学校のイジメは、イジメを受けた者が病気になり、不登校になったり、転校を余儀なくされる。
会社のパワハラも同様である。
イジメをやった当事者や傍観者、パワハラを行った会社の経営者や上司の大半はそのままである。
いつか、イジメやパワハラを受けた人ではなく、イジメやパワハラを行なった人を今いる場所から排除し、入院させて矯正プログラムを受けさせるような法改正を望みます。
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ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書) 新書 – 2012/11/19
今野 晴貴
(著)
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購入オプションとあわせ買い
違法な労働条件で若者を働かせ、人格が崩壊するまで使いつぶす「ブラック企業」。もはや正社員めざしてシューカツを勝ち抜いても油断はできない。若者の鬱病、医療費や生活保護の増大、少子化、消費者の安全崩壊、教育・介護サービスの低下―。「日本劣化」の原因はここにある。
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2012/11/19
- ISBN-104166608878
- ISBN-13978-4166608874
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
あの有名企業も「ブラック」化している!
若者を使い捨て、日本の未来を奪う。その恐るべき手口とは?
1500件の労働相談が示す驚愕の事実。
いまや就活生の最大の恐怖「ブラック企業」。大量採用した正社員を、きわめて劣悪な条件で働かせ、うつ病から離職へ追いこみ、平然と「使い捨て」にする企業が続出しています。
著者は大学在学中からNPO法人POSSE代表として1500件を越える若者の労働相談に関わってきました。誰もが知る大手衣料量販店や老舗メーカーの新入社員集団離職など豊富な実例を元に、「ブラック企業の見分け方」「入ってしまった後の対処法」を指南します。
さらに恐るべきは、日本社会そのものがブラック企業の被害を受けているということ。若者の鬱病、医療費や生活保護の増大、少子化、消費者の安全崩壊、教育・介護サービスの低下――「日本劣化」の原因はここにあるといっても過言ではありません。その解決策まで視野に入れた、決定的な一冊です。
目次
●第1章 ブラック企業の実態
●第2章 若者を死に至らしめるブラック企業
●第3章 ブラック企業のパターンと見分け方
●第4章 ブラック企業の辞めさせる「技術」
●第5章 ブラック企業から身を守る
●第6章 ブラック企業が日本を食い潰す
●第7章 日本型雇用が生み出したブラック企業の構造
●第8章 ブラック企業への社会的対策
若者を使い捨て、日本の未来を奪う。その恐るべき手口とは?
1500件の労働相談が示す驚愕の事実。
いまや就活生の最大の恐怖「ブラック企業」。大量採用した正社員を、きわめて劣悪な条件で働かせ、うつ病から離職へ追いこみ、平然と「使い捨て」にする企業が続出しています。
著者は大学在学中からNPO法人POSSE代表として1500件を越える若者の労働相談に関わってきました。誰もが知る大手衣料量販店や老舗メーカーの新入社員集団離職など豊富な実例を元に、「ブラック企業の見分け方」「入ってしまった後の対処法」を指南します。
さらに恐るべきは、日本社会そのものがブラック企業の被害を受けているということ。若者の鬱病、医療費や生活保護の増大、少子化、消費者の安全崩壊、教育・介護サービスの低下――「日本劣化」の原因はここにあるといっても過言ではありません。その解決策まで視野に入れた、決定的な一冊です。
目次
●第1章 ブラック企業の実態
●第2章 若者を死に至らしめるブラック企業
●第3章 ブラック企業のパターンと見分け方
●第4章 ブラック企業の辞めさせる「技術」
●第5章 ブラック企業から身を守る
●第6章 ブラック企業が日本を食い潰す
●第7章 日本型雇用が生み出したブラック企業の構造
●第8章 ブラック企業への社会的対策
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2012/11/19)
- 発売日 : 2012/11/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 245ページ
- ISBN-10 : 4166608878
- ISBN-13 : 978-4166608874
- Amazon 売れ筋ランキング: - 119,886位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30位労働問題ノンフィクション
- - 46位総務・人事・労務管理の労働問題
- - 188位労働問題社会学
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー

5 星
びっくりした。本当だとしたら、あまりにひどい。
かつては、違法な行為をして儲けを得る、いわゆる「悪徳商法」や「振り込め詐欺」などを行う企業を意味していた「ブラック企業」。しかしこの本では、それらから派生して新たに定義される、それらとはちょっと違う「ブラック企業」を問題にしている。 就職活動を経て就業し、普通に真面目に働いている就労者に対して、社員教育の努力を怠り、いろいろな方法を用いて企業内でさらに選別し、ついて来れない者を振り落とし、心の病にして使い潰し、自己都合退社に追い込んでいくようなシステムを内包して、はばからない企業。 前半ではブラック企業の問題点を具体的に指摘し、巻き込まれた若者の末路を紹介する。「ブラック」であることが裁判などで公式に判明している企業は名指しで紹介される。また、日本発祥の、おそらくあそこだろうと思うのだが、超有名な世界的アパレル企業も実はブラックであることがわかる。ブラック企業の見分け方と、万が一に就職してしまった場合の戦い方も指南する。 新卒の優秀な若者がブラック企業に食いつぶされるのは、ひとり巻き込まれた若者だけの問題ではないし、自己責任でもない。ブラック企業の歴とした罪である。ブラック企業による優秀な人材の使い潰しという損失は、本人の挫折にとどまらず、日本の、ひいては世界の損失なのである。だから社会をあげてブラック企業と対峙していくべきである、という主張がある。 法律に違反しない限りは何をしても良いということにはならないし、「いいこと」と「わるいこと」とを分けるのは法律だけではないし、企業も「自由」と「責任」ということをきちんと考えるべきである。……なんていう、とても大事な、でも当たり前かもしれないことを思う。 いろいろ、ままならない世の中ではある。でも、なんとかしないといけないと思う。でも、しかし、一体どうやって……?
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2023年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会に出た務め人を襲う「属す組織のブラック化」である。
過剰なまでのサービス残業を強いて精神を病んだ社員・職員が自殺した事例が度々ニュースに出る。
残業代が払われているのは稀なケースで、未だに「サービス残業」という無賃金の状態がのさばる。
結局のところ、法制度に不備があり、人を安く使いたい企業側はその法制度の隙間を突いてくるのだ。
「36協定」など残業代を支払わなくていいことを公然と認めて、タイムカードなどで社員の労働時間を管理していない企業など山ほどあるだろう。
最初から「異常なまでの大量の採用」を行い、脱落者(退職者)が出ることを前提にした雇用をしている企業があること自体が異常である。社会人になったばかりの新卒は社会の常識が判らない部分が多く、法的な知識もないので「ブラック企業」の異常な就労形態も「そういうもの」と思い込んでしまう。
そして真面目な人間ほど「自分の責任である」と思い込み、さらに自分を追い込んでしまう。
体調を崩し、精神を病んでしまう。
別の問題で「引き篭もり」があるのだが、大きな原因と言うか切っ掛けの中で「学生時代のイジメ」と並んで多いのが、「社会に出て普通に働いていたのにブラック企業に入ってしまい心身を疲弊して引き篭もってしまう事例」が散見される。
つまり「ブラック企業」と「引き篭もり」は「原因」と「結果」の関係にあるのだ。
ということは、ブラック企業を撲滅することは引き篭もりを減らすことにも繋がるということになるだろう。
しかし、前述のように「法制度」が穴だらけのために企業のブラック化を防ぐよりも逆に促進してしまっている。
時代劇の喩えではないが「水戸黄門」で言うなら善人さん(社員)を苦しめる悪代官(企業)をのさばらせない黄門様(日本国)が必要ということである。
黄門様が悪代官に味方する水戸黄門など誰も観たくはないだろう。
過剰なまでのサービス残業を強いて精神を病んだ社員・職員が自殺した事例が度々ニュースに出る。
残業代が払われているのは稀なケースで、未だに「サービス残業」という無賃金の状態がのさばる。
結局のところ、法制度に不備があり、人を安く使いたい企業側はその法制度の隙間を突いてくるのだ。
「36協定」など残業代を支払わなくていいことを公然と認めて、タイムカードなどで社員の労働時間を管理していない企業など山ほどあるだろう。
最初から「異常なまでの大量の採用」を行い、脱落者(退職者)が出ることを前提にした雇用をしている企業があること自体が異常である。社会人になったばかりの新卒は社会の常識が判らない部分が多く、法的な知識もないので「ブラック企業」の異常な就労形態も「そういうもの」と思い込んでしまう。
そして真面目な人間ほど「自分の責任である」と思い込み、さらに自分を追い込んでしまう。
体調を崩し、精神を病んでしまう。
別の問題で「引き篭もり」があるのだが、大きな原因と言うか切っ掛けの中で「学生時代のイジメ」と並んで多いのが、「社会に出て普通に働いていたのにブラック企業に入ってしまい心身を疲弊して引き篭もってしまう事例」が散見される。
つまり「ブラック企業」と「引き篭もり」は「原因」と「結果」の関係にあるのだ。
ということは、ブラック企業を撲滅することは引き篭もりを減らすことにも繋がるということになるだろう。
しかし、前述のように「法制度」が穴だらけのために企業のブラック化を防ぐよりも逆に促進してしまっている。
時代劇の喩えではないが「水戸黄門」で言うなら善人さん(社員)を苦しめる悪代官(企業)をのさばらせない黄門様(日本国)が必要ということである。
黄門様が悪代官に味方する水戸黄門など誰も観たくはないだろう。
2012年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
<評価できる点>
1.労働相談の実践を踏まえ、過酷な労働条件に泣き寝入りするしかない状況が
どのように引き起こされているのかを示している点。
2.もしも過酷な労働実態に陥った際にどう対処すれば良いかが示されている点。
3.「『違法行為』だけでブラック企業を定義しようとすると、
『昔から日本企業はブラック企業だ』という結論にしかならない」と書いているように、
過酷な労働状況が昨今になって登場してきた現象ではない、と前提認識している点。
4.「ブラック企業」を生み出している「社会構造こそが問題の本質」と言い、
構造的な問題を問う姿勢がある点。
<残念な点>
5.上記4でいう、なぜ「ブラック企業」という現象が生じているのか、
という構造的な問題解明・説明が示せていない点。
なぜ、「ブラック企業」はブラック企業化してしまっているのか?
せっかく有名大学の社会学(社会科学)博士課程に在籍しているのだから、
企業がブラック企業化してしまう社会構造を浮き彫りにしてほしかった。
もしくは伝統的な「日本的雇用」が崩れてきた歴史的・構造的説明がほしかった。
結局“ブラック企業悪者説”に堕してしまっている印象は否めない。
6.他のレビューにもあるように、実名とイニシャルの使い分けの意図が不明確であることに表れているように、
全体的に“精緻さ”に欠ける点。
(例:ある労務士のホームページに○○との記載があったが、とんでもない!と反対の旨を述べている個所があるが、
“あるホームページ”を引き合いに出して批判する、という記述の仕方は例証性の不確かさを疑われても仕方ありません。
少なくともホームページのアドレスくらいは載せてほしいし、そのような社会保険労務士が全体の何%にあたるのか。。)
7.筆者の論理に都合の悪い点については、()書きなどで控えめに言及し、
都合の良い点については非常に強調されていて、中立性に欠ける点。
(例:固定残業代制の不当性についてや、弁護士・労務士がブラック仕業化しているという主張について。
筆者が控えめに書いている通り、固定残業代制そのものは違法でも不当でもありませんよ。)
8.読者層をどこに想定しているのか不明確。一般労働者向けにしては難しく、専門者向けにはライトすぎる印象。
<総評>
筆者プロフィールによると、1983年生まれ。
その若さにしてこれだけの実践(労働相談等)と迫力ある議論の展開は、筆者の才能を感じさせます。
ただ、筆者が目指したような、他のブラック企業論とは一線を画すような仕上がりにはなっていない印象です。
また、そもそもの切り口が若年労働者の雇用問題にあるからかもしれないが、
「ブラック企業」論の先にある、若年労働者に限らず労働者全体が過酷な労働条件にある、という議論や、
資本主義体制そのものへと根本的問題を追及する姿勢が欲しかった、というのが私的な感想です。
「ブラック企業」という“新しい用語”の裏に、資本主義社会の普遍性をみてほしかった。
1.労働相談の実践を踏まえ、過酷な労働条件に泣き寝入りするしかない状況が
どのように引き起こされているのかを示している点。
2.もしも過酷な労働実態に陥った際にどう対処すれば良いかが示されている点。
3.「『違法行為』だけでブラック企業を定義しようとすると、
『昔から日本企業はブラック企業だ』という結論にしかならない」と書いているように、
過酷な労働状況が昨今になって登場してきた現象ではない、と前提認識している点。
4.「ブラック企業」を生み出している「社会構造こそが問題の本質」と言い、
構造的な問題を問う姿勢がある点。
<残念な点>
5.上記4でいう、なぜ「ブラック企業」という現象が生じているのか、
という構造的な問題解明・説明が示せていない点。
なぜ、「ブラック企業」はブラック企業化してしまっているのか?
せっかく有名大学の社会学(社会科学)博士課程に在籍しているのだから、
企業がブラック企業化してしまう社会構造を浮き彫りにしてほしかった。
もしくは伝統的な「日本的雇用」が崩れてきた歴史的・構造的説明がほしかった。
結局“ブラック企業悪者説”に堕してしまっている印象は否めない。
6.他のレビューにもあるように、実名とイニシャルの使い分けの意図が不明確であることに表れているように、
全体的に“精緻さ”に欠ける点。
(例:ある労務士のホームページに○○との記載があったが、とんでもない!と反対の旨を述べている個所があるが、
“あるホームページ”を引き合いに出して批判する、という記述の仕方は例証性の不確かさを疑われても仕方ありません。
少なくともホームページのアドレスくらいは載せてほしいし、そのような社会保険労務士が全体の何%にあたるのか。。)
7.筆者の論理に都合の悪い点については、()書きなどで控えめに言及し、
都合の良い点については非常に強調されていて、中立性に欠ける点。
(例:固定残業代制の不当性についてや、弁護士・労務士がブラック仕業化しているという主張について。
筆者が控えめに書いている通り、固定残業代制そのものは違法でも不当でもありませんよ。)
8.読者層をどこに想定しているのか不明確。一般労働者向けにしては難しく、専門者向けにはライトすぎる印象。
<総評>
筆者プロフィールによると、1983年生まれ。
その若さにしてこれだけの実践(労働相談等)と迫力ある議論の展開は、筆者の才能を感じさせます。
ただ、筆者が目指したような、他のブラック企業論とは一線を画すような仕上がりにはなっていない印象です。
また、そもそもの切り口が若年労働者の雇用問題にあるからかもしれないが、
「ブラック企業」論の先にある、若年労働者に限らず労働者全体が過酷な労働条件にある、という議論や、
資本主義体制そのものへと根本的問題を追及する姿勢が欲しかった、というのが私的な感想です。
「ブラック企業」という“新しい用語”の裏に、資本主義社会の普遍性をみてほしかった。
2013年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らないということはおそろしいですねぇ。
60代の私ははじめて「ブラック企業」なるものの存在を知りました。
サラリーマン生活を9年続けて、その後独立し、ほとんど自営業でしたから、気づかなかったのです。
ところが、私が皆さんと行なっている勉強会で、昨年春、勉強会の常連の方から、「うちの会社はブラック企業なんですよ」と聞いていました。
「ブラック企業? なんだろう」と記憶の片隅に残っていたのです。
じつはこの40代後半の男性には、勉強会で3度、同じ話を皆さんにしていただいています。
勉強会というのは、丹田呼吸法の正心調息法、らくらく毛管運動、不動真言の高速音読などの実習を行なっています。それによって、心身のパワーがぐんと増し、仕事運、開運につながるので、毎回、皆さんと楽しく行なっています。
この男性の方は、日々のワークを始めてすぐに、「夫婦でラスベガス旅行が当たりました。ぼくは行けませんから、良かったら行ってください」と驚くべき申し出をしてこられた方です。
私も仕事が忙しく、お気持ちだけありがたくいただきました。
この男性の仕事運は、いわゆるブラック企業で、社員がどんどん辞めてゆき、入れ替わってゆくなかで10年以上正社員でいるということだけではありません。
じつは2人の上司から徹底的にいじめられていたのです。
しかし、もともとタフなので、平気な顔で勤務していました。
ところが、です。上司が変化したのです。
驚くべき実話なので、勉強会で3度も語っていただきました。
「いままで、ぼくを無視して、何か指示する時は、同僚を通じて行なっていたのが、突然、Yちゃんとちゃん付けで呼ぶようになったのです」
本人がびっくりしたくらいの変化なのです。
以来、上司とも社長ともいい関係だそうです。
いったい、何が変化したのでしょうか?
正心調息法で丹田にエネルギーが満ちるようになったこと、らくらく毛管運動によって体温がアップし、オーラも輝くようになったこと(ちなみにこの男性はオーラが見えます)、それに「祓い」のパワーが抜群の不動真言の高速音読によって精神力がつちかわれたこと。
説明すればこうなりますが、この男性を見たことのない人にはなかなか理解できないことだと思います。
私が思うのは、どんなブラック企業であれ、職場に明るさ、元気さをもたらす社員は絶対に大事にするに違いないということです。
そういう社員は働きもの(はたを楽にする=はたらく)ですし、陽気なので上司も気分が良くなるのだと思います。実際、この男性はたいへん陽気です。
私も友人や知人から、職場のいじめ、上司からのいじめの話をしばしば聞いて来ましたが、本書ほどひどい状態とは知りませんでした。
しかし、これは学校のいじめ、夫婦間のいじめにも共通の問題でしょうね。
解決策は、すぐには見つからないと思います。
でも、ひとつ言えることは、いじめっ子、いじめ上司、いじめ夫に負けないパワーをつちかうことでしょう。
自分を鍛えること。
正心調息法やらくらく毛管運動、不動真言の高速音読は、かなり楽なパワーアップの方法です。
うつの気分にも相当効果があります。
私は1994年に塩谷信男医学博士から正心調息法を直伝されて19年間、毎日続けてきました。
その効果は、身を持って体験してきましたので、良かったらお試しください。
最後に、いつも勉強会でお話することですが、「死にたい、死にたい、死にたい」と悩みぬいている、その瞬間ですら、私たちは「呼吸」しています。
息を吸っています。
息を止めて自殺はできません。
この息=呼吸は、神様から授かった「命」を存続させるためにある、私たちに本来備わった機能だと思います。
つまり、息をしている=生かされている。
ですから、呼吸を変えることで、丹田にエネルギーを満たせば、生命力にあふれ、いじめに負けない心身がつちかえると思うのです。
若い世代の人たちに、こういう方法もあるということを知ってほしいですね。
60代の私ははじめて「ブラック企業」なるものの存在を知りました。
サラリーマン生活を9年続けて、その後独立し、ほとんど自営業でしたから、気づかなかったのです。
ところが、私が皆さんと行なっている勉強会で、昨年春、勉強会の常連の方から、「うちの会社はブラック企業なんですよ」と聞いていました。
「ブラック企業? なんだろう」と記憶の片隅に残っていたのです。
じつはこの40代後半の男性には、勉強会で3度、同じ話を皆さんにしていただいています。
勉強会というのは、丹田呼吸法の正心調息法、らくらく毛管運動、不動真言の高速音読などの実習を行なっています。それによって、心身のパワーがぐんと増し、仕事運、開運につながるので、毎回、皆さんと楽しく行なっています。
この男性の方は、日々のワークを始めてすぐに、「夫婦でラスベガス旅行が当たりました。ぼくは行けませんから、良かったら行ってください」と驚くべき申し出をしてこられた方です。
私も仕事が忙しく、お気持ちだけありがたくいただきました。
この男性の仕事運は、いわゆるブラック企業で、社員がどんどん辞めてゆき、入れ替わってゆくなかで10年以上正社員でいるということだけではありません。
じつは2人の上司から徹底的にいじめられていたのです。
しかし、もともとタフなので、平気な顔で勤務していました。
ところが、です。上司が変化したのです。
驚くべき実話なので、勉強会で3度も語っていただきました。
「いままで、ぼくを無視して、何か指示する時は、同僚を通じて行なっていたのが、突然、Yちゃんとちゃん付けで呼ぶようになったのです」
本人がびっくりしたくらいの変化なのです。
以来、上司とも社長ともいい関係だそうです。
いったい、何が変化したのでしょうか?
正心調息法で丹田にエネルギーが満ちるようになったこと、らくらく毛管運動によって体温がアップし、オーラも輝くようになったこと(ちなみにこの男性はオーラが見えます)、それに「祓い」のパワーが抜群の不動真言の高速音読によって精神力がつちかわれたこと。
説明すればこうなりますが、この男性を見たことのない人にはなかなか理解できないことだと思います。
私が思うのは、どんなブラック企業であれ、職場に明るさ、元気さをもたらす社員は絶対に大事にするに違いないということです。
そういう社員は働きもの(はたを楽にする=はたらく)ですし、陽気なので上司も気分が良くなるのだと思います。実際、この男性はたいへん陽気です。
私も友人や知人から、職場のいじめ、上司からのいじめの話をしばしば聞いて来ましたが、本書ほどひどい状態とは知りませんでした。
しかし、これは学校のいじめ、夫婦間のいじめにも共通の問題でしょうね。
解決策は、すぐには見つからないと思います。
でも、ひとつ言えることは、いじめっ子、いじめ上司、いじめ夫に負けないパワーをつちかうことでしょう。
自分を鍛えること。
正心調息法やらくらく毛管運動、不動真言の高速音読は、かなり楽なパワーアップの方法です。
うつの気分にも相当効果があります。
私は1994年に塩谷信男医学博士から正心調息法を直伝されて19年間、毎日続けてきました。
その効果は、身を持って体験してきましたので、良かったらお試しください。
最後に、いつも勉強会でお話することですが、「死にたい、死にたい、死にたい」と悩みぬいている、その瞬間ですら、私たちは「呼吸」しています。
息を吸っています。
息を止めて自殺はできません。
この息=呼吸は、神様から授かった「命」を存続させるためにある、私たちに本来備わった機能だと思います。
つまり、息をしている=生かされている。
ですから、呼吸を変えることで、丹田にエネルギーを満たせば、生命力にあふれ、いじめに負けない心身がつちかえると思うのです。
若い世代の人たちに、こういう方法もあるということを知ってほしいですね。
2017年2月7日に日本でレビュー済み
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ブラック企業を生み出したのは皮肉にも、温情あふれるイメージの日本型雇用である。終身雇用や年功序列の利益が薄れ、厳しい指揮命令という代償だけがのしかかる。著者はその病巣を正しく認識しながら、なぜか対症療法しか語らない。
長期の雇用を維持するには、社員に命令できる業務内容や業務時間が柔軟でなければならない。そうすれば業務の拡大・縮小に配置転換や労働時間の延長で対応し、解雇せずに済む。その代わり、理不尽な命令がまかり通るリスクも高まる。
著者は、ブラック企業対策に必要なのは「日本型雇用からの脱却」と正しく述べる。それなら求めるべきは、不況時解雇の基準があいまいな労働契約法の改正や、金銭賠償による解雇の容認などだろう。ところがそうした本筋の提案はない。
代わりに著者が提案するのは、労働時間規制、過労死防止基本法の制定、過労死や鬱病を出した企業に対する厳罰、雇用保険制度の拡充、公的な職業訓練実施……。これらは日本型雇用からの脱却とは関係ない。単なる対症療法でしかない。
病巣を放置し規制ばかり強化しても、ブラック企業はなくならない。それどころか企業の雇用コストを高め、労働者から就業の機会を奪う。生産コストを高め、物価を押し上げ、貧困層を苦しめる。なぜ正しい処方を避けるのか、不可解だ。
長期の雇用を維持するには、社員に命令できる業務内容や業務時間が柔軟でなければならない。そうすれば業務の拡大・縮小に配置転換や労働時間の延長で対応し、解雇せずに済む。その代わり、理不尽な命令がまかり通るリスクも高まる。
著者は、ブラック企業対策に必要なのは「日本型雇用からの脱却」と正しく述べる。それなら求めるべきは、不況時解雇の基準があいまいな労働契約法の改正や、金銭賠償による解雇の容認などだろう。ところがそうした本筋の提案はない。
代わりに著者が提案するのは、労働時間規制、過労死防止基本法の制定、過労死や鬱病を出した企業に対する厳罰、雇用保険制度の拡充、公的な職業訓練実施……。これらは日本型雇用からの脱却とは関係ない。単なる対症療法でしかない。
病巣を放置し規制ばかり強化しても、ブラック企業はなくならない。それどころか企業の雇用コストを高め、労働者から就業の機会を奪う。生産コストを高め、物価を押し上げ、貧困層を苦しめる。なぜ正しい処方を避けるのか、不可解だ。