書を手にとったのですが。溢れかえる防災マニュアルや具体的なノウハウ本と違って、本書は911のワールドトレードセンタービルやハリケーン『カトリーナ』の生還者の多数の証言から、いかに非常時において【『正しい行動』を起こすこと】が困難であったかが浮き彫りにされており、非常に新鮮に感じました。
また、アクション映画の銃撃シーンなどの演出(例えばマトリックスとか)でスローモーションになったり、視界が狭くなったりすることが、単なるフィクションではなく、体内感覚としては【実際に起こりうる】事を知ったり、危機に見舞われた時にパニックよりは【従順になる人の方が多く】結果的に手遅れになることの方がはるかに多い。という結果にも驚かされました。災害大国に住む私たちには必読な本ですね。これは。
防災関係、担当者の誰かに。またマニュアルやノウハウ本以外の防災本を探す誰かにもオススメ。
2018年10月15日に日本でレビュー済み
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非常事態に遭遇した人間が陥り易い心身の状況が良く理解出来た。
2016年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
危機的状況では、極度のストレスで脳が働かなくなる場合がある。そんな中、脳を働かせるには、あらかじめ何度も繰り返して練習することの重要性を本書は教えてくれる。
事例は他の書籍でもとりあげられているものであるが、丹念な取材により具体的に何が生き残る判断であったかを明らかにしている。ビバリーヒルズ・サパークラブの火災では、ある若者の冷静な行動が多くの生命を救ったことが知られている。私は、本書で、それが誰で、どのような行動をとり、なぜそのような行動をとるに至ったかを知ることができた。参考とすべき多くの側面を持つ書籍である。
事例は他の書籍でもとりあげられているものであるが、丹念な取材により具体的に何が生き残る判断であったかを明らかにしている。ビバリーヒルズ・サパークラブの火災では、ある若者の冷静な行動が多くの生命を救ったことが知られている。私は、本書で、それが誰で、どのような行動をとり、なぜそのような行動をとるに至ったかを知ることができた。参考とすべき多くの側面を持つ書籍である。
2011年2月13日に日本でレビュー済み
災害対策実務や研究をしている人の本ではなくジャーナリストが書いたものなので、確固たる対処方針が提言されているわけではない。インタビューを自分でしたと思われる事例は数件か。英米読者向けに書いてあり地震の事例やアジアの事例はない。
主な題材はニューヨーク世界貿易センターの破壊、ハリケーン「カトリーナ」、ボゴタでの米大使人質事件、シンシナティのビバーリーヒルズサパークラブ火災、ポトマック川の737墜落。逃げ遅れ行動に焦点を当てる意図が見えるがまとまりがない。
「シミュレーション用の遊園地を作るべき」と突然記載があるがp.148これが最も実際的な提言か。読んで最も驚いたのはボゴタのテロリストが政府の次官になっていたことだ。
主な題材はニューヨーク世界貿易センターの破壊、ハリケーン「カトリーナ」、ボゴタでの米大使人質事件、シンシナティのビバーリーヒルズサパークラブ火災、ポトマック川の737墜落。逃げ遅れ行動に焦点を当てる意図が見えるがまとまりがない。
「シミュレーション用の遊園地を作るべき」と突然記載があるがp.148これが最も実際的な提言か。読んで最も驚いたのはボゴタのテロリストが政府の次官になっていたことだ。
2017年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そう思える内容です。
理論派で頭が固い人が読むと、少しばかり考えが変わるかも?という記事もあります。
興味を持ったなら、一読の価値あり、という言い方にしておきます。
私は満足しました。
理論派で頭が固い人が読むと、少しばかり考えが変わるかも?という記事もあります。
興味を持ったなら、一読の価値あり、という言い方にしておきます。
私は満足しました。