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新書402 やりがいのある仕事という幻想 (朝日新書) 新書 – 2013/5/10
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- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2013/5/10
- 寸法17.2 x 10.7 x 1.15 cm
- ISBN-104022735023
- ISBN-13978-4022735027
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2013/5/10)
- 発売日 : 2013/5/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4022735023
- ISBN-13 : 978-4022735027
- 寸法 : 17.2 x 10.7 x 1.15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 25,756位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 62位ビジネス人物伝 (本)
- - 71位朝日新書
- - 3,168位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
親や知人たちの目から、自分がどう見られているかを気にしすぎていたようにも思います。
他者から受けた評価が自分の価値を決める尺度となっているから、思った評価が受けられなくて苦しくなったり、イライラしたりする自分がいたような気がします。
著者の言う通り、「自分にとってどうなることが成功なのか」を定められると楽になれます。
今の自分にとって成功の定義は、偉くなることでも大金持ちになることでもありません。
大切な人と一緒に1日1日を穏やかに生活すること。
これが僕にとっての成功です。
自分にとっての成功の定義を考えさせてくれたこの本に感謝します。
ただこれが現実なのだという事を大学教授が教えてくれる。
2013年に出版されているので,
就職難である就職氷河期に,たくさんの学生達が
就活で挫折感を味わった時期を背景に執筆されています.
→ 筆者の教え子にも自殺者が出ている話もありました.
今(2017年現在)の就職活況期とは様相は異なるモノの
筆者の主張には納得するところが多分にあります.
→ 筆者は名古屋大学の元助教授,理系の方です.
<適格だと感じた筆者の主張>
・仕事に必ずしもやりがいや生きがいを見出さなくてもよい.
→ やりがい,生きがいは人それぞれであっていい!
・人は働くために生きているのではない.
→ 働く行為そのものに偉いも,下賎もない!
どうせなら,楽しく生きよう!
自分の価値は自分で見出し,その価値を自己評価すればよい!
・理想と現実のギャップ
→ 生きている生きがいを仕事に見つける必要は必ずしもない!
理想通りに生きれる人なんて一握りしかいない?
・問題のすべて(多くが?)人間関係
→ 耐えられない環境であれば,仕事を辞めるという選択肢はあり!
・他人の目を気にしすぎている.
Q&A方式での回答に,筆者自身は冷たい,
突き放したかのような物言いだとは言っていますが
全くそうは思わない,この端的な言い方に説得力を感じました.
Q: 社会人の幸せとは何でしょうか?
A: それを探すのがあなたの人生だと思う.
Q: 理不尽な上司がいます.
A: 付き合う必要はない.適当にあしらう.
→ 世の中に 『困った人』 はどこにでもいる.
Q: 未来への不安が付きません.
A: 未来への不安は生きていることそのもの,生きている証拠だ.
今が良いから,未来を考える余裕があるとも考えられる.
就職に臨む学生は,一度読んでおいても良いと思います.
特に 『どんな仕事に就いたらいいか分からない?』
そんな疑問を持っている場合には特に有益かもしれません.
自分らしく生きる,自分の価値は自分で決めればいい,
そんな中で自分にとっての仕事の意義を見出せればよい.
だから,仕事で自分の価値を決める必要はないんだということかと?
しかし、働くことにおける当たり前の前提、思い込みを取り除く、問題提起をしてくれていると思う。
就活で悩んでいる人には読んでみてほしい。
確か書店で何度も手に取った記憶もあった。
不穏な世の中になった今、気になるタイトルである。
社会人経験が長い(主婦なども含む)大人なら
距離を置いて、「なるほど」「とは言っても」と
批判的に読み込めるだろうと感じた。そして、
答えのない問いかけを代わりに言葉にしてくれたのだと思う。
分かりやすく、高校生でもきっと読めましょう。
望ましい読者層はどの辺だろうかと、考えてました。
子育てや学校教育、さらには社員教育などに
携わっている人々こそ、あえて本書を通して
現実的な悩みを頭の中で整理できうる好著と思われた。
災害、病気、障害などで職を失った人を支援
する立場や専門家にも有益ではないだろうか。
もどかしいとすれば、この本にたどり着けない
若者のほうが現代社会には多いのでないだろうか。
いや、それさえも「幻想」かも知れません。
なるほど確かに「具体的にこうしなさい」とは
あまり述べられていない。あたかも禅問答である。
しかし「わかりやすく即時的」な回答を求められる
風潮があればこそ、大事にしたい至言がちりばめら
れていると信じたい。
個人的には『スカイ・クロラ』や『すべてがFになる』といった著者作が好きなことから興味をもって手にとりました。
さて、そんな本書は『これからの働き方』といった内容でのエッセイ依頼を受けた著者が『人は働くために生きているのではない』という当たり前の視点から『仕事への大いなる勘違い』『自分に合った仕事はどこにある?』『これからの仕事』『仕事の悩みや不安に答える』『人生と仕事の関係』と各章で、具体的な就活の予備知識としては全く役に立たないが【人生を有意義に生きるため】に必要なヒントがアドバイス的に、丁寧に描かれているのですが。
おそらくは20代〜30代くらいをイメージしている本書。年齢的にも人生の後半、様々な活動を通じて『生きるために働いてもいる』私にとって。目から鱗が落ちるといったといった新しい驚きはなくも【当たり前のことを真摯に書いてくれていて】癒されました。
また、著者の『1日1時間』といった仕事ぶりは難しくても、老後は仕事量を減らして『人生の意味』について、のんびりと考えたいな。とあらためて。
著者ファンはもちろん『側(はた)を楽にする』のは好きでも、働かされのは大嫌いな誰か。また就職や転職活動に行き詰まっている誰かにもコーヒーブレイク的にオススメ。オススメ675。"仕事というものは、今どんな服を着ているのか、というのと同じくらい、人間の本質ではない"2013年発刊の本書は多岐にわたる活動で知られる著者による"身も蓋もない"仕事エッセイ。簡潔な言葉が響く良書。
個人的には『スカイ・クロラ』や『すべてがFになる』といった著者作が好きなことから興味をもって手にとりました。
さて、そんな本書は『これからの働き方』といった内容でのエッセイ依頼を受けた著者が『人は働くために生きているのではない』という当たり前の視点から『仕事への大いなる勘違い』『自分に合った仕事はどこにある?』『これからの仕事』『仕事の悩みや不安に答える』『人生と仕事の関係』と各章で、具体的な就活の予備知識としては全く役に立たないが【人生を有意義に生きるため】に必要なヒントがアドバイス的に、丁寧に描かれているのですが。
おそらくは20代〜30代くらいをイメージしている本書。年齢的にも人生の後半、様々な活動を通じて『生きるために働いてもいる』私にとって。目から鱗が落ちるといったといった新しい驚きはなくも【当たり前のことを真摯に書いてくれていて】癒されました。
また、著者の『1日1時間』といった仕事ぶりは難しくても、老後は仕事量を減らして『人生の意味』について、のんびりと考えたいな。とあらためて。
著者ファンはもちろん『側(はた)を楽にする』のは好きでも、働かされるのは大嫌いな誰か。また就職や転職活動に行き詰まっている誰かにもコーヒーブレイク的にオススメ。
すでに定年退職 をし、3年になります。
いままでは仕事は「やりたいことをするため」の資金を稼ぐためのものと割りきっていました。
これは間違った考えであり、世のため人のための「やりがいのある仕事」をすることが、
幸せであると思い、趣味の山登りの合間に準備をして来ましたが、うまく進みませんでした。
この本を読んで、人はやりたいことしかできないと、納得しました。
また、小説家かつ理系博士である森博嗣氏本人自身にも
少し興味があった。
この人はいったいどんな価値観で世の中を捉えているのだろうかと。
仕事という切り口で人生論を説いていたと感じる一冊だった。
「人生の目的は、自由獲得のため」
筆者の持論らしい。
仕事を抽象的に定義すると
「したいという気持ちはそれほどないけれど、
それをしないと困ったことになるからするもの」
ということになる。
なのに世の中の人はあまりにも仕事にとらわれている人が多い。
昔から続く「仕事をしている人が偉い」という価値観があるためであろう。
働かざるもの食うべからずという諺があったり、ちょっと前までは労働者でなければ選挙権がなかったり。
けれど、仕事に貴賎はなく、素晴らしいといわれる仕事についている人はその分給料をたくさん貰っておりその地点で相殺されている。
仕事をしているから偉いという価値観自体はちょっと違う。
生きる意味の大半が仕事にあると思い込みながら、すごしていく生き方なんて少し勿体無い。
生きる意味を自分なりに見つける生き方が大切で、
それはもちろん仕事の中であっても言いし、仕事の中でなくても良い。
そして、人生のやりがいとは、人生の楽しみというのは、
人から与えられるものではなく、既にどこかにあるものでもなく、
自分で作るもの、育てるものである。
人も羨む人生(例えば偏差値の高い大学へ進み、大手の会社に勤め、美形と結婚し・・・)にとらわれ、本当にやりたいことを見失った人生はきっと楽しくない。
本当に楽しいことは、人に話す必要なんてないし
そのことをちょっと思い浮かべるだけで、もう顔が笑ってしまうほど幸せになる。
人に自慢したり、褒められたりすることではなくて自分のためにすることなのだ。
私もゆっくりと人生の楽しみを見つけ、育てていこうと感じさせられた一冊だった。